ドコモから格安SIMへ乗り換えるならこの5社がおすすめ!乗り換えるデメリットや手順もまとめてチェック!

ドコモから格安SIM 格安SIM

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  • ドコモを使っている人におすすめの格安SIMはどこなんだろう...
  • 格安SIMに乗り換えたらほんとにお得になるのかな?
  • お店がないから格安SIM乗り換え手順もよくわからない!

現在ドコモを利用している方の中には、上記のような理由からおすすめの格安SIMへの乗り換えに踏み切れていないという方もいるかもしれません。

しかし、ドコモから格安SIMの乗り換えは、少ない手順で行えるかつお得であるためおすすめです。

また、難しそうなイメージのある「SIMロック解除」といった手続きも不要で手続きが可能です。

この記事では、ドコモからの乗り換えでもっともおすすめできる格安SIMを5つご紹介します。各社の最新プランやおすすめポイントに触れながら、格安SIMの契約がはじめての人でもわかりやすいようにまとめていますよ。

また、ドコモから格安SIMに乗り換えるメリットや注意点に加えて、ドコモから格安SIMの乗り換える手順も5つのステップに分けてわかりやすくご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

Xロボ 通常

この記事で分かること

  • 格安SIMへ乗り換えるべきドコモユーザー
  • ドコモから格安SIMへ乗り換える手順
  • ドコモから格安SIMへ乗り換えることで起こるメリットと注意点
  • ドコモ利用者におすすめできる格安SIM
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【おすすめ格安SIM5選】ドコモから乗り換えるならどこがおすすめ?

ドコモ回線格安SIM ロゴ

格安SIMへの乗り換えの流れを掴めたところで、続けてドコモからの乗り換えにおすすめの格安SIM5社をご紹介します。

今回は、SIMロック解除手続きが必要の場合は手間も増えてしまうので、なるべくドコモユーザーはSIMロック解除が不要な格安SIMを優先的にピックアップしています。

ドコモから格安SIMへ乗り換えたい人は、ぜひ参考にしてください。

ahamo

ahamo ロゴ

「ahamo」はドコモが提供しているオンライン専用のプランです。

ドコモをお使いの方に最初におすすめしたい理由は、他の格安SIMより高速な通信速度です。

格安SIMといえば、キャリアの回線の一部を借りて通信を行う仕組み上、時間帯や場所によって回線が混雑することがあります

しかし、ahamoはドコモのオンライン専用プランという位置付けでもあるので、ドコモのeximo/irumoと同等の通信速度で利用できます。

ahamoのプラン

データ量 20GB 100GB
月額料金 2,970円 4,950円
利用回線 ドコモ(4G/5G)
通話料金 通常22円/30秒
国内通話1回5分以内まで:無料
契約初期費用 無料

プランは20GBのみの1プランであり迷うこともありません。さらに、基本料金には1回5分以内の通話かけ放題が料金に含まれており、月額2,970円と格安です。

また、大容量の通信を行いたい方向けに「大盛りオプション」も用意しており、月間100GBを月額4,950円と格安SIM並みの料金で利用できることから、おすすめの乗り換え先としてご紹介しています。

ahamoはプラン料金内に5分かけ放題が付いているため、1回5分以内の通話が多い人は、ahamoに乗り換えると通話料を大きく節約可能です。

ahamoのおすすめポイント

▼ ahamoのおすすめポイント

  • 基本料金に5分以内のかけ放題が含まれている
  • 最大100GBの大容量プランも取り扱っている
  • メインプランと同等の回線品質を格安SIM並みの料金で利用できる
  • 支払い方法にをdカードを設定すると、毎月最大5GBのデータ容量が追加される
  • 海外でも最大2週間そのまま使える

格安SIMはドコモのキャリア回線の一部を借りてユーザーに提供するため、回線速度や通信品質はドコモより劣ります。しかし、ahamoはドコモのキャリア回線をそのまま利用できるプランなので、回線速度や通信品質はドコモのメインプランと同じです。

海外の91ヶ国でも、最大2週間まではそのままデータ通信が可能なので、海外出張や海外旅行の機会が多い人にも適しています。

さらに、支払い方法をdカードにすると毎月+1GB、dカードGOLDにすると毎月+5GBのデータ容量が自動追加されるので、契約される際はdカード/dカードGOLDの利用がおすすめですよ。

そのため、今の使用感と変わらない格安SIMへ乗り換えたいドコモユーザーに、ahamoはおすすめといえます。

5分以内かけ放題込み
20GB使えて月額2,970円

mineo(マイネオ)

mineo ロゴ

mineo(マイネオ)は、関西電力系列の株式会社オプテージが提供する格安SIMです。

以前から大手3キャリア全ての回線に対応しているなど、サービス面が充実をした格安SIMとして知られていますが、最近になって新プランが追加されたほか、新たにドコモ回線のeSIMにも対応するなど、利便性も向上しています。

mineoのプラン

▼ マイピタ

  音声通話+データ通信
(デュアルタイプ)
1GB 1,298円
5GB 1,518円
10GB 1,958円
20GB 2,178円
パケット放題 Plus +385円
※10GB以上のコースを選択している場合は無料

▼ マイそく(低速無制限プラン)

  音声通話+データ通信
(デュアルタイプ)
スーパーライト
(最大32kbps)
250円
ライト
(最大300kbps)
660円
スタンダード
(最大1.5Mbps)
990円
プレミアム
(最大3Mbps)
2,200円
データ使い放題(24時間) 330円/回

※月曜~金曜の12〜13時のみ、最大32kbpsに速度を制限
※3日間で10GB以上利用時に混雑回避のための速度制限が適用

mineoは、データ利用量ごとに料金プランがある「マイピタ」と、通信速度によって料金プランがある「マイそく」の2種類があります。

マイピタ」の音声通話にも対応するデュアルタイプでは、1GBが月額1,298円から利用できるので、あまりデータを使わない方でもお得に利用できます。またデータ容量は最大20GBまで揃っているため、スマホをあまり使わない人からヘビーユーザーまで、幅広いユーザーにおすすめです。

もう一つの「マイそく」は、平日12時~13時のみ最大32kbpsの超低速に制限されますが、格安SIMでは数少ないデータ無制限で使えるので、高速通信は必要ないけどたっぷり使いたいという方にもおすすめです。

「マイそく」では、通常時の最大速度が異なる4種類のコースあるので、用途や使い方に合わせて選ぶといいでしょう。

mineoのおすすめポイント

▼ mineoのおすすめポイント

  • 低速な代わりにデータを無制限で使えるマイそくプランがある
  • ユーザー同士のコミュニティが利用できて格安SIM初心者でも安心!
  • 大手3キャリア全ての回線に対応

「マイそく」のように、データを無制限利用できる格安SIMは珍しいので、「高速通信は必要ないから速度制限を気にせず使いたい」という方にmineoはおすすめです。

ただし、平日の昼間の最大32kbpsではメールの送受信程度しか使えないため、昼間はスマホを使わない人、昼間はWiFiに接続できる人、スマホは通話専用に契約している人以外は「マイピタ」がおすすめです。

また、mineoではユーザー間でデータをシェアできる「フリータンク」や、コミュニティサイト「マイネ王」などのサービスが充実しているので、初めての格安SIMに乗り換えるドコモユーザーも安心です。

その他にも、ドコモ・au・ソフトバンクの回線に対応しており、回線に合わせたSIMを申し込むことで、SIMロック解除の手間も省ける点も嬉しいポイントです。

データ量を気にせず無制限!
通話もできて月額250円〜

IIJmio

IIJmio ロゴ

「IIJmio」は老舗のインターネットプロバイダ「インターネットイニシアティブ」が提供する格安SIMです。

契約時にドコモかauの回線から選択できる上、eSIM(ドコモ回線はデータ専用SIMのみ)や5Gも利用可能です。

また、取扱端末の数が格安SIMの中でナンバーワンな点もIIJmioの大きなメリットといえます。

IIJmioのプラン

※横にスクロールできます。

データ量 2GB 5GB 10GB 15GB 20GB 30GB 40GB 50GB
月額料金 850円 990円 1,500円 1,800円 2,000円 2,700円 3,300円 3,900円
利用回線 ドコモ・au
通話料金 通常22円/30秒
みおふぉんダイアル利用で11円/30秒
契約初期費用 ・登録事務手数料:3,300円
・SIMカード発行:433.4円

※価格はすべて税込
※2023年4月1日以降の料金プラン

容量で選べるプランは8種類あり、小容量から中容量までを幅広くカバーしています。また、データが足りなくなったとしても、1GBあたり220円でデータを追加購入できるため、万が一使いすぎた際でも安心です。

IIJmioのおすすめポイント

  • ドコモとau回線から選択できるうえeSIMも利用可能
  • 20GBの比較的多い容量も選択可能
  • キャンペーンで月額料金が割引される

IIJmioはインターネットプロバイダの老舗なので、ユーザーからの支持も厚い点から、安心感重視で格安SIMを契約したい人におすすめです。

また、ドコモ回線はデータ専用SIMであればeSIMも選択できるため、デュアルSIM対応スマホで使うeSIMを探している人も利用しやすいですよ。

さらに、IIJmioは1GB/220円でデータ容量を追加できるので、速度制限にかかるリスクを低料金で会費できる点もポイントです。

2024年6月3日までに加入すると、2GB~20GBまでのプランが6ヶ月間にわたり毎月440円割引されるほか、30GB~50GBまでのプランは月額料金が3ヶ月間半額になります。さらに30GB~50GBプランは3ヶ月間5GBが増量されるため、よりお得に利用できますよ。

楽天モバイル

楽天モバイル ロゴ

楽天モバイル(Rakuten 最強プラン)はキャリア回線ですが、格安SIM並みに料金が安く、楽天エリア内なら20GB以上使っても3,278円でデータを無制限利用できます。

さらに、楽天モバイル専用アプリ「Rakuten Link」から発信すると、相手が楽天ユーザーでなくてもかけ放題が無料になります。

また、楽天ポイントの大幅還元キャンペーンを常時展開しているだけでなく、4キャリアのうちiPhoneを最安値で購入できる点も特徴です。

楽天モバイルのプラン

料金
  • ~3GB:1,078円
  • 3~20GB:3,278円
  • 20GB~:3,278円
利用回線 楽天/パートナー回線(au)
通話料金 22円/30秒
※Rakuten Linkアプリ通話で通話料0円
契約初期費用 0円
キャンペーン ・他社から乗り換えると最大6,000ポイントプレゼント
・対象の端末を購入すると最大32,000ポイントプレゼント

楽天モバイルのプランの最大の特徴は、月額3,278円で無制限で利用できる点です。さらに、他の格安SIMであるような低速といった条件もなく、5Gにも対応した高速回線のまま無制限で利用可能です。

そのため、今現在ドコモの無制限プランである「5G ギガホプレミア/eximo」から乗り換えを考えている方でも使い勝手をほとんど変わらないまま利用できるでしょう。

楽天モバイルのプラン
引用元:Rakuten 最強プラン(料金プラン) | 楽天モバイル

また、大容量や無制限の通信は必要ないという方でも、毎月のデータ利用量に応じて料金が決まるプランなので、安く抑えることができます。

さらに2024年4月からは「最強家族プログラム」が追加されました。

最強家族プログラム適用後の画像

一緒に住む家族や同性パートナー・事実婚の相手、離れて住む家族・親族が楽天モバイルを利用している場合、全員の月額料金が最大20回線まで月額110円割引されます。身近に楽天モバイルユーザーがいる人にも、楽天モバイルへの乗り換えがおすすめです。

楽天モバイルのおすすめポイント

▼ 楽天モバイルのおすすめポイント

  • キャリア回線を格安SIM並みの低料金で無制限利用可能
  • 専用アプリから発信すると通話料が無料になる
  • 申し込み時のキャンペーンが豊富
  • iPhoneを大手4キャリアでは最安値で購入できる

楽天モバイルはキャリアでありながら、3,278円と格安SIM並みの低料金でデータを無制限利用できるため、キャリア回線のデータ無制限プランを安く使いたい人におすすめです。

また、2023年6月よりスタートした「Rakuten 最強プラン」によって、これまで月間で5GBまでしか使えなかったパートナー回線エリアの制限が撤廃されただけでなく、地下や屋内のつながりやすさも改善されました。

ほかにも、楽天モバイルでは専用通話アプリを使うと通話料が無料になるだけでなく、iPhoneも大手4キャリアでは最安値で販売しているため、携帯料金を全体的に抑えることも可能です。

ただし、楽天モバイルはドコモ回線を使用していないので、使用しているドコモのスマホによってはSIM事前にSIMロック解除が必要になるので注意しましょう。

au回線エリアも無制限!
Rakuten最強プラン登場!

X-mobile

X-mobile

格安SIMには、安さやコスパを求めたいという方は「X-mobile」もおすすめです。

「X-mobile」と聞いて、あまり馴染みがない方もいるかと思いますが、格安SIM業界ナンバーワンの店舗数(全国100店舗以上)も利用できるので、オンラインだけでなく、店舗からの申し込みも可能です。

X-mobileのプラン

データ量 1GB 2GB 5GB 10GB 20GB
月額料金 1,408円 1,518円 1,848円 2,508円 2,728円
利用回線 ドコモ
通話料金 ~5分:無料
5分~:21.89円/30秒
契約初期費用 登録事務手数料:3,300円

X-monileは、1GB刻みで1GB~20GBまでのプランを提供しているドコモ回線対応の格安SIMです。ahamoと同じく、全プラン5分かけ放題が無料で付いています。

さらに、格安SIMの支払方法はクレジットカード払いだけでなく、口座振替にも対応しているので、カードをお持ちでない方も契約しやすいです。

X-mobileのおすすめポイント

▼ X-mobileのおすすめポイント

  • データ容量が1GB刻みで提供されているため、自分にあったプランを選びやすい
  • 全プラン5分かけ放題が付いている
  • 口座振替で料金を支払える

X-mobileは1GBから20GBまで1GB刻みのプランを提供しているため、無駄なく自分にあったプランを契約できます。

また、全プラン5分かけ放題付きなので、短時間の通話が多い人は、通話料を0円にすることも可能です。

5分かけ放題付きのドコモ回線という点はahamoと同じですが、X-mobileのほうが20GB/2,728円と、ahamoより242円安い点も見逃せません。

実測値はahamoの方が速いものの、X-mobileも57.33Mbpsと格安SIMの中ではトップクラスの速度を維持できていますから、ahamoと同じプラン内容をさらに安く利用したい人にもおすすめです。

さらに、格安SIMの中では珍しく口座振替にも対応しているため、クレジットカードをお持ちでない方にもおすすめといえます。

ドコモから格安SIMへ乗り換えるメリット

ドコモから格安SIMへの乗り換え・メリット イメージイラスト

ここではドコモから格安SIMへ乗り換える3つのメリットを紹介します。

それぞれのメリットについて見ていきましょう。

メリット1:料金がドコモを使い続けるよりも安くなる

ドコモから格安SIMへ乗り換える最大のメリットは「料金が安くなる」という点です。

月間のデータ容量や加入しているプランにもよりますが、月額料金は3,000~4,000円ほど安くなることが多いです。

ドコモとahamo、mineoの料金を以下の表にまとめました。

  ドコモ ahamo mineo
プラン irumo 通常プラン デュアルタイプ5GB
月間データ量 9GB 20GB 5GB
月額料金 3,377円 2,970円 1,518円
年間合計 40,524円 35,640円 18,216円
ドコモとの差額
(月額)
407円 1,859円
ドコモとの差額
(1年間)
4,884円 22,308円

月間のデータ容量5GBの場合、mineoへ乗り換えることで月額1,859円、年間では22,308円もの節約になります。

データをもう少し利用したいなら、毎月20GBを使えるahamoへの乗り換えを検討しましょう。

ahamoを利用した場合、1ヶ月あたり407円、年間では4,884円も節約できます。

ドコモで大容量プランを契約している人の場合、年間で約5万円もの大幅なコスト削減が可能です。

メリット2:ドコモの回線をそのまま利用できる

格安SIMの多くは、ドコモ回線を利用してサービスを提供しています。

ちなみに格安SIMで使用している回線と同じキャリアで購入した端末であれば、格安SIMのSIMカードへ差し替えるだけでスマホを利用できます。

逆に、ドコモで購入したスマホをauやソフトバンクなど違う回線の格安SIMブランドへ乗り換える場合は、SIMフリー端末の購入や、SIMロックの解除が必要です。

また利用できるエリアについても、ドコモ回線の格安SIMの場合は、繋がるエリアも基本的に同じです。

メリット3:プランがシンプルで分かりやすい

格安SIMの料金プランは、ドコモよりもシンプルで分かりやすいです。ドコモの料金プランは以下の通りです。

データ容量 料金
eximo 〜1GB
~3GB
無制限
~1GB:4,565円
~3GB:5,665円
無制限:7,315円
5Gギガホ プレミア(旧プラン) ~3GB
無制限
~3GB:5,665円
無制限:7,315円
irumo 0.5〜9GB 0.5GB:550円
3GB:2,167円
6GB:2,827円
9GB:3,377円

上記のように、ドコモには複数のプランがあります。さらに、ドコモ光セット割や家族割、dカードお支払い割などの割引を適用させると、その都度料金が変わるため、プランが複雑になってしまいます。

一方で格安SIMのプランはシンプルです。例として、ahamoの場合を見てみましょう。

データ容量 料金
20GBプラン 20GB 2,970円
20GBプラン+大盛りオプション 100GB 4,950円

ahamoは月間20GBまでのシンプルなワンプランで、大盛オプションをつけると最大100GBまで利用できます。セット割などの割引も無く、どちらか2つのプランを選ぶだけで使い始められるため、格安SIMのプランは「シンプルで分かりやすい」というメリットがあります。

ドコモから格安SIMへ乗り換える注意点

ドコモから格安SIMへの乗り換え・デメリット イメージイラスト

ドコモから格安SIMへ乗り換える際に、以下のような注意点も存在します。

注意点を正しく把握して、格安SIMへ乗り換える不安を取り除きましょう。

注意点1:ドコモ光セット割・家族割がなくなる

ドコモから格安SIMへ乗り換える際の注意点の1つ目は「ドコモ光セット割・家族割がなくなる」ことです。

ドコモには、インターネット回線「ドコモ光」や、家族でスマホを複数台契約すると、1契約あたり最大1,100円割引されるサービスがあります。

ドコモの割引サービス

  • ドコモ光セット割
  • 家族割
  • dカードお支払い割

ドコモのスマホを格安SIMに乗り換えると、これらの割引サービスが利用できなくなるので、事前に割引内容をチェックしておきましょう。

注意点2:通信速度が落ちることがある

ドコモから格安SIMへ乗り換えると、通信速度が落ちることがあります。ドコモとIIJmio、mineoの実測値を、以下の表にまとめました。

  ドコモ IIJmio mineo
ダウンロード速度 130.45Mbps 45.11Mbps 53.74Mbps
アップロード速度 15.42Mbps 10.57bps 12.25Mbps

みんそくによる直近3ヶ月の平均速度(2024年4月時点)

格安SIMは、大手キャリアの通信網の一部を利用して通信提供をしているため、大手キャリアよりも速度の安定性には欠ける側面があります。

上記、みんそくのデータによると、mineoやIIJmioはドコモの半分以下の下り(ダウンロード)速度になっています。

これは、格安SIM全般に言えることではありますが、お昼の12時台や夜は利用者が多く、速度が落ちる傾向があるので、このような結果になっています。

au、ソフトバンクと比較しても特に実測値が速いドコモ。格安SIMへ乗り換えると「速度が遅い」と感じるかもしれないことは知っておきましょう。

注意点3:格安SIMに大容量プランはほぼない

ドコモの「eximo」や一つ前の旧プラン「5Gギガホプレミア」はデータ無制限で利用できますが、格安SIMにはこのような高速通信を大容量で利用できるプランがほぼありません。

ドコモと格安SIMのデータ容量を見てみましょう。

ドコモと格安SIMの最大データ容量の比較

  ドコモ ahamo mineo
データ容量
(最大)
無制限 100GB 20GB
(マイピタ)

テザリングでパソコンをガンガン使いたい方など、大容量のデータを使いたい方は注意が必要です。

とはいえ、ほとんどの方は20GBもあれば普段使いで困ることはないので、乗り換えても不便さを感じることはほぼないでしょう。

20GBでできること目安

  • メール:40,000通
  • Instagram:30時間
  • LINE通話:660時間
  • 音楽再生:590時間
  • YouTube:90時間

毎月利用しているデータ量を確認し、20GB以内での利用でおさまる場合は、格安SIMへの乗り換えがおすすめです。

ドコモから格安SIMに乗り換えるおすすめのタイミング

スマホを持った女性のイメージ

ドコモから格安SIMに乗り換えるおすすめのタイミングは、以下の2つです。

それぞれ詳しくみていきましょう。

  • ドコモの料金を節約したいと思ったとき
  • 端末代の支払いが終わったとき

ドコモの料金を節約したいと思ったとき

まずは「料金を節約したい」と思ったときです。現在、ドコモで新規受付中のプランを契約の場合は解約金は無料なので、いつでも格安SIMへ乗り換えができます。

月間のデータ容量5GBの場合、格安SIMの一つであるmineoへ乗り換えると月額では4,147円、年間だと49,764円のように、スマートフォン1台分に匹敵する料金を節約できます。

料金を節約したいと思ったら、年間約5万円の節約ができるチャンスだと言えます。

端末代の支払いが終わったタイミング

端末代金を支払い終えたときも乗り換えのタイミングといてぴったりです。

ドコモのスマホを分割払いで購入した場合、支払いの途中で他社へ乗り換えると、残りの端末代金を一括で支払う必要があります。

なるべく費用をかけずに乗り換えたい方は、端末代金の支払いが終わったタイミングで乗り換えを検討しましょう。

ドコモから格安SIMへ乗り換える手順

スドコモショップ

ドコモから格安SIMへ乗り換える手順は、以下の5ステップです。

格安SIMのほとんどの事業者では店舗を持たないため、乗り換えの手続きも自身で行う必要があります。

しかし一方で、手順さえ事前に確認しておけば、自宅などで好きなタイミングで行うことも可能です。

初めての乗り換えでも失敗しないように丁寧に解説していくので、参考にしてみてください。

①ドコモでMNP予約番号を発行する

スマホを操作する手元

「MNP」とは、現在の電話番号を変えずに携帯電話会社の乗り換えができる制度です。

今お使いの電話番号を使い続けたい方は、ドコモで「MNP予約番号」を発行しましょう。

なお、MNP予約番号の有効期限は15日間しかありません。取得したらなるべく早めに格安SIMへ申し込みましょう。

ドコモのMNP予約番号については、My docomoもしくは店舗や電話から発行可能です。

MNP予約番号を取得できる窓口

  • My docomo
  • 電話
  • ドコモショップ
Xロボ 驚き

申込先の格安SIMによっては、「○日以上の有効期限があるMNP予約番号」と指定されてることもあるから、注意したほうがいいね!

②身分証明書・クレジットカードを用意する

格安SIMへ申し込む前に、本人確認書類や支払いに利用するクレジットカード(銀行口座情報)をあらかじめ用意しておきましょう。

本人確認書類は、のちほどスマホで両面を撮影してアップロードする際に必要になります。

格安SIMの申し込み時に必要なもの

  • 本人確認書類(免許証、マイナンバーカードなど)
  • クレジットカード(銀行口座情報)
  • MNP予約番号(乗り換えの場合のみ必要)

③スマホのSIMロックを解除する

2021年8月26日以降に発売されたドコモスマホを分割払いで購入しており、料金をクレジットカード以外で支払っている人は、スマホにSIMロックがかかっています。

乗り換え先の格安SIMがドコモ回線を使用する場合、SIMロックを解除する必要はありません。しかし、格安SIMでauやソフトバンク回線を利用する場合はスマホのSIMロック解除が必要です。

ドコモスマホのSIMロック解除は、以下の窓口で受け付けています。

窓口 費用 受付時間
My docomo 無料 24時間受付
電話(151) 3,850円 午前9時〜午後8時
ドコモショップ 3,850円 店舗の営業時間内

どの窓口を利用しても構いませんが、My docomo以外は3,300円の手数料がかかるうえ、受付時間も決められていますので、おすすめは手数料無料かつ24時間対応してもらえるMy docomoからの手続きです。

④乗り換え先の格安SIMへ申し込む

楽天モバイルのトップページ

続いて、乗り換え先の格安SIMへ申し込みましょう。

格安SIMはほとんどの事業者が店舗を持っていないので、オンライン経由の申し込みとなります。

格安SIMによっては専用ページからの申し込みでオンライン限定のキャンペーンを受けられる場合もあるので、申し込む際はキャンペーンの実施状況を公式サイトで確認しておきましょう。

格安SIMの申し込みフロー

プランの選択 → 申込者情報の入力 → 本人確認書類の提出 → 申し込み内容の確認

⑤届いたSIMカードを挿入して初期設定をする

格安SIMの申し込みが完了したら、数日後に「SIMカード」が届きます。以下の手順で初期設定をすませましょう。

初期設定の手順

  1. SIMカードをスマホに挿入
  2. データ移行(機種変更のみ)
  3. APN設定

まず、届いたSIMカードをスマホに挿入します。

次に、機種変更を同時にする場合は「データ移行」を行いましょう。

iPhoneの場合、電源を入れた状態で新旧の端末を近づけるとデータ移行画面が表示されるので、画面の案内に沿って設定を済ませましょう。

SIMフリーのAndroid端末の場合、多くの機種で「APN設定」が必要です。届いたSIMカードに同梱されている説明書に沿って設定しましょう。難しいイメージを持つ方もいるかもしれませんが、QRコードを読み込んでファイルをダウンロードするだけで完了です。

以上で初期設定は完了です。

格安SIMの回線に切り替え、回線が開通した時点でドコモは自動で解約されます。

5分かけ放題込み!
20GBで月額2,728円!

まとめ

2024年現在、ドコモからの乗り換えにおすすめな格安SIMは以下の通りです。

ドコモから格安SIMに乗り換えると、シンプルなプランで、これまでと同じドコモ回線を使用しながら料金を安くできますよ。スマホ料金を安くしたいと思ったときや、端末料金の支払いが終わったときは、ドコモから格安SIMへの乗り換えに最適なタイミングです。

ただし、格安SIMへ乗り換えるとセット割や家族割が適用されなくなったり、通信速度が落ちる可能性があることを把握しておきましょう。

格安SIMへ乗り換えれば、年間で5万円近く安くなることもあるので、ドコモの料金を少しでも節約したい方は、格安SIMへ乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

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プロフィール
執筆者
YG

携帯販売代理店での営業を経験した後、Webライターとして格安SIMやスマホ・iPhoneなどの通信ジャンルやガジェットレビューを専門としたライティングを5年以上行っています。
日々のスマホの活用がより快適に、そして料金の節約にもつながるような情報を発信しています。

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編集者
ニックネーム

スマホ・格安SIM・iPhoneジャンルを担当。
携帯ショップやコールセンターで働いていた経歴も活かして、複雑で難しいイメージのある携帯料金を「丁寧・わかりやすい」と思ってもらえるような記事作り、解説を心がけています。
メイン回線でahamo、サブ回線は楽天モバイルの二刀流で利用中。

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