留学・ワーホリの長期滞在では、「海外eSIM(または現地SIM)をメイン回線、モバイルWiFiを予備」に据える組み合わせが基本です。eSIMはスマホ1台で完結し、日本の電話番号を維持したままデータ通信だけを海外用に切り替えられます。一方、パソコンなど複数端末でネットを使いたいときや、通信障害時の保険にはモバイルWiFiが役立ちます。最適な組み合わせは滞在期間・人数・データ量によって変わるため、本記事では3つの組み合わせパターンと選び方5項目を具体的に解説します。
「現地に着いた瞬間からスマホでネットを使いたいのに、通信の準備を何から始めればいいのか分からない」。留学やワーキングホリデーを控えた方なら、一度はこんな不安を感じますよね。
地図アプリ、現地の友人やホストファミリーとの連絡、日本の家族とのビデオ通話、学校やバイト先からのSMS認証。海外での生活は、想像以上にスマホ頼みです。
ところが通信手段を調べ始めると、「現地SIM」「海外eSIM」「WiFiレンタル」「ローミング」と選択肢が次々に出てきて、どれが自分に合うのか迷ってしまいます。さらに長期滞在になると、料金・データ容量・日本の電話番号維持といった条件も絡み、短期旅行とは選び方そのものが変わってきます。
結論からいうと、長期滞在では「1つの手段に絞る」より「eSIMとWiFiを組み合わせる」のが失敗しにくい考え方です。メイン回線で日々の通信をまかない、いざというときの保険を別に持っておく。この発想を押さえるだけで、選択肢の多さに振り回されなくなります。
この記事では、留学・ワーホリの通信手段4種類の違いから、長期滞在で本当に使えるeSIM × WiFiの組み合わせパターン、失敗しない選び方の5チェックポイント、渡航前の準備手順までを、通信にくわしくない方にも分かるように順番に解説します。読み終えるころには、自分の滞在スタイルに合った通信プランがイメージできるはずです。
ワーホリ・留学の通信手段は4種類|まず全体像を知ろう
留学・ワーホリで使える通信手段は、大きく分けて「現地SIM」「海外eSIM」「海外WiFiレンタル(モバイルWiFi)」「日本のキャリアのローミング」の4種類です。短期旅行ならどれか1つでも十分ですが、数ヶ月〜1年以上の長期滞在では、料金・日本の電話番号維持・通信の安定性をすべて満たす「単独の正解」はほぼありません。そこで長期滞在では、メイン回線(eSIMまたは現地SIM)に予備(モバイルWiFi)を足す組み合わせが現実的な選択になります。まずはこの4種類が「何で・いくらで・いつから使えるのか」をざっくり押さえておくと、自分に合うプランが選びやすくなります。
留学・ワーホリで使える通信手段の選択肢
留学・ワーホリの通信手段とは、現地でスマホをインターネットにつなぐための回線の調達方法のことです。代表的なのは次の4つです。
※ローミングとは、契約中のキャリアの回線を、提携する海外の通信事業者の電波経由で使える仕組みのことです。手軽な反面、長期滞在では費用がかさみやすい点に注意が必要です。
長期滞在では「1つに絞る」より「組み合わせ」が基本になる理由
短期旅行なら、4つのうちどれか1つを選べば事足ります。しかし数ヶ月〜1年以上の長期滞在になると、話は変わります。1つの手段だけでは、料金・安定性・日本の電話番号維持のどこかに必ず弱点が出てくるからです。
たとえば現地SIMは長期のコストに強い一方、到着直後は手元に回線がありません。eSIMは到着後すぐ使えて番号も維持できますが、パソコンなど複数端末を同時に使うには向きません。だからこそ、強みの異なる手段を重ねて弱点を打ち消すのが長期滞在の基本戦略になります。
4つの通信手段 比較表
4種類の特徴を、長期滞在で重視したい項目で並べると次のようになります。料金感や対応状況は渡航先の国・時期・サービスによって変わるため、目安としてご覧ください。
| 手段 | 長期の料金感 | 到着後すぐ使えるか | 日本番号の維持 | 向いている使い方 |
|---|---|---|---|---|
| 現地SIM | 安い傾向(長期ほど有利) | △ 現地での購入・開通が必要 | △ 差し替え時は要デュアルSIM | 長期メイン回線・コスト最優先 |
| 海外eSIM | プラン次第(長期向けあり) | ◎ 渡航前設定で到着後すぐ | ◎ データのみ切替で維持可 | 到着直後〜メイン回線・身軽重視 |
| モバイルWiFi | 割高傾向(複数人で割れば緩和) | ○ 受け取れていればすぐ | ◎ SIMはそのまま | 複数端末・複数人・予備回線 |
| ローミング | 割高(1日課金が主流) | ◎ 設定のみ | ◎ そのまま | 到着直後のつなぎ・短期間 |
※料金感・対応は2026年6月時点の一般的な傾向です。実際の料金・対応国は各サービスの公式情報をご確認ください。
表を見ると、「到着後すぐ+番号維持」に強いeSIMと、「複数端末・予備」に強いモバイルWiFiが、それぞれ別の弱点を補い合えることが分かります。これが、次章以降で解説する「eSIM × WiFiの組み合わせ」が長期滞在で支持される理由です。
留学・ワーホリにeSIMが向いている理由とは?現地SIMとの違い
留学・ワーホリにeSIMが向いている理由は、渡航前に設定できて到着後すぐ使え、日本の電話番号を維持したままデータ通信だけを海外用に切り替えられるからです。現地SIMとの最大の違いは、物理的なSIMカードの差し替えが不要で、購入から設定までスマホ1台・オンラインで完結する点にあります。現地の店舗を探したり、言葉の壁に悩んだりせずに準備できるため、海外慣れしていない留学・ワーホリの初動と相性が良いといえます。一方、長期滞在でのコスト最優先なら現地SIMが有利な場面もあるため、両者の違いを理解したうえで選ぶことが大切です。
eSIMとは?仕組みを30秒で理解
eSIMとは、スマホ本体にあらかじめ組み込まれた電子的なSIMのことです。従来の物理SIMカードのように小さなチップを抜き差しする必要がなく、回線情報(プロファイル)をオンラインでダウンロードするだけで通信が使えるようになります。
大きな特徴は、1台のスマホで2つの回線を同時に持てる「デュアルSIM」運用がしやすいことです。日本のSIM(物理)を入れたまま、海外用のeSIMをもう1回線として追加すれば、日本の電話番号やSMSを残しつつ、データ通信だけを海外用に切り替えられます。
- ✓SIMカードの抜き差しが不要で、紛失リスクがない
- ✓オンラインで購入・設定できるので、日本にいるうちに準備が完了する
- ✓日本の番号を残したまま、海外用データ回線を追加できる
- ✓利用には「eSIM対応端末」と、多くの場合「SIMロック解除」が必要
現地SIM・海外eSIM・ローミングはどう違う?
同じ「海外でネットを使う方法」でも、現地SIM・海外eSIM・ローミングは準備の手間も向いている使い方も異なります。違いを表で整理しました。
| 項目 | 現地SIM | 海外eSIM | ローミング |
|---|---|---|---|
| 準備の場所 | 現地で購入・開通 | 日本でオンライン完結 | 日本で設定のみ |
| SIMの差し替え | 必要 | 不要 | 不要 |
| 日本番号の維持 | 差し替えると不可(要デュアルSIM) | 維持しやすい | そのまま維持 |
| 長期の費用感 | 安い傾向 | プラン次第 | 割高になりやすい |
| 言葉の壁 | 現地手続きであり得る | 日本語で完結しやすい | なし |
※費用感は一般的な傾向です。国・サービス・プランにより異なります。
eSIMのメリット・デメリット
- 渡航前に設定でき、到着後すぐに通信が使える
- 日本の電話番号・SMSを維持したままデータを切り替えられる
- SIMカードがないので紛失や入れ替えの手間がない
- 購入から開通まで日本語・オンラインで完結しやすい
- eSIM対応端末でないと利用できない
- 多くの場合SIMロック解除が必要になる
- 多くがデータ通信専用で、現地の電話番号は付与されない
- 初回設定にWi-Fi環境(空港やホテル等)が必要
eSIM向きの人・現地SIMが向いている人
eSIMと現地SIMは、どちらが優れているという話ではなく、滞在スタイルによって向き不向きが分かれます。判断の目安は次のとおりです。
- 到着した瞬間からネットを使いたい人
- 日本の電話番号やSMS認証を残したい人
- 現地での契約手続きや言葉の壁を避けたい人
- eSIM対応スマホを使っている人
- 1年以上の滞在でコストを最優先したい人
- 現地の電話番号で通話やSMSを使いたい人
- eSIM非対応の端末を使っている人
- 現地での手続きに抵抗がない人
このように、留学・ワーホリの初動と「日本番号の維持」を重視するならeSIMが有力です。そのうえで、長期のコストや現地番号が必要な場面を、現地SIMやモバイルWiFiで補うと弱点を埋められます。次章では、その具体的な組み合わせパターンを見ていきます。
長期滞在でおすすめのeSIM × WiFi組み合わせパターン3選
長期滞在でおすすめのeSIM × WiFi組み合わせは、①海外eSIMメイン+緊急用WiFi、②現地SIM/eSIMメイン+到着直後だけ海外eSIM、③モバイルWiFi常時+日本番号維持eSIMの3パターンです。短〜中期で身軽さを優先するなら①、1年前後の長期でコストを最優先するなら②、パソコン作業や複数人でのシェアが多いなら③が向いています。どのパターンも「メイン回線で日々の通信をまかない、別の手段で弱点を補う」という考え方は共通です。自分の滞在期間・人数・データ量に当てはめて選んでみてください。
パターン①:海外eSIMメイン+緊急用WiFi(短〜中期・身軽重視)
スマホ1台で完結させたい人に最も合うのが、海外eSIMを主回線にするパターンです。普段の通信はeSIMでまかない、通信障害や圏外、複数端末が必要な場面に備えて短期のモバイルWiFiを予備として用意します。
| 基本構成 | 主回線=海外eSIM/予備=必要なときだけモバイルWiFi |
| 向く滞在 | 〜半年程度の語学留学・短中期ワーホリ |
| 人数 | 基本1人 |
| 日本番号 | 維持しやすい(データのみ海外用に切替) |
| コスト感 | 中。荷物が最小で済む |
- 荷物や充電の手間を増やしたくない人
- 到着した瞬間からスマホでネットを使いたい人
- 通信はスマホ中心で、たまにしかPCを使わない人
パターン②:現地SIM/eSIMメイン+到着直後だけ海外eSIM(長期・コスト重視)
1年前後の長期滞在でトータルコストを最優先するなら、このパターンが軸になります。到着直後の数日〜数週間だけ海外eSIMでつなぎ、生活が落ち着いたら割安な現地のプラン(現地SIMまたは現地eSIM)に乗り換えてコストを下げる考え方です。
到着初日は、現地SIMの契約に必要な住所や口座がまだ整っていないことも多いもの。「最初のつなぎ」を海外eSIMが担うことで、空白の時間を作らずにスムーズに長期回線へ移行できます。
| 基本構成 | 到着直後=海外eSIM/落ち着いたら=現地SIM・現地eSIMに移行 |
| 向く滞在 | 1年前後〜の長期ワーホリ・正規留学 |
| 人数 | 基本1人 |
| 日本番号 | 現地SIM差し替え時はデュアルSIMで維持 |
| コスト感 | 長期トータルで最安級 |
- 1年以上の滞在で通信費をできるだけ抑えたい人
- 現地の電話番号で通話やSMSも使いたい人
- 到着後の手続きに少し手間をかけてもよい人
パターン③:モバイルWiFi常時+日本番号維持eSIM(複数人・データ大量)
パソコンでのオンライン授業や在宅ワークが多い人、家族やパートナーと一緒に渡航する人には、モバイルWiFiを常時持つパターンが便利です。1台のWiFiでスマホ・PC・タブレットを同時につなげるため、複数端末・複数人での利用に強いのが特徴です。
スマホ側は日本番号を残せるeSIM(またはSIM)を入れておけば、SMS認証や緊急連絡も問題ありません。限界突破WiFiのように海外でもそのまま使えるモバイルWiFiなら、渡航のたびにレンタルを手配する手間も省けます。
| 基本構成 | 常時=モバイルWiFi/スマホ=日本番号維持のeSIM・SIM |
| 向く滞在 | 期間問わず。家族・カップル・ルームシェア |
| 人数 | 複数人、または1人でデータ大量 |
| 日本番号 | 維持できる(スマホのSIMはそのまま) |
| コスト感 | 1人だと割高/複数人で割れば割安に |
- PCでオンライン授業や在宅ワークをする人
- 家族・パートナー・友人と通信をシェアしたい人
- 動画視聴やビデオ通話などデータ使用量が多い人
滞在期間×人数別 おすすめ早見表
3つのパターンを、滞在期間と人数・用途で整理すると選びやすくなります。迷ったときの目安にしてください。
| 滞在スタイル | おすすめパターン | 理由 |
|---|---|---|
| 〜半年・1人・スマホ中心 | パターン① | 身軽でコスパと手軽さのバランスが良い |
| 1年前後・1人・コスト最優先 | パターン② | 長期トータルで最も安く抑えやすい |
| 複数人・家族・データ大量 | パターン③ | 1台で複数端末をまかなえ割り勘で割安に |
| PC作業が多い・1人 | パターン①+WiFi or ③ | PC通信量しだいでWiFi常時持ちが安心 |
※あくまで一般的な目安です。渡航先の通信事情やデータ使用量によって最適な組み合わせは変わります。
どのパターンを選ぶ場合も、共通して確認すべきポイントがあります。次章では、失敗しないeSIM・WiFiの選び方を5つのチェックポイントに整理します。
失敗しないeSIM・WiFiの選び方とは?長期滞在の5チェックポイント
留学・ワーホリ用のeSIM・WiFiは、「①滞在国に対応しているか」「②長期・大容量プランがあるか」「③日本の電話番号を維持できるか」「④端末がeSIM対応か」「⑤現地到着後すぐ使えるか」の5点で選ぶと失敗しにくくなります。短期旅行向けの感覚で選ぶと、長期では容量不足や割高、日本のSMS認証が受け取れないといったトラブルが起きがちです。逆にこの5項目を渡航前に確認しておけば、現地で「つながらない」「思ったより高い」といった事態をほぼ防げます。順番にチェックしていきましょう。
- ✓① 滞在する国・地域が対応エリアに入っているか
- ✓② 長期向けの大容量・長期間プランが用意されているか
- ✓③ 日本の電話番号を維持してSMS認証を受け取れるか
- ✓④ 自分のスマホがeSIM対応で、SIMロック解除済みか
- ✓⑤ 現地到着後すぐ使えるよう渡航前に設定できるか
① 滞在する国・地域に対応しているか
まず確認したいのが、渡航先がそのサービスの対応エリアに入っているかです。海外eSIMやモバイルWiFiは、サービスごとに使える国が決まっています。判断基準はシンプルで、公式サイトの対応国リストに自分の滞在国が明記されているかを見ればOKです。
複数国をまわるワーホリや、周辺国へ旅行する予定がある人は、1つのプランで複数国をカバーできるタイプかどうかも合わせて確認すると安心です。
② 長期・大容量プランがあるか
短期旅行用のプランは、数日〜2週間程度・少量データを前提にしていることが多く、長期滞在ではすぐに容量が足りなくなります。30日単位や大容量・無制限系のプランが用意されているかを必ず確認しましょう。
判断の目安として、SNSや地図中心なら月3〜10GB程度、動画視聴やビデオ通話が多いなら月20GB以上や無制限が候補になります。自分の1日の使い方からひと月の使用量をざっくり見積もると、プラン選びがぶれません。
③ 日本の電話番号を維持できるか(SMS認証問題)
見落としがちですが、長期滞在で意外と困るのが日本の電話番号あてのSMS認証です。銀行・キャリア・各種アプリのログインで、日本番号へのSMSコードを求められる場面は少なくありません。
海外eSIMの多くはデータ通信専用で、日本のSIMを残したままデータだけを切り替える使い方なら番号を維持できます。一方、現地SIMに物理的に差し替えると日本のSIMが抜けてしまうため、デュアルSIM対応端末で日本SIMを残すといった工夫が必要です。
- ✕渡航直前に日本の番号を解約し、SMS認証が受け取れなくなる
- ✕現地SIMに差し替えたら日本番号が使えず、銀行ログインで詰まる
- ✕番号維持の方法を決めずに出発し、現地で慌てて対応する
④ 端末がeSIM対応か(対応端末の確認方法)
eSIMを使うには、スマホがeSIMに対応していることが前提です。あわせて、海外で別の回線を使うにはSIMロックが解除されている必要があります。
確認方法はかんたんです。iPhoneなら設定アプリの「一般」→「情報」でeSIMやEID(eSIMの識別番号)の表示があるか、Androidなら設定の検索窓で「eSIM」を調べると分かります。各サービスの「動作確認端末一覧」で自分の機種を探すのが最も確実です。
なお、総務省のルールにより、2021年10月以降に発売された端末は原則としてSIMロックがかかっていません(出典:総務省)。それ以前に購入した端末は、契約中のキャリアでSIMロック解除の手続きが必要になる場合があります。
⑤ 現地到着後すぐ使えるか(渡航前設定の可否)
長期滞在ほど、到着初日の通信は重要です。空港からの移動、配車アプリ、ホストファミリーや学校への連絡など、着いた瞬間からネットが必要な場面が続きます。
海外eSIMの多くは、日本にいるうちにプロファイルを設定しておき、現地で回線をオンにするだけで使えます。判断基準としては、「渡航前に設定まで完了できるか」「現地で複雑な操作が不要か」を確認しておくと、到着直後の通信の空白を避けられます。
X GLOBAL SIMがおすすめ!
X GLOBAL SIMは、eSIM対応スマホに海外用プロファイルを入れるだけで世界各国でデータ通信ができる海外eSIMサービスです。Wi-Fiルーターのレンタルや物理SIMの差し替えは不要で、日本の電話番号を維持したままデータ通信だけを海外用に切り替えられます。購入から設定までオンラインで完結するので、渡航前に準備を済ませて到着後すぐに使い始められます。まずは公式サイトで、対応国やプラン内容を確認してみてください。
5つのチェックポイントを押さえたら、あとは渡航前の準備を進めるだけです。次章では、出発前にやっておくべき通信準備の手順を具体的に解説します。
渡航前にやるべき通信準備の手順|eSIM設定とWiFi手配
渡航前の通信準備は、「①対応端末とSIMロック解除の確認 → ②eSIMやWiFiの申し込み・購入 → ③渡航前のeSIM設定 → ④現地で回線をオンにする」の流れで進めます。とくにeSIMは日本にいるうちに設定まで済ませておけば、現地到着後は回線をオンにするだけで使えます。モバイルWiFiは受け取りのタイミングを出発前に合わせるのがポイントです。出発直前に慌てないよう、遅くとも渡航の1〜2週間前から準備を始めておくと安心です。
渡航前チェックリスト(出発前にやること)
まずは出発前に済ませておくべきことを整理します。順番に確認していけば、準備の抜け漏れを防げます。
- ✓スマホがeSIM対応か、SIMロックが解除されているかを確認
- ✓滞在国に対応した海外eSIM・WiFiを選んで申し込む
- ✓日本の電話番号の維持方法を決めておく(SMS認証対策)
- ✓Wi-Fi環境のあるうちにeSIMプロファイルを設定しておく
- ✓WiFiレンタルは受け取り日を出発日に合わせて手配
eSIM設定の流れ(渡航前にやること・現地でやること)
eSIMの設定は、渡航前にやることと現地でやることに分けて考えると分かりやすいです。基本の流れは次の4ステップです。
1
滞在国に対応したeSIMをオンラインで申し込み、データプランを購入します。eSIM対応端末・SIMロック解除済みであることを事前に確認しておきます。
2
案内に従って、QRコードの読み取りや画面の指示でeSIMプロファイルを追加します。プロファイルのダウンロードにはWi-Fi等のネット接続が必要なので、日本にいるうちに済ませておきます。
3
日本のSIMとeSIMのどちらでデータ通信するかを設定します。出発までは日本のSIMをメインにしておき、海外用eSIMはオフのまま準備だけ整えておくとスムーズです。
4
到着後、海外用eSIMのデータ通信(とデータローミング)をオンにすれば利用開始です。つながらないときは、機内モードのオン/オフを一度切り替えてみてください。
※機種やOSのバージョンによって画面表示や操作手順は異なります。設定で迷ったら、利用するサービスの公式の設定ガイドを確認するのが確実です。
モバイルWiFiの手配タイミングと受け取り方
モバイルWiFiを使う場合は、受け取りのタイミングがポイントです。レンタル型は自宅への配送か空港カウンターでの受け取りが一般的で、出発日に間に合うよう数日前から手配しておく必要があります。
一方、限界突破WiFiのようにクラウドSIM技術で海外でもそのまま使えるタイプなら、現地で電源を入れるだけで自動的に最適な回線につながります。渡航のたびにレンタルを申し込み直す手間がない点も、長期滞在や複数回の渡航と相性が良いといえます。
現地でつながらないときのトラブル対処
準備していても、現地で「圏外のまま」「データが使えない」となることはあります。あわてず、次の順番で確認すれば多くは解決します。
※APNとは、スマホをインターネットにつなぐための接続先情報のことです。多くは自動設定されますが、つながらないときは手動設定が必要な場合があります。
なお、通信の準備とあわせて、外務省の海外安全情報の確認や「たびレジ」への登録もしておくと、現地での緊急時に役立ちます(出典:外務省 海外安全ホームページ)。
限界突破WiFiがおすすめ!
限界突破WiFiは、クラウドSIM技術で世界でもつながるモバイルWi-Fiサービスです。利用したい国で電源を入れるだけで自動的に回線へ接続し、スマホ・パソコン・タブレットを1台でまとめてネットにつなげます。スマホのSIMはそのまま使えるので、日本の電話番号を残しつつ、複数端末や予備回線として安心して使えます。留学・ワーホリで「PC作業が多い」「家族とシェアしたい」「いざというときの保険がほしい」という方にぴったりです。
まずは公式サイトで、対応エリアや詳しいプラン内容を確認してみてください。
ここまでで、通信手段の選び方から準備までがひと通りそろいました。最後に、留学・ワーホリの通信でよく出てくる疑問をFAQ形式でまとめます。
よくある質問
-
A滞在スタイルによって変わります。到着後すぐ使いたい人や日本の電話番号を残したい人にはeSIM、1年以上の長期でコストを最優先したい人や現地の電話番号が必要な人には現地SIMが向いています。長期滞在では、到着直後の数日〜数週間だけeSIMでつなぎ、落ち着いたら割安な現地SIMに移行する組み合わせもおすすめです。
-
Aスマホ中心の使い方であれば、eSIMだけでも長期滞在は可能です。ただし、パソコンでのオンライン授業や在宅ワークが多い場合や、家族・パートナーと通信をシェアしたい場合は、1台で複数端末をまとめてつなげるモバイルWiFiを併用すると快適です。自分のデータ使用量と使う端末の数で判断しましょう。
-
A維持できます。海外eSIMの多くはデータ通信専用なので、日本のSIMを残したままデータ通信だけを海外用に切り替えれば、日本の電話番号やSMS認証はそのまま使えます。現地SIMに物理的に差し替える場合は、デュアルSIM対応の端末で日本のSIMを残しておくのがポイントです。
-
Aすべての国で使えるわけではありません。海外eSIMはサービスごとに対応国が決まっているため、申し込み前に公式サイトの対応国リストで、自分の滞在国が含まれているかを必ず確認してください。複数国をまわる予定がある場合は、対象国をまとめてカバーできるプランがあるかも合わせてチェックすると安心です。
-
A使い方やプラン、国によって大きく変わるため一概には言えません。目安として、SNSや地図中心なら月3〜10GB程度、動画視聴やビデオ通話が多いなら月20GB以上や無制限プランが必要になり、データ量が多いほど料金は上がる傾向があります。まずは自分の1か月のデータ使用量を見積もり、長期・大容量プランの料金を公式サイトで確認するのが確実です。
-
A使えます。eSIMに対応していない端末でも、物理SIMカードタイプの現地SIM・海外SIMや、モバイルWiFiを利用すれば留学先でネットが使えます。eSIMにこだわる必要はなく、SIMカードタイプの海外SIMやモバイルWiFiレンタルを選べば問題ありません。そのために端末を買い替える必要は基本的にありません。
まとめ|留学・ワーホリは「eSIM × WiFi」の組み合わせで備えよう
留学・ワーホリの長期滞在では、通信手段を1つに絞るより、eSIM(または現地SIM)をメインに、モバイルWiFiを予備として組み合わせるのが失敗しにくい考え方です。eSIMは到着後すぐ使えて日本の番号も維持でき、モバイルWiFiは複数端末や予備回線として弱点を補ってくれます。
- ✓通信手段は「現地SIM・海外eSIM・WiFi・ローミング」の4種類
- ✓長期滞在は「メイン回線+予備」の組み合わせが基本
- ✓身軽重視は①、長期コスト重視は②、複数人・データ大量は③
- ✓選び方は「対応国・長期プラン・番号維持・端末対応・到着後すぐ使えるか」の5点
- ✓eSIMは渡航前に設定を済ませ、到着後は回線をオンにするだけ
自分の滞在期間・人数・データ量に合わせて組み合わせを選べば、現地で通信に困る心配はほとんどなくなります。出発前の準備を早めに始めて、安心して新生活をスタートさせましょう。
X GLOBAL SIMがおすすめ!
X GLOBAL SIMは、eSIM対応スマホに海外用プロファイルを入れるだけで世界各国でデータ通信ができる海外eSIMサービスです。Wi-Fiルーターのレンタルや物理SIMの差し替えは不要で、日本の電話番号を維持したままデータ通信だけを海外用に切り替えられます。購入から設定までオンラインで完結するので、渡航前に準備を済ませて、到着したその瞬間からネットを使い始められます。
まずは公式サイトで、対応国やプラン内容を確認してみてください。
