毎月の携帯料金を節約する方法として格安SIMの利用を思い浮かべる方は多いかもしれません。格安SIMは端末とセットで購入することで、SIMのみで購入するよりもさらにお得な特典を得ることができます。
スマホ自体も新しいものにしてみたいと考えているのなら、ぜひSIMと端末のセット購入を検討してみてください。
この記事でわかることは下記になります。
- 格安SIMと端末がセットで購入できるところ
- 端末セットで購入できる格安SIM事業者
- 格安SIMを端末セットで購入するメリット・デメリットを確認
- おすすめの格安スマホ
★格安SIMを端末セットで購入するメリット
- お得なキャンペーンがある
- 「SIMカードのみの契約」より「端末セット」がお得なケースがある
- 月額料金の見直しができる
- 端末を安く購入できる場合がある
- 中古スマホも購入可能
この記事では、格安SIMと端末をセットで購入するメリットやおすすめ端末について解説します。
格安SIMと端末がセットで買える場所は?
格安SIMと端末をセットで購入を検討している場合、以下の3つの方法で購入できます。
- ①:格安SIMの取り扱いがある携帯ショップ
- ②:携帯・スマホ売り場がある家電量販店
- ③:格安SIMのオンラインショップ
それぞれの方法について、特徴やメリット・デメリットをご紹介します。
格安SIMの取り扱いがある携帯ショップ
格安SIM、格安スマホ、格安プランと言われている、月額料金が低く人気のある事業者は主にオンラインで申し込むことが主流ですが、店舗で購入することも可能です。下記の事業者は専用の店舗となっており、気になっている事業者があれば、セットで販売している端末も見ながら、詳しく相談、申込みも店舗で直接行うことが可能です。
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楽天モバイルは全国に1,000を超える店舗を有しており、最短20分でスマホを受け取れます。 |
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ワイモバイルはソフトバンクが運営する携帯ショップで、全国に850店舗を構えています。 |
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UQモバイルの取扱店舗は全国で2,700以上展開しています。UQ専売のUQスポット、au Style、auショップ、家電量販店で申込みが可能です。 |
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関西電力グループが運営するmineoは、全国に200近い店舗を展開しています。 |
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イオンモバイルは、全国に200点以上あるイオンの中に店舗を構え、買い物のついでに訪問できるお店です。 |
格安SIMの取り扱いがある携帯ショップのメリット・デメリット
店舗で購入するメリットは、専門のスタッフと相談しながら格安SIMの特徴と一緒にスマホを選べることです。自分に最適なプランを提案してくれるほか、実際の機器の使い勝手を試しながら、自分に最適なプランやスマホを選べます。ただし、ショップへ足を運ぶ手間があり、気に入った機器でも在庫がないといったデメリットもあります。
メリット | デメリット |
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相談がその場で可能 実際手に取って端末の確認可など |
在庫がない場合がある ショップへ出向く必要がある 待ち時間が発生するなど |
携帯・スマホ売り場がある家電量販店
格安SIMは、携帯やスマホ売り場のあるお近くの家電量販店でも購入可能です。携帯ショップと同様に専門のスタッフに機種やプランを相談できるため、自分に合ったものを提案してもらいながら選びたい人に向いている購入方法です。
都心では、ビル丸ごと家電量販店のお店が多くみられます。ショッピングモールと併設されている家電量販店もあるため、日頃のお買い物がてら気軽に相談することが可能です。
携帯・スマホ売り場がある家電量販店のメリット・デメリット
比較的大きな売り場を確保できる家電量販店では、各社の店舗ブースを設置しています。複数の格安SIMを見比べながら、自分の希望するSIMを探すことができます。ただし、携帯ショップ同様に在庫がないといったデメリットがありますし、キャンペーン内容が薄い、平日と土日では内容の異なるキャンペーンが開催されるケースもあるため注意が必要です。
メリット | デメリット |
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相談がその場で可能 実際手に取って端末の確認可 他の格安SIMとの見比べが可能など |
在庫がない場合がある ショップへ出向く必要がある キャンペーン内容が薄い場合があるなど |
格安SIMのオンラインショップ
格安SIMと端末セットの購入はオンラインからでも可能です。
オンラインで端末セットを購入された場合、最初の開通設定なども全て設定済みの状態で届くので安心して購入できます。支払方法は、ほとんどクレジットカードの決済になるのであらかじめ確認しておきましょう。
店舗と違ってスタッフがいないですが、チャットサポートなどもあるので必要最低限のサポートは可能となっている環境が多いです。
格安SIMのオンラインショップのメリット・デメリット
普段からネットショップで買い物をされている方であれば、オンラインショップのメリットを十分に感じられるはずです。いつでも申し込みが可能で、勧誘などがなく自分のタイミングで購入できるため、じっくりと比較ができます。ネットでの買い物に慣れていない方の場合は、手続きを全て自分でやらなければならない点はデメリットに感じるかもしれません。
メリット | デメリット |
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24時間申し込み可能 在庫の有無の確認が早い キャンペーンが充実 勧誘がないなど |
申し込み作業を自身で行う必要がある その場に相談できるスタッフがいない |
お得な端末セットキャンペーン中の格安SIMや安心感のある格安SIMのおすすめ7選

楽天モバイル

楽天モバイルは、1,078円・2,178円・3,278円の3段階でデータの使用量で、料金が毎月変わります。人口の97%をカバーしている楽天の基地局を経由すれば無制限にデータを使えるという特徴があります。専用のRakuten Linkアプリを利用すれば、国内通話が無料になるサービスも展開しています。
また、楽天モバイルでは、他格安SIM取り扱い会社が少ないiPhone最新機種の取り扱いもあり、豊富な選択肢があります。ポイントサービスでは顧客満足度No.1の楽天ポイントも貯まるため、楽天グループの他サービスと併用して利用すれば、お買い物がより便利になります。
楽天モバイルでは、端末とのセット購入がお得になるキャンペーンを実施中です。例えば人気のiPhone 14シリーズやiPhone 13シリーズを購入し、Rakuten UN-LIMIT Ⅶを申し込みすることで、最大24,000円分のポイント還元を受けることができます。iPhoneだけでなく、Galaxy Z Flip4やXperia 5 ⅣなどのAndroid製品も、 Rakuten UN-LIMIT Ⅶプランに加入すると最大19,000円の割引やポイント還元を受けられお得な購入が可能です。また、楽天モバイルショップ限定のキャンペーンもおこなっており、AQUOS sense6やOPPO A55s 5Gを購入し、Rakuten UN-LIMIT Ⅶを申し込みすることで、最大25,980円お得になります。
料金プラン/データ通信量 | Rakuten UN-LIMIT Ⅶ 3GB:1,078円 20GB:2,178円 無制限:3,278円 |
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音声通話料金 | Rakuten Link使用で国内通話無料 |
支払い方法 | クレジットカード、口座振替(一部)、楽天ポイント、代金引換(一部) |
iPhoneの販売有無 | 〇 |
実店舗有無 | 全国1,000店舗以上 |
※参照元:楽天モバイル
ワイモバイル

ワイモバイルはソフトバンクが運営する携帯電話サービスの一つです。シンプルS 2,178円・シンプルM 3,278円・シンプルL 4,158円の3つのプランを用意しています。いずれも2回線目以降は1,088円の割引を受けることができ、同居をしていなくても最大9回線まで割引料金での契約が可能です。
また、シンプルM/Lを契約の場合、親子割サービスを利用すれば、さらに毎月1,100円が割引となります。2回線目の月々の料金が990円で利用可能になるプランも用意しています。ソフトバンクのネット回線を利用されている方、ご家族とお住まいの方におすすめのサービスです。
ワイモバイルでは、オンラインストア限定で在庫一掃セールを開催しています。他社からの乗り換え契約をすることで、端末代金が最大36,000円割引されます。Android One X5は端末の定価が54,000円ですが、新規契約や他社からの乗り換えで36,000円割引され、特別価格の18,000円で販売されています。また、人気機種であるiPhone SE(第3世代)やiPhone 12も同条件で21,600円割引されるため、お得に手に入れることができます。
料金プラン/データ通信量 | シンプルS(3GB): 2,178円 シンプルM(15GB):3,278円 シンプルL(25GB):4,158円 |
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音声通話料金 | 22円/30秒 |
支払い方法 | クレジットカード、口座振替 |
iPhoneの販売有無 | 〇 |
実店舗有無 | 全国約4,000店舗 |
※参照元:【公式】ワイモバイル(Y!mobile)- 格安SIM・スマホはワイモバイルで
UQモバイル

UQモバイルはauのサブブランドであるため4Gなら人口カバー率99.9%の快適な環境で通信でき、無料でテザリングできるなど機能性も兼ね備えたサービスを展開しています。「くりこし+5G」プランを利用すれば、5Gでもそのままの月額料金で利用が可能になります。
格安SIMと対象となる機種をセットで購入し、「くりこし+5G」プランにデータ容量増加プランを併用すると、最大で22,000円の割引となります。親子割は2回線目以降で毎月1,738円の割引を受けられるため、複数人での加入がお得です。
もちろん、一人でもWifi機器とあわせて購入することで、機器を実質2円で購入できるキャンペーンも実施していますので、個人の状況にあわせて最適なプランを用意しているのがUQモバイルです。また、オンラインショップ限定で、新規ご契約の方に最大5,000円分のポイント還元キャンペーンを実施しています。iPhone 12やRedmi Note 10 JE XIG02などが対象となっています。
料金プラン/データ通信量 | くりこしプランS+5G(3GB):1,628円 くりこしプランM+5G(15GB):2,728円 くりこしプランL+5G(25GB):3,828円 |
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音声通話料金 | 22円/30秒 |
支払い方法 | クレジットカード、口座振替 |
iPhoneの販売有無 | 〇 |
実店舗有無 | 全国2,300店舗以上 |
※参照元:【公式】UQ mobile(モバイル)│格安スマホ/格安SIMで通話もネットもおトクに
mineo(マイネオ)

mineoは、基本容量を1GB・5GB・10GB・20GBから選択できるマイピタ、通信速度を300kbps・1.5Mbps・3.0Mbpsから選択できる「マイそく」の2つのわかりやすいパッケージを提供しています。
また、月額385円のパケット放題Plusをあわせて利用することで、最大1.5Mbpsの速度でデータ制限なしで使用し続けることもできるようになります。1.5MbpsならSNSの閲覧やウェブサイト検索も通常どおりの使い心地ですし、地図アプリ利用や動画視聴などもストレスなくお使いいただけます。
なお、ドコモ・au・ソフトバンクの三大キャリアと通信設備を共有しているため、つながりやすさなどに大きな変化を感じることなく使用できます。
2023年1月31日までの限定キャンペーンですが、OPPO A55s 5Gを購入して新規契約された方に、1,500円分の電子マネーと交換できるEJOICAセレクトギフトが贈呈されます。
料金プラン/データ通信量 | マイピタ 1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 |
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音声通話料金 | 22円/30秒 |
支払い方法 | クレジットカード、口座振替、デビットカード |
iPhoneの販売有無 | 〇※中古 |
実店舗有無 | 全国194店舗 |
OCN モバイル ONE

OCN モバイル ONEはNTTコミュニケーションズが運営しておりドコモ回線が使用できるため、現在ドコモを利用していてスムーズに、ドコモの回線に切り替えたい方におすすめです。
OCN モバイル ONEは端末セットのラインナップが豊富なところが魅力的です。XperiaやOPPOなど、人気機種が15,000円以上安く購入できるキャンペーンなども開催しています。
また、格安SIMが気になるけど不安で手を出せていない方のために月額料金550円プランが用意されており、使用感を試してから格安SIMに乗り換えることも可能です。音声SIMのプランは500Mbps・1GB・3GB・6GB・10GBが用意されているため、現在お使いの状況に応じて選択できます。
料金プラン/データ通信量 | 500MB:550円 1GB:770円 3GB:990円 6GB:1,320円 10GB:1,760円 ※音声SIM対応カード |
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音声通話料金 | 11円/30秒 |
支払い方法 | クレジットカード |
iPhoneの販売有無 | 〇 |
実店舗有無 | 全国100店舗以上 |
※参照元:OCN モバイル ONE|格安SIM・格安スマホ | OCN
IIJmio

IIJmioでは、2ギガ・4ギガ・8ギガ・15ギガ・20ギガから自分にあったプランを選択します。他社からの乗り換えであれば、初期費用半額+スマホ料金2,480円〜の乗り換えキャンペーンを利用できるため、手軽に格安SIMへ切り替えが可能です。
さらに、乗り換え後のSIMを音声SIM2ギガの利用にすれば、6ヶ月間月額料金410円と圧倒的な低料金でお使いいただけます。
また、ネット回線とスマホをセットで契約すれば、月額3,696円のネット使用料も6ヶ月間割引してもらえます。できるだけ費用をおさえてスマホとネット回線を手に入れたい場合はおすすめの組みあわせです。
料金プラン/データ通信量 | 2GB:850円 4GB:990円 8GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 ※音声SIM |
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音声通話料金 | 11円/30秒 |
支払い方法 | クレジットカード |
iPhoneの販売有無 | 中古のみ |
実店舗有無 | 全国1,000店舗以上 |
※参照元:格安SIM/格安スマホ・インターネットサービスのIIJmio
BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルでは、通話+データ通信の場合は1ギガ・3ギガ・6ギガの3プラン、データ通信のみであれば、1ギガ・3ギガ・6ギガ・12ギガ・20ギガ・30ギガの6プランが展開されています。
音声通話SIM限定ではありますが、YouTubeをはじめとする21のエンタメサービスの利用において、6ヶ月間通信量制限がかからないエンタメフリーオプションキャンペーンを実施しています。
また、スマホやPCなど最大3台まで使用できるセキュリティセットも2ヶ月無料で利用できます。累計契約数100万人を突破している人気サービスで、ウイルス対策やパスワード管理、365日サポートなど様々なサービスを受けられます。
料金プラン/データ通信量 | プランS(1GB):1,078円 プランR(3GB):1,320円 プランM(6GB):1,870円 12ギガ:3,740円 20ギガ:5,720円 30ギガ:8,195円 |
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音声通話料金 | 22円/30秒 |
支払い方法 | クレジットカード、口座振替(データ通信専用SIMのみ) |
iPhoneの販売有無 | ▲※2022年12月現在は取り扱い無し |
実店舗有無 | 全国に取扱店舗展開中 |
格安SIMを端末セットで購入するメリット
格安SIMに切り替えることで、毎月のスマホ料金を減額することができます。毎月のスマホ料金が10,000円を超えている場合、格安SIMに切り替えるだけで毎月の料金を3分の1に減額させることも可能になります。
格安SIMの使用感に問題がなければ、端末とセットで新規契約をおこなうことで、月額料金をおさえつつ、キャンペーンの恩恵も享受できます。端末とセットで購入することで、さらなる割引を受けられるケースがあります。
お得なキャンペーンがある
格安SIMの取り扱いがある携帯会社では、販売促進のためのキャンペーンを開催しています。キャンペーンの中身としては、キャッシュバックやポイント還元、機種代割引などがあり、様々な形で割引を受けられるのです。
例えば楽天モバイルでは新規契約の方に対して最大24,000ポイントの還元をおこなっています。また、楽天モバイルが販売をしているRakuten Hand5Gを購入して指定のプランを契約すると19,000円の割引を受けられるのですが、対象機種の本体価格が19,001円になっていますので、実質1円のみで新品の端末を手にいれられるキャンペーンとなっています。
ワイモバイルであれば、在庫一掃セールとして端末代金が最大34,000円の割引となるキャンペーンを実施しています。
UQモバイルも、他社からの乗り換えや新規契約の方に対して最大13,000円の還元キャンペーンをおこなっており、格安SIMをお得に購入するためにはキャンペーンの利用は欠かせません。
IIJmioでは、スマホとセットでネット回線を新規で契約すると、月額利用料3,696円が6ヶ月間無料になりますので、合計22,176円の割引きという新しい端末料金に相当する金額を節約することができます。
全国のドコモショップで契約可能!
ドコモ回線のおすすめ格安SIM
~ LIBMO ~
LIBMOは、ドコモのエコノミーMVNOとして、全国のドコモショップでも契約ができるドコモ回線の格安SIMです。
最大12ヵ月間、月々500MB+5分かけ放題が990円/月~利用できます!
また、2023年2月28日(火)まで、SIMとセットで対象スマホを購入で、最大1万円相当のセールも実施中なので、初めてのスマートフォン・格安SIMにもおすすめ!
「SIMカードのみの契約」より「端末セット」がお得なケースがある
格安SIMの購入は、現機種をそのまま使えることが魅力の一つですが、端末をセットで購入するとお得になるキャンペーンを各社実施しているため、新しい機種に買い替えるチャンスでもあります。
IIJmioでは他社からの乗り換えで初期費用が半額になり、新しいスマホも2,480円から購入可能です。楽天モバイルでも、他社からの乗り換えとおすすめの料金プランを契約することで、対象スマホが最大19,000円お得になるキャンペーンを実施しています。
ワイモバイルでは、乗り換え&今までのスマホを下取りに出すことで、最大51,600円相当のポイントを受け取ることができます。各社ともお得な端末セットキャンペーンを実施していますので、自身の希望するプランをぜひ検討してみてください。
中古スマホも購入可能
新しい機種などにこだわりがない場合は、中古スマホと格安SIMの組みあわせもおすすめです。型落ちモデルを扱っている店舗なども多くあるため、機種代金の負担を最大限おさえつつ、月額料金が安い格安SIMで毎月の料金を節約することも可能です。
例えば中古のiPhone8は、発売当時は約58,000円で販売されていましたが、格安SIMとセットで購入することで、中古価格として0円で購入が可能です。また、iPhone SE(第3世代)が2022年に発売されましたが、2016年に発売されたiPhone SE(第2世代)であれば、格安SIMとのセット購入で機種代金が9,800円になります。
格安SIMを端末セットで購入するデメリット・注意点
契約期間の縛りがないかをチェック
大手キャリアの場合、契約期間は2年間の自動更新が一般的となっています。契約期間内の解約の際は、違約金が発生します。格安SIMも同様に契約期間が定められているケースがあるため、事前に契約内容を確認しておくことが必要です。
格安SIMにはデータ専用SIMと音声SIMがありますが、データ専用SIMの場合は契約期間や違約金が設定されていることはありません。しかし、音声SIMには契約期間や違約金が設定されているため、購入の際は注意してください。
おおむね半年から1年を契約期間に定めてあることが多く、契約期間に満たない期間で解約をする場合、1,000円から10,000円の違約金がかかります。格安SIMの使用に不安がある場合、契約期間2ヶ月で月額500円などのプランもあります。使い心地を試しながら検討するのも一つの手段としておすすめです。
「一括払い」「分割払い」どちらの支払い方法がお得かを確認する
格安SIMへの新規契約キャンペーンなどで、一括払いで端末を購入すると実質タダになるなど大幅値引きを受けられるケースがあります。ただし、一括払いでも大幅な割引を受けられる端末は限られていることもあり、必ずしも新しい機種を大幅値引きで購入できる訳ではありません。
一方分割払いなら、月々数千円の支払いで最新機種を手にすることができます。もちろん、分割払いをすることで実質的に2年契約や4年契約のような状態になるため、一括払いも分割払いも一長一短あります。
自分の希望に沿った購入ができるよう、それぞれを入念に比較しながら検討しましょう。支払い方法はどちらがお得か各社の情報をチェックする必要があります。
口座振替の対応可否をチェック
格安SIMの支払いは基本的にはクレジットカードでおこなわれます。ですが、楽天モバイルやワイモバイル、UQモバイルなど複数の格安SIM取り扱い会社では口座振替での支払いも可能となっています。
格安SIM全てが口座振替可能というわけではありません。格安SIM購入の際は、口座振替の対応可否を確認するようにしてください。会社によっては口座振替のための審査を通過する必要や、店舗の窓口で直接手続きをする手間がかかる場合もあるため、口座振替の手続き方法もチェックしておきましょう。口座振替で支払いをすると100円前後の手数料がかかる場合があるため注意してください。
格安SIMを端末セット購入する場合のおすすめの端末5選
iPhone 12 / iPhone 12 mini
iPhone 12及びiPhone 12 miniは2020年の年末に発売が開始された人気機種です。その他にiPhone 12 ProやiPhone 12 Pro Maxも同時発売となり、大きな注目を集めました。4種の中でも手頃なサイズと低価格帯モデルとして人気なのが、iPhone 12とiPhone 12 miniです。
iPhone 12からは全てのモデルで画面に有機ELディスプレイが搭載されており、セラミックシールド加工で耐久性を向上させるなどの最新技術が組み込まれています。カラーはホワイト・ブラック・レッド・パープル・グリーンと、iPhone 12から新たにブルーが加わりました。
また、MagSafeと呼ばれるマグネットタイプのワイヤレス充電ができるようになったのも、iPhone 12シリーズからになります。
価格 | |
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楽天モバイル | 93,900円〜 |
ワイモバイル | 111,600円〜 |
UQモバイル | 94,255円〜 |
mineo | 92,136円〜 |
OCNモバイルONE | 90,090円〜 |
IIJmio | 84,800円〜(中古) |
BIGLIBEモバイル | 79,680円〜 |
iPhone SE(第3世代)
iPhone SE(第3世代)はiPhone 6を踏襲したフォルムそのままに、最新技術が搭載されたiPhoneとして2022年3月に発売されたモデルです。
表面には利便性の高いホームボタンが第2世代と同様に搭載されており、背面はiPhone 13にも使用されている強度の高いフレームで守られています。iPhone SE(第3世代)にはA15 Bionicと呼ばれる最新のチップが装備されています。処理速度が改善されたことで使用感の快適性が増し、バッテリーの持ちも長くなっています
また、5Gにも対応しており、ストレスのないインターネット利用を可能にしています。 なお、防塵については最高等級、防水についても最高水準の等級を獲得しており、精密機器を守るための十分な装備が整っています。
価格 | |
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楽天モバイル | 62,800円〜 |
ワイモバイル | 73,440円〜 |
UQモバイル | 53,335円〜 |
OCNモバイルONE | 63,250円〜 |
IIJmio | 49,980円〜(中古) |
OPPO Reno7 A
中国のスマホメーカーOPPOから2022年6月に発売されたのがOPPO Reno7 Aです。Reno Aモデルは日本市場に向けたスマホとして開発され、低価格ながらハイスペックな機能が豊富に搭載されているとして、コスパのよいスマホとして人気があります。
マットな質感のブラックとグラデーションが美しいブルーの2色展開です。鮮やかな画像を映し出す6.4インチの有機ELディスプレイを採用しています。縦約16cm・横約7.3cmと女性の手にはやや大きめに感じるサイズ感ではありますが、画面上でアプリを一箇所に集約してくれる片手モードが搭載されているため、手が小さな方でもストレスなく片手での操作が可能です。
価格 | |
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楽天モバイル | 45,800円〜 |
ワイモバイル | 37,800円〜 |
UQモバイル | 26,120円〜 |
mineo | 40,656円〜 |
OCNモバイルONE | 19,910円〜 |
IIJmio | 39,800円〜 |
BIGLIBEモバイル | 39,600円〜 |
AQUOS wish2
AQUOS wish2はシャープから2022年6月に発売が開始された、スマホ初心者にも使いやすい工夫が施されている機能性端末です。販売価格は22,000円で先代モデルよりも4,000円近く安くなっており、機能が進化した端末をお得に利用することができます。
カラーはホワイト・チャコール・コーラル・ブルーの4色展開となっており、いずれも可愛らしいデザインが特徴的な1台に仕上げられています。サイドセンサーが搭載されているため、手の小さな女性でも簡単に片手で指紋認証を利用できます。また、先代よりCPUチップが刷新されましたので、処理速度が向上しスムーズな使い心地を実現しています。
価格 | |
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ワイモバイル | 23,760円〜 |
UQモバイル | 8,580円〜 |
Xperia Ace Ⅲ
Xperia Ace ⅢはSONYから2022年6月に発売されました。先代のXperia Ace Ⅱから人気を集め、今回は1万円以上の値上がりとなりました。機能としては、まずCPUチップが新しくなり処理速度が向上しているため、サクサクとした使い心地でストレスを感じません。
Xperia Ace Ⅲからは5G対応となりインターネット利用の使用感が改善されており、おサイフケータイにも対応するなど利用の幅も広がっています。なお、ディスプレイには2mの高さから落としても、カギなどの金属部品を当ててもキズがつかない強靭な保護ガラスが採用されており、格安端末とは思えない多種多様な機能が採用されています。
価格 | |
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ワイモバイル | 31,680円〜 |
UQモバイル | 11,415円〜 |
格安SIM端末セット購入の「MNP」向けキャンペーンのおすすめ
格安SIMと端末をセットで購入する際は、電話番号の変更が必要ないMNPを理解しておくと、購入時のストレスを少し減らしてくれます。
「MNP」とは?
MNPとは、「Mobile Number Portability(携帯電話番号ポータビリティ)」の略称です。現在お使いの番号を変更することなく携帯会社の乗り換えをすることができます。今使用しているスマホの電話番号はそのままに、月々の携帯料金だけを節約したい場合、MNPの手続きは欠かせないものとなっています。
具体的には、MNP予約番号を現在使用中の通信会社から取得し、乗り換え先の通信会社に取得したMNP予約番号を通知することで、携帯番号を保持したまま通信会社だけを切り替えることが可能になります。
取得したMNPには有効期限が設定されていますので、有効期限内に新たな通信会社で手続きをしなければ、期限切れとなり電話番号を引き継ぐことができなくなってしまいます。その場合、通信会社から再度MNP予約番号を取得する必要が出てきますので注意してください。
「MNP」対象のキャンペーン一覧
「MNP」対象のキャンペーンをいくつかご紹介します。
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格安SIMと端末をセットで買う際のQ&A
iPhone・Androidの購入におすすめな格安SIMはどこ?
iPhoneは型落ちのモデルでも人気が高く、大幅値下げしているところは多くありません。2世代前のiPhone12では最大10,000円ほど値下げとなっていますが、以降の機種においてはお得感を得られるほどの値下げはありません。
ただし、各社乗り換えキャンペーンで実質数万円の割引を得られるケースがあるため、キャンペーンとの併用であればお得にiPhoneを手に入れることができます。
UQモバイルの場合、他社からの乗り換えでiPhone SE(第3世代)が定価より15,000円お得に購入できますし、ワイモバイルなら、オンライストアでの購入で最大21,600円のポイント還元を受けられます。
また、mineoなら対象プランを契約することで、iPhone13が18,000円ほどの割引価格で購入でき、楽天モバイルなら最新iPhone14を購入すると最大24,000円分のポイントが還元されます。
Androidにおいても最新機種の場合は、値下げなどはありませんが、こちらも乗り換えや新規契約のキャンペーンと併用することでお得に端末を購入することができます。ただし、旧モデルを中心にセールなどがありますので、最新機種にこだわりがなければ、実質無料に近い金額で購入できるケースもあります。楽天モバイルの5G対応スマホであるRakuten Hand5Gは、対象プランを契約することで割引を受けられ、実質1円で新品の機種を手に入れることができます。
店頭とオンラインショップどちらで買うのがよい?
店頭とオンラインショップどちらで購入するか迷っている場合、よりお得に購入したい場合はオンラインショップを、専門のスタッフと相談しながら自分に最適なプランを利用したい場合は店頭での購入がおすすめとなります。
オンラインでの購入はキャンペーンも豊富で割引率が高くなるケースが多々あるため、ネットでの買い物に慣れている方には便利な手段となります。
最新機種が対象となるキャンペーンがあるのはどこ?
最新機種をお得に買うためには、発売すぐの記念キャンペーンを狙うのが理想的です。機種自体の値引きは考えづらいですが、各社とも発売を記念して独自のキャンペーンを開催するケースが多々あるためです。ポイント還元やキャッシュバックなど、特典の種類も豊富にあります。
まとめ
格安SIMと端末をセットで購入するデメリットやメリット、おすすめ端末は以下のとおりです。
格安SIMを端末セットで購入するデメリット・注意点
- 契約期間の縛りがないかをチェック
- 「一括払い」「分割払い」どちらの支払い方法がお得かを確認する
- 口座振替の対応可否をチェック
格安SIMを端末セットで購入するメリット
- お得なキャンペーンがある
- 「SIMカードのみの契約」より「端末セット」がお得なケースがある
- 月額料金の見直しができる
- 端末を安く購入できる場合がある
- 中古スマホも購入可能
格安SIMを端末セット購入する場合のおすすめの端末5選
- iPhone 12 / iPhone 12 mini
(取り扱い業者:楽天モバイル、ワイモバイル、UQモバイル、mineo、OCN モバイル ONE、IIJmio、BIGLOBEモバイル - iPhone SE(第3世代)
(取り扱い業者:楽天モバイル、ワイモバイル、UQモバイル、OCN モバイル ONE、IIJmio - OPPO Reno7 A
(取り扱い業者:楽天モバイル、ワイモバイル、UQモバイル、mineo、OCN モバイル ONE、IIJmio、BIGLOBEモバイル) - AQUOS wish2
(取り扱い業者:ワイモバイル、UQモバイル) - Xperia Ace Ⅲ
(取り扱い業者:ワイモバイル、UQモバイル)
格安SIMと端末をセットで購入すれば、毎月のスマホ料金を節約できるだけでなく、今お使いの電話番号はそのままで新しい端末を利用することができるようになります。格安SIMのお試しプランなどもありますので、切り替えを検討する際はぜひお役立てください。