トルコ・エジプト・ドバイを回るなら、行く国がすべて対象に入ったeSIMを日本で設定しておくのが手軽です。3カ国とも都市部は通信が安定しやすい一方、ドバイではWhatsAppなどアプリの音声通話が使えないことがあり、エジプトの砂漠やナイル川クルーズでは電波が弱くなる区間があります。容量は観光中心で1日0.5〜1GB、10日間で5〜10GBが目安です。
カッパドキアの気球、ギザのピラミッド、ドバイのブルジュ・ハリファ。
トルコ・エジプト・ドバイは、ひとつの旅でまとめて回る人も多い人気の組み合わせです。
ただ、日本から遠く、国ごとに事情も違うため、通信の準備で迷いますよね。
「3カ国を回るなら、eSIMは何枚必要?」
「ドバイでは、LINEやWhatsAppで通話できる?」
「砂漠やナイル川のクルーズ中でもつながる?」
中東・北アフリカの旅では、配車アプリでの移動、ツアーの集合場所の確認、日本の家族への連絡など、スマホが欠かせない場面がたくさんあります。
言葉に不安がある国ほど、地図や翻訳アプリが使えるかどうかで、旅の安心感は大きく変わります。
そこで便利なのが、スマホだけで完結する「eSIM」です。
SIMカードの差し替えも、WiFiルーターの受け取り・返却も不要。
日本にいるうちに設定しておけば、イスタンブールやカイロ、ドバイの空港に着いた瞬間からネットにつながります。
この記事では、トルコ・エジプト・ドバイ旅行のeSIMについて、ほかの通信手段との比較、国別プランと周遊プランの選び方、国ごとの通信事情と注意点、日数・旅程別の容量目安、設定手順までを、はじめての方にもわかりやすく解説します。
海外の通信手段全体を比べたい方は、海外通信はどれが得?ローミング/現地SIM/海外eSIMを総比較もあわせてご覧ください。
- ✓eSIM・現地SIM・ローミング・WiFiレンタルのどれを選ぶべきか
- ✓国別プランと中東周遊プランの選び方、乗り継ぎ時の通信
- ✓トルコ・エジプト・ドバイそれぞれの通信事情と注意点
- ✓5日・7日・10日・2週間など、日数・旅程別に必要なGBの目安
- ✓失敗しないeSIMの選び方と、出発前〜空港到着後の設定手順
トルコ・エジプト・ドバイ旅行のネットはどうする?eSIM・現地SIM・WiFiレンタルを比較
トルコ・エジプト・ドバイでネットを使う方法は、主に「eSIM」「現地SIM」「海外ローミング」「WiFiレンタル」の4つです。
結論からいうと、1〜2人の旅行で、スマホがeSIMに対応しているなら、日本で準備が完結し、国が変わっても使い続けられるeSIMがもっとも手軽です。
現地SIMは料金が安いこともありますが、国ごとに空港のカウンターで購入・設定する必要があり、3カ国を回るなら3回手続きすることになります。
海外ローミングは設定いらずですが、日本から遠い地域では料金が高くなりやすいのが弱点です。
WiFiレンタルは複数台をつなげる一方、受け取り・返却・充電の手間があり、行く国すべてに対応した端末を選ぶ必要があります。
ここでは4つの違いと、eSIMが向いている人・ほかの手段が向いている人を整理します。
中東旅行のeSIMとは?
中東旅行のeSIMとは、日本で設定しておき、到着後すぐ現地回線でデータ通信できるデジタルSIMです。
eSIM(イーシム)は、スマホ本体に内蔵された電子的なSIMのことです。
QRコードやアプリで通信プランを書き込むだけで使えるようになり、SIMカードを差し替える必要はありません。
旅行者向けのeSIMはデータ通信専用のものが一般的で、日本のSIMはそのまま残せます。
国別のプランのほか、複数の国で使える周遊プランもあり、3カ国を回る旅にも対応できます。
eSIMの基本から知りたい方は、はじめてのeSIM:3分で仕組み・できること・始め方もご覧ください。
4つの通信手段を比較
3カ国を回る旅で気になるポイントで、4つの方法を比べました。
判断基準は「国をまたいでも使えるか」「手間」「料金の読みやすさ」の3つです。
| 通信手段 | 国をまたいで使える | 手間 | 料金の読みやすさ | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| eSIM | ◎ 周遊プランなら1枚で | ◎ 日本で設定して完了 | ◎ 前払いで総額が確定 | 1〜2人で複数の国を回る人 |
| 現地SIM | ✕ 国ごとに買い直し | △ 国ごとに購入・設定 | ○ 割安なことが多い | 1カ国に長く滞在する人 |
| 海外ローミング | ◎ そのまま使える | ◎ ほぼ不要 | △ 遠い地域ほど割高になりやすい | 1〜2日のごく短い滞在 |
| WiFiレンタル | ○ 対応端末なら可 | △ 受け取り・返却・充電あり | ○ 日額制でわかりやすい | 家族・グループでシェアしたい人 |
eSIMが向いている人・ほかの手段が向いている人は?
判断基準は「何カ国を回るか」と「何人・何台で使うか」です。
- 2カ国以上を1回の旅行で回る
- 空港で手続きの時間を取られたくない
- ドバイやイスタンブールで乗り継ぐ
- ルーターの持ち歩きや返却を避けたい
- 日本の電話番号はそのまま残したい
- 1カ国に数か月以上住む(現地SIMが割安)
- 家族で何台もつなぎたい(WiFiレンタル)
- スマホがeSIM非対応、またはSIMロックが残っている
- 現地の電話番号で通話する必要がある
自分のスマホがeSIMに対応しているか不安な方は、自分のスマホはeSIM対応?対応端末の調べ方と確認チェックリストで事前に確認しておくと安心です。
次は、国別プランと周遊プランの選び方を見ていきましょう。
国別プランか中東周遊プランか?3カ国を回るときの選び方
トルコ・エジプト・ドバイのeSIMは、1カ国だけなら国別プラン、2カ国以上を回るなら行く国がすべて入った周遊プランを選ぶのが基本です。
周遊プランを選ぶときに気をつけたいのが、「中東」と書かれたプランに、どの国が含まれているかです。
エジプトは地理的にはアフリカ大陸の国で、トルコはヨーロッパとアジアにまたがる国のため、プランによって「中東」に入っていたり、入っていなかったりします。
ドバイはアラブ首長国連邦(UAE)の都市なので、対象国の一覧では「アラブ首長国連邦」として載っているのが一般的です。
また、日本からトルコやエジプトへ行くときは、ドバイなどで乗り継ぐ人も多くいます。
乗り継ぎの間に通信したいかどうかでも、選ぶべきプランは変わります。
ここでは、国別と周遊の選び分け、乗り継ぎのときの考え方を解説します。
1カ国だけなら国別プランで十分
トルコ・エジプト・ドバイを回るなら、行く国がすべて対象に入ったeSIMを選ぶのが基本です。
トルコだけ、エジプトだけ、ドバイだけの旅行なら、その国の国別プランで十分です。
対象国が1つなので、「この国は入っているかな」と確かめる手間がありません。
国別プランは、日数と容量を旅程に合わせて選ぶだけで済みます。
ほかの国の一覧から探す必要もなく、はじめてのeSIMでも選びやすいのがメリットです。
2カ国以上なら、対象国をすべて含む周遊プランを
トルコとエジプト、エジプトとドバイ、のように2カ国以上を回るなら、行く国がすべて対象に入った周遊プランを選びましょう。
国が変わるたびにeSIMを買い直す必要がなくなります。
| トルコ | 「中東」「ヨーロッパ」のどちらに入るかはプランによって異なる |
| エジプト | 「中東」ではなく「アフリカ」側に入っていることがある |
| ドバイ | 一覧では「アラブ首長国連邦(UAE)」として載っていることが多い |
周遊プランが見つからない場合は、国ごとに国別プランを用意し、国に着くたびに回線を切り替える方法もあります。
いずれの場合も、プランの名前ではなく、対象国の一覧で国名を確認するのが確実です。
ドバイやイスタンブールでの乗り継ぎで通信したいとき
日本からトルコやエジプトへは、ドバイやドーハなどで乗り継ぐ便も多くあります。
乗り継ぎの空港で通信したいなら、その国も対象に入ったプランを選ぶか、空港の無料WiFiを使うのが基本です。
- ✕乗り継ぎの国がプランの対象外だと、その空港ではeSIMの回線が使えない
- ✕日本のSIM側のデータローミングがオンだと、乗り継ぎの空港で日本のキャリアにつながってしまうおそれがある
- ✕空港の無料WiFiで、カード情報の入力などは避ける
乗り継ぎ時間が短く、連絡も急がないなら、空港の無料WiFiで十分なこともあります。
乗り継ぎの空港で配車アプリを使ったり、長い待ち時間に仕事をしたりするなら、その国も対象に入れておくと安心です。
国ごとの通信事情と注意点|トルコ・エジプト・ドバイ
3カ国とも、イスタンブール、カイロ、ドバイといった主要都市では通信が安定しやすいのが一般的な傾向です。
トルコでは2026年4月に、エジプトでは2025年6月に5Gの商用サービスが始まり、都市部を中心に通信インフラの整備が進んでいます。
ドバイは都市全体のインフラが整っており、通信そのものは快適に使えるケースがほとんどです。
一方で、国ごとに気をつけたいポイントが違います。
トルコでは、カッパドキアやパムッカレなど郊外の観光地への移動中、エジプトでは、ナイル川クルーズや砂漠のツアー、アブ・シンベルへの長距離移動で、電波が弱くなる区間があります。
そしてドバイでは、WhatsAppやLINEなど、アプリを使った音声通話が使えないことがある点に注意が必要です。
ここでは、3カ国それぞれの通信事情と注意点を整理します。
なお、以下は一般的な傾向で、実際のつながりやすさや利用できるサービスは、利用するeSIMの回線・時期・場所によって異なります。
トルコ:イスタンブールは安定、郊外の観光地は要準備
トルコでは2026年4月1日に大手3社が全81県の県庁所在地で5Gを開始し、2年以内に全国への拡大を目指しています。
トルコの主要キャリアは、Turkcell、Türk Telekom、Vodafone Türkiyeの3社です。
2026年4月1日には3社が同時に5Gを開始し、全81県の県庁所在地で使えるようになりました(出典:MEA Tech Watch「Türkiye goes live with 5G as all three operators launch simultaneously across 81 provincial centres」)。
イスタンブールの旧市街やタクシム周辺、首都アンカラなどの都市部は、通信が安定しやすい傾向です。
一方、カッパドキアの奇岩地帯やパムッカレ、エフェソスの遺跡へ向かう長距離バスや車での移動中は、場所によって電波が弱くなることがあります。
気球ツアーの集合時間や送迎の連絡は、前日にホテルのWiFiで確認しておくと安心です。
エジプト:カイロ・ギザは安定、ナイル川や砂漠は要準備
エジプトでは2025年6月に5Gの商用サービスが始まり、カイロやギザなど都市部を中心に整備が進んでいます。
エジプトの主要キャリアは、Vodafone、Orange、e&、WE(Telecom Egypt)です。
2025年6月には、OrangeとVodafoneがエジプトで初めて5Gの商用サービスを開始しました(出典:MEA Tech Watch「Orange and Vodafone Launch Egypt’s First Commercial 5G Networks」)。
カイロ市内やギザのピラミッド周辺、ルクソールやアスワンの市街地は、観光の基本的な使い方なら大きく困ることは少ないでしょう。
ただし、ナイル川クルーズの船上、白砂漠などの砂漠ツアー、アスワンからアブ・シンベルへの長距離移動では、長い区間で電波が弱くなることがあります。
こうした日は、地図をオフライン保存し、ツアー会社の連絡先や集合場所はスクリーンショットで残しておきましょう。
ドバイ(UAE):通信は快適。ただしアプリの音声通話の制限に注意
ドバイではWhatsAppなどアプリの音声通話が使えないことがありますが、メッセージは使えます。
UAEの主要キャリアはe&(旧Etisalat)とduです。
ドバイの市街地、ブルジュ・ハリファやドバイ・モール周辺、ドバイ・マリーナなどは、通信が快適に使えるケースがほとんどです。
注意したいのが、インターネットを使った音声通話・ビデオ通話です。
UAEでは、WhatsApp・FaceTime・LINEなどの音声通話やビデオ通話が制限されてきた経緯があり、旅行者でもつながらないことがあります。
一方で、テキストのメッセージや写真の送信、通常の電話は使えます。
- ✕WhatsApp・FaceTime・LINEなどの音声通話・ビデオ通話は、つながらないことがある
- ✕大事な連絡は、テキストのメッセージで送れるようにしておく
- ✕仕事のWeb会議は、利用できるアプリが限られることがあるため、事前に会社と相談しておく
- ✕利用できるサービスは時期によって変わることがあるため、出発前に最新の情報を確認する
砂漠のサファリツアーなど、市街地から離れる場所では、電波が弱くなることもあります。
国別の通信事情早見表
| 国 | 都市部 | 注意したい場所・点 | ひとこと |
|---|---|---|---|
| トルコ | イスタンブール・アンカラは安定しやすい | カッパドキア・パムッカレへの移動中 | 5Gは2026年4月に開始 |
| エジプト | カイロ・ギザ・ルクソールの市街地は安定しやすい | ナイル川クルーズ・砂漠・アブ・シンベル | 5Gは2025年6月に開始 |
| ドバイ(UAE) | 市街地は快適 | アプリの音声通話の制限、砂漠のツアー | 連絡はテキスト中心に |
※上記は一般的な傾向をまとめたもので、実際の通信状況や利用できるサービスは、利用する回線・時期・場所などにより異なります。
トルコ・エジプト・ドバイは何GB必要?日数・旅程別の容量目安
トルコ・エジプト・ドバイ旅行で必要なeSIMの容量は、地図・SNS中心の観光なら1日0.5〜1GBが目安です。
日数でみると、1週間で3.5〜7GB、10日間で5〜10GB、2週間で7〜14GB程度。
動画視聴やビデオ通話、テザリングをよく使う人は、この1.5〜2倍を見込んでおきましょう。
この地域は日本から遠く、10日前後の旅程を組む人が多いため、合計の容量が大きくなりがちです。
また、カッパドキアやナイル川クルーズの絶景は、写真や動画をSNSに投稿したくなる場面が多く、思ったより消費が増えることがあります。
一方で、ドバイではアプリのビデオ通話が使えないことがあるため、その分の容量はあまり必要ありません。
ここでは用途別の消費量、日数別・旅程別の目安、無制限プランが必要な人を順に解説します。
よく使うアプリのデータ消費量は?
トルコ・エジプト・ドバイ旅行で必要な容量は、観光中心なら1日0.5〜1GB、10日間で5〜10GBが目安です。
まずは、この地域の旅行でよく使うアプリのデータ消費量を確認しましょう。
1日にどのアプリを何時間使うかをイメージすると、必要な容量が見えてきます。
| 用途 | データ消費量の目安 | 旅行での使用シーン |
|---|---|---|
| メッセージ(テキスト) | 1日数MB〜数十MB程度 | 同行者・家族・ツアー会社との連絡 |
| 地図アプリ(Googleマップ) | 1時間あたり数十MB程度 | イスタンブールの旧市街、カイロの街歩き |
| 配車アプリ(Uber・Careemなど) | 1回あたり数MB程度 | 空港からホテル、観光地への移動 |
| 翻訳アプリ | 1回あたり数十KB〜数MB程度 | トルコ語・アラビア語の看板やメニュー |
| SNS(画像中心の閲覧・投稿) | 1時間あたり100〜300MB程度 | 気球やピラミッドの写真投稿 |
| 動画視聴(標準画質) | 1時間あたり約0.3〜0.7GB | 長距離移動中・ホテルでの動画 |
※消費量はアプリの設定・画質・通信環境によって変わる一般的な目安です。
日数別の必要容量早見表(5日・7日・10日・2週間)
使い方を「ライト」「標準」「ヘビー」の3タイプに分けて、日数ごとの目安をまとめました。
迷ったら、自分のタイプの目安より1つ上の容量を選ぶのが失敗しないコツです。
| 滞在日数 | ライト(0.5GB/日) 地図・メッセージ中心 |
標準(1GB/日) SNS投稿もする |
ヘビー(1.5〜2GB/日) 動画もよく見る |
|---|---|---|---|
| 4泊5日 | 約2.5GB | 約5GB | 約7.5〜10GB |
| 5泊7日 | 約3.5GB | 約7GB | 約10〜14GB |
| 8泊10日 | 約5GB | 約10GB | 約15〜20GB(無制限も検討) |
| 2週間 | 約7GB | 約14GB | 約20〜28GB(無制限も検討) |
ほかの国の目安とも比べたい方は、海外eSIMの容量早見表|国・日数別に必要なGBが分かるも参考にしてください。
旅程別のおすすめ容量とプランは?
同じ日数でも、何カ国を回るか、乗り継ぎで通信するかで選ぶべきプランは変わります。
代表的な4つの旅程で、標準的な使い方の場合の目安を整理しました。
| トルコのみ(1週間) | 7GB前後。トルコの国別プランで十分 |
| エジプトのみ(1週間) | 7GB前後。ナイル川クルーズ中は消費が少なめになりやすい |
| ドバイ乗り継ぎ+トルコ(10日間) | 10GB前後。乗り継ぎで通信するならUAEも入ったプランを |
| トルコ+エジプト周遊(2週間) | 10〜14GB。両国が対象に入った周遊プランが必要 |
無制限プランが必要なのはどんな人?
1日あたり2GB以上を使いそうな人や、2週間前後の長い旅行の人は、無制限プランを検討する価値があります。
残りの容量を気にせず使えるため、旅の後半で節約に気をつかう必要がありません。
- ✓気球やピラミッドの動画をSNSに投稿したい
- ✓長距離バスや移動中に動画をよく見る
- ✓2週間前後かけて複数の国を回る
- ✓PCをテザリングでつないで作業する
ただし、無制限プランでも、短期間に極端に大量の通信をすると速度が調整される場合があります。
購入前に、プランの利用条件を確認しておきましょう。
X GLOBAL SIMがおすすめ!
X GLOBAL SIMは、200以上の国と地域で使えるデータ通信専用の海外eSIMサービスです。トルコ・エジプト・アラブ首長国連邦の国別プランに加えて、中東の地域プランも用意されているので、旅程に合わせて選べます。旅行中に容量が足りなくなっても、アプリから追加のデータを購入できるので安心です。
失敗しないトルコ・エジプト・ドバイのeSIMの選び方と設定手順
トルコ・エジプト・ドバイのeSIMは、「①行く国がすべて対象に入っているか」「②スマホがeSIM対応か」「③容量と有効期間が旅程に合うか」「④電話番号が必要か」「⑤旅行中に追加購入できるか」の5点で選ぶと失敗しにくくなります。
この地域でとくに大切なのが①で、エジプトやトルコが「中東」のプランに入っているかは、商品によって異なります。
設定は、出発前に日本でeSIMをインストールし、現地の空港に着いたら回線を切り替えてデータローミングをオンにするだけで完了します。
QRコードの読み取りまで日本のWiFi環境で済ませておけば、現地でやることは数回のタップだけです。
また、中東・北アフリカへの旅では、渡航先の安全情報を事前に確認しておくことも大切です。
ここでは5つのチェックポイントと、出発前から現地到着後までの手順、つながらない時の対処を順に解説します。
選び方5つのチェックポイント
トルコ・エジプト・ドバイのeSIMは、対応国・端末・容量と期間・電話番号の要否・追加購入の5点で選ぶと失敗しにくくなります。
- ✓① 行く国(乗り継ぎの国も含む)がすべて対象国の一覧に入っているか
- ✓② スマホがeSIM対応・SIMロック解除済みか
- ✓③ 容量と有効期間が滞在日数をカバーしているか
- ✓④ 電話番号付きが本当に必要か(データ専用で足りるか)
- ✓⑤ 旅行中に容量を追加購入できるか
②のSIMロックについては、2021年10月以降に発売されたスマートフォンは、原則としてSIMロックが設定されていません(出典:総務省「携帯電話ポータルサイト」)。
それ以前の端末を使う場合は、出発前に解除されているかを確認しておきましょう。
④の電話番号は、多くの旅行者にとって不要です。
配車アプリは出発前に日本の電話番号で登録とSMS認証を済ませておけば、現地ではデータ通信だけで使えます。
ドバイではアプリの音声通話が使えないことがあるため、急ぎの連絡用に日本のSIMを残しておくと安心です。1台で2つの回線を使い分ける方法はデュアルSIM活用術で解説しています。
X GLOBAL SIMがおすすめ!
X GLOBAL SIMは、200以上の国と地域で使えるデータ通信専用の海外eSIMサービスです。トルコ・エジプト・アラブ首長国連邦の国別プランと中東の地域プランから、旅程に合わせて選べます。購入から設定までオンラインで完結し、国ごとに空港で現地SIMを買い直す必要はありません。現地の大手キャリア回線を利用するため、都市部での地図アプリや配車アプリも安定して使え、容量が足りなくなったらアプリから追加購入もできます。
まずは公式サイトで、行き先の料金プランと対象国を確認してみてください。
出発前に日本でやること
出発前の準備は4ステップです。
出発の数日前〜前日までに済ませておくと、当日あわてずに済みます。
1
設定画面にeSIMを追加する項目があるか、SIMロックが解除されているかを確認します。
2
乗り継ぎの国も含めて対象国の一覧を確認し、合計日数に合う容量と有効期間で購入します。
3
届いたQRコードを読み取るか、アプリの案内に沿ってeSIMを追加します。インストールにはネット接続が必要です。
4
配車アプリの登録、郊外や砂漠ツアーの地図のオフライン保存、ツアー会社の連絡先のメモを済ませておきます。
プランの利用開始のタイミングは商品によって異なり、インストールした時点で期間が始まるタイプもあります。
iPhone・Androidの詳しい操作は、iPhoneでeSIMを最短開通とAndroidでeSIMを使いこなすで解説しています。
イスタンブール・カイロ・ドバイの空港に着いたらやること
イスタンブール空港、カイロ国際空港、ドバイ国際空港のいずれでも、到着後の操作は同じです。
機内モードを解除したら、次の3つを設定するだけで通信が始まります。
| 設定項目 | 海外eSIM側 | 日本のSIM側 |
|---|---|---|
| 回線のオン/オフ | オン | オンのまま(電話・SMSの受信用) |
| モバイルデータ通信に使う回線 | こちらを選ぶ | 選ばない |
| データローミング | オン | オフ(高額請求を防ぐ) |
とくに大切なのが、日本のSIM側のデータローミングをオフにしておくことです。
日本から遠いこの地域では、意図せず日本のキャリアの海外ローミングで通信すると、高額な請求につながるおそれがあります。
国をまたいだ後につながらない時の確認手順と、出発前チェックリスト
空港に着いたときや、次の国へ移動したあとに通信できない場合は、次の順番で確認してみてください。
上から順に試すと、多くのケースは数分で解決します。
つながらないからといって、設定画面からeSIMを削除するのは避けましょう。
再インストールできない場合があります。詳しい原因の切り分けは海外eSIMが繋がらない時の対処法【国・機種別】で解説しています。
- ✓スマホがeSIM対応・SIMロック解除済みである
- ✓乗り継ぎの国も含めて、行く国がすべて対象に入ったプランを選んだ
- ✓合計日数をカバーする容量・有効期間を選んだ
- ✓日本のWiFi環境でeSIMをインストールした
- ✓ドバイではアプリの通話が使えないことを想定し、連絡手段を決めた
- ✓外務省「海外安全ホームページ」で渡航先の安全情報を確認した
- ✓外務省「たびレジ」に登録した
出発前には、外務省 海外安全ホームページで渡航先の危険情報や注意事項を確認しておきましょう。
あわせて、外務省の海外旅行登録「たびレジ」に登録しておくと、滞在先の安全情報や緊急時の連絡をメールで受け取れます(出典:外務省 海外旅行登録「たびレジ」)。
トルコ・エジプト・ドバイのeSIMに関するよくある質問
-
A3カ国がすべて対象に入った周遊プランなら、1枚で回れます。ただし、エジプトは「アフリカ」、トルコは「ヨーロッパ」側のプランに入っていることもあり、「中東」と書かれたプランにすべて含まれるとは限りません。購入前に、対象国の一覧で国名を確認しましょう。見つからなければ、国ごとに国別プランを用意する方法もあります。
-
AUAEでは、WhatsApp・FaceTime・LINEなどのアプリを使った音声通話やビデオ通話が制限されてきた経緯があり、つながらないことがあります。テキストのメッセージや写真の送信、通常の電話は使えます。大事な連絡はメッセージで送れるようにし、利用できるサービスは出発前に最新の情報を確認しておきましょう。
-
Aカイロやギザ、ルクソール、アスワンの市街地はつながりやすい一方、ナイル川クルーズの船上、白砂漠などの砂漠ツアー、アブ・シンベルへの長距離移動では、長い区間で電波が弱くなることがあります。地図をオフライン保存し、ツアー会社の連絡先や集合場所をスクリーンショットで残しておくと安心です。
-
Aトルコでは2026年4月1日に大手3社が同時に5Gを開始し、全81県の県庁所在地で使えるようになりました。2年以内に全国への拡大を目指しています。ただし、旅行者向けeSIMで5Gが使えるかはプランや端末によって異なり、観光の使い方なら4G(LTE)でも十分快適です。
-
A地図・メッセージ中心なら約5GB、SNSへの写真投稿もするなら約10GB、動画もよく見るなら15〜20GBが目安です。ホテルのWiFiも併用すれば消費を抑えられます。迷ったら目安より1つ上の容量か、旅行中に追加購入できるプランを選んでおくと安心です。
-
A多くの旅行者はデータ専用eSIMで十分です。配車アプリは出発前に日本の電話番号で登録しておけば、現地ではデータ通信だけで使えます。ドバイではアプリの音声通話が使えないことがあるため、急ぎの連絡用に日本のSIMを残し、通常の電話も使えるようにしておくと安心です。
まとめ|中東の旅は「対象国×国ごとの注意点」で選べば失敗しない
トルコ・エジプト・ドバイ旅行のeSIMは、行く国がすべて対象に入ったプランを日本で準備しておけば、国が変わっても空港に着いた瞬間からネットが使える便利な通信手段です。
都市部は通信が安定しやすく、ドバイでの通話の制限と、郊外や砂漠への移動だけ少し備えておけば大きく困ることはありません。
- ✓2カ国以上を回るなら、行く国がすべて対象に入った周遊プランを選ぶ
- ✓エジプトやトルコが「中東」プランに入るかは、対象国の一覧で確認する
- ✓トルコは2026年4月、エジプトは2025年6月に5Gが始まり、都市部は安定しやすい
- ✓ドバイではアプリの音声通話が使えないことがあるため、連絡はメッセージ中心に
- ✓ナイル川クルーズ・砂漠・郊外への長距離移動は、オフライン地図で備える
行く国、日数、そして自分の使い方を当てはめれば、選ぶべきプランは自然と決まります。
この記事のチェックリストを見返して通信の準備を整え、中東の旅を思いきり楽しんでください。
X GLOBAL SIMがおすすめ!
X GLOBAL SIMは、200以上の国と地域で使えるデータ通信専用の海外eSIMサービスです。トルコ・エジプト・アラブ首長国連邦の国別プランと、中東の地域プランから旅程に合わせて選べ、購入から設定までオンラインで完結します。日本にいるうちにインストールしておけば、イスタンブールやカイロ、ドバイの空港に着いてすぐネットが使えます。現地の大手キャリア回線を利用するため、地図アプリや配車アプリも安定して使え、容量が足りなくなってもアプリから追加購入が可能です。
まずは公式サイトで、行き先の料金プランと対象国を確認してみてください。
Webマーケティング歴11年。SEO・コンテンツ戦略・広告運用を軸に、累計200社以上の集客改善を支援。自社でもメディア運営やWiFi関連事業を立ち上げ、光回線事業では部長として事業推進を担った経験を持つ。通信ジャンルを現場の最前線で見てきた実務家として、WiFi・SIM・光回線に関する情報を監修している。
