フランス旅行のネットは、日本でeSIMを設定しておけば、シャルル・ド・ゴール空港に着いてすぐ地図や配車アプリが使えます。フランスは本土人口の99%以上が良好なモバイル通信のエリア内にあり、パリの地下鉄も全線で4Gが使えます。容量は観光中心で1日0.5〜1GB、1週間で5〜7GBが目安。ロンドンやスイスにも行くなら、対象国に含まれるかを確認しましょう。
エッフェル塔、ルーヴル美術館、モン・サン・ミシェル。
フランス旅行は、パリの街歩きに日帰り旅行を組み合わせる人が多い旅です。
だからこそ、通信の準備で気になることが出てきますよね。
「パリの地下鉄で、地図は使える?」
「WiFiレンタルとeSIM、どっちがいい?」
「ユーロスターでロンドンにも行きたいけど、同じeSIMで大丈夫?」
パリでは、メトロの乗り換え、美術館の予約確認、カフェやビストロ探し、Uberでの移動など、スマホを使う場面が一日中続きます。
ネットが使えないと、移動するたびに立ち止まって迷うことになり、限られた滞在時間がもったいないですよね。
そこで便利なのが、スマホだけで完結する「eSIM」です。
SIMカードの差し替えも、WiFiルーターの受け取り・返却も不要。
日本にいるうちに設定しておけば、パリに着いた瞬間からネットにつながります。
この記事では、フランス旅行のeSIMについて、WiFiレンタルや無料WiFiとの比較、パリと地方の通信事情、ロンドンやスイスへの国境越え、日数別の容量目安、選び方と設定手順までを、はじめての方にもわかりやすく解説します。
イタリアやスペインなど複数の国を回る方は、ヨーロッパ周遊eSIMの選び方もあわせてご覧ください。
- ✓eSIM・WiFiレンタル・ローミング・無料WiFiのどれを選ぶべきか
- ✓パリの地下鉄や観光地、日帰り先の通信のつながりやすさ
- ✓ロンドン・モナコ・スイスへ足をのばすときの注意点
- ✓5日・7日・10日など、日数別に必要なGBの目安
- ✓失敗しないeSIMの選び方と、出発前〜空港到着後の設定手順
フランス旅行のネットはどうする?eSIM・WiFiレンタル・ローミング・無料WiFiを比較
フランス旅行でネットを使う方法は、主に「eSIM」「WiFiレンタル」「海外ローミング」「ホテルや街の無料WiFi」の4つです。
結論からいうと、1〜2人の旅行で、スマホがeSIMに対応しているなら、日本で準備が完結し、ルーターを持ち歩かなくてよいeSIMがもっとも手軽です。
WiFiレンタルは家族やグループで1台をシェアできる一方、受け取り・返却・毎日の充電の手間がかかり、持っている人と離れるとほかの人はネットが使えません。
海外ローミングは設定いらずですが、使い方によっては料金が高くなりやすいのが弱点です。
また、パリにはホテルやカフェ、公園などに無料WiFiもありますが、移動中は使えず、安全面にも注意が必要です。
ここでは4つの違いと、無料WiFiだけで過ごす場合の注意点、eSIMとWiFiレンタルそれぞれが向いている人を整理します。
フランスeSIMとは?
フランスeSIMとは、日本で設定しておき、到着後すぐ現地回線でデータ通信できるデジタルSIMです。
eSIM(イーシム)は、スマホ本体に内蔵された電子的なSIMのことです。
QRコードやアプリで通信プランを書き込むだけで使えるようになり、SIMカードを差し替える必要はありません。
旅行者向けのeSIMはデータ通信専用のものが一般的で、日本のSIMはそのまま残せます。
eSIMの基本から知りたい方は、はじめてのeSIM:3分で仕組み・できること・始め方もご覧ください。
4つの通信手段を比較
フランス旅行で気になるポイントで、4つの方法を比べました。
判断基準は「移動中も使えるか」「手間」「何人で使うか」の3つです。
| 通信手段 | 移動中も使える | 手間 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| eSIM | ◎ どこでも使える | ◎ 日本で設定して完了 | eSIM対応スマホの1〜2人旅 |
| WiFiレンタル | ◎ 端末を持ち歩けば使える | △ 受け取り・返却・充電あり | 家族・グループで1台をシェアしたい人 |
| 海外ローミング | ◎ どこでも使える | ◎ ほぼ不要 | 1〜2日のごく短い滞在 |
| ホテル・街の無料WiFi | ✕ スポットの中だけ | ◎ 不要 | ほぼホテルやカフェで過ごす人 |
eSIMとWiFiレンタルの違いをさらに詳しく知りたい方は、eSIMとポケットWi-Fiどっち?台数・稼働時間・上り速度で選ぶも参考にしてください。
パリの無料WiFiだけで過ごせる?安全面の注意
パリには無料WiFiもありますが、暗号化されていない回線では、通信の内容を盗み見られるおそれがあります。
パリでは、ホテルやカフェ、駅や公園などで無料WiFiを使える場所があります。
ただ、街を歩いている間やメトロの移動中は使えないため、地図や連絡を無料WiFiだけでまかなうのは現実的ではありません。
さらに注意したいのが安全面です。暗号化されていない公衆無線LANには、通信内容の盗聴やなりすましといったリスクが指摘されています(出典:IPA「公衆無線LAN利用に係る脅威と対策」)。
クレジットカード情報の入力やネットバンキングは、自分専用のeSIMの回線で行うほうが安心です。
- ✕鍵マークのない(暗号化されていない)WiFiで、カード情報やパスワードを入力する
- ✕名前がよく似た「なりすましWiFi」に、確認せずにつないでしまう
- ✕無料WiFiだけを頼りにして、移動中に地図が使えなくなる
eSIMが向いている人・WiFiレンタルが向いている人は?
判断基準は「スマホがeSIMに対応しているか」と「家族や仲間がずっと一緒に行動するか」です。
- eSIM対応のスマホを持っている
- 1人旅・カップル・友人同士の旅行
- 美術館やショッピングで別行動することがある
- ルーターの持ち歩き・充電・返却を避けたい
- 日本の電話番号はそのまま残したい
- 家族や仲間がずっと一緒に行動する
- タブレットやPCも含めて何台もつなぎたい
- スマホがeSIM非対応、またはSIMロックが残っている
- eSIMの設定に不安があり、端末を受け取るだけにしたい
WiFiレンタルを検討している方は、旅行・出張の短期WiFiレンタルおすすめもあわせてご覧ください。
次は、パリと地方の通信事情を見ていきましょう。
パリと地方の通信事情は?地下鉄・観光地・日帰り先のつながりやすさ
フランスは、本土の人口の99%以上が良好なモバイル通信のエリア内にあるとされ、観光で通信に困る場面は多くありません。
とくにパリは、2020年に地下鉄の全線・全駅で4Gが使えるようになっており、地下を移動しながら地図や乗り換え案内を確認できます。
ヴェルサイユ宮殿やモン・サン・ミシェルといった定番の日帰り先も、観光の中心部であれば大きく困ることは少ないでしょう。
一方で、国土の広いフランスでは、地方の農村部や山あいの道、TGVでの長距離移動の途中などで、電波が弱くなる区間もあります。
つまり、フランスでの通信の満足度は「パリ中心か、地方まで足をのばすか」で変わります。
ここでは主要キャリアと通信エリア、パリと地下鉄、日帰り先、南仏と鉄道での移動の通信事情を整理します。
なお、以下は一般的な傾向で、実際のつながりやすさは利用するeSIMの回線・時間帯・場所によって異なります。
フランスの主要キャリアと通信エリアは?
フランスでは本土人口の99%以上が、良好なモバイル通信のエリア内にあります。
フランスの主要キャリアは、Orange、SFR、Bouygues Telecom、Freeの4社です。
旅行者向けeSIMの多くは、このいずれかの回線を利用しています。
フランスの通信規制機関ARCEPによると、2025年末時点で、本土の人口の99.2〜99.6%が良好なモバイルインターネットのエリア内にあります(キャリアによって異なります。出典:ARCEP(フランス電子通信・郵便規制機関)年次報告2026「モバイル接続の概況」)。
5Gの基地局も各社で数千局規模まで増えていますが、旅行者向けeSIMで5Gが使えるかはプランや端末によって異なり、観光なら4G(LTE)でも十分快適です。
| 主要キャリア | Orange・SFR・Bouygues Telecom・Free |
| 通信エリア | 本土人口の99.2〜99.6%が良好なモバイル通信のエリア内(2025年末) |
| パリの地下鉄 | 2020年から全線・全304駅で4Gが使える |
パリ市内と地下鉄の通信事情
パリの地下鉄は2020年から、全線のトンネル・車内・304の地下駅で4Gが使えます。
パリの地下鉄を運営するRATPは2020年6月、4キャリアが共同で整備した4Gの通信網により、地下鉄のトンネル、車内、304の地下駅すべてで4Gが使えるようになったと発表しました(出典:Connectivity Technology「Paris metro is now 100% covered with LTE」)。
地下を移動中でも、地図や乗り換え案内を確認できるのは、旅行者にとって大きな安心材料です。
シャンゼリゼ通り、マレ地区、モンマルトルなどの観光エリアも、通信が安定しやすい傾向です。
ただし、ルーヴル美術館のような大きな建物の奥や地下の展示室では、電波が弱くなることもあります。
電子チケットは、入館前にスクリーンショットを撮っておくと安心です。
ヴェルサイユ・モン・サン・ミシェル・ロワールの古城など日帰り先
パリから日帰りで行けるヴェルサイユ宮殿は、パリ近郊にあり、通信が安定しやすい行き先です。
モン・サン・ミシェルも、観光の中心となる島や周辺の施設では、大きく困ることは少ないでしょう。
一方で、モン・サン・ミシェルやロワールの古城をめぐるバスツアーでは、途中の農村部で電波が弱くなる区間があります。
ツアーの集合場所や時間はスクリーンショットで残し、移動中に使う地図はオフライン保存しておきましょう。
南仏(ニース・プロヴァンス)とTGVでの移動
ニースやマルセイユなど南仏の都市部は、通信が安定しやすい傾向です。
ただし、プロヴァンスの田園地帯や、山あいの小さな村をレンタカーでめぐる場合は、場所によって電波が弱くなることがあります。
パリと地方を結ぶ高速鉄道TGVは便利ですが、長距離の移動中は、場所によって通信が途切れることがあります。
車内WiFiを用意している列車もあるので、eSIMと使い分けると安心です。
エリア別つながりやすさ早見表
| エリア | つながりやすさの傾向 | ひとこと |
|---|---|---|
| パリ市内 | 安定しやすい | 美術館の奥や地下展示室では弱まることも |
| パリの地下鉄 | 全線・全駅で4Gが使える | 移動中も地図や乗り換え案内を確認できる |
| ヴェルサイユ | 安定しやすい | パリ近郊の定番の日帰り先 |
| モン・サン・ミシェル・ロワール | 観光の中心は安定、途中の農村部は変動あり | バスツアー前に地図を保存 |
| 南仏の田園・山あいの村 | 場所によって電波が弱くなる | レンタカーで回るならオフライン地図を |
※上記は一般的な傾向をまとめたもので、実際の通信状況は利用する回線・時間帯・天候などにより異なります。
パリ中心の旅なら、地下鉄も含めて通信面の心配はほとんどいりません。
地方へのバスツアーやドライブの日だけ、少し備えておくのがポイントです。
ロンドン・モナコ・スイスへ足をのばすなら?国境越えの注意点
フランス旅行では、ユーロスターでロンドンへ、ニースからモナコへ、ジュネーブなどスイスへと、隣の国まで足をのばす人も少なくありません。
このとき気をつけたいのが、フランス用のeSIMは、基本的にフランス国内でしか使えないという点です。
とくにイギリスとスイスはEUに加盟していないため、「EU周遊」と書かれたプランでも対象外になっていることがあります。
モナコも、フランスとは別の国です。
旅程にフランス以外の国が入るなら、行く国がすべて含まれた周遊プランを選ぶか、国ごとにプランを用意しておきましょう。
また、国境付近では、スマホが隣の国の電波をつかんでしまうことがあり、プランの対象外の国につながると通信できなくなります。
ここでは、フランス単独で十分なケースと、国境を越えるときの注意点を整理します。
フランスだけならフランス単独プランで十分
旅程がフランス国内で完結するなら、フランス単独のプランで十分です。
パリ、ヴェルサイユ、モン・サン・ミシェル、ニースと、国内であればどこを回っても同じプランで使えます。
対象国が1つなので、「この国は入っているかな」と確かめる手間もありません。
日数と容量を旅程に合わせて選ぶだけで済みます。
ユーロスターでロンドンへ行くなら?
イギリスはEU外のため、フランス用のeSIMやEU周遊プランでは、対象外になっていることがあります。
パリからロンドンへは、ユーロスターで日帰りすることもできます。
ただし、イギリスはEUを離脱しているため、フランス用のeSIMはもちろん、EU周遊プランでもイギリスが対象外のことがあります。
ロンドンにも行くなら、対象国の一覧に「イギリス」が入っている周遊プランを選ぶか、イギリス用のプランを別に用意しましょう。
ロンドンに着いてからつながらないと気づいても、駅の中でプランを探すのはひと苦労です。
モナコやスイスとの国境付近で注意したいこと
ニースから近いモナコは、フランスとは別の国です。
ジュネーブやバーゼルといったスイスの都市も、フランスとの国境のすぐそばにあります。
- ✕モナコやスイスに入っても、フランス用のeSIMでは通信できないことがある
- ✕国境付近では、隣の国の電波をつかんで、急につながらなくなることがある
- ✕日本のSIM側のデータローミングがオンだと、隣の国で日本のキャリアにつながってしまうおそれがある
国境付近で急につながらなくなったら、設定の「ネットワーク選択」で、フランスのキャリアを手動で選び直すと回復することがあります。
複数の国を回る場合のプランの選び方は、ヨーロッパ周遊eSIM|複数国を1枚でつなぐ選び方と注意点で詳しく解説しています。
フランス旅行は何GB必要?日数・旅程別の容量目安
フランス旅行で必要なeSIMの容量は、地図・SNS中心の観光なら1日0.5〜1GBが目安です。
日数でみると、4泊5日で2.5〜5GB、1週間で5〜7GB、10日間で5〜10GB程度。
動画視聴やビデオ通話、テザリングをよく使う人は、この1.5〜2倍を見込んでおきましょう。
パリはメトロでの移動が多く、乗り換えのたびに地図を開きますが、地図アプリ自体は思ったほど容量を使いません。
容量を大きく左右するのは、エッフェル塔や街並みの動画の投稿、ホテルや列車での動画視聴です。
また、ホテルやカフェのWiFiを上手に併用すれば、モバイルデータの消費を抑えられます。
ここでは用途別の消費量、日数別・旅程別の目安、無制限プランが必要な人を順に解説します。
よく使うアプリのデータ消費量は?
フランス旅行で必要な容量は、観光中心なら1日0.5〜1GB、1週間で5〜7GBが目安です。
まずは、フランス旅行でよく使うアプリのデータ消費量を確認しましょう。
1日にどのアプリを何時間使うかをイメージすると、必要な容量が見えてきます。
| 用途 | データ消費量の目安 | フランスでの使用シーン |
|---|---|---|
| LINE・メッセージ(テキスト) | 1日数MB〜数十MB程度 | 同行者・家族との連絡 |
| 地図・乗り換えアプリ | 1時間あたり数十MB程度 | メトロの乗り換え、街歩き |
| 配車アプリ(Uberなど) | 1回あたり数MB程度 | 空港からホテル、夜の移動 |
| SNS(画像中心の閲覧・投稿) | 1時間あたり100〜300MB程度 | エッフェル塔やカフェの写真投稿 |
| 動画視聴(標準画質) | 1時間あたり約0.3〜0.7GB | TGVでの移動中・ホテルでの動画 |
| ビデオ通話 | 1時間あたり約0.5〜1.5GB | 日本の家族との通話 |
※消費量はアプリの設定・画質・通信環境によって変わる一般的な目安です。
日数別の必要容量早見表(5日・7日・10日)
使い方を「ライト」「標準」「ヘビー」の3タイプに分けて、日数ごとの目安をまとめました。
迷ったら、自分のタイプの目安より1つ上の容量を選ぶのが失敗しないコツです。
| 滞在日数 | ライト(0.5GB/日) 地図・LINE中心 |
標準(1GB/日) SNS投稿もする |
ヘビー(1.5〜2GB/日) 動画・ビデオ通話も |
|---|---|---|---|
| 4泊5日 | 約2.5GB | 約5GB | 約7.5〜10GB |
| 5泊7日 | 約3.5GB | 約7GB | 約10〜14GB |
| 8泊10日 | 約5GB | 約10GB | 約15〜20GB(無制限も検討) |
ほかの国の目安とも比べたい方は、海外eSIMの容量早見表|国・日数別に必要なGBが分かるも参考にしてください。
旅程別のおすすめ容量は?
同じ日数でも、日帰り旅行や国境越えの有無で選ぶべきプランは変わります。
代表的な3つの旅程で、標準的な使い方の場合の目安を整理しました。
| パリのみ(4泊5日) | 5GB前後。フランス単独プランで十分 |
| パリ+モン・サン・ミシェル日帰り(1週間) | 7GB前後。バスツアー中の動画は控えめに |
| パリ+ロンドン(1週間) | 7〜10GB。イギリスも対象に入った周遊プランが必要 |
無制限プランが必要なのはどんな人?
1日あたり2GB以上を使いそうな人や、10日以上の長い旅行の人は、無制限プランを検討する価値があります。
残りの容量を気にせず使えるため、旅の後半で節約に気をつかう必要がありません。
- ✓TGVでの移動中やホテルで動画をよく見る
- ✓エッフェル塔のライトアップなどの動画をSNSに投稿したい
- ✓日本の家族や職場とビデオ通話をする予定がある
- ✓10日以上かけてフランスを周遊する
ただし、無制限プランでも、短期間に極端に大量の通信をすると速度が調整される場合があります。
購入前に、プランの利用条件を確認しておきましょう。
X GLOBAL SIMがおすすめ!
X GLOBAL SIMは、200以上の国と地域で使えるデータ通信専用の海外eSIMサービスです。フランス単独のプランに加えて、ヨーロッパ周遊の地域プランも用意されているので、旅程に合わせて選べます。旅行中に容量が足りなくなっても、アプリから追加のデータを購入できるので安心です。
失敗しないフランスeSIMの選び方と設定手順
フランスのeSIMは、「①対応国(単独か周遊か)」「②スマホがeSIM対応か」「③容量と有効期間が旅程に合うか」「④電話番号が必要か」「⑤旅行中に追加購入できるか」の5点で選ぶと失敗しにくくなります。
フランス旅行でとくに迷いやすいのが①で、ロンドンやスイスにも行くなら、それらの国が対象に入っているかを必ず確認しましょう。
設定は、出発前に日本でeSIMをインストールし、シャルル・ド・ゴール空港に着いたら回線を切り替えてデータローミングをオンにするだけで完了します。
QRコードの読み取りまで日本のWiFi環境で済ませておけば、現地でやることは数回のタップだけです。
到着直後につながらない場合も、原因の多くは設定の問題で、機内モードのオン・オフや再起動で解決することがほとんどです。
ここでは5つのチェックポイントと、出発前から現地到着後までの手順、つながらない時の対処を順に解説します。
フランスeSIM選びの5つのチェックポイント
フランスのeSIMは、対応国・端末・容量と期間・電話番号の要否・追加購入の5点で選ぶと失敗しにくくなります。
- ✓① フランスだけなら単独プラン、ロンドンやスイスにも行くなら、その国も入った周遊プラン
- ✓② スマホがeSIM対応・SIMロック解除済みか
- ✓③ 容量と有効期間が滞在日数をカバーしているか
- ✓④ 電話番号付きが本当に必要か(データ専用で足りるか)
- ✓⑤ 旅行中に容量を追加購入できるか
②のSIMロックについては、2021年10月以降に発売されたスマートフォンは、原則としてSIMロックが設定されていません(出典:総務省「携帯電話ポータルサイト」)。
それ以前の端末を使う場合は、出発前に解除されているかを確認しておきましょう。
④の電話番号は、多くの旅行者にとって不要です。
Uberなどの配車アプリは、出発前に日本の電話番号で登録とSMS認証を済ませておけば、現地ではデータ通信だけで使えます。
1台で2つの回線を使い分ける方法は、デュアルSIM活用術で解説しています。
X GLOBAL SIMがおすすめ!
X GLOBAL SIMは、200以上の国と地域で使えるデータ通信専用の海外eSIMサービスです。フランス単独のプランとヨーロッパ周遊の地域プランから、旅程に合わせて選べます。購入から設定までオンラインで完結し、WiFiルーターの受け取り・返却や充電は不要。現地の大手キャリア回線を利用するため、パリの街歩きやメトロでの移動中も地図アプリが安定して使え、容量が足りなくなったらアプリから追加購入もできます。
まずは公式サイトで、フランスの料金プランを確認してみてください。
出発前に日本でやること
出発前の準備は4ステップです。
出発の数日前〜前日までに済ませておくと、当日あわてずに済みます。
1
設定画面にeSIMを追加する項目があるか、SIMロックが解除されているかを確認します。
2
ロンドンやスイスにも行くかを確認し、行く国がすべて対象に入ったプランを、日数に合う容量で購入します。
3
届いたQRコードを読み取るか、アプリの案内に沿ってeSIMを追加します。インストールにはネット接続が必要です。
4
配車アプリの登録、日帰り先の地図のオフライン保存、美術館や列車の電子チケットのスクリーンショットを済ませておきます。
プランの利用開始のタイミングは商品によって異なり、インストールした時点で期間が始まるタイプもあります。
iPhone・Androidの詳しい操作は、iPhoneでeSIMを最短開通とAndroidでeSIMを使いこなすで解説しています。
シャルル・ド・ゴール空港に着いたらやること
パリのシャルル・ド・ゴール空港でも、オルリー空港でも、到着後の操作は同じです。
機内モードを解除したら、次の3つを設定するだけで通信が始まります。
| 設定項目 | 海外eSIM側 | 日本のSIM側 |
|---|---|---|
| 回線のオン/オフ | オン | オンのまま(電話・SMSの受信用) |
| モバイルデータ通信に使う回線 | こちらを選ぶ | 選ばない |
| データローミング | オン | オフ(高額請求を防ぐ) |
とくに大切なのが、日本のSIM側のデータローミングをオフにしておくことです。
オンのままだと、意図せず日本のキャリアの海外ローミングで通信してしまい、高額な請求につながるおそれがあります。
つながらない時の確認手順と、出発前チェックリスト
空港に着いても通信できない場合は、次の順番で確認してみてください。
上から順に試すと、多くのケースは数分で解決します。
つながらないからといって、設定画面からeSIMを削除するのは避けましょう。
再インストールできない場合があります。詳しい原因の切り分けは海外eSIMが繋がらない時の対処法【国・機種別】で解説しています。
- ✓スマホがeSIM対応・SIMロック解除済みである
- ✓ロンドンやスイスにも行くなら、その国も対象に入ったプランを選んだ
- ✓滞在日数をカバーする容量・有効期間を選んだ
- ✓日本のWiFi環境でeSIMをインストールした
- ✓配車アプリの登録と、日帰り先の地図のオフライン保存を済ませた
- ✓美術館や列車の電子チケットをスクリーンショットで残した
- ✓外務省「たびレジ」に登録した
外務省の海外旅行登録「たびレジ」に登録しておくと、滞在先の安全情報や緊急時の連絡をメールで受け取れます(出典:外務省 海外旅行登録「たびレジ」)。
通信の準備とあわせて、出発前に済ませておきましょう。
フランスのeSIMに関するよくある質問
-
Aはい、つながります。パリの地下鉄では2020年から、全線のトンネル・車内・304の地下駅で4Gが使えるようになっています。地下を移動中でも、地図や乗り換え案内を確認できます。ただし、利用するeSIMの回線や混雑状況によって、速度が落ちることはあります。
-
A地図・LINE中心なら約3.5GB、SNSへの写真投稿もするなら約7GB、動画やビデオ通話もよく使うなら10〜14GBが目安です。ホテルやカフェのWiFiも併用すれば消費を抑えられます。迷ったら目安より1つ上の容量か、旅行中に追加購入できるプランを選ぶと安心です。
-
AスマホがeSIMに対応していて、1〜2人の旅行ならeSIMが手軽です。ルーターの受け取り・返却・充電の手間がなく、別行動しても全員がネットを使えます。家族や仲間がずっと一緒に行動し、タブレットなども含めて何台もつなぎたい場合は、WiFiレンタルも選択肢になります。
-
AイギリスはEU外のため、フランス用のeSIMやEU周遊プランでは対象外になっていることがあります。対象国の一覧に「イギリス」が入っている周遊プランを選ぶか、イギリス用のプランを別に用意しましょう。スイスやモナコに行く場合も、同じように対象国を確認しておくと安心です。
-
Aホテルやカフェ、公園などの無料WiFiは便利ですが、暗号化されていない回線では、通信の内容を盗み見られるおそれがあります。クレジットカード情報の入力やネットバンキングは、自分専用のeSIMの回線で行うほうが安心です。名前の似た「なりすましWiFi」にも注意しましょう。
-
A多くの旅行者はデータ専用eSIMで十分です。日本のSIMを残しておけば、日本の電話番号でSMS認証などを受けられます。配車アプリも出発前に日本の番号で登録しておけば、現地ではデータ通信だけで使えます。現地の番号が必要になるのは、長期滞在などに限られます。
まとめ|フランスのeSIMは「対応国×日数」で選べば失敗しない
フランス旅行のeSIMは、日本で準備を済ませておけば、空港に着いた瞬間から地図も配車アプリも使える便利な通信手段です。
パリは地下鉄も含めて通信が安定しやすく、地方へのバスツアーやドライブの日、国境を越える日だけ少し備えておけば大きく困ることはありません。
- ✓eSIM対応のスマホなら、ルーターがいらないeSIMがもっとも手軽
- ✓フランスは本土人口の99%以上が良好な通信エリア内。パリの地下鉄も全線で4Gが使える
- ✓無料WiFiは便利だが、カード情報の入力などは自分専用の回線で
- ✓ロンドン・スイス・モナコに行くなら、対象国に含まれるかを必ず確認
- ✓容量の目安は1日0.5〜1GB、1週間で5〜7GB。10日以上なら無制限も検討
行く国、日数、そして自分の使い方を当てはめれば、選ぶべきプランは自然と決まります。
この記事のチェックリストを見返して通信の準備を整え、フランスの旅を思いきり楽しんでください。
X GLOBAL SIMがおすすめ!
X GLOBAL SIMは、フランスを含む200以上の国と地域で使えるデータ通信専用の海外eSIMサービスです。フランス単独のプランとヨーロッパ周遊の地域プランから旅程に合わせて選べ、購入から設定までオンラインで完結します。日本にいるうちにインストールしておけば、シャルル・ド・ゴール空港に着いてすぐネットが使えます。現地の大手キャリア回線を利用するため、パリのメトロでの移動中も地図アプリが安定して使え、容量が足りなくなってもアプリから追加購入が可能です。
まずは公式サイトで、フランスの料金プランを確認してみてください。
Webマーケティング歴11年。SEO・コンテンツ戦略・広告運用を軸に、累計200社以上の集客改善を支援。自社でもメディア運営やWiFi関連事業を立ち上げ、光回線事業では部長として事業推進を担った経験を持つ。通信ジャンルを現場の最前線で見てきた実務家として、WiFi・SIM・光回線に関する情報を監修している。
