auから提供されているホームルータープランは「au ホームルータープラン 5G」だけです。auのホームルーターは、WiMAXと同じ端末・通信回線を利用しています。
WiMAXとは、auの子会社であるUQコミュニケーションから提供されている無線通信規格のことだよ。
au ホームルータープラン 5Gは、auショップで店頭サポートを受けたい方におすすめのホームルーターです。
本記事では、WiMAXのホームルーターや他社キャリアのホームルーターと比較しながら解説していきます。
またauホームルーター5Gのメリットや知っておきたい注意点、WiMAXとの細かな違いも詳しく解説するのでチェックしてみてください。
- auのホームルータープランは「ホームルータープラン 5G」だけ!
- auのホームルータープランは2つのモードがある
- auのホームルーターの提供エリアは全国
- auで取り扱っているホームルーター端末は3機種
- auのホームルーターで実施中のキャンペーン
- auのホームルーターは「WiMAX」のサービスと同じ
- auのホームルーターのメリット
- auのホームルーターのデメリット
- auのホームルーターを申し込むならWiMAXの方がおすすめ
- おすすめホームルーターをピックアップ!3社のプランを紹介
- auのホームルーターと他社ホームルーターを比較
- auホームルーター5Gについてよくある質問
- 【まとめ】対面サポートを受けたい方はauのホームルーターがおすすめ
- auホームルーター5Gを申し込む流れ【申し込み〜利用開始まで】
auのホームルータープランは「ホームルータープラン 5G」だけ!
auでは「au ホームルータープラン 5G」というホームルーター専用のプランを提供しています。WiMAXと提供エリアや通信品質など同じサービスが利用できます。
まずはau ホームルータープラン 5Gのプラン内容について、詳しく解説していきます。
「au ホームルータープラン 5G」の提供より前は、auスマートポートという名前でサービスを提供していたよ。
基本料金は5,170円と高め
提供元 | 月額の基本料金 |
---|---|
auのホームルーター | 5,170円 |
UQ WiMAX | 4,950円 |
Broad WiMAX | 4,950円 |
GMOとくとくBB WiMAX | 5,104円 |
シンプルWiFi | 4,840円 |
※auのホームルータープランに合わせ、契約期間の縛りなしプランで比較
auのホームルータープランは「au ホームルータープラン 5G」のひとつのみで、インターネット料金は5,170円です。
他社ホームルータープランと比較すると、月額の基本料金は若干高めに設定されていることが分かります。
現在は「12ヶ月間の割引キャンペーン」を実施中
キャンペーン | 5Gルーター割 | 5Gホームルーター割 |
---|---|---|
期間 | 当月から13ヶ月間 | 翌月から12ヶ月間 |
割引額 | 月550円 | 月1,342円 |
条件 | 「ホームルータープラン 5G」に加入 | 新規契約と同時に「ホームルータープラン 5G」に加入 |
さらに、各社ホームルータープランに適用できる月額料金割引キャンペーンを実施しています。
現在auのホームルーターでは「5Gルーター割」と「5Gホームルーター割」が適用可能です。12ヶ月間、月額3,278円で使えます。
ただし、他社ホームルータープランでも月額料金割引キャンペーンが実施されています。
キャンペーン後の月額料金を比較してみても、auのホームルーターは月額料金が高いことがわかります。
提供元 | キャンペーン | キャンペーン後の月額料金 |
---|---|---|
auのホームルーター | 5Gルーター割 5Gホームルーター割 |
~12ヶ月:3,278円 13ヶ月~:5,170円 |
UQ WiMAX | WiMAX +5G割 | ~25ヶ月:4,268円 26ヶ月~:4,950円 |
Broad WiMAX | 縛りなしDX割 | 初月:1,397円 ~36ヶ月:3,960円 37ヶ月~:4,950円 |
GMOとくとくBB WiMAX | 月額料金値引き | 初月:1,089円 ~12ヶ月:3,784円 ~35ヶ月:4,334円 36ヶ月~:5,104円 |
シンプルWiFi | なし | 4,840円 |
※auのホームルータープランに合わせ、契約期間の縛りなしプランで比較
申し込みのタイミングによって、実施しているキャンペーンは変わるよ。
端末代金は36ヶ月の契約継続で実質無料
「au ホームルータープラン 5G」を申し込むなら、ホームルーター専用端末の購入が必要です。
ホームルーター専用端末は、最大48,600円と高額ですが、「au ホームルータープラン 5G」に加入すると「毎月割」という割引が適用できます。
毎月割の詳細
適用条件 | 新規契約・機種変更(端末増設)時に、端末購入と同時に「ホームルータプラン 5G」に加入する | |
---|---|---|
割引期間 | 36ヶ月間 | |
端末ごとの割引額 | HOME 5G L13 | 1,350円×36回 |
HOME 5G L12 | 1,200円×36回 | |
HOME 5G L11 | 1,100円×36回 |
auのホームルーターは「毎月割」を適用することで、端末代金が実質無料で利用できます。
毎月割を適用すると、端末代金の分割払いと同額が毎月割引され、ユーザーが実際に負担する金額が0円になる仕組みです。
割引される金額は利用する端末によって異なりますが、割引回数は36回の固定です。
Speed Wi-Fi HOME 5G L13の割引金額
支払回数 | 端末代金 (36回の分割払い) |
毎月割 | 実質支払い金額 |
---|---|---|---|
1回目 | 1,350円 | ー1,350円 | 0円 |
2回目 | 1,350円 | ー1,350円 | 0円 |
~略~ | |||
35回目 | 1,350円 | ー1,350円 | 0円 |
36回目 | 1,350円 | ー1,350円 | 0円 |
37回目 | 0円 | 0円 | 0円 |
合計 | 48,600円 | ー48,600円 | 0円 |
契約期間の縛りなし!解約金0円
「au ホームルータープラン 5G」は契約期間の縛りがなくなったため、いつ解約しても解約違約金は発生しない契約期間の縛りなしWiFiです。
「au ホームルータープラン 5G」は、auショップで解約が可能です。
解約を希望している場合は、本人確認書類と印鑑を持ってauショップへ行き、店頭で解約手続きを行いましょう。
事前に「auショップへの来店予約」をしておくと、スムーズに案内してもらえるよ!
ただし端末代金の残債は支払いが必要
ただし、「au ホームルータープラン 5G」は毎月割を適用することで端末代金相当額が36回に分けて割引され、実質無料で利用できています。
そのため、端末代金相当額の割引が適用完了する36回以内(36ヶ月以内)に解約すると割引が終了します。端末代金の残債の支払いが発生するため注意が必要です。
端末代金の残債は分割を継続して支払うことも、一括で支払ってしまうことも可能だよ。
8日以内なら端末代金の支払いもナシの「初期契約解除」が可能
auホームルーター5Gは申し込んだ後、通信環境が悪い場合には8日以内であればキャンセルが可能です。
利用を開始したあとに電波が繋がりにくかったり、極端に通信速度が遅かったり、通信が途切れてしまうなど環境が悪い場合には、8日以内に「電波サポート24」に連絡しましょう。
電波サポート24に連絡すると訪問調査や、電波改善機器の配送など対策を行なってくれますが、それでも通信環境が改善しない場合にキャンセルが可能です。
注意点として、新規契約を行なった日を含む8日以内に電波サポート24に連絡する必要があることと、キャンセルが可能なのは通信環境が悪い場合に限るという点を覚えておきましょう。
auのホームルータープランは2つのモードがある
モード | スタンダードモード | プラスエリアモード |
---|---|---|
月間データ容量制限 | 無制限 | 30GB |
エリアの範囲 | 基本のエリア | スタンダードモードより広い |
利用可能な通信 |
|
auのホームルーターには、2つのモードが搭載されており、ユーザーが自由に切り替えることができます。
それぞれどのような違いがあるのか知っておきましょう。
無制限に対応している基本モード「スタンダードモード」とは?
モード | スタンダードモード |
---|---|
月間データ容量制限 | 無制限 |
エリアの範囲 | 基本のエリア |
利用可能な通信 |
|
スタンダードモードとは、auのホームルーターを申し込んだとき初期設定になっているモードです。
月間データ容量制限がない(無制限)ので、どのユーザーも基本的にはこちらのモードに設定していることが多いです。
しかし速度制限の可能性はある
au ホームルータープラン 5Gの基本モードである「スタンダードモード」は、月間にデータ通信量の上限はないものの、速度制限の可能性があります。
※縦横にスクロールできます。
auのホームルーター 通信速度制限の注意事項 |
---|
【通信速度制限】
|
一定期間中に大容量通信を行うと速度制限がかかる可能性とありますが、明確な上限や期間は明記されていません。
しかし、これは「大容量通信によって基地局の設備に不可がかかり、通信障害の起因になりそう」などの状況をイメージしてもらえると分かりやすいかと思います。
速度制限は、そのときの情勢によっても上限がかわるよ。
たとえばコロナの緊急事態宣言の時期など、みんなが自宅にいたときは、全体のデータ通信量が上がり、数十ギガでの利用でも通信制限を行わざるを得なくなるサービスもあったんだ。
月間30GBまで使える「プラスエリアモード」とは?
プラスエリアモードは申し込みが不要で、利用した場合に利用した月にだけ月額料金が加算されることになるんだよ。
プラスエリアモードは電波が届きにくい場所でも電波が届きやすくなるモードのため、自宅で利用するホームルーターではほとんど利用しないモードといっていいでしょう。
通常は持ち運んでさまざまなエリアで通信を行うポケット型WiFiを利用している場合に、便利に利用できるモードになります。
ホームルーターを利用していて、常にプラスエリアモードが必要になる通信状況の場合、プラスエリアモードは月間30GBしか利用できないから、ほとんど利用できないことになってしまうよ。
なおプラスエリアモードは月間30GBまでデータ通信が可能ですが、30GBを超えると128Kbpsまで通信速度が低下してしまうため、上限に達してしまうとスタンダードモードに切り替えが必要です。
auホームルーター5Gの場合、当月の月間データ容量を超過した場合に2GBごとにデータ容量を自動加算できる「エクストラオプション」が用意されているけれど、2GBで2,750円が必要だから、おもに利用しようとすると利用料金がとても高額になってしまうよ。
ホームルーターを利用している場合は通常のモードで十分利用できるため、ホームルーターをプラスエリアモードの料金を重視して選ぶことはおすすめできません。
auのホームルーターの提供エリアは全国
auのホームルーター(WiMAX)は、都道府県に関わらず全国で通信できます。ただし、居住区域から離れた山間部などは提供エリア外となっています。
auのホームルーター(WiMAX)を申し込むなら、事前に提供エリアの確認をしておきましょう。
提供エリア検索 | 公式サイトはこちら |
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5G・5G SAは一部エリアで提供中
auのホームルーターでは、最新の通信規格である「5G」を使うこともできます。5G通信を使うことにより、大容量データの送受信が高速で行えるようになりました。
さらにauのホームルーター最新端末(HOME 5G L13)では、「5G SA」に対応しました。
今までは4G接続⇒5G接続をしていましたが、初めから5G接続が出来るようになるため、5G通信開始までの時間が短くなりました。
さらに、5Gの電波のみを利用して5G通信ができるようになるため、広帯域な周波数帯を組み合わせた通信も可能。
上りの通信速度において大幅な高速化を実現できるようになっています。
5G・5G SAは特にユーザーが多いエリアを中心に提供開始していて、順次拡大中なんだ!
提供エリア外のユーザーは、4G通信が利用できるよ。
auで取り扱っているホームルーター端末は3機種
発売日 | 端末名 |
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2023年6月1日 | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 |
2021年8月6日 | Speed Wi-Fi HOME 5G L11 |
2021年11月5日 | Speed Wi-Fi HOME 5G L12 |
auのホームルーターは、現在3機種が購入できます。それぞれ特徴について解説していきます。
速さでおすすめな「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」
端末名 | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 |
---|---|
端末代金 | 48,600円 |
最大通信速度 | 4.2Gbps |
利用可能回線 | WiMAX2+/au 4G LTE/au 5G |
発売時期 | 2023年6月1日 |
メーカー | ZTE Corporation |
サイズ | 約W100×H207×D100mm |
重さ | 約635g |
5G対応 | ○ |
Wi-Fi規格 | 2.4GHz:IEEE802.11b/g/n/ax 5GHz:IEEE802.11a/n/ac/ax (Wi-Fi6) |
同時接続台数 | Wi-Fi:32台 有線LAN:2台 |
かんたん接続 | WPS・QRコード・NFC |
auのホームルーターとしては2年ぶりに発売された、現在の最新モデルにあたるホームルーターです。
端末代金は高めなものの、5G SAの通信に対応しており、通信速度や安定性が向上しています。
長期の契約を考えているなら、最新モデルのHOME 5G L13がおすすめです。
コスパでおすすめ「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」
端末名 | Speed Wi-Fi HOME 5G L11 |
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端末代金 | 39,600円 |
最大通信速度 | 2.7Gbps |
利用可能回線 | WiMAX2+/au 4G LTE/au 5G |
発売時期 | 2021年8月 |
メーカー | ZTE Corporation |
サイズ | 約W70×H182×D124mm |
重さ | 約599g |
5G対応 | ○ |
Wi-Fi規格 | 2.4GHz:IEEE802.11b/g/n/ax 5GHz:IEEE802.11a/n/ac/ax (Wi-Fi6) |
同時接続台数 | Wi-Fi:30台 有線LAN:2台 |
かんたん接続 | WPS・QRコード |
auのホームルーターで初めて5G通信に対応した、2021年8月6日発売のモデルです。
auのホームルーターとしてはまだ最もユーザー数が多く、旧式のモデルだからといって実測値も充分。
価格は最新モデルのHOME 5G L13より安いため、コスパを求める方におすすめです。
WiFi接続台数が多い方におすすめ「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」
端末名 | Speed Wi-Fi HOME 5G L12 |
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端末代金 | 43,200円 |
最大通信速度 | 2.7Gbps |
利用可能回線 | WiMAX2+/au 4G LTE/au 5G |
発売時期 | 2021年11月5日 |
メーカー | NECプラットフォームズ |
サイズ | 約W101×H179×D99mm |
重さ | 約446g |
5G対応 | ○ |
Wi-Fi規格 | 2.4GHz:IEEE802.11b/g/n/ax 5GHz:IEEE802.11a/n/ac/ax (Wi-Fi6) |
同時接続台数 | Wi-Fi:40台(5GHz・2.4GHzそれぞれ20台) 有線LAN:2台 |
かんたん接続 | WPS・QRコード |
HOME 5G L11とHOME 5G L12を比較すると、同時接続台数が増えていますが、スペックはほぼ代わりがありません。
WiFiは同時接続台数が増えるほど速度は遅くなりやすいため「実測値が遅い」との評判もあります。
家族(4人以上)でWiFiを同時に使いたい方におすすめですが、そうでなければHOME 5G L11の方が安く快適に通信できるのでおすすめです。
auのホームルーターで実施中のキャンペーン
現在auのホームルーターでは、3つのキャンペーンを適用することができます。それぞれの内容について紹介します。
キャンペーン |
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|
最大20,000円!5Gホームルーターau PAY 残高還元
実施期間 | 2023年6月1日 ~ 終了日未定 |
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キャンペーン内容 | auホームルーターの対象機種をご購入&エントリーいただくとau PAY 残高へ還元 |
還元額 | 20,000円 |
適用条件 |
|
詳細:au公式サイト
キャンペーンエントリーの上、auのホームルーター「HOME 5G L11」「HOME 5G L13」を購入すると、au Payに20,000円還元してもらえます。
2023年以前の申し込みは還元額がもっと安かったから、「最大」の表記がされているよ。
auスマートバリューで月額料金が永年1,100円割引
auスマートバリューは、auのホームルーターとauスマホとのセット割引です。
auスマートバリューを適用することで、家族を含む最大10回線の月額料金が、永年1,100円割引されます。
auスマートバリューは、auショップかMy au(WEB)から、申し込み可能です。
auの「スマホミニプラン 5G/4G」のみ、割引額が550円だから注意!
UQの自宅セット割で月額料金が永年1,100円割引
UQの自宅セット割は、UQモバイルとauスマホとのセット割引です。
自宅セット割を適用することで、家族を含む最大10回線の月額料金が、永年1,100円割引されます。
自宅セット割は、auショップかMy au(WEB)から、申し込み可能です。
auのホームルーターは「WiMAX」のサービスと同じ
実は、auのホームルーターは「WiMAX」と通信品質・専用端末・提供エリアも全く同じものです。
では、WiMAXとは何なのでしょうか?詳しく解説していきます。
WiMAXとはUQコミュニケーション提供の通信規格のこと
WiMAXはUQコミュニケーションズが提供する「無線通信規格」のことです。
スマホだとドコモ・au・ソフトバンクの通信は音声通信をラグなく行うことに優れていますが、WiMAXはデータ通信に特化することを目指しています。
日本ではWiMAXを用いたサービスを、UQコミュニケーションズが2009年から「UQ WiMAX」として提供しています。
WiMAXを取り扱っているプロバイダ(会社)は15社以上
- UQ WiMAX(本家)
- Broad WiMAX
- GMOとくとくBB WiMAX
- カシモWiMAX
- VisionWiMAX
- BIGLOBE WiMAX
- ヨドバシWiMAX
- Baycom WiMAX
- DTI WiMAX
- BIC WiMAX
- DIS mobile WiMAX
- J:COM WiMAX
- YAMADA WiMAX
参考:主なWiMAX提供会社|UQ WiMAX(ルーター)【公式】
WiMAXの通信を利用して、ホームルーターを提供しているプロバイダ(会社)は15社以上にも上ります。
WiMAXのプロバイダとは、販売代理店の役割を持っています。販売代理店とは、提供元に変わってサービスの営業や取り次ぎを行う企業のことを差します。
WiMAXの場合だと、UQコミュニケーションズ(提供元)とプロバイダが提携し、UQコミュニケーションズに変わってWiMAXサービスの営業や取り次ぎを行っているのです。
WiMAXプロバイダ(代理店)が増えることで、WiMAXが提供できる道(販路)が広がっているのです。
UQコミュニケーションはKDDI(au)の子会社だけど、WiMAXの提供元ではないよ。だから、auのホームルーターはWiMAXのプロバイダという扱いになるんだ!
auのホームルーターのメリット
auのホームルーターにはメリットが2つあります。それぞれ解説していきます。
①auショップで対面サポートが受けられる
auのホームルーターは、auショップ(実店舗)で対面サポートを受けられる点もメリットです。
同じ通信端末やサービスを利用できるWiMAXの場合、UQ WiMAXの公式窓口以外では対面サポートを受けられません。
契約の際に相談したい場合や、申し込みが不安な場合にはauショップでサポートを受けられるauのホームルーターがおすすめです。
②ハイスピードプラスエリアモードが0円
auホームルーター5Gはプラスエリアモードが月額料金無料で利用できます。
利用できるデータ容量は30GBと変わりませんが、プラスエリアモードが無料で利用できるのはauホームルーター5Gだけです。
なおWiMAXの場合はスマホセット割を適用した場合に限り、プラスエリアモードの月額料金が無料で利用できます。
プラスエリアモードは、スタンダードモードで通信できるエリアよりも広いエリアで利用できるようになるモードだよ。
屋内や建物の影でも電波が届きやすくなるモードになるよ。
auのホームルーターのデメリット
auホームルーター5Gの特徴を解説したところで、事前に知っておきたいデメリットについて解説していきます。
①3年以内に解約すると端末代金の残債が発生する
auのホームルーターは「毎月割」を適用することで、端末代金相当額が月々で割引され実質無料になります。
しかし毎月割は36ヶ月継続して割引が適用されるキャンペーンのため、36ヶ月以内に解約すると割引が終了し、端末代金の残債が請求される点に注意が必要です。
端末代金の残債は分割支払いを継続して支払うことも、一括で支払ってしまうこともできます。
毎月割を適用すると端末代金が無料になるわけじゃなくて、端末代金相当額が毎月割引されていく「実質無料」だから、3年以内に解約すると割引が終了して残債が発生してしまうんだよ。
②スマホセット割引を含めても月額料金が高い
auのホームルーターのデメリットとして、同じサービスを受けられるWiMAXのプロバイダと比べると利用料金が割高な場合があるという点があげられます。
auホームルーター5Gは「5Gルーター割」と「5Gホームルーター割」が適用できますが、通信品質やサービスが同一であるWiMAXのプロバイダでは月額料金割引やキャッシュバックなど、auホームルーター5G以上にお得なキャンペーンが豊富に開催されています。
提供元 | キャンペーン | キャンペーン後の月額料金 |
---|---|---|
auのホームルーター | 5Gルーター割 5Gホームルーター割 |
~12ヶ月:3,278円 13ヶ月~:5,170円 |
UQ WiMAX | WiMAX +5G割 | ~25ヶ月:4,268円 26ヶ月~:4,950円 |
Broad WiMAX | 縛りなしDX割 | 初月:1,397円 ~36ヶ月:3,960円 37ヶ月~:4,950円 |
GMOとくとくBB WiMAX | 月額料金値引き | 初月:1,089円 ~12ヶ月:3,784円 ~35ヶ月:4,334円 36ヶ月~:5,104円 |
シンプルWiFi | なし | 4,840円 |
※auのホームルータープランに合わせ、契約期間の縛りなしプランで比較
WiMAXとauのホームルーターは、端末もエリアも通信品質も同じだから、安く使いたいならWiMAXを検討するのがおすすめ!
③他社と比較して端末代金も高い
提供元 | 端末代金 | キャンペーン価格 |
---|---|---|
auのホームルーター | 48,600円 | 契約3年継続で実質無料 |
UQ WiMAX | クレカ払い:19,800円 口座振替:27,700円 |
クレカ払い:9,900円 口座振替:10,000円 |
Broad WiMAX | 31,680円 | キャンペーンなし |
GMOとくとくBB WiMAX | 27,720円 | キャンペーンなし |
シンプルWiFi | レンタル0円 | レンタル0円 |
※比較端末:HOME 5G L13
auのホームルーターは、他社ホームルーター(WiMAX)と比較しても端末代金が高いです。auのホームルーターと全く同じ端末が無料でレンタルできるサービスもあります。
安さを重視するなら、auのホームルーターはおすすめできません。
④契約住所以外では通信できない
ホームルーターは端末をコンセントにさして利用しますが、契約した住所でしか利用できないものと、契約住所以外でも利用できるものの2種類があります。
auのホームルーターは、契約住所以外で通信すると、通信停止、最悪の場合は強制解約になる可能性があります。
WiMAXは契約住所以外でも利用が可能で、コンセントがあり対応エリア内であればどこでも利用できます。
auのホームルーターを申し込むならWiMAXの方がおすすめ
auのホームルーターとWiMAXについて、まず利用する端末や通信品質・エリアといったサービスは同じものとなります。
一方でauのホームルーターとWiMAXは、月額料金割引やキャッシュバックといった開催しているキャンペーンが異なるため利用料金が違う点が一つです。
またauのホームルーターはプラスエリアモードを月額無料で利用できることと、auショップ(実店舗)で対面サポートが受けられる点が大きな違いといえるでしょう。
auのホームルーターもWiMAXもどちらを選んでも利用できる通信環境は同じのため、利用料金や開催しているキャンペーン・特徴を理解して自分に合った窓口から申し込みましょう。
auのホームルーターとWiMAXを比較したとき、店頭サポートを希望するのであれば、auのホームルーターがおすすめ!
WiMAXなら契約住所以外でも通信できる
ホームルーター | 契約住所以外での通信 |
---|---|
WiMAX | 可能 |
ドコモ | 不可 |
au | 不可 |
ソフトバンク | 不可 |
楽天 | 不可 |
通信品質やサービスが同じであるWiMAXは契約住所以外でも利用可能ですが、auホームルーター5Gは契約住所以外で利用できないため注意が必要です。
同じく、他社ホームルーターであるソフトバンクエアー・ドコモ home 5G・Rakuten Turboでも契約住所以外では利用できません。
契約住所以外でも利用できるホームルーターはWiMAXのみになります。持ち運びたいなら、WiMAXがおすすめです。
WiMAXは契約住所以外でも利用できるため、同じサービスを利用できるauホームルーター5Gも契約住所以外で利用できると思いがちですが、auホームルーター5Gは契約住所以外で利用できないことを覚えておきましょう。
auのホームルーターより基本料金が安い
提供元 | キャンペーン | キャンペーン後の月額料金 |
---|---|---|
auのホームルーター | 5Gルーター割 5Gホームルーター割 |
~12ヶ月:3,278円 13ヶ月~:5,170円 |
UQ WiMAX | WiMAX +5G割 | ~25ヶ月:4,268円 26ヶ月~:4,950円 |
Broad WiMAX | 縛りなしDX割 | 初月:1,397円 ~36ヶ月:3,960円 37ヶ月~:4,950円 |
GMOとくとくBB WiMAX | 月額料金値引き | 初月:1,089円 ~12ヶ月:3,784円 ~35ヶ月:4,334円 36ヶ月~:5,104円 |
シンプルWiFi | なし | 4,840円 |
※auのホームルータープランに合わせ、契約期間の縛りなしプランで比較
auのホームルーターは、WiMAXと比較して通信品質・端末など変わることなく、安く使うことができます。
それ以外の方は、WiMAXを選びましょう。WiMAXはauのホームルーターと通信品質・端末など変わることなく、安く使うことができます。
WiMAXでも、auやUQモバイルとのスマホセット割引が適用可能です。
ホームルーター端末が0円レンタルできるサービスも
提供元 | 端末代金 | キャンペーン価格 |
---|---|---|
auのホームルーター | 48,600円 | 契約3年継続で実質無料 |
UQ WiMAX | クレカ払い:19,800円 口座振替:27,700円 |
クレカ払い:9,900円 口座振替:10,000円 |
Broad WiMAX | 31,680円 | キャンペーンなし |
GMOとくとくBB WiMAX | 27,720円 | キャンペーンなし |
シンプルWiFi | レンタル0円 | レンタル0円 |
※比較端末:HOME 5G L13
auのホームルーターはキャンペーンで実質0円にできますが、3年間の契約継続が必要です。3年経てば新機種も登場しますし、ユーザー環境が変わることもあるでしょう。
それを踏まえ、同じ端末が安く使えるWiMAXは、デメリットが少なくおすすめと言えます。
特に、中古ではありますが、最新端末をレンタルできるWiMAXサービスも登場しています。
長期契約を予定しているけど3年続くかわからない、短期契約を検討しているのであれば端末レンタルできるWiMAXがおすすめです。
おすすめホームルーターをピックアップ!3社のプランを紹介
ここからは、auのホームルーターより安く使えるおすすめWiMAXを3社ピックアップして紹介します。
それぞれメリット・デメリットなどの特徴が違うので、ぜひチェックしてみてください。
今おすすめのWiMAX |
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学生・引越しキャンペーンで安い「Broad WiMAX」
キャンペーン情報
- 18歳~25歳の学生・学生の両親の申込で月額料金4,697円割引
- 直近3ヶ月前後で引越しした方の申込で月額料金4,697円割引
口座振替 | 海外利用 |
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○ | × |
端末レンタル | 5G対応 |
× | ○ |
- ギガ放題コスパDX
- ギガ放題縛りなし
プラン概要
プラン名 | ギガ放題コスパDXプラン |
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契約期間 | 2年(自動更新なし) |
データ通信量 | 無制限 |
月額料金 | 初月:1,397円 ~36ヶ月:3,773円 37ヶ月~:4,818円 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
ほか初期費用 | 20,743円 クレカ支払いで無料 |
解約料金 | 4,818円 |
端末詳細
端末タイプ | ホームルーター | ポケット型WiFi |
---|---|---|
端末名 | HOME 5G L13 | 5G X12 |
最大通信速度 | 4.2Gbps | 3.9Gbps |
端末代金 | 31,680円 | 31,680円 |
持ち運び | 〇 | 〇 |
料金まとめ
プラン名 | ギガ放題縛りなしDXプラン |
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契約期間 | なし |
データ通信量 | 無制限 |
月額料金 | 初月:1,397円 ~36ヶ月:3,960円 37ヶ月~:4,950円 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
ほか初期費用 | 20,743円 クレカ支払いで無料 |
解約料金 | 0円 |
端末まとめ
端末タイプ | ホームルーター | ポケット型WiFi |
---|---|---|
端末名 | HOME 5G L13 | 5G X12 |
最大通信速度 | 4.2Gbps | 3.9Gbps |
端末代金 | 31,680円 | 31,680円 |
持ち運び | 〇 | 〇 |
利用料金と通信速度の速さをバランスよく利用したい場合はBroad WiMAXがおすすめです。
Broad WiMAXでは割引された月額料金で利用できるうえに、キャンペーンが豊富に開催されているためお得に利用ができるプロバイダになります。
Broad WiMAXでは他社から乗り換えた場合の違約金を負担してくれるキャンペーンや、2台同時に申し込むと5,000円のキャッシュバックを受け取れるキャンペーンなど、お得に利用できるキャンペーンが開催されているよ。
Broad WiMAXでは「いつでも解約サポート」という、契約解除手数料が0円になるキャンペーンも実施しています。
いつでも解約サポートはBroad WiMAX利用開始後に通信速度が遅いと感じたり、電波が届きにくかったり、固定回線に乗り換えたいと考えた場合に契約解除手数料なしで、Broad WiMAXが紹介するインターネット回線へ乗り換えできるキャンペーンです。
乗り換え可能な回線はモバレコエアー、ソフトバンク光、ビッグローブ光、ドコモ光、auひかりなど豊富な回線から選択できるため、安心して利用できるプロバイダといえます。
実質料金が最安の「GMOとくとくBB WiMAX」
料金の安さでホームルーターを選びたいなら、GMOとくとくBB WIMAXがおすすめです。
GMOとくとくBB WiMAXでは月額料金が割引されているうえに、高額キャッシュバックを受け取れます。
またGMOとくとくBB WiMAXは2年間の契約期間の縛りがありますが、解約違約金が0円になるキャンペーンを実施しているため、実質的に契約期間の縛りなく利用が可能です。
端末0円レンタルで契約期間の縛りなし「シンプルWiFi」
キャンペーン情報
- なし
口座振替 | 海外利用 |
---|---|
× | × |
端末レンタル | 5G対応 |
○ | ○ |
プラン概要
プラン名 | 2年契約プラン |
---|---|
契約期間 | 2年(自動更新なし) |
データ通信量 | 最大100GB |
月額料金 | 20GB:1,980円 50GB:2,530円 100GB:2,948円 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
解約料金 | 月額料金の1ヶ月分と同額 |
端末詳細
回線タイプ | ポケット型WiFi |
---|---|
端末名 | Macaroon SE |
最大通信速度 | 上り:50Mbps 下り:150Mbps |
端末代金 | レンタルで無料 |
持ち運び | 〇 |
端末がレンタルで問題ないなら、契約期間の縛りもなく気軽に利用できるシンプルWiFiもおすすめです。
シンプルWiFiは月額料金が一定で、端末が無料でレンタルでき、有料オプションの加入も不要で、契約期間の縛りもないため、名前のとおりシンプルに利用できるのが大きなメリットといえます。
端末がレンタルのため契約終了時には端末の返却が必要ですが、ホームルーターは利用したいけれど長期間の利用予定がない場合や、端末代金を節約したい場合に便利に利用が可能です。
シンプルWiFiはauスマートバリューや自宅セット割も適用できるため、端末が無料でレンタルできるという点以外は他のWiMAXプロバイダと変わりません。
長期間の利用がない場合は、端末代金が実質無料のプロバイダを選んでも、端末代金の残債が発生してしまう場合があるから、最初から端末をレンタルで利用するのがおすすめだよ。
auのホームルーターと他社ホームルーターを比較
auホームルーター5GはauまたはUQ mobileとのセット割があり、またWiMAXと同じ通信品質・サービスが利用できます。
ほぼ同じ条件となるWiMAXのプロバイダとauホームルーター5Gを比較したところ、auホームルーター5Gは実店舗で対面サポートを受けたい人におすすめとわかりました。
しかし、WiMAX以外の他社ホームルーターと比較した場合はおすすめできるのでしょうか?
結論として、目的別や利用しているスマホのキャリアによって、auのホームルーター(WiMAX)以外がおすすめになります。
まずはauのホームルーター(WiMAX)と他社ホームルーターは何が違うのか比較し、そのうえで目的別におすすめのホームルーターを紹介していきます。
現在ホームルーターのプランを展開しているのは4社
現在、ホームルーターのプランを展開しているのは4社です。それぞれの概要について解説していきます。
提供元 | プラン |
---|---|
ドコモ | home 5G |
ソフトバンク | ソフトバンクエアー |
楽天 | Rakuten Turbo |
UQコミュニケーション(au) | WiMAX |
通信速度の速さで人気の「ドコモ home 5G」
キャンペーン情報
- ドコモスマホとセットで最大1,100円割引
(最大20回線まで永年適用) - Amazonギフト券20,000円プレゼント
口座振替 | 海外利用 |
---|---|
○ | × |
端末レンタル | 5G対応 |
× | ○ |
プラン概要
プラン名 | ドコモ home 5G |
---|---|
契約期間 | なし |
データ通信量 | 無制限 |
月額料金 | 4,950円 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
ほか初期費用 | なし |
解約料金 | なし |
端末詳細
端末タイプ | ホームルーター |
---|---|
端末名 | HR 02 |
最大通信速度 | 4.2Gbps |
端末代金 | 71,280円 実質無料 |
持ち運び | ✕ |
ドコモから提供されているドコモ home 5Gは、ドコモのスマホセット割引が適用できる唯一のホームルーターです。
料金は相場程度、端末代金は高額(3年間の契約継続で実質無料)なものの、最大速度が速いことで人気があります。
ソフトバンクから提供されている「ソフトバンクエアー」
キャンペーン情報
- 最大最大10万円の他社違約金補填
- 17,000円キャッシュバック
口座振替 | 海外利用 |
---|---|
○ | × |
端末レンタル | 5G対応 |
○ | ○ |
プラン概要
プラン名 | モバレコエアー |
---|---|
契約期間 | なし |
データ通信量 | 無制限 |
月額料金 | ~1ヶ月:1,320円 ~12ヶ月:3,080円 ~36ヶ月:4,180円 37ヶ月~:5,368円 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
ほか初期費用 | なし |
解約料金 | なし |
参考:モバレコエアー公式サイト
端末詳細
端末タイプ | ホームルーター |
---|---|
端末名 | Airターミナル5 |
最大通信速度 | 2.1GBps |
端末代金 | 71,280円 実質無料 |
持ち運び | ✕ |
★モバレコエアーはソフトバンクエアーのアライアンスモデルです
ソフトバンクから提供されているソフトバンクエアーは、ソフトバンク・ワイモバイルのスマホセット割引が適用できるホームルーターです。
通信速度は遅めなものの、スマホセット割引やキャンペーンを適用すれば、実質料金が安く使えます。
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーにはメリットがありますが、それ以外のキャリアユーザーは他社ホームルーターの方が安く使えます。
楽天から提供されている「Rakuten Turbo」
楽天モバイルのホームルーターであるRakuten Turboは、楽天モバイルとのスマホセット割はありません。また、端末代金が安めなものの、全額支払いが必要です。
ただし、楽天市場などでのお買い物をすると、ポイント還元率がアップするので、楽天経済圏でまとめている方にはメリットがあるでしょう。
ただし、Rakuten Turboは楽天モバイルから提供されているけれど、楽天モバイルのスマホのようにパートナー回線(au回線)のエリアは利用できません。
楽天モバイルよりも利用できるエリアが狭いため、提供エリアの確認は必須です。
auのホームルーターと同じサービス「WiMAX」
WiMAXは、UQコミュニケーションから提供されている無線通信規格です。沢山のプロバイダがありますが、どこも通信品質・対応端末など、使用感に代わりはありません。
ただし、端末レンタル・契約期間・キャンペーン(月額料金割引など)には違いがあります。
WiMAXはホームルーターだけでなく、持ち運びできるポケット型WiFiも提供しています。
ここからは、auのホームルーター(WiMAX)と他社ホームルーターはどういった違いがあるのか、料金と端末スペックを比較していくよ!
ホームルーター4社の「通信速度と提供エリア」を比較
※横にスクロールできます。
回線名 | 利用可能エリア | 最大通信速度 | 実測平均速度(下り) |
---|---|---|---|
auのホームルーター(WiMAX) | WiMAX2+ au 4G LTE au 5G |
4.2Gbps | 113.64Mbps |
ドコモ home 5G | ドコモ | 4.2Gbps | 182.73Mbps |
ソフトバンクエアー公式 | AXGP回線 ソフトバンク |
4804Mbps | 101.94Mbps |
Rakuten Turbo | 楽天モバイル ※パートナー回線は利用不可 |
2.1Gbps | 47.6Mbps |
※WiMAX:Speed Wi-Fi HOME 5G L11の場合
※実測通信速度:みんなのネット回線速度を参考に記載
auホームルーター5G(WiMAX)・ソフトバンクエアー・ドコモ home 5G・Rakuten Turboのどれも5G通信に対応しています。
5G通信を利用する場合は5Gの対応エリアであることと、5G対応の端末を利用する必要がある点は注意しましょう。
(例:ソフトバンクエアーの一つ前の端末である「Airターミナル4 NEXT」は5G非対応)
ソフトバンクエアーで利用可能な「AXGP回線」とは、ソフトバンクグループの通信事業者であるWireless City Planningが提供する通信エリアのことをいうよ。
ホームルーター6社の「月額料金」を比較
回線名 | スマホセット割 | 月額料金 |
---|---|---|
UQ WiMAX | au UQ mobile |
1〜13ヶ月目:4,268円 14ヶ月目以降:4,950円 |
auホームルーター5G | au UQ mobile |
初月:4,620円 2〜12ヶ月目:3,278円 13ヶ月目以降:5,170円 |
ドコモ home 5G | ドコモ | 4,950円 |
ソフトバンクエアー公式 | ソフトバンク ワイモバイル |
〜12ヶ月目:3,278円 13ヶ月目以降:5,367円 |
モバレコAir | ソフトバンク ワイモバイル |
1〜2ヶ月目:2,167円 3〜24ヶ月目:3,679円 25ヶ月目以降:5,368円 |
Rakuten Turbo | ー | 1年目:1,980円 2年目以降:4,840円 |
ホームルーター6社の「端末代金」を比較
回線名 | 端末代金 | 比較端末 |
---|---|---|
UQ WiMAX | 27,720円 | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 |
auホームルーター5G | 48,600円 | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 |
ドコモ home 5G | 71,280円 | HR02 |
ソフトバンクエアー公式 | 71,280円 | Airターミナル5 |
モバレコAir | 71,280円 | Airターミナル5 |
Rakuten Turbo | 41,580円 | Rakuten Turbo 5G |
auホームルーター5Gについてよくある質問
auホームルーター5Gについて、よくある質問をまとめてみました。
auホームルーター5Gでオンラインゲームはできる?
auホームルーター5Gでオンラインゲームはプレイ可能です。
ただし、ゲームをWiFiでプレイすること自体は可能ですが、FPSや対戦ゲームなどの「Ping値」や「通信速度」を重視するゲームの場合はラグが発生する可能性が高く、快適にプレイできるとはいえません。
Ping値はインターネットの応答速度のことで、たとえばコントローラーでアクションを入力してから、画面に入力結果が反映されるまでの時間を示しているよ。
Ping値は数値が大きいほどラグが起きやすく、ホームルーターは光回線と比べると数値がどうしても大きくなってしまうため、ラグが起きやすい回線です。
光回線とホームルーターの通信速度の違い
回線 | Ping値 | 実測通信速度(下り) |
---|---|---|
ドコモ光(光回線) | 18.85ms | 280.01Mbps |
NURO光(光回線) | 11.79ms | 586.77Mbps |
auひかり(光回線) | 15.05ms | 514.63Mbps |
auホームルーター5G(ホームルーター) | 60.88ms | 113.64Mbps |
ソフトバンクエアー(ホームルーター) | 42.49ms | 101.94Mbps |
ドコモ home 5G(ホームルーター) | 50.77ms | 182.73Mbps |
※実測通信速度はみんなのネット回線速度(みんそく)を参考に記載
一般的にPing値は15ms以下だととても快適で、16〜30msでおおよそ快適に、31〜50msは普通で、51〜100msだとあまり快適に利用できない数値といえます。
また実測通信速度をみてもホームルーターよりも光回線の方が速い数値を記録しているため、オンラインゲームを快適に利用したい、大容量のデータ通信を行いたい場合は光回線の方がおすすめです。
ホームルーターでもオンラインゲームはプレイできますが、通信速度やPing値を重視するゲームを快適にプレイしたいかどうかで、自分に合っているかを判断してみましょう。
auホームルーター5Gの通信速度が遅い場合の対処法
- 端末を再起動してみる
- 設置場所を屋外に近い窓際などに移動してみる
- 有線LAN接続を試してみる
auホームルーター5Gの通信速度が遅い場合は、以下の方法を試してみましょう。
まず端末は長時間利用していると熱がこもってしまったり、不要なメモリが溜まってしまって速度低下の原因となっている場合があるため、端末を再起動してみるのが有効です。
さらにホームルーターは電波を受信して通信を行なっているため、設置場所が屋内で、屋外から遠い場所に設置している場合は窓に近い場所など電波が届きやすい場所に移動すると通信が良好になるかもしれません。
また無線で接続していて遅いと感じた場合、有線LANで接続できる機器なら切り替えることでより安定して速い速度で通信が可能です。
上記を試してみても改善しない場合は、利用しているエリア自体が電波が届きにくい場所だったり、通信が難しい場所の可能性があります。
新規契約をして8日以内であれば電波サポート24に連絡をしてみて、期間を過ぎてしまっている場合には他社乗り換え違約金負担キャンペーンを開催している他の回線への乗り換えを検討するのがおすすめです。
【まとめ】対面サポートを受けたい方はauのホームルーターがおすすめ
結論、auのホームルーターは実店舗で対面サポートを受けたい人におすすめです。
初めてホームルーターを利用する方・申し込みが不安でスタッフと相談しながら進めたい方・対面で疑問点を解消して手続きをサポートしてほしい方におすすめです。
なおauのホームルーターはプラスエリアモードが月額無料で利用できるメリットもありますが、プラスエリアモードはより広い範囲で利用できるようになるモードです。
ホームルーターではほとんどの場合必要ないため、auのホームルーターを検討する場合は利用料金と対面サポートがある点がメリットとして検討するのがおすすめです。
auホームルーター5Gを申し込む流れ【申し込み〜利用開始まで】
auのホームルーターの特徴や他社ホームルーターとの比較をみてきましたが、ここでは実際に申し込む手順を紹介します。
auのホームルーターはWiMAXと同じ通信品質・サービスのため、よりお得に利用できる別のWiMAXプロバイダを希望する場合でも、申し込みの流れは以下とあまり変わりません。
キャンペーンを適用するかなど、窓口によってこまかい申し込み手順は異なってくるけれど、大まかな流れは以下のとおりになるよ。
auホームルーター5Gを申し込む流れ【申し込み〜利用開始まで】
- 利用可能エリアか確認する
- 希望するプロバイダから申し込みを行う
- 端末を受け取り初期設定を行なって利用開始
1.利用可能エリアか確認する
まずauホームルーター5G(WiMAX)を申し込む前に、自宅が利用可能エリアに入っているか確認しましょう。
「WiMAX2+」「au 4G LTE」「au 5G」のエリアが利用できますが、自身の周辺で利用できるのか、5Gのエリアには入っているかを確認することが重要です。
利用可能なエリアは「auのエリア確認」からチェックすることが可能です。
2.希望するプロバイダから申し込みを行う
自身の利用したいエリアが提供エリア内であると確認ができたら、希望するプロバイダから実際に申し込みを行いましょう。
auのホームルーターはWiMAXと通信品質やスペックが同じなため、お得に利用するならWiMAXのプロバイダ(申し込み窓口)から手続きするのがおすすめです。
ただし店頭で対面サポートを受けたい場合はauショップに来店予約をし、auのホームルーターを契約するのがおすすめになります。
また現在auホームルーター5Gでは月額割引キャンペーンを実施していて、WiMAXのプロバイダと利用料金に大幅な差があるわけではありません。
3.端末を受け取り初期設定を行なって利用開始
希望するプロバイダから申し込みを行い、申し込み情報の確認が完了したら端末が発送されます。
端末が届いたらまず内容物が間違いないか、不足がないか確認しましょう。
間違いないことを確認したら、端末の底に記載されている接続情報でパソコンやスマホ・ゲーム機などを接続します。
なお端末が届いて通信設定を行なった際に通信環境が悪い場合、申し込みの8日以内であれば初期契約解除(キャンセル)が可能です。
8日以内に電波サポート24に連絡することで電波状況を訪問調査で確認してくれるため、調査を依頼して改善が見込めない場合はキャンセルできます。