楽天モバイルは、自宅で使える工事不要WiFiのホームルーター「Rakuten Turbo 5G」を提供しています。
楽天モバイルは近年急成長し、スマホの大手キャリアである、ドコモ・au・ソフトバンクと肩を並べて名前がでてくるようになりました。
しかし、楽天モバイルのホームルーターに限っては、おすすめのホームルーターといえません。
おすすめユーザー
- 楽天サービスをまとめている方(楽天経済圏)
- 「Rakuten Turbo 5G」の5G回線エリア内の方
楽天モバイルのホームルーターは、スマホセット割引がないものの、ポイント還元率がアップするので、スマホ・カード・電子マネーを楽天サービスでまとめている方におすすめです。
また、楽天モバイルのホームルーターは、スマホのようにパートナー回線は使えません。提供エリア内は限られており、5Gが繋がるところも少ないです。
楽天モバイルのホームルーター「Rakuten Turbo 5G」の申し込みを考えている方は、まず提供エリアの確認をしてから検討することをおすすめします。
本記事では、楽天モバイルのホームルータのメリット・デメリットを解説し、口コミも調査していくよ!
ぜひ、ホームルーター選びの参考にしてみてね。
楽天モバイルのホームルーターのキャンペーン情報
楽天モバイルのホームルーター「Rakuten Turbo 5G」で適用できるキャンペーンについて紹介します。
ホームルーターだけでなく、楽天のサービスは、楽天ポイントの還元キャンペーンが豊富です。
楽天ポイントは、楽天ペイでの支払い、楽天市場でのお買い物、楽天モバイルやRakuten Turboの月額料金に充てることもでき、使いやすさもメリットです。
実施中のキャンペーン
※クリックで解説までスクロールします。
Rakuten Turbo(ラクテンターボ)キャンペーン
楽天モバイルでは、Rakuten Turbo(ラクテンターボ)キャンペーンとして、月額料金の割引と、20,000円相当のポイント還元を実施中です。
月額料金の割引キャンペーン(1年間1,980円 / 月)
項目 | 料金 |
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月額利用料金 |
〜12ヶ月:1,980円 13ヶ月~:4,840円 |
適応条件 |
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楽天モバイルでは、Rakuten Turboの月額料金が1年間月額1,980円になるキャンペーンを実施中です。
プラン料金が1年間月額1,980円になるキャンペーンは、キャンペーン適用しない場合と比べると、合計34,320円も安くなるキャンペーンです。
キャンペーンを適用するために特別な条件はありませんが、端末を受け取った日から9日以内にRakuten Turboを実際に利用開始が必要です。
Rakuten Turboの端末はレンタルはなく購入しかないよ。
プランの申し込みと端末の購入を同時に行って、端末が届いたら通信状況の確認も兼ねてすぐに接続して利用開始すればOK!
楽天モバイルユーザーは20,000円相当のポイント還元
項目 | 料金 |
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キャンペーン内容 | Rakuten Turboと楽天モバイル(Rakuten最強プラン)をセットで利用することでポイント還元 |
ポイント還元 | 20,000円相当分 |
ポイント種別 | 期間限定ポイント(6ヶ月) |
ポイント進呈日 | Rakuten Turboの利用が確認できた月の翌々月末日頃 |
適用条件 |
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楽天モバイルもセットで利用することで、20,000円相当分の楽天ポイント還元が受け取れるキャンペーンを実施しています。
注意しておきたい点としては、進呈される20,000円相当額のポイントは期間限定ポイントで、進呈日から6ヶ月以内に利用する必要があることです。
楽天市場で対象ジャンル商品お買い物&お申し込みで20,000ポイント還元
項目 | 料金 |
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キャンペーン内容 | Rakuten Turboと楽天モバイル(Rakuten最強プラン)をセットで利用することでポイント還元 |
ポイント還元 | 20,000円相当分 |
ポイント種別 | 期間限定ポイント(6ヶ月) |
ポイント進呈日 | Rakuten Turboの利用が確認できた月の翌々月末日頃 |
適用条件 |
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Rakuten Turboのお申し込み月と同月内に購入した商品があれば、ポイント還元対象になります。
ちなみに「①キャンペーンのエントリー・②購入&プランお申し込み・④商品の購入」は、全て同月内で行われていれば、順番は問いません。
Rakuten Turboご契約中はSPUポイント毎日全員+2倍
Rakuten Turboを契約していると、SPU(スーパーポイントアップ)によってポイント還元率が2倍になります。
SPU(スーパーポイントアップ)とは、楽天グループのサービスを利用することで、楽天市場での買い物のポイント倍率が上がっていくプログラムです。
Rakuten Turbo以外にも楽天カードを利用していたり、楽天トラベルを利用しているなどさまざまなアクションで楽天市場での買い物がお得になるためおすすめです。
2023年12月から、ポイント還元率が1%から2%にアップしたよ!
楽天モバイルのホームルーターのメリット
ここからは、楽天のホームルーター「Rakuten Turbo 5G」のメリットについて解説していきます。
デメリットだけをみて検討をやめるのではなく、以下のメリットも確認したうえでRakuten Turboを検討してみましょう。
※クリックで解説までスクロールします。
①楽天ポイントを貯めやすい
Rakuten TurboはSPUの対象のため、楽天市場での買い物がポイント+1倍になる点もメリットです。
SPU(スーパーポイントアップ)は、楽天市場の対象サービスを利用したり、条件を達成したりすると楽天市場での買い物が最大で16.5倍になるキャンペーンのことです。
以前はRakuten Turboを利用していても楽天市場での買い物にポイントアップされなかったけど、2023年7月1日よりRakuten TurboがSPUに仲間入りしたよ!
楽天ポイントは110円につき1ポイント貯まり、1ポイントが1円相当として利用できます。
またRakuten Turboの月額料金支払いや、端末を一括で購入する場合に楽天ポイントが利用できるため、楽天グループのサービスを複数利用していて、楽天ポイントを活用している場合はお得に利用が可能です。
②楽天ポイントで料金の支払いができる
Rakuten Turboは、楽天ポイントで料金の支払いが可能な点もメリットです。
特にクレジットカード支払いの場合は、月額料金・各種手数料・端末代金に楽天ポイントを利用できます。
楽天ポイント支払い対応表
支払い方法 | 月額料金 各種手数料 |
端末代金 | |
---|---|---|---|
一括 | 分割 | ||
クレジットカード デビットカード |
〇 | 〇 | △ |
口座振替 | ✕ | 〇 | △ |
代金引換 | 代引不可 | ✕ | ✕ |
△端末代金を分割で支払った場合、初回支払いの時のみ楽天ポイントの利用が可能です。
楽天ポイントは有効期限内であれば期間限定ポイントも利用できるため、楽天市場でのキャンペーンなどで期間限定ポイントが貯まっている場合にもお得に利用できます。
端末代金を分割で支払う場合には楽天ポイントが利用できないため注意が必要ですが、月額料金には利用できます。
普段から楽天グループのサービスを利用していてポイントが貯まっている場合には、Rakuten Turboはおすすめです。
③工事不要だから設置が簡単
Rakuten Turboは光回線のように開通工事が不要で、コンセントにさすだけで利用できる点もメリットです。
Rakuten Turboを申し込み、端末が届けばすぐに利用ができるため、光回線と比べて気軽に利用できるといえます。
光回線は開通工事が完了するまでインターネット通信ができないから、申し込んでから利用開始まで1ヶ月ほどかかってしまうんだ。
Rakuten Turboは端末が届くのを待つだけだから、すぐにインターネット環境が欲しい場合におすすめだよ!
また工事が不要で端末があれば通信ができるため、一人暮らしで開通工事を迷っている場合や、転居の機会が多く一箇所に長期間滞在しない場合などに、ホームルータータイプのRakuten Turboは便利に利用が可能です。
光回線の工事をすると引っ越しの際に撤去工事が必要になる場合があり、また転居の機会が多いと手続きも費用もかかってしまいますが、Rakuten Turboの場合は必要になるのは端末代金と月額料金で、引っ越しの場合は住所変更を行うだけで手続きが完了します。
転居が多い場合は転居先が楽天回線エリア内かどうかの確認が重要になりますが、Rakuten Turboはデータ通信量も無制限のため、光回線の利用を迷っている場合におすすめです。
④データ通信量は無制限
Rakuten Turboはデータ通信が無制限で利用できる点がメリットです。
月間や日間のデータ通信の上限が定められていないため、データ通信量を気にせず利用できるインターネット回線を探している方におすすめになります。
データ通信量に関する注意事項
Rakuten Turboに限らず、無制限プランのホームルーター共通の注意点があります。それは、一定の条件下においては速度制限の可能性があることです。
Rakuten Turbo 5Gの速度制限の規定 |
---|
公平なサービス提供のため速度制御の場合あり。 通信速度はベストエフォート(規格上の最大速度)であり、実効速度は通信環境・状況により変動。 |
速度制限の規定で公平なサービス提供のため速度制御の場合があると記載されています。
大容量のデータ通信を短期間で行った場合や、継続的に大容量通信を行った場合に速度が制限される可能性があると推測できます。
速度制限(無制限)についての口コミ・評判
上記の評判はダウンロードやアップロードを多めに行なっても速度制限がかかっていないという口コミになります。
Rakuten Turboに限らず現在提供されているホームルーターはデータ通信が無制限で利用できますが、光回線が難しい場合やスマホのギガ数を節約したい場合に便利に利用が可能です。
楽天モバイルのホームルーターのデメリット
ここからは、楽天モバイルのホームルーターのデメリットについて解説していきます。
※クリックで解説までスクロールします。
①他社ホームルーターよりも料金が高額
ホームルーター | 実質月額料金(3年間) | 端末代金 |
---|---|---|
Rakuten Turbo 5G | 5,769円 | 41,580円 |
ドコモ home 5G | 4,129円 | 71,280円実質0円 |
ソフトバンクエアー | 3,839円 | 71,280円実質0円 |
GMOとくとくBB WiMAX | 4,370円 | 27,720円 |
・ホームルーターの料金比較表(PDFダウンロード)
・基本料金と月額料金の算出方法について詳しく見る
Rakuten Turboは他社のホームルーターと比較しても、料金が高いです。
ソフトバンクエアー、WiMAX、ドコモ home 5Gと比較したところ、Rakuten Turboがもっとも実質月額料金が高いことがわかります。
実質月額料金は月額料金や端末代金など必要になる金額をすべて加算したうえで、キャンペーンなどで割引される金額を引いた「実際に必要になる金額」のことをいうよ。
また、Rakuten Turboは端末代金に適用できるキャンペーンはなく、全額ユーザーが支払う必要があります。
Rakuten Turboの端末代金は41,580円ですが、他社ホームルーターと違い実質無料になるキャンペーンがありません。
48回・24回・一括のいずれかで端末代金の支払いが可能ですが、分割支払いの場合は支払いが完了しないうちに解約しても、端末代金の支払いはそのまま継続になります。
Rakuten Turboは端末のレンタルもないため、利用する費用として端末代金が全額必要になると覚えておきましょう。
料金についての口コミ・評判
上記は楽天モバイルのスマホプランと比較し、Rakuten Turboの利用料金が高いことをデメリットだと感じている評判です。
楽天モバイルのスマホプランは以前はRakuten Mobile UN-LIMIT Ⅵというプランが提供されており、月額料金が3,278円で楽天回線エリア内ならデータ通信無制限、パートナー回線(au回線)なら5GBまで通信ができました。
現在のプランはRakuten最強プランと名称が変わり、プラン料金はそのままで、パートナー回線(au回線)で5GBまでしか利用できなかった制限が撤廃され、楽天回線エリアでもパートナー回線でもデータ通信が無制限に利用できるようになり、よりお得になったといえるでしょう。
上記はドコモ home 5Gを利用していてRakuten Turboを検討した口コミで、楽天のモバイルルーターがすでにデータ通信が無制限で利用でき料金もお得なことから、利用する場所を移動できないRakuten Turboに魅力を感じていないことがわかります。
以前のRakuten Turboは3年間の月額料金が3,685円(4年目以降は4,840円)だったけれど、現在はで1年間の月額料金が1,980円(2年目以降は4,840円)になるキャンペーンを実施しているから、お得に利用できるようにはなっているよ!
また端末代金が高い点にネガティブな印象を持っている口コミも見受けられます。
ホームルーターの端末代金はRakuten Turboに限らず高いプランが多く、数万円や高いもので7万円近くするプランもありますが、端末代金が実質無料で利用できる回線がほとんどです。
WiMAXの場合は選ぶプロバイダによって端末代金が実質無料になるか変わってくるよ。
ドコモ home 5Gは月々サポート、ソフトバンクエアーは月月割を適用することで端末代金相当額が割引されて実質無料で利用できるんだよ。
一方でRakuten Turboの場合は端末代金が実質無料になるキャンペーンは実施していないため、分割または一括で総額を支払う必要があるため、料金が高いという評判があると推測できます。
②通信速度が遅い
ホームルーター | 最大速度 | 速度の実測値 |
---|---|---|
Rakuten Turbo 5G | 2.14Gbps | 100.56Mbps |
ドコモ home 5G | 4.2Gbps | 161.08Mbps |
ソフトバンクエアー | 2.1Gbps | 87.65Mbps |
WiMAX(L13) | 4.2Gbp | 152.75Mbps |
実測値:みんなのネット回線速度に投稿された直近3ヶ月の実測値平均を記載
楽天モバイルのホームルーター「Rakuten Turbo」は、通信速度が遅いというデメリットがあります。
後述しますが、Rakuten Turboは提供エリアが狭く、特に5Gエリアはほとんど普及していません。
ホームページに記載されている最大速度は、5G回線かつ理論上出せるはずの最大速度のことなので、実際にはもっと通信速度が遅くなります。
速度についての口コミ・評判
上記は楽天モバイルのスマホと比較して、当初は同等の通信速度が出ていたものの、段々と速度が低下しているという評判になります。
楽天モバイルとRakuten Turboについて、同じ場所・同じタイミングで通信を行なっている場合、速度の違いが発生する原因は端末のスペックと、速度制限の有無です。
楽天モバイル(スマホ)の速度制限規定については公平なサービス提供や環境により速度が低下する場合があるというもので、明確な規定は記載されていないものの、大容量の通信を行なった場合に公平なサービスを提供するために制限がかかるとも捉えられます。
一方でRakuten Turboは利用が集中する夜間などの時間帯に速度が低下する可能性があると明記されており、楽天モバイルと同じ時間帯に利用している場合でも、速度が低下していた可能性があると推測が可能です。
上記は4G通信ばかりで速度が遅いという評判になります。
Rakuten Turboは4G通信の場合下り最大通信速度は391Mbpsになり、5G通信を行なっている時よりも速度が低下してしまうため、4G通信の場合は遅いと感じてしまう可能性が高いといえます。
③提供エリアが狭く、繋がりにくい
Rakuten Turboは利用できるエリアや、5G通信に対応したエリアが狭いという点にも注意が必要です。
Rakuten Turboでは楽天回線エリアで通信が可能ですが、都市部は4Gエリアに入っている地域が多いものの郊外や山間部では普及していません。
5Gエリアも一部のエリアでしか利用ができないことがわかります。
Rakuten Turboは持ち運んで利用はできないから、自身のエリアが楽天回線エリアに入っているか、5G通信は可能かを事前にチェックしておくことが重要になるよ。
提供エリアについての口コミ・評判
④楽天モバイルのようにパートナー回線は利用できない
楽天モバイルのスマホプランは、楽天回線エリアに加え、パートナー回線(au回線)でも通信が可能です。
新しく提供が開始された「Rakuten最強プラン」ではパートナー回線で通信した場合でもデータ通信が無制限で利用できるようになりました。
しかし、Rakuten Turboはパートナー回線(au回線)での通信に対応していません。
楽天回線エリアに自宅が含まれていない、もしくはエリアギリギリにある場合は、遅い・繋がらないといった事象の原因になるため、注意が必要です。
特に5Gに対応しているエリアはより狭く都市部の中心付近でしか現時点で利用できないため、5G通信を利用したい場合は注意しましょう。
パートナー回線についての口コミ・評判
上記はエリア内ではあるものの近隣にアンテナがなく、パートナー回線(au回線)も利用できないことに不安を感じている評判です。
Rakuten Turboが利用できるエリアは楽天回線エリア内のみで、楽天モバイルのようにパートナー回線(au回線)を利用することはできません。
楽天回線エリアは他社キャリア回線よりも狭く郊外や山間部では利用できないため、Rakuten Turboを検討していてもそもそも利用が困難になる可能性があるでしょう。
⑤楽天モバイルとのスマホセット割引はない
Rakuten Turboは楽天モバイルから提供されているホームルーターですが、楽天モバイルとのセット割引はない点に注意が必要です。
スマホセット割引とは、ドコモ・au・ソフトバンクなどのキャリアスマホと、ホームルーターをセットで使うと、スマホの月額料金が割引されるキャンペーンのことです。
(例)ホームルーターのスマホセット割引額
ホームルーター | 対象スマホキャリア | 月額割引額 / 月 |
---|---|---|
ソフトバンクエアー | ソフトバンク ワイモバイル |
最大1,188円 |
ドコモ home 5G | ソフトバンク ドコモ |
最大1,100円 |
WiMAX | au UQ mobile |
最大1,100円 |
Rakuten Turbo | 楽天モバイル | なし |
Rakuten Turbo以外のホームルーターはそれぞれスマホセット割が提供されており、スマホの利用料金が月額で最大1,188円(ワイモバイルの場合)も割引になりお得に利用が可能です。
対してRakuten Turboは、ポイント還元率はアップするものの、スマホセット割引は提供されていません。
通常のスマホセット割は家族内で対象になるスマホにそれぞれ適用されるから、対象になるスマホ台数が多いほどお得になるんだよ。
だからスマホセット割がない楽天モバイルは少し注意が必要になるね。
スマホセット割引についての口コミ・評判
上記はエリアが狭いことにマイナスイメージを持っている評判になります。
楽天回線エリアは徐々に拡大していて都市部では多くの地域で利用できますが、まだ全国どこでも利用できるという広さではないため、Rakuten Turboを利用したい場合はまずエリアを確認することが大切です。
ソフトバンクエアーと比較してみよう
たとえばソフトバンクエアーを利用していて家族4人のスマホがワイモバイルだった場合を考えてみましょう。
スマホプランがシンプルS・M・Lのいずれかなら、毎月1,188円が、最大4人分まで割引の適用が可能です。
つまり、最大で毎月4,752円(年間57,042円)通信費をお得に利用できることになります。
対してRakuten Turboは、楽天モバイルとセットで利用しても割引は入りません。
20,000円相当分のポイントが還元されますが、6ヶ月の期間限定ポイントで付与されるうえに楽天ポイントでの還元となるため、半年以内にポイントを使い切らないと失効してしまいます。
普段から楽天ポイントを貯めたり使ったりしている場合にはお得になりますが、ポイントをあまり使わない場合や、他社ホームルーターのようなスマホセット割を期待していた場合には注意が必要です。
楽天モバイルのホームルーターの注意点
Rakuten Turboを使用するうえで、デメリットではありませんが、注意すべき点が2つ存在します。
- 「Rakuten Turbo 5G」以外のSIMカードは使えない
- 登録した利用先住所以外の通信はできない
「Rakuten Turbo 5G」以外のSIMカードは使えない
Rakuten Turboでは、Rakuten Turbo以外のSIMカードが利用できない点にも注意が必要です。
Rakuten TurboはRakuten Turbo専用のSIMしか挿入できないため、他社のSIMを入れて利用することはできません。
楽天回線エリア以外で利用したいと考えていて、他社のSIMをRakuten Turboの端末に挿入したいと考えている場合は、そもそもSIMがRakuten Turbo専用のものしか利用できないため注意しましょう。
登録した利用先住所以外の通信はできない
Rakuten Turboは契約住所以外では利用できない点にも注意が必要です。
ホームルーターは契約住所でしか利用できないものと、契約住所以外でもエリア内でコンセントがある環境であれば利用できるものの2種類があります。
契約住所以外でも利用できるホームルーターはWiMAXのみ(auホームルーター5Gを除く)で、Rakuten Turboを含む他のホームルーターでは契約住所以外では利用ができません。
もしRakuten Turboを契約住所以外で利用した場合には、楽天モバイルから通知が来たうえで利用停止となってしまうため注意が必要です。
万が一契約住所以外で起動してしまって利用停止になってしまった場合は、楽天モバイルコミュニケーションセンターへ連絡しようね。
楽天モバイルのホームルーターがおすすめできる人
Rakuten Turboについて基本情報や評判、メリットや注意点をみてきましたが、まとめるとRakuten Turboはどんな人におすすめできるサービスなのか具体的にみていきます。
結論として、Rakuten Turboがおすすめな人は以下のとおりです。
※クリックで解説までスクロールします。
楽天サービスをまとめている方(楽天経済圏)
Rakuten Turboは楽天グループのサービスをよく利用している人におすすめです。
Rakuten Turboは2023年7月1日からSPUの対象になり、Rakuten Turboを利用していると楽天市場での買い物で楽天ポイントが+1倍になります。
そのため楽天市場で普段買い物をしていたり、楽天カードを支払いに利用していたり、ほか楽天グループのサービスをよく利用していて楽天ポイントを貯めている方におすすめです。
Rakuten Turboを利用することでポイントが+1倍になり、より効率的にポイントを貯めることができるため、楽天グループのサービスをよく利用している人は検討してみましょう。
Rakuten Turboは、楽天ポイントで料金をお支払いしたい人にもおすすめ!
Rakuten Turboでは月額料金の支払いや、端末代金を一括で支払った場合に楽天ポイントで支払いできます。
そのため楽天市場でよく買い物していたり、楽天ポイントが貯まるサービスを利用していて、楽天ポイントが貯まりやすいライフスタイルを過ごしている方にRakuten Turboはおすすめです。
「Rakuten Turbo 5G」の5G回線エリア内の方
Rakuten Turboは楽天回線の5Gエリア内に住んでいる人におすすめです。
Rakuten Turboは楽天回線エリアでしか利用できないため、エリア内であることは大前提ですが、楽天回線エリア内でも5G通信が可能なエリアで利用できることがおすすめになります。
Rakuten Turboは楽天モバイルのスマホプランと違って、パートナー回線(au回線)では利用できない点だけ注意!
Rakuten Turboは5G通信の場合最大通信速度が2.1Gbpsですが、4G通信の場合は下り最大通信速度が391Mbpsと半分以下の数値になり、速度が低下してしまうことに注意が必要です。
そのためRakuten Turboの端末スペックを最大限に活かすためにも、より快適に利用するためにも楽天回線エリア内でもさらに5G通信が可能なエリアに住んでいるかどうか、を基準にすることをおすすめします。
楽天のWiFiなら「Rakuten WiFi Pocket」のポケット型WiFiが優秀
- ポケット型WiFi
- ホームルーター
タイプ | ポケット型WiFi |
---|---|
データ通信量 | 無制限 |
対応エリア |
|
5G対応 | ✕非対応 |
最大通信速度 | 150Mbps |
利用プラン | Rakuten最強プラン |
月額利用料金 | 〜3GB:1,078円 〜20GB:2,178円 20GB〜:3,278円 |
端末代金 | 7,980円 ※キャンペーン適用で1円 |
契約事務手数料 | 0円 |
最大接続数 | 16台 |
LANポート | なし |
データ通信量 | 無制限 | |
---|---|---|
対応エリア | 楽天回線エリア | |
5G対応 | 〇対応 | |
最大通信速度 | 4G | 受信:391Mbps 送信:76Mbps |
5G | 受信:2.1Gbps 送信:218Mbps |
|
利用プラン | ホームルータープラン | |
月額利用料金 | 〜12ヶ月:1,980円 13ヶ月~:4,840円 |
|
契約事務手数料 | 3,300円 | |
最大接続数 | 128台 | |
LANポート | 2ポート |
楽天モバイルからはホームルータータイプのRakuten Turboだけでなく、ポケット型WiFiタイプの「Rakuten WiFi Pocket」というWi-Fiルーターも別のインターネット回線として提供されています。
Rakuten TurboとRakuten WiFi Pocket(楽天モバイルルーター)は、どちらも楽天モバイルの回線を利用したモバイルインターネット回線であることは同じです。
どちらも光回線のように開通工事は必要なく、端末が手元に届けばインターネット環境を作ることができます。
Rakuten Turboはホームルータータイプで、端末をコンセントにさして利用するため自宅でのみ利用するタイプの通信機器となり、Rakuten WiFi Pocketは持ち運び可能な端末を利用するため外出先でもインターネット回線が利用できる点が特徴です。
Rakuten TurboとRakuten WiFi Pocketは「回線タイプ」「利用可能なエリア」「利用プラン」「最大通信速度」「端末料金」が大きな違いといえます。
まず回線タイプはホームルータータイプとモバイルルータータイプのため、持ち運んで利用ができるかどうかが異なる点です。
Rakuten Turboは月額料金が定額の独自のホームルーター専用プランが用意されていますが、Rakuten WiFi Pocketは楽天モバイルのスマホプランと同様の利用したデータ容量によって月額料金が異なる「Rakuten最強プラン」を契約する形です。
Rakuten WiFi Pocketで契約できるRakuten最強プランは、少ない容量しかデータ通信を行わなかった場合は安く、たっぷりデータ通信を行なっても月額3,278円でデータ容量無制限で利用できるプランになるよ。
利用可能なエリアとしてはRakuten WiFi Pocketは楽天モバイルの回線と、パートナー回線(au回線)のどちらのエリアも利用できますが、Rakuten Turboは楽天モバイルの回線エリアのみとなります。
Rakuten WiFi Pocketで契約する「Rakuten最強プラン」は以前提供されていた「Rakuten UN-LIMIT VII」と利用料金は同じ。
だけど、パートナー回線(au回線)で5GBまでしか通信できなかった制限が撤廃されて、パートナー回線でもデータ容量無制限で通信できるようになった点が大きな特徴なんだ。
つまりRakuten TurboよりもRakuten WiFi Pocketの方がより広範囲で利用できるということです。
またRakuten TurboとRakuten WiFi Pocketはどちらも工事不要のため開通工事費はかかりませんが、端末代金は必要になります。
Rakuten Turboは41,580円の端末代金が必要で、Rakuten WiFi Pocketは通常7,980円の端末代金が必要ですがキャンペーンを適用することで1円で利用できるため、端末代金を比較すればRakuten WiFi Pocketの方がお得です。
ただしRakuten Turboの端末は最大通信速度が2.1Gbpsで5G通信に対応しているのに対し、Rakuten WiFi Pocketは最大通信速度が150Mbpsで5G通信には対応していないため注意しましょう。
楽天モバイルの方がコスパも良い
Rakuten Turboの料金プランについては、楽天モバイルのスマホプランやRakuten WiFi Pocket(楽天モバイルルーター)と比べてインターネット料金が高いです。
それぞれの利用料金は以下のとおりで、現在Rakuten Turboは現在1年間の月額料金が1,980円になるキャンペーンを開催しているためお得に利用できます。
しかし、Rakuten Turboの基本料金は4,840円、Rakuten最強プランはどれだけ使っても3,278円と、Rakuten Turboの方が1,000円以上高いことがわかります
WiFiルーター | Rakuten Turbo 5G | Rakuten最強プラン |
---|---|---|
月額利用料金 | 〜12ヶ月:1,980円 13ヶ月~:4,840円 |
〜3GB:1,078円 〜20GB:2,178円 20GB〜:3,278円 |
契約事務手数料 | 3,300円 | 0円 |
端末代金 | 41,580円 | 利用する端末による。SIMのみの利用も可能。 |
Rakuten Turboも楽天モバイルのスマホプランも契約期間の縛りはありませんが、Rakuten Turboは端末代金が41,580円必要で、初期費用が必要です。
一方で楽天モバイルのスマホプランは端末料金は利用方法によって異なりますが、SIMのみ契約だと端末代金はかからず、また契約事務手数料も無料で利用できます。
さらに楽天モバイルのスマホプランは、テザリングが無料で利用できる点も特徴です。
テザリングはスマホをモバイルWi-Fiルーター代わりに利用するインターネット回線で、キャリアによって違うけれど、スマホで契約しているプラン(ギガ数分)のデータ通信を利用できるサービスになるよ。
楽天モバイルのスマホプランであるRakuten最強プランは、以前は楽天回線エリアでのみデータ通信が無制限で利用できていましたが、現在はパートナー回線(au回線)でも無制限で利用できるようになりました。
そのためより広範囲で利用が可能でテザリングも無制限で利用できることから、Rakuten Turboを利用していなくてもテザリングでまかなえている場合や、外出先でもインターネット環境が欲しい場合には、 楽天モバイルのテザリングを検討した方が初期費用も抑えられ、お得な可能性があります。
Rakuten Turboと楽天モバイルのスマホプランはどちらがお得に利用できるかは「自身がどれくらいのデータ通信を行うか」「どれくらいの期間利用したいか」「端末は新しく必要か」などによって異なるから、自分の環境の場合どうなのかチェックすることが大切だね!
自宅用のWiFiをお探し中の方に!おすすめのホームルーター3社
安いホームルーターなら「モバレコエアー」がおすすめ
キャンペーン情報
- 最大最大10万円の他社違約金補填
- 17,000円キャッシュバック
口座振替 | 海外利用 |
---|---|
○ | × |
端末レンタル | 5G対応 |
○ | ○ |
プラン概要
プラン名 | モバレコエアー |
---|---|
契約期間 | なし |
データ通信量 | 無制限 |
月額料金 | ~1ヶ月:1,320円 ~12ヶ月:3,080円 ~36ヶ月:4,180円 37ヶ月~:5,368円 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
ほか初期費用 | なし |
解約料金 | なし |
参考:モバレコエアー公式サイト
端末詳細
端末タイプ | ホームルーター |
---|---|
端末名 | Airターミナル5 |
最大通信速度 | 2.1GBps |
端末代金 | 71,280円 実質無料 |
持ち運び | ✕ |
とにかく安くお得にホームルーターを利用したい場合は、ソフトバンクエアーの申し込み窓口であるモバレコエアーがおすすめです。
モバレコエアーは、ソフトバンクエアーとモバレコエアーを運営している株式会社グッド・ラックのGLプレミアムメンバーズサービス(お得情報のメルマガ配信サービス/無料)がコラボしたサービスのことをいいます。
モバレコエアーではキャッシュバックに加えて月額料金が割引になるキャンペーンを実施しているため、ソフトバンクエアーの公式と比較した場合だけでなく、他社ホームルーターと比較した場合でも最安級の料金で利用できる点がメリットです。
ソフトバンクエアーは通信速度が遅いという評判もあるけれど、Airターミナル5が発売されて5G通信に対応してからは、実測通信速度が100Mbpsを超えていて、速度が向上しているよ。
またモバレコエアー(ソフトバンクエアー)はソフトバンクまたはワイモバイルのスマホとのセット割が適用でき、ワイモバイルを利用している場合はスマホ料金が月額最大1,188円割引になるなどお得に利用できます。
またモバレコエアーでは17,000円のキャッシュバックも受け取れます。
速度が速いホームルーターなら「ドコモ home 5G」がおすすめ
キャンペーン情報
- ドコモスマホとセットで最大1,100円割引
(最大20回線まで永年適用) - Amazonギフト券20,000円プレゼント
口座振替 | 海外利用 |
---|---|
○ | × |
端末レンタル | 5G対応 |
× | ○ |
プラン概要
プラン名 | ドコモ home 5G |
---|---|
契約期間 | なし |
データ通信量 | 無制限 |
月額料金 | 4,950円 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
ほか初期費用 | なし |
解約料金 | なし |
端末詳細
端末タイプ | ホームルーター |
---|---|
端末名 | HR 02 |
最大通信速度 | 4.2Gbps |
端末代金 | 71,280円 実質無料 |
持ち運び | ✕ |
通信速度を重視してホームルーターを選びたい場合や、ドコモのスマホを利用している場合にはドコモ home 5Gがおすすめです。
ドコモ home 5Gはドコモのスマホとのセット割があり、新しく登場したeximoやirumoといった新料金にも対応しています。
スマホセット割を適用するとスマホの利用料金が月額最大1,100円割引になるため、ドコモを利用していて通信費全体を節約したい場合には、ドコモ home 5Gがおすすめです。
またドコモ home 5Gはドコモのモバイル回線エリアで利用できるため、広範囲で利用できる点もメリットです。
持ち運びできるホームルーターなら「GMOとくとくBB WiMAX」がおすすめ
キャンペーン情報
- 全員対象で最大25,000円キャッシュバック
- 他社から乗り換えで最大41,000円キャッシュバック
- 35ヶ月間の月額割引で44,693円相当おトク
口座振替 | 海外利用 |
---|---|
○ | × |
端末レンタル | 5G対応 |
× | ○ |
プラン概要
プラン名 | GMOとくとくBB WiMAX |
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契約期間 | 2年(自動更新なし) |
データ通信量 | 無制限 |
月額料金 | 初月:1,089円 ~12ヶ月:3,784円 ~35ヶ月:4,334円 36ヶ月~:5,104円 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
解約料金 | 0円 |
端末詳細
端末タイプ | ホームルーター | ポケット型WiFi |
---|---|---|
端末名 | HOME 5G L13 | 5G X12 |
最大通信速度 | 4.2Gbps | 3.9Gbps |
端末代金 | 27,720円 | 27,720円 |
持ち運び | 〇 | 〇 |
持ち運びできるホームルーターを探している場合はGMOとくとくBB WIMAXがおすすめです。
GMOとくとくBB WiMAXはWiMAXのプロバイダ(申し込み窓口)のひとつで、auまたはUQ mobileとのセット割もあるため、該当のスマホを利用している場合にもおすすめの窓口になります。
WiMAXのホームルーターは、提供エリア内かつコンセントがあれば、持ち運びOK(住所変更なし)のホームルーターです。
また、GMOとくとくBB WiMAXから申し込むと高額キャッシュバックがもらえます。
UQ WiMAX公式よりも月額料金が安く設定されているうえに、キャッシュバックも受け取れると、よりお得に利用が可能です。
UQ mobileとのセット割は以前のくりこしプランの場合、月額最大858円の割引となっていましたが、新しく提供開始されたプランでは月額最大1,100円割引と割引額が大きくなり、よりお得に利用できるようになりました。
楽天モバイルのホームルーター「Rakuten Turbo 5G」の基本情報まとめ
Rakuten Turboとはどういうサービスなのか、基本情報をまとめました。
Rakuten Turbo5G(楽天ターボ)とは、楽天モバイル株式会社から提供されているホームルーター(置くだけWiFi)のことで、工事不要で利用できるモバイルインターネット回線です。
2023年1月26日に提供が始まった比較的新しいインターネット回線で、楽天回線エリアの5G通信に対応しています。
Rakuten Turboはどれくらいの料金で利用できるのか、通信速度はどのくらいか、どのエリアで利用できるかなどくわしい基本情報をみていきます。
Rakuten Turbo5G(楽天ターボ)の基本情報
※クリックで詳細までスクロールします。
Rakuten Turbo 5G(楽天ターボ)の料金プラン
Rakuten Turboの料金プランは楽天モバイルのスマホプランやポケット型WiFiのプランとは異なり、独自のプランが提供されている点が特徴です。
Rakuten Turboの料金については、端末代金を48回・24回・一括のどれを選択するかによって、月々の支払い金額が変わります。
48回支払いだけは楽天カード決済の場合のみ選択が可能なプランになるため注意が必要です。
Rakuten Turboの月額料金は通常4,840円だけど、現在12ヶ月間の月額料金が1,980円になるキャンペーンを実施しているよ。
※縦横にスクロールできます。
端末代金が一括払い
※横にスクロールできます。
1ヶ月目 | 〜12ヶ月目 | 13ヶ月目~ | ||
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月額料金 | 46,860円 | 1,980円 | 4,840円 | |
内訳 | プラン料金 | 1,980円 | 1,980円 | 4,840円 |
契約事務手数料 | 3,300円 | ー | ー | |
端末代金 | 41,580円 | ー | ー |
端末代金が48回払い
※横にスクロールできます。
1ヶ月目 | 〜12ヶ月目 | 〜48ヶ月目 | 49ヶ月目~ | ||
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月額料金 | 6,158円 | 2,846円 | 5,706円 | 4,840円 | |
内訳 | プラン料金 | 1,980円 | 1,980円 | 4,840円 | 4,840円 |
契約事務手数料 | 3,300円 | ー | ー | ー | |
端末代金 | 878円 | 866円 | 866円 | ー |
端末代金が24回払い
※横にスクロールできます。
1ヶ月目 | 〜12ヶ月目 | 〜24ヶ月目 | 25ヶ月目~ | ||
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月額料金 | 7,024円 | 3,712円 | 6,572円 | 4,840円 | |
内訳 | プラン料金 | 1,980円 | 1,980円 | 4,840円 | 4,840円 |
契約事務手数料 | 3,300円 | ー | ー | ー | |
端末代金 | 1,744円 | 1,732円 | 1,732円 | ー |
Rakuten Turbo 5G(楽天ターボ)の端末スペック
メーカー | 楽天モバイル株式会社 |
---|---|
製品名 | Rakuten Turbo 5G |
データ通信量 | 無制限 |
5G対応 | ○ |
最大通信速度(4G) | 受信:391Mbps 送信:76Mbps |
最大通信速度(5G) | 受信:2.1Gbps 送信:218Mbps |
サイズ | 約148×110×110mm |
重さ | 約774g |
Wi-Fi | IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax |
最大接続数 | 128台 |
IPv6 | 対応 |
LANポート | 2ポート |
無線LAN周波数帯 | 2.4GHz/5GHz |
Rakuten Turboは「Rakuten Turbo 5G」という、楽天モバイル独自の端末を利用して通信を行います。
Rakuten Turbo 5Gは名前のとおり5Gに対応していて、最大通信速度は5G利用時の2.1Gbpsです。
Rakuten Turbo 5G(楽天ターボ)のデータ通信量と提供エリア
Rakuten Turboのデータ通信量と提供エリアについて、まずRakuten Turboは「楽天回線エリアでのみ」利用が可能です。
楽天モバイルのスマホプラン(Rakuten最強プラン)の場合は楽天回線エリアだけでなく、パートナー回線(au回線)も利用できますが、Rakuten Turboはパートナー回線のエリアは利用できず、楽天回線エリアのみでの通信となります。
またデータ通信量に上限は設定されておらず、無制限で利用が可能です。データ通信速度は4G LTE通信の場合は下り最大391Mbps、5G通信の場合は下り最大2.1Gbpsで利用できます。
なおRakuten Turboは利用者の多い時間帯や、大容量のデータ通信を行なった場合に通信速度が低下する場合があるため注意しましょう。
▼ Rakuten Turboの速度制限の規定
ベストエフォート方式のため、お客様の通信環境により実際の通信速度は変化します。
ご利用の集中する時間帯(夜間など)は、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。
動画やファイル交換ソフトなどをご利用の場合は速度が低下する場合があります。
Rakuten Turbo 5G(楽天ターボ)の申し込み方法を解説【申し込み〜利用開始まで】
Rakuten Turboについてメリットやデメリット、他社ホームルーターとの比較も解説してきましたが、申し込みを検討している場合の手続き方法を解説します。
Rakuten Turbo 5G(楽天ターボ)の申し込み方法
- 対応エリアを確認する
- Webまたは店舗から申し込みを行う
- 端末が届いたら初期設定を行い利用開始
1.対応エリアを確認する
まずRakuten Turboが自宅で利用可能か対応エリアの確認を行いましょう。
Rakuten Turboは楽天モバイルと違いパートナー回線(au回線)エリアでは利用できないため、楽天回線エリアに入っているかを確認します。
楽天回線エリア(4G・5G)は「Rakuten Turbo 対応サービスエリア」から確認が可能です。
より快適に利用できるように、5G通信が利用可能なエリアかどうかも同時に確認しておくのがおすすめになります。
なお万が一エリアを確認したにもかかわらず、実際に端末が届いて利用してみると通信ができなかった場合には、8日以内であれば初期契約解除でキャンセルすることが可能です。
2.Webまたは店舗から申し込みを行う
自宅周辺でRakuten Turboが利用できると確認できたら、Webまたは楽天モバイルの実店舗から申し込みを行います。
申し込みの際には本人確認書類が必要になるため、以下の情報や書類を事前に用意しておくのがおすすめです。
申し込みの必要書類 |
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補助書類とは【電気・ガス・水道(新電力、LPガス、プロパンガスも可)のいずれかの公共料金の請求書や領収書】【住民票】【届出避難場所証明書】となり、発行から3ヶ月以内であること、契約者本人と書類の氏名が一致していることが必要になります。
なお端末受け取りの際に自宅で本人確認を行う場合は、運転免許証・マイナンバーカード(個人番号カード)・日本国パスポートのいずれかを用意しておけば大丈夫です。
またRakuten Turboを申し込む際に端末の支払い回数も決めますが、楽天ポイントを利用したい場合は一括支払いのみでしか利用できないことと、48回支払いは楽天カード支払いでしか利用できない点を覚えておきましょう。
申し込みが完了したあと、申し込み完了のメールは登録したメールアドレスに届くため、事前に(@mobile.rakuten.co.jp)からのメールを受信できるように設定しておくことも大切です。
3.端末が届いたら初期設定を行い利用開始
Rakuten Turboの申し込みが完了したら、申し込み完了から最短2日で端末が自宅に届きます。
もし端末受け取りの際に自宅で本人確認をする設定にした場合は、受け取りの際に本人確認書類の確認もあるため早めに書類を用意しておきましょう。
端末の到着は最短で2日だけど、1週間ほどかかる場合もあるから注意しようね。
端末を無事受け取ったら内容物に間違いや不足がないか確認し、コンセントにさしてWiFi設定を行うことで利用できます。
もし正しく設定を行っても通信ができない、電波が受信できない場合にはRakuten Turboのエリア外の可能性があるため、8日以内の申請で利用できる初期設定解除(初期キャンセル)も視野に入れておきましょう。
Rakuten Turbo 5G(楽天ターボ)についてよくある質問
Rakuten Turboについてよくある質問をまとめてみました。
▼ Rakuten Turbo 5G(楽天ターボ)についてよくある質問
※クリックで解説までスクロールします。
Rakuten Turbo 5G(楽天ターボ)はどんなサービス?
Rakuten Turboは楽天モバイルが提供しているホームルーターのことです。
楽天モバイルのスマホプラン(Rakuten最強プラン)とは異なり、ホームルーター専用のプランが提供されています。
Rakuten Turboは名称のとおり5G通信に対応していますが、利用できるエリアは楽天回線エリアのみとなり、楽天モバイルで利用できるパートナー回線(au回線)での通信はできない点が特徴です。
またRakuten Turboは楽天モバイルとセットで利用することで20,000円相当分の楽天ポイントが受け取れます。
他社ホームルーターのようなスマホ料金が永年割引になるセット割はありませんが、普段から楽天グループのサービスを利用していて、楽天ポイントを活用する機会が多い場合にはおすすめです。
なおRakuten Turboは2023年7月1日からSPU(スーパーポイントアップ)の対象となり、利用することで楽天市場での買い物でポイントが+1倍されるようになったため、楽天市場をよく利用する場合は検討してみるのもいいでしょう。
Rakuten Turbo 5G(楽天ターボ)の評判はどう?
Rakuten Turboの評判について、利用料金が高い、通信速度が遅めなどマイナスイメージの評判が散見されます。
データ通信が無制限で利用できる点などにプラスイメージもありますが、悪いイメージの方が多い印象です。
ただRakuten Turboは月額料金が12ヶ月間1,980円になるキャンペーンを実施していることと、SPUの対象であるため、楽天生活圏の方にはおすすめできるサービスといえます。
利用できるエリアはまだ狭めなものの、エリア内で楽天グループのサービスをよく利用している場合には検討してみるのもおすすめです。
Rakuten Turbo 5G(楽天ターボ)が繋がらない場合はどうしたらいい?
Rakuten Turboが繋がらない時の対処法
- 端末を再起動してみる
- 設置場所を移動してみる
- 端末の初期化を行う
ルーターは長時間起動していると熱がこもったり、不要なメモリがたまって結果的に通信を不安定にさせている可能性があるため、端末を再起動や初期化をしてみるのが有効です。
またRakuten Turboは電波を受信して通信を行っているため、室内でも屋外から遠い場所ではなく、窓際など屋外になるべく近い場所へ移動してみるといいでしょう。
それでも繋がらない場合は楽天回線のエリア外の可能性があるため、端末が届いてすぐのタイミングなら初期契約解除をおすすめします。
届いてから時間が経ってしまっている場合には乗り換えキャンペーンを実施している別のインターネット回線への乗り換えを検討するのがおすすめです。
Rakuten Turbo 5G(楽天ターボ)は申し込み後にキャンセルできる?
Rakuten Turboは申し込み後、端末の発送前なら「my 楽天モバイル」からキャンセルが可能です。
端末が届いてから通信ができなかった場合などでキャンセルしたい場合は、8日以内であれば初期契約解除制度を利用してキャンセルもできます。
初期契約解除は「初期契約解除申請書」の郵送が必要で、Webから申請書をダウンロードして記入し、以下の住所へ郵送することで手続きが可能です。
初期契約解除申請書の郵送先
〒213-0012
神奈川県川崎市高津区坂戸3-2-1
R&DビジネスパークビルA棟7階 東
楽天モバイル オペレーションセンター宛
なお初期契約解除は手続きまでに利用したデータ容量によって料金の請求があることと、回線の契約を含むSIMのみが対象となり、製品やアクセサリーは対象外となるため、製品代金は返還されない点に注意しましょう。
Rakuten Turbo 5G(楽天ターボ)の解約方法は?
Rakuten Turboを解約したい場合、Web版のmy 楽天モバイルから解約手続きが可能です。
Rakuten Turboには契約期間の縛りがないため、いつ解約しても解約金は発生しませんが、プラン料金が解約日までの日割りで請求されます。
ただし端末代金の支払いが必要なため、分割で支払っていて支払いが完了していないタイミングでの解約の場合は、継続して支払いが必要な点に注意が必要です。
まとめ
Rakuten Turboは楽天モバイルから提供されているホームルーターで、楽天回線エリアで通信が可能です。
月額料金を楽天ポイント払いや、SPUの対象サービスであることから、楽天グループのサービスを日常的に利用している人におすすめできるホームルーターになります。
一方でパートナー回線(au回線)での通信ができないことや、料金が高めなことから、しっかり比較しておくことが大切でしょう。
Rakuten Turboは新しいキャンペーンが開催されていたり、徐々に対応エリアが広がっていることもあって、今後の展開に期待できるホームルーターでもあるよ。
Rakuten Turboを検討する際は、評判やメリット・デメリットだけでなく、自身が楽天グループのサービスをどれだけ利用しているかなど、ライフスタイル全体を思い返してみて検討するのがおすすめです。