格安SIMに乗り換えたいけど回線品質やサポートはしっかりしたところを選びたいな〜
auからUQモバイルに乗り換える流れは、次のとおりだよ。
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使っている端末がUQモバイル対応かをチェックする
auで使用していたスマホは、SIMロック解除不要で継続利用できる!
UQモバイルへの乗り換えはMNP予約番号も発行不要
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必要に応じてSIMロックを解除する
SIMロック解除不要な場合は飛ばして問題なし
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乗り換えに必要なものを準備する
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UQモバイルに乗り換えの申し込みをする
端末セットの申し込みや、eSIMも選択可能
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UQモバイルのSIMに差し替える
eSIMの場合は差し替え不要
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回線を切り替える
「my UQ mobile」から簡単に行える
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UQモバイルの初期設定とデータ移行を行う
プロファイルのインストールなどを行えば完了!
この記事で分かること
- UQモバイルへ乗り換えることで得られるメリット
- オンラインか店舗のどちらで手続きをするのがお得?
- UQモバイルへ乗り換え後のメールアドレスや分割支払いの対応状況
auからUQモバイルに乗り換える10のメリット
auからUQモバイルに乗り換えるメリットとしては、以下の10点が挙げられます。auからUQモバイルに乗り換えるメリット |
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①月額料金が安くなる
毎月大量のデータ容量を使う人を除き、ほぼすべてのケースでauからUQモバイルに乗り換えることで月額料金が安くなります。 下記の表は、auとUQモバイルの料金プランを比較したものです。※横にスクロールできます。
料金プラン | 月額料金 | |
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au | 使い放題MAX 5G/4G | 無制限:7,238円 ※データ使用量が3GB以下の月は5,588円 |
スマホミニプラン 5G/4G |
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UQモバイル | コミコミプラン+ | 33GB:3,278円 ※10分以内かけ放題つき |
トクトクプラン |
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ミニミニプラン | 〜4GB:2,365円 |
UQモバイルのプラン「ミニミニ/トクトク/コミコミプラン+」
UQモバイルのプランは、10分以内かけ放題込みの「コミコミプラン+」や毎月のデータ利用量に応じて安くなる「トクトクプラン」などがあります。 旧プランの「くりこしプラン+5G」も3つのデータ容量から好きなものを選ぶ内容でしたが、かけ放題の追加は別途追加料金がかかるうえ、毎月使えるデータ量は全プラン固定されていました。 しかし、今回リニューアルしたプランでは、かけ放題が含まれていたり、データを使ったぶんだけ料金が発生したりと、さまざまな使い方ができるようになっています。コミコミプラン+ |
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トクトクプラン |
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ミニミニプラン |
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■ UQモバイルの新プラン
※横にスクロールできます。
コミコミプラン+ | トクトクプラン | ミニミニプラン | |
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データ容量 | 33GB | 1〜15GB | 4GB |
かけ放題 | 10分以内の通話かけ放題 | - | - |
月額料金 | 3,278円 | 3,465円 | 2,365円 |
(A)自宅セット割 | - | -1,100円 | |
(B)家族セット割 | - | -550円 | |
(C)au PAYカード支払い割 | - | -187円 | |
(A)+(C)適用後 | - | 〜1GB:990円 〜15GB:2,178円 | 1,078円 |
(B)+(C)適用後 | - | 〜1GB:1,540円 〜15GB:2,728円 | 1,628円 |
オプション | 【24時間かけ放題】 通話放題:1,100円 【増量オプションⅡ】 33GB→38GB:550円 | 【24時間かけ放題】 通話放題:1,980円 【10分以内かけ放題】 通話放題ライト:880円 【最大月間60分かけ放題】 通話パック60:660円 【増量オプションⅡ】 トクトクプラン:550円(15GB→20GB) ミニミニプラン:550円(4GB→6GB) |
無制限プランはないので、大容量の通信を使用したい方は注意
UQモバイルでは、データ無制限プランを取り扱っていないので、UQモバイルのプランで高速通信が行えるのは、「コミコミプラン+」に「データ増量オプション Ⅱ」を追加した月間38GBが最大です。 どうしても毎月のデータ使用量が38GBを超えてしまう人は、他の大容量の格安SIMや、auの「使い放題MAX 5G/4G」を継続したほうがよいでしょう。 ただし、UQモバイルの最小容量プランである「ミニミニプラン」のみ、「節約モード」をオンにすると、最大300kbpsの低速でデータを無制限利用できます。低速なので、YouTubeや高画質動画の閲覧は難しいですが、SNSやテキスト中心のWebサイト、音楽ストリーミングサービスといったコンテンツであれば、快適に利用可能です。 そのため、普段からスマホでこのようなコンテンツをメインに楽しんでいるのであれば、auの無制限プランからUQモバイルのミニミニプランへ乗り換えたほうがお得でしょう。②通信品質が安定している
UQモバイルはauのサブブランドの位置づけであるため、ほかの格安SIMと比較して通信品質が安定している点も魅力です。 通常、MVNOと呼ばれる格安SIMの事業者は、大手キャリアの回線を借りており、借りる量によって通信速度が変わります。しかしUQモバイルはauのサブブランドであり、auの回線を優先的に使えるため、平均速度も速いです。 ユーザーが測定した通信速度の結果がわかる、「みんなのネット回線速度(みんそく)」で確認した、UQモバイルとほかの格安SIMの回線速度は以下のとおりです。下り(ダウンロード) | 上り(アップロード) | |
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UQモバイル | 109.63Mbps | 17.69Mbps |
ワイモバイル | 91.67Mbps | 17.16Mbps |
LINEMO | 58.78Mbps | 14.02Mbps |
イオンモバイル | 36.72Mbps | 8.24Mbps |
※2024年4月末時点
UQモバイルの回線速度は、ほかの格安SIMと比較して最速クラスであることがわかります。 なお、ウェブサイトの閲覧や動画視聴に影響するのが「下り(ダウンロード)」で、50Mbpsを超えていれば支障なく利用できるといえます。テザリングに対応している
UQモバイルは、テザリングを無料で利用できます。 テザリングとは、スマートフォンを一時的なWi-Fiルーターとして利用し、外出先などでもPCやゲーム機などをインターネットに接続できる機能です。 auはテザリングの利用開始前に申し込みが必要ですが、UQモバイルなら申し込み不要で使えるため、必要なときにサッと使えて便利です。 ただし、テザリングで使用したデータは、UQモバイルの月間データ量から消費されていくので、契約しているプランのデータ容量に気をつけながら利用しましょう。③MNP予約番号の取得が不要で乗り換えの手間も少ない
一般的なスマホの乗り換えではMNP予約番号の取得が必要ですが、auからUQモバイルへの乗り換えでは発行不要です。 MNP予約番号とは、乗り換え後も電話番号をそのまま引き継ぐ「ナンバーポータビリティ」という制度を使う際に必要な10桁の番号です。 予約当日から15日間の有効期限が設けられ、期限を過ぎると再度取得しなければなりません。 auからUQモバイルへの乗り換えであれば、このような手間がないのもメリットです。また、auからの乗り換えであれば基本的にSIMロック解除が不要な点も大きなメリットといえるでしょう。④auで使っていたスマホがそのまま使える
UQモバイルは、auで使っていたスマホをそのまま使えます。また、回線についてもau契約時と同じものを使用するので、つながりやすさなども変わりません。 auユーザーがドコモやソフトバンク回線を使う格安SIMへ乗り換える場合、事前にスマホのSIMロックを解除しなければ、同じ端末を使用できない可能性があります。 しかしUQモバイルはauの回線を利用することから、2017年8月以降にauで購入した端末は、そのほとんどがSIMロックを解除せず、そのままUQモバイルで使用可能です。そのため、auから乗り換え後も今の端末をそのまま使いたいという人にとって、UQモバイルへの乗り換えはおすすめといえるでしょう。 ただし、auで使用していたスマホであっても、ごく一部の機種は事前にSIMロックの解除が必要になる点には注意をしましょう。最新のiPhoneも動作確認済み
UQモバイルは数多くの機種が動作確認されており、発売されたばかりのiPhone 15シリーズも動作確認済みです。 また、auから購入する場合は、ご購入後13カ月目~25カ月目までに返却で残債が免除になる「スマホトクするプログラム」も利用可能です。▼ UQモバイルで利用可能なiPhone
- iPhone 15 Pro/15 Pro Max
- iPhone 15/15 Plus
- iPhone 14 Pro/14 Pro Max
- iPhone 14/14 Plus
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone 13 Pro/13 Pro Max
- iPhone 13/13 mini
- iPhone 12/12 mini など
⑤全国のauショップなどでサポートが受けられる
相談できる実店舗が多いことも、UQモバイルのメリットの1つです。 格安SIMの事業者の多くは店舗を構えず、オンラインでの申し込みやサポートの受け付けをしています。しかし、UQモバイルは格安SIM並みの月額利用料金ながら、全国に実店舗を構え対応している点が特徴です。 UQモバイルへの乗り換えの手続きやアフターサポートなどは、日本全国の「UQスポット」や「au Style」のほか、一部の「auショップ」でも受けられます。格安SIMなのに店舗でサポートを受けられる点は、UQモバイルの大きな特徴だね!
⑥u IDなどau関連サービスを引き継げる
auからの乗り換え先にUQモバイルを選択することのメリットに、au IDなどau関連サービスを引き継げることも挙げられます。 au IDはau PAYなどのサービスを利用する際に必要なIDで、au関連のサービスを利用すると、全国の提携先で1ポイントあたり1円で使えるPontaポイントが貯まります。UQモバイルへ移行した場合は、au IDにUQモバイルの契約情報が自動で登録されるため、引き継ぎ手続きをしなくても、これまでと同じようにau関連サービスの利用でPontaポイントを貯めることが可能です。 ただし、UQモバイルではauのように、au PAYカードで携帯料金を支払ってもPontaポイントが貯まらない点に注意をしましょう。 そのほか、auで機種購入時に申し込んだ分割支払いや「スマホトクするプログラム」などの端末購入プログラム、auかんたん決済はUQモバイル乗り換え後もそのまま使えるため、利用しているサービスの支払い方法を変更する手間もかかりません。⑦固定回線との自宅セット割や家族割が適用される
UQモバイルでは、「トクトク/ミニミニプラン」の契約と、「対象の固定回線サービス」または「auでんき」に加入すると、「自宅セット割」が適用されて家族全員の月額利用料金が割引になります。 この「自宅セット割」を適用した場合の、各プランの料金は以下のとおりです。ミニミニプラン (〜4GB) | トクトクプラン (〜15GB) | |
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月額利用料金 | 2,365円 | 3,465円 |
自宅セット割の割引額 | -1,100円 | |
自宅セット割適用後の料金 | 1,265円 | 〜1GB:1,177円 〜15GB:2,365円 |
ミニミニプラン (〜4GB) | トクトクプラン (〜15GB) | |
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月額利用料金 | 2,365円 | 3,465円 |
家族セット割の割引額 | -550円 | |
家族セット割適用後の料金 | 1,815円 | 〜1GB:1,727円 〜15GB:2,915円 |
⑧au Wi-Fiスポットが無料で使える
UQモバイルユーザーは、au PAYを利用するという条件を満たすだけで、au Wi-Fiスポットを無料で利用できます。これまでもauユーザーの方は無料で使えていましたが、UQモバイルへ乗り換え後も引き続き利用できます。 ちなみに、au Wi-Fiスポットとはカフェや空港など、公共施設を中心に設置されている公衆無線LANサービスです。 そのため、毎月使えるデータ量が限られているUQモバイルではぜひとも活用したいサービスと言えます。▼ au Wi-Fiスポット利用手順 |
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⑨節約モードでデータの消費なくSNSや音楽を楽しめる
月間4GBまでの「ミニミニプラン」のみ、「節約モード」というデータ通信量を節約できる独自の機能を利用できます。 「節約モード」とは、最大300kbpsの低速でデータを無制限利用できるサービスです。SNSやWebの閲覧、音楽のストリーミング配信などであれば、節約モードをオンにするだけで、データを消費することなく利用できます。 一方で節約モードを解除すれば、高速通信を利用してYouTubeや映画・ドラマなどのコンテンツを楽しむことが可能です。auからUQモバイルに乗り換える際の6つのデメリット
auからUQモバイルに乗り換える際の注意点は、主に以下の6つです。 UQモバイルに乗り換えをしてから、こんなはずではなかったと後悔することのないよう、1つずつ確認していきましょう。auからUQモバイルに乗り換える際の注意点・デメリット |
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①大容量プランやデータ無制限プランがない
UQモバイルには、大容量プランやデータ無制限プランが無い点に注意をしましょう。 UQモバイルの基本プランは「ミニミニ/トクトク/コミコミプラン+」で、それぞれの基本データ容量は月間4GB、15GB、33GBです。 それでは足りないという方は、月額550円の「増量オプションⅡ」に加入することで、各プランの使えるデータ容量がそれぞれ毎月+最大5GBされて、毎月最大38GBまで利用できます。通常の月間データ容量 | 増量オプションⅡ | 増量オプションⅡ」適用後 | |
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ミニミニプラン | 4GB | +2GB | 6GB |
トクトクプラン | 15GB | +5GB | 20GB |
コミコミプラン+ | 33GB | +5GB | 38GB |
auで無制限プランを使っている人は注意が必要だね!
②auメールアドレスを使い続けるには月額330円かかる
UQモバイルへ乗り換えたあともauのキャリアメールアドレスを使い続けるには、月額330円かかるに注意が必要です。 auユーザーの場合、UQモバイルへ乗り換え後、31日以内に「auメール持ち運び」というオプションに加入することで、auのメールアドレスを引き続き利用できます。オプション料金の月額330円は、クレジットカードで支払うこともできるほか、毎月のUQモバイルの利用料金とも合算可能です。 しかし、せっかくau利用時よりも料金を下げたのに、メールアドレスのために毎月オプション料金を支払い続けるのはもったいないと感じる人は少なくないでしょう。 そのように感じた方は、UQモバイルへ乗り換える前に、GmailやYahoo!メ-ルなど無料で利用できるフリーメールアドレスを取得しておくことをおすすめします。 現在、各種サービスにauのキャリアメールアドレスで登録している場合は、乗り換え前にフリーメールアドレスへ変更しておきましょう。③auからUQモバイルへのMNP乗り換えはau PAY残高還元の適用外
UQモバイルで実施しているau PAY残高還元キャンペーンは、auからUQモバイルへMNPで乗り換える場合、適用対象外になることがほとんどです。 auからUQモバイルに乗り換えても、契約先はUQモバイルもauもKDDIであることには変わりありません。そのため、手数料などがかからない代わりに、乗り換え時のau PAY残高還元は対象外になってしまうのです。 乗り換えでのau PAY残高還元は、通常、他社からの乗り換えを促進する目的であるため、auからの乗り換え時にはau PAY残高還元が適用されない傾向にあります。④一部の端末は使えない可能性あり
すべての端末がUQモバイルに対応しているわけではないことにも、注意が必要です。 UQモバイルで動作確認されている対応機種を確認すると、auで販売されているスマホのほとんどは、いずれもUQモバイルに対応していることがわかります。 またAndroidも対応機種が増え続けており、Google PixelやXperia、Galaxyといった人気シリーズはほぼ対応しているといえるでしょう。 しかし、一部の機種は非対応の可能性があります。必ず「動作確認端末一覧[1]」を確認しましょう。※[1]:UQモバイル「動作確認端末一覧」
⑤最新iPhone・Androidの購入や機種変更ができない
UQモバイルでは現状、iPhone 15 / 14シリーズを取り扱っていないので、最新iPhoneの購入や機種変更ができません。 Androidに関しても、リーズナブルでコスパの良いラインナップが中心で、「Galaxy S24 」や「Xperia 5 V」といった高性能の最新モデルは取り扱っていません。 ただし、UQモバイルはauで販売されているスマホをそのまま使用できるので、最新iPhoneやAndroidをUQモバイルで使いたい場合は、auで事前にスマホを購入しておきましょう。⑥auスマートバリューは適用対象外
auでは、auひかりとauスマホをセット契約すると「auスマートバリュー」が適用され、毎月最大1,100円がauスマホの料金から永年割引されます。 しかし、UQモバイルではauスマートバリューが適用されないので、auから乗り換えると割引は廃止される点に要注意です。 ただし、UQモバイルに乗り換えてからもそのままauひかりを契約していれば、「自宅セット割」が適用され、プランに応じて月額料金から毎月最大1,100円が割引されます。UQモバイルへの乗り換えがおすすめなauユーザーの特徴
auからUQモバイルへの乗り換えがおすすめな人の特徴として挙げられるのは、以下が当てはまる方です。 UQモバイルへの乗り換えを迷っている場合は、自分がこれらの特徴に当てはまっているかをチェックするとよいでしょう。▼ UQモバイルへの乗り換えがおすすめなauユーザー
- 毎月の携帯料金を安くしたい人
- 格安SIMに乗り換えても通信品質は落としたくない人
- 1ヶ月のデータ使用量が38GB以内に収まる人
- auと同水準のサポートやサービスを期待する人
- 端末代金を払い終えた人
毎月の携帯料金を安くしたい人
auユーザーで、毎月支払っている携帯料金の高さに悩んでいる方は、UQモバイルへの乗り換えを検討しましょう。auからUQモバイルへ乗り換えれば、高確率で毎月の携帯料金を安く抑えられます。 とくにauの無制限プラン「使い放題MAX 5G/4G」を契約しているものの、毎月それほどデータを使っていないという場合は、UQモバイルへの乗り換えを強くおすすめします。格安SIMに乗り換えても通信品質は落としたくない人
格安SIMに対してつながりにくい、速度が遅いというイメージを持っている方も多くいるかもしれません。 しかし、UQモバイルはauのサブブランドであることから、他のau回線を使用する格安SIMよりも通信の安定性や速度の面でも優れていると言われています。 もちろん回線が使えるエリアは変わらず、5Gの高速回線も利用可能です。 そのため、大手キャリアに近い通話品質で利用できるというメリットがあります。前述したように、回線速度は格安SIMのなかでトップレベルの水準を誇ります。 これらの点から、毎月の携帯料金を抑えつつも、通信品質は落としたくないというauユーザーには、UQモバイルへの乗り換えがおすすめです。1ヶ月のデータ使用量が38GB以内に収まる人
1ヶ月のデータ使用量が33GBまでにおさまる方にも、UQモバイルへの乗り換えをおすすめします。 UQモバイルの「ミニミニ/トクトク/コミコミプラン+」の利用可能なデータ容量は、最大でも33GBに限られます。そのため、33GBを超えるデータ容量が必要な場合は、UQモバイルでは物足りなく感じるでしょう。 ただし、「増量オプションⅡ」に加入することで、利用できるデータ容量を最大38GBまで増やすことが可能です。 UQモバイルは、増量オプションⅡでデータ容量を増やしてもauより月額料金が安いので、1ヶ月のデータ使用量が38GB以内に収まる場合はauからの乗り換えをおすすめします。auと同水準のサポートやサービスを期待する人
auと同水準のサポートやサービスを期待する人も、UQモバイルへの乗り換えがおすすめです。 UQモバイルはauのサブブランドという位置づけであり、全国各地のauショップでのサポートや高い通話品質の提供などが強みです。auショップのほか、UQスポットや一部のauショップでも手続きや相談ができるため、オンラインでのサポートのみでは不安という方でも安心して利用しやすいでしょう。 もちろん公式のオンラインショップもチャットサービスなどが充実しており、オンラインでも店舗でも、auに引けを取らない水準のサポートを受けられるのが魅力といえます。端末代金を払い終えた人
auで購入したスマホの端末代金を払い終えたauユーザーも、UQモバイルへの乗り換えがおすすめです。 auは、端末代の支払いが終わっていなくても違約金無料で解約できます。 しかし、au端末と基本プランをセット契約することで何らかの割引が適用されている場合、端末代金の支払いが完了する前に解約すると、割引がなくなり、支払総額が高くなってしまう可能性があります。 そのため、auでスマホを購入した方は、端末代金を払い終えたタイミングでUQモバイルに乗り換えるとよいでしょう。auからUQモバイルへの乗り換える際の流れ
auからUQモバイルへの乗り換える手続きの流れは以下のとおりです。auからUQモバイルへの乗り換え手順 |
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①使っている端末がUQモバイル対応かをチェックする
UQモバイルはauと同じ回線を使ったサービスなので、基本的にauで販売されている端末のほとんどは継続して使えます。 しかし、発売から期間を経てすでにサポートも終了している端末などは、一部機能が制限されている可能性もあります。 そのため、現在auで使用しているスマホを継続利用したい場合は、今使っている端末がUQモバイルに対応しているか、UQモバイル公式サイトの「動作確認端末一覧[1]」で確認しておきましょう。 「動作確認ページ」では、データ通信や通話などのサービスごとに対応状況が記載されており、この後の手順で解説する「SIMロック解除」が必要かどうかまで確認できます。 全ての項目で「○」もしくは「不要」と記載のある端末については、問題なく利用できると保証されているので、安心して使い続けられます。 こちらに記載のない端末でも、UQモバイルを問題なく利用できる場合もありますが、動作確認がされていない以上、自己責任での利用となるので注意しましょう。※[1]:UQモバイル「動作確認端末一覧」
②必要に応じてSIMロックを解除する
先述したように、UQモバイルへ乗り換える際に、auで購入したスマホをそのまま利用する場合は、ほとんどの機種でSIMロック解除が不要なので、次の手順へ進んで問題ありません。 ただしauで購入した場合であっても、iPhone 6sやiPhone 7など、比較的古い機種を利用している場合は、SIMロック解除の手続きが必要です。 SIMロック解除が必要な機種、不要な機種は以下のとおりです。- iPhone 15 Pro/15 Pro Max
- iPhone 15/15 Plus
- iPhone 14 Pro/14 Pro Max
- iPhone 14/14 Plus
- iPhone SE(第2世代)〜(第3世代)
- iPhone 13 Pro/13 Pro Max
- iPhone 13/13 mini
- iPhone 12/12 mini
- iPhone 11 Pro/11 Pro Max
- iPhone 11
- iPhone XR
- iPhone XS/XS Max
- iPhone X
- iPhone 8/8 Plus
- 2017年8月以降に発売されたauのAndroidスマホ
- iPhone 7/7 Plus
- iPhone 6s/6s Plus
- iPhone SE(第1世代)
- 2017年7月以前に発売されたauのスマホ
SIMロック解除の方法
今使っている端末にSIMロック解除が必要な場合、「My au」もしくはauショップで解除手続きが可能です。 ただし、auショップでSIMロック解除を行うと3,850円の手数料がかかるので、SIMロック解除は「My au」から自身で手続きをすることをおすすめします。 「My au」からの手続きであれば、24時間受付可能なだけでなく、手数料も無料で解除が可能です。au端末のSIMロック解除する手順 |
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▼ IMEIの確認方法
Android | 「設定」→「デバイス情報(もしくは端末情報)」 ※機種によって設定メニューの表記が異なります |
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iPhone | 「設定」→「一般」→「情報」 |
IMEIは15桁の数字で記載されているからメモで残す時にも間違えないようにしないとね!
参考・引用元:SIMロック解除のお手続き | au
③乗り換えに必要なものを準備する
auからUQモバイルへ乗り換える際に必要なものは、以下のとおりです。▼ auからUQモバイルの乗り換え手続きに必要なものと情報一覧
- au ID
- メールアドレス
- 本人確認書類(運転免許証/パスポート/マイナンバーカードなど)
- 支払い情報(クレジットカード/口座振替)
④UQモバイルに乗り換えの申し込みをする
現在auで使っているスマホはそのままで、SIMのみ差し替えて利用したい場合は「SIMのみ申し込み」、UQモバイルへの乗り換えと同時にスマホも買い替えたい方は「端末セット申し込み」をそれぞれ選択しましょう。SIMのみで申し込む
UQモバイルのオンラインショップにアクセスし、「SIMのみ」の申し込みを選択して申し込みを進めましょう。SIMは物理的に差し替える「SIMカード」もしくは、端末内蔵型の「eSIM」も選択できます。 ただし、「eSIM」は対応端末が限られるだけでなく、初期設定もやや複雑になるので、「eSIM」への変更の経験がある方を除いて、「SIMカード」を選択するのがおすすめです。そのため、今回の手順の解説も「SIMカード」を選択した前提で進めていきます。 なお、auからUQモバイルへ乗り換える場合、au PAY残高への還元は対象外なので注意をしましょう。 SIMの種類を選択したら、「au/povo2.0から乗り換え」にチェックを入れて申し込みを進めます。このあと「au ID」でログインを行い、画面の指示に従ってプラン内容の選択などを行います。 UQモバイルの料金プランは、下記の3種類から選択できます。コミコミプラン+(33GB/月) | 月額3,278円 |
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トクトクプラン(1〜15GB/月) | 月額3,465円 |
ミニミニプラン(4GB/月) | 月額2,365円 |
SIMと端末セットで申し込む
UQモバイルオンラインショップにアクセスしたあと、販売中の端末の中からお好きな端末を選び、「お申し込み」をタップします。すると、端末のカラーや容量を選択する画面に移行するので、購入したい項目にチェックを入れましょう。 端末セットで申し込む場合も、申し込み画面に「契約方法」が表示されます。今回はauからの乗り換えになるため、「au/povo1.0から乗り換え」を選択しましょう。 その後の手続きは、SIMのみ申し込む場合と同じです。au IDでログインを行い、画面指示に従って手続きを進めましょう。⑤UQモバイルのSIMに差し替える
- iPhoneの右側にあるSIMカードトレイの穴にSIM取り出しツールを差し込む
- トレイを引き出して、くぼみにはまっているSIMカードを取り出す。
- 新しく届いたSIMカードを切り離す
- 切り離した新しいSIMカードをSIMカードトレイのくぼみにあわせて入れる
- 1.とは逆の手順でSIMカードトレイをiPhoneに戻す
- SDカード/SIMカードスロットのカバーに爪をかけて引き出す
- トレイを引き出して、くぼみにはまっているSIMカードを取り出す。
- 切り離した新しいSIMカードをSIMカードトレイのくぼみにあわせて入れる
- 1.とは逆の手順でSIMカードトレイをスマホ本体に戻す
⑥回線を切り替える
UQモバイルのSIMカードへ差し替えたら、UQモバイルの回線を使えるようにする切り替え手続きを行います。 この手続きを行うことで、auのSIMカードから新しく契約したUQモバイルのSIMカードで電波を掴めるようになります。▼ 回線の切り替え方法 |
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⑦UQモバイルの初期設定とデータ移行を行う
回線手続きが終了したら、最後にUQモバイルの初期設定とデータ移行を行います。 初期設定は「APN設定」とも呼ばれるもので、、iPhoneではプロファイルのインストール、Androidでは簡単な情報の入力を行います。 また、auで使用していた機種をそのまま使い続ける場合は不要ですが、UQモバイルに変更したタイミングで機種変更も行った方は、必要に応じてデータ移行を行いましょう。データ移行の主な方法 |
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auからUQモバイルの乗り換え時にお得なキャンペーン
auからUQモバイルに乗り換えるときに使える際は、以下のキャンペーンを利用できます。<auからUQモバイルへ乗り換える際に利用できるキャンペーン>
- 下取りサービス
- オンラインショップスペシャルセール
下取りサービス
UQモバイル下取りサービス
UQモバイルでは、MNPで新規申し込み・機種変更のタイミングで不要になった端末を下取りしてもらえるサービスを実施中です。
破損や動作不良なしの通常品だけでなく、画面割れなど外装破損・ディスプレイの表示不良がある端末も対象です(下取り価格は異なります)。
下取り対象機種は、下取り価格とあわせて一覧公開されています。
下取り方法 | 還元方法 |
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店舗で下取り | 機種代金から還元 |
郵送で下取り※ | Pontaポイント進呈 |
※UQオンラインショップで下取りを申し込んだ場合、郵送での下取りとなります。
■MNP新規のとき
【下取り額】
- 最大100,100円相当還元
【対象の料金プラン】
- 他社からお乗りかえと同時、または他社からお乗りかえの際、端末を購入せず、その後初めての機種変更と同時に、UQスマートフォン、iPhoneをご購入
- 今お使いの下取り対象機種が故障、水濡れがなく正常に動作すること
対象機種・下取り価格の確認もこちら
■機種変更のとき
【下取り額】
- 最大59,400円相当還元
【対象の料金プラン】
- 下取り対象機種からの機種変更でUQ mobileスマートフォンをご購入
- 今お使いの下取り対象機種が故障、水濡れがなく正常に動作すること
対象機種・下取り価格の確認もこちら
参考・引用元:下取りサービス|UQ mobile
オンラインショップスペシャルセール
UQ mobileオンラインショップ スペシャルセール
【対象機種】
端末名 | 契約方法 | 合計の最大割引額 |
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Redmi 12 5G XIG03 | 機種変更 | 3,850円 |
★最終更新:2025年1月9日。最新の対象端末は公式サイトでご確認ください。
【適用条件】
①UQ mobile オンラインショップにて対象機種をご購入
②対象の「料金プラン」および「故障紛失サポート(有料)」に新たにご加入、または継続してご加入中の方
③直近のご購入機種を2カ月目以上ご利用(機種変更の場合)
【対象の料金プラン】
- トクトクプラン
- コミコミプラン+
【オンライン VS 店舗】UQモバイルへの乗り換え比較
UQモバイルは格安SIMには珍しく、実店舗の展開があることはすでにお伝えしました。 ここからは、乗り換えの手続きをオンラインでするか店舗でするか迷っている人に向けて、それぞれのメリット・デメリットを解説します。オンラインで乗り換えるメリットとデメリット
まずは、オンラインで乗り換える際のメリットとデメリットをみていきましょう。オンラインで乗り換えるメリット | オンラインで乗り換えるデメリット |
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オンラインで乗り換えるメリット
オンラインで乗り換えるメリット |
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オンラインで乗り換えるデメリット
オンラインで乗り換えるデメリット |
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店舗で乗り換えるメリットと注意点
UQモバイルを店舗で申し込む際のメリットとデメリットも確認してみましょう。店舗で乗り換えるメリット | 店舗で乗り換える注意点・デメリット |
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店舗で乗り換えるメリット
店舗で乗り換えるメリット |
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店舗で乗り換えるデメリット
店舗で乗り換える注意点・デメリット |
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auからUQモバイルの乗り換えに関するよくある質問
auからUQモバイルへの乗り換えに関してよくある質問には、以下のようなものが挙げられます。auからUQモバイルへ乗り換えた月の料金はどうなる?
auからUQモバイルへの乗り換えでは、初月の月額利用料金が日割り計算されます。また、以下のオプションも月の途中で加入した場合、日割り計算の対象となります。<日割り計算対象のオプション>
- 電話基本パック
- 端末補償サービス
- メールサービス
- 割込通話サービス
auからUQモバイルへ乗り換えるベストなタイミングはいつ?
auからUQモバイルへの乗り換えは、基本的にどのようなタイミングでも可能です。 それでも、少しでもお得に乗り換えたいと考える人や、複雑な手続きが少なくなるタイミングで乗り換えたいと考える人もいるでしょう。 auからUQモバイルへの乗り換えにベストなタイミングとして挙げられるのは、以下の2つです。▼ auからUQモバイルへの乗り換えにベストなタイミング
- 月末近く
- 端末代の支払いが終わったとき
月末近く
UQモバイルへの乗り換えは、月末近くの20日から25日頃がもっともおすすめです。 UQモバイルへの乗り換え時は、初月の月額利用料金が日割り計算されます。そのため、乗り換えた月の料金を少しでも安くするためには、月末近くがおすすめです。 また、UQモバイルは月の途中で契約しても、1ヶ月分のデータ容量がまるまる付与されます。「ミニミニ/トクトク/コミコミプラン+」の場合、余ったデータ量は翌月に自動繰り越しされるので、月末近くに乗り換えると、ほぼ満タンのデータ容量を翌月に繰り越せてお得です。 この点から、auからUQモバイルへの乗り換えは、月末近くがおすすめといえます。端末代の支払いが終わったとき
auで購入した端末料金の支払いが終わったときも、UQモバイルへのベストな乗り換えのタイミングです。 auで購入した端末代金の支払いが残ったままUQモバイルに乗り換えると、UQモバイルに乗り換えたあともauから請求が続きます。その場合、auに対して端末の支払いをしつつ、UQモバイルに契約しているプランの料金を支払うことになり、管理がやや複雑になるでしょう。 支払管理が複雑になると支払い忘れが起きやすいため、auからUQモバイルへの乗り換えは、auで端末代の支払いが終わったタイミングがおすすめです。auで使っていた端末代が残っているとどうなる?
auで使っていた端末代の支払いが残っている状況でUQモバイルに乗り換えたとしても、これまでどおり分割で支払い続けられます。auを解約するからという理由で、端末の残債を一括払いする必要はありません。 また、「スマホトクするプログラム」や「かえトクプログラム」といった端末購入プログラムについてもUQモバイルへ乗り換えても引き継がれるので、機種変更を行ってから乗り換えても問題ありません。UQモバイルの支払いはクレジットカードのみ?
UQモバイルの支払いは、クレジットカードのほか口座振替も選択できます。ただしオンラインで申し込む場合は、申し込みのタイミングではクレジットカードしか選べません。オンラインで支払い方法を口座振替にするには、以下の手順を踏みましょう。- UQモバイルオンラインショップで料金プランや契約内容を選ぶ
- クレジットカードを登録する
- 端末やSIMカードが届いたら、初期設定などを行う
- my UQ mobileにログインする
- 支払い方法を口座振替に変更する
まとめ
auからUQモバイルへの乗り換えにあたって、多くの方が気になるポイントについて解説してきました。 auからUQモバイルに乗り換えることで、一定の回線品質を保持したまま、月額料金を大きく抑えることができます。 また、auからUQモバイルへの乗り換えは、MNP予約番号が不要だったり、端末のSIMロック解除が不要だったりと、ほかの格安SIMへ乗り換えるより手間がかからない点も嬉しいポイントです。auからUQモバイルへの乗り換え手順 |
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