UQモバイルの料金プランを詳しく比較！旧プランとの違いやさらに安くお得に利用する方法も解説

UQモバイルの料金プランの概要

UQモバイルでは、2023年6月1日に3つの新料金プラン「ミニミニプラン」「トクトクプラン」「コミコミプラン」が提供開始されました。

▼ UQモバイルの料金プラン概要

※横にスクロールできます。

UQモバイルはauのサブブランドとして大手キャリアと同じ回線で通信を行えるため、いずれの料金プランも、格安SIMのなかではトップクラスに高い通信品質を誇ります。

データ繰り越しなどの機能も充実しており、料金プランによっては低速通信を条件にデータ消費量が0になる「節約モード」に対応していることも見逃せないポイントです。

ここからは、3つの新料金プランの特徴についてもう少し詳しく解説していきます。

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ミニミニプラン

「ミニミニプラン」は、4GBを月額2,365円で利用できる小容量タイプの料金プランです。

▼ ミニミニプランの詳細

データ容量	4GB
月額料金	2,365円
自宅セット割	1回線あたり−1,100円/月
au PAY カードお支払い割	−187円/月
「増量オプションⅡ」加入時のデータ容量	6GB
データ繰り越し	◯
節約モード	◯
容量超過時の制限速度	最大300kbps

月間で4GBまでしか使えませんが、格安で利用できるため普段のデータ消費量が少ない人には最適の料金プランと言えます。

「ミニミニプラン」は、最大300kbpsまで速度が低下することを条件にデータ消費量が0になる「節約モード」に対応した唯一の料金プランでもあります。

普段使いでも厳しい速度ではありますが、上限を超えたとしてもまったく使えなくなるわけでないことはメリットでしょう。

ミニミニプランは「自宅セット割」と「auPAYカードお支払い割」「家族セット割」の3つに対応しており、割引を受ければ最安で月額1,078円で利用できます。

とにかくお得にスマホを利用したい人は、ミニミニプランに申し込めば満足できる可能性が高いです。

トクトクプラン

「トクトクプラン」は、15GBを月額3,465円で利用できる中容量タイプの料金プランです。

▼ トクトクプランの詳細

データ容量	15GB
月額料金	3,465円 （1GBまでは2,277円）
自宅セット割	1回線あたり−1,100円/月
au PAY カードお支払い割	−187円/月
「増量オプションⅡ」加入時のデータ容量	20GB
データ繰り越し	◯
節約モード	×
容量超過時の制限速度	最大1Mbps

1GBまでに抑えれば月額2,277円まで料金が下がるため、毎月の利用頻度にばらつきがある人におすすめできる料金プランと言えるでしょう。

ミニミニプランと同じく「自宅セット割」と「auPAYカードお支払い割」「家族セット割」の3つに対応しているのも見逃せないポイントです。割引を組み合わせることにより、最安で15GBを2,178円、1GBを990円で利用できます。

コミコミプラン

「コミコミプラン」は、20GBと1回10分以内の国内通話のかけ放題がセットになった料金プランです。

▼ コミコミプランの詳細

データ容量	20GB
月額料金	3,278円
自宅セット割	非対応
au PAY カードお支払い割	非対応
「増量オプションⅡ」加入時のデータ容量	25GB
データ繰り越し	◯
節約モード	×
容量超過時の制限速度	最大1Mbps

1回10分以内の国内通話であれば何度かけても無料なので、短時間の電話を頻繁に利用する人には最適の料金プランと言えます。

また、20GBまで利用できる点を考慮すると、トクトクプランのデータ容量では足りない人にも適していると言えるでしょう。

ただし注意点として、「自宅セット割」や「auPAYカードお支払い割」「家族セット割」の対象外ということは理解しておく必要があります。

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UQモバイルの新料金プランと旧料金プランの違い

UQモバイルの新料金プランは、旧料金プランの「くりこしプラン」と比較して、どのような点が異なるのか気になる人も多いでしょう

結論から申し上げると、新料金プランでは全体的に月額料金の値上げがされており、料金形態が複雑化しています。

また、一部の料金プランで節約モードが廃止された点について、利用していたユーザーからは改悪との声があがっているのも事実です。

ただし、自宅セット割の割引額が上がっているなど改善点がないわけでもありません。ここからは、新料金プランと旧料金プランの違いについて、容量別で解説していきます。

ミニミニプランとくりこしプランS +5Gの違い

ミニミニプランとくりこしプランS +5の特徴を比較してみましょう。

▼ ミニミニプランとくりこしプランS +5の比較

	ミニミニプラン	くりこしプランS +5G
データ容量	4GB	3GB
月額料金	2,365円	1,628円
自宅セット割の割引額	1回線あたりｰ1,100円/月	1回線あたり−638円/月
おすすめポイント	節約モードに対応	節約モードに対応

新料金プランに移行したことによる違いはデータ容量が1GB増えたことと、自宅セット割の割引額が旧料金プランよりも462円上がっている点です。

月額料金も値上げされていますが、1GB増えているため仕方がない部分と言えるでしょう。

トクトクプランとくりこしプランM +5Gの違い

続いて、トクトクプランとくりこしプランM +5Gの特徴についても比較していきます。

▼ トクトクプランとくりこしプランM +5Gの比較

	トクトクプラン	くりこしプランM +5G
データ容量	15GB	15GB
月額料金	3,465円（1GBまでは2,277円）	2,728円
自宅セット割の割引額	1回線あたり−1,100円/月	1回線あたり−638円/月
おすすめポイント	1GBまでに抑えると料金が安くなる	節約モードに対応

新料金プランでは、1GBまでに抑えることで月額料金が安くなるよう変更されています。

自宅セット割の割引額が旧プランより462円値上げされている点は、ミニミニプランと同様です。

ただし、節約モードが廃止された点と月額料金の値上げがされた点は、改悪との声も一部で聞かれます。

コミコミプランとくりこしプランL +5Gの違い

最後に、コミコミプランとくりこしプランL +5Gの特徴についても比較していきます。

▼ コミコミプランとくりこしプランL +5Gの比較

	コミコミプラン	くりこしプランL +5G
データ容量	20GB	25GB
月額料金	3,278円	3,828円
自宅セット割の割引額	非対応	−858円/月
おすすめポイント	1回10分以内の国内通話がかけ放題 「自宅セット割」と「auPAYカードお支払い割」「家族セット割」に非対応	節約モードに対応

コミコミプランは月額料金が安くなった分、旧料金プランからデータ容量が5GB減っています。

新料金プランでは、1回10分以内の国内通話が無料でかけ放題になるため、短時間の電話を頻繁にかける人にとっては良い変更点と言えるでしょう。

ただし、「自宅セット割」「auPAYカードお支払い割」「家族セット割」の対象外となった点と、トクトクプラン同様に節約モードが廃止された点は注意しておく必要があります。

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UQモバイルの料金シミュレーション

他社からUQモバイルに乗り換えた際の、料金シミュレーションを行っていきましょう。

どの割引が適用できるかは人によって異なるため、ここでは割引前の月額料金でシミュレーションしていきます。

auからUQモバイルへ乗り換える場合の料金シミュレーション

auからUQモバイルへ一人で乗り換えた場合を想定して、料金をシミュレーションしました。

▼ auとUQモバイルの料金シミュレーション

	au	UQモバイル
データ使用量 / 月	4GB
料金プラン	スマホミニプラン 5G／4G	ミニミニプラン
月額料金	6,215円	2,365円
差額	-3,850円

データ容量4GBまでの条件でauからUQモバイルへ一人で乗り換えると、毎月3,850円も安く利用できます。

auの上記価格に各種割引を反映させたとしても月額4,928円と高額なので、UQモバイルへ乗り換えれば確実に安くなると思っていいでしょう。

ドコモからUQモバイルへ乗り換える場合の料金シミュレーション

ドコモからUQモバイルへ家族二人で乗り換えた場合を想定して、料金をシミュレーションしていきます。

▼ ドコモとUQモバイルの料金シミュレーション

	ドコモ	UQモバイル
データ使用量	父：3GB 母：1GB
料金プラン	父：eximo 母：eximo	父：ミニミニプラン 母：トクトクプラン
2人の月額料金	父：5,665円 母：4,565円	父：2,365円 母：3,465円
2人の月額料金の合計	10,230円	5,830円
差額	-4,400円

上記の組み合わせで料金プランをドコモからUQモバイルへ乗り換えた場合は、毎月4,400円もお得になることが確認できます。

ただし「irumo」の3GBまでの料金プランから乗り換えた場合は、UQモバイルの方が高くなる可能性もあるため、現在の料金プランをよく確認しましょう。

ソフトバンクからUQモバイルへ乗り換える場合の料金シミュレーション

ソフトバンクからUQモバイルへ家族4人で乗り換えた場合を想定して、料金をシミュレーションしました。

▼ ソフトバンクからUQモバイルの料金シミュレーション

	ソフトバンク	UQモバイル
データ使用量	父：3GB 母：3GB 子：20GB 子：20GB
料金プラン	父：ミニフィットプラン＋ 母：ミニフィットプラン＋ 子：メリハリ無制限＋ 子：メリハリ無制限＋	父：ミニミニプラン 母：ミニミニプラン 子：コミコミプラン 子：コミコミプラン
4人の月額料金	父：5,478円 母：5,478円 子：7,425円 子：7,425円	父：2,365円 母：2,365円 子：3,278円 子：3,278円
4人の月額料金の合計	25,806円	11,286円
差額	-14,520円

上記の組み合わせのように家族4人でソフトバンクからUQモバイルに乗り換えた場合、1ヶ月あたりで14,520円も安くなることが確認できます。

ソフトバンクの場合はデータ無制限の料金プランなので、データ容量の上限を気にすることなく利用できますが、20GB程度の使用量であれば乗り換えたほうが安く済むと思っておくといいでしょう。

18歳以下と家族がおトク！
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UQモバイルの料金を安く利用する3つの方法

UQモバイルの料金を少しでも安くしたい人に向けて、3つの方法をご紹介します。

▼ UQモバイルの料金を安く利用する3つの方法
割引を適用する お得なキャンペーンを利用する 不要なオプションには加入しない

割引を適用する

UQモバイルの月額料金をさらに安く抑えたいのであれば、UQモバイルの各種割引をうまく活用するといいでしょう。

例えば、UQモバイルで適用できる割引サービスは主に以下の3つがあります。

▼ UQモバイルの割引

自宅セット割

UQモバイルの一部の料金プランでは、スマホと対象インターネットサービス、またはでんきサービスとのセット割「自宅セット割」に対応しています。

▼ 自宅セット割の概要

割引額	1回線あたり−1,100円/月
対象料金プラン	ミニミニプラン トクトクプラン
対象台数	最大10台

1回線あたり1,100円/月の割引を家族分まで最大10台受けられるため、auひかりやSo-net光プラス、auでんきなどの対象サービスを同時に利用している人であれば大幅な還元が期待できます。

なお、コミコミプランは割引の対象外とされている点には注意しましょう。

家族セット割

UQモバイルの一部の料金プランは、家族がUQモバイルまたはauを利用中であれば「家族セット割」を適用できます。

▼ 家族セット割の概要

割引額	1回線あたり−550円/月
対象料金プラン	ミニミニプラン トクトクプラン
対象台数	最大10台

家族もUQモバイルまたはauのユーザーの場合、1回線あたり−550円/月の割引を最大10台まで受けられます。

コミコミプランは「家族セット割」の対象外とされていますが、「家族セット割」のグループへ登録すれば、家族の人数としてカウントされるため、割引を受けることが可能です。

au PAY カードお支払い割

UQモバイルの一部の料金プランでは、毎月発生する利用料金をau PAY カードで支払うことで「au PAY カードお支払い割」を適用できます。

▼ au PAY カードお支払い割の概要

割引額	−187円/月
対象料金プラン	ミニミニプラン トクトクプラン

1ヶ月あたりの割引額は少ないですが、年間に換算すると合計で2,244円もの割引になるため、au PAY カードを取得している人はできるだけ登録しておくことをおすすめします。

なお、コミコミプランは割引の対象外である点には注意しましょう。

お得なキャンペーンを利用する

UQモバイルのキャンペーンを利用することで、端末代金などの特典により実質的に安く乗り換えられます。

UQモバイルで実施中の4つのキャンペーンについて、確認しておきましょう。

▼ UQモバイルの割引

UQ mobile オンラインショップ限定 au PAY 残高還元

UQモバイルではSIMのみを契約した人に向けて、オンラインショップ限定で最大10,000円相当分のau PAY残高還元が受けられるキャンペーンを実施中です。

▼ キャンペーンの特典内容

条件		au PAY残高への還元額
乗り換えでSIMのみ契約	増量オプションIIに加入	10,000円相当還元
	増量オプションIIに未加入	6,000円相当還元
新規でSIMのみ契約		3,000円相当還元

「増量オプションⅡ」は無料キャンペーンの適用により7ヶ月間無料で利用できるため、とりあえず加入しておいて不要ならキャッシュバックを受け取ったあとに解約するといいでしょう。

なお、auまたはpovoからの乗り換えは、対象外とされている点には注意が必要です。

UQ mobile オンラインショップ限定 スペシャルセール

UQモバイルでは、オンラインショップ限定で、機種変更で対象機種を購入時にお得になるキャンペーンを実施しています。

▼ 対象機種と割引額の一覧表

※横にスクロールできます。

なお、キャンペーンの適用には「コミコミプラン」もしくは「トクトクプラン」への加入と「故障紛失サポート」のオプション加入が条件となっているので注意しましょう。

3Gとりかえ割

UQモバイルでは、「ドコモ」「ソフトバンク」「ワイモバイル」の3Gサービスから乗り換えのユーザーに向けて、最大28,800円の端末代金の割引が受けられるキャンペーンを実施中です。

▼ 対象機種と割引額

対象機種	割引額
BASIO active	28,800円
Galaxy A23 5G	25,800円
Redmi Note 10 JE	22,001円
arrows We	22,001円
Redmi 12 5G	22,001円
iPhone SE（第3世代）	22,000円
Google Pixel 7a	22,000円
Google Pixel 7a	22,000円
Xiaomi 13T	22,000円
Galaxy S22	22,000円
Xperia 10 V	22,000円
Galaxy A54 5G	22,000円
Google Pixel 6a	22,000円
BASIO4	22,000円

対象機種に応じて最大28,800円の割引が受けられるため、3Gサービスを利用中であればスマホデビューのチャンスです。

なお、オンラインショップでの購入は対象外とされている点には注意しましょう。

下取りサービス

UQモバイルでは、対象機種を下取りに出すことで、端末購入時の代金から割引が受けられるキャンペーンを実施中です。

下取りに出す機種によっては最大で74,800円相当の還元が受けられるため、スマホの買い替えを検討中の人にはおすすめのキャンペーンと言えます。

なお、UQ mobile オンラインショップで下取りに出した場合は、端末代金の割引ではなく「Pontaポイント」で還元される点に注意しましょう。

不要なオプションには加入しない

UQモバイルでは、月額110円の「通話明細サービス」や、月額440円の「電話基本パック」などさまざまなオプションサービスが提供されています。

ひとつひとつの月額料金は安く感じても、複数加入してしまうと大きな負担になるため不要なオプションにはできるだけ加入しないことも、UQモバイルを安く利用するためには有効です。

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まとめ

今回はUQモバイルの契約を検討している人に向けて新料金プランの概要や旧料金プランからの変更点、料金を安くする方法などについて解説してきました。

UQモバイルの3つの新料金プランは、自宅セット割の割引額が上がっていたり、1回10分以内の国内通話がかけ放題になるプランを選べるなどプラスになっている変更点も多いです。

ただし、月額料金が値上げされていることや、一部の料金プランで節約モードが廃止された点は改悪と言わざるを得ません。

UQモバイルの契約を検討している人は、今回の記事を参考に、割引サービスやキャンペーンをうまく活用して、お得な方法で申し込みしてみてください。