ワイモバイルには家族の月額料金がお得になる家族割があり、適用条件に該当すれば家族の月額料金を安くできます。
家族の適用範囲は広く、加入する料金プランによっては一人あたり月額最大1,188円も割引がされてお得です。
また、ワイモバイルには家族割と併用できる割引サービスもあり、合わせて申し込めばよりお得になります。
本記事ではワイモバイルの家族割について、適用条件や申込方法を詳しく解説します。
さらに、家族割と併用できる割引サービスや家族割を利用する際に注意すべき点をご紹介しますので、家族がワイモバイルへの乗り換えを検討している方はぜひチェックしてみてください。
この記事で分かること
- ワイモバイルの家族割の概要
- 家族割に申し込む方法
- 家族割と併用できるワイモバイルの割引
- 家族割に申し込む際の注意点
ワイモバイルの家族割はお得？
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドで、格安料金でソフトバンクの品質の高い通信回線を利用できるのが魅力です。
そんなワイモバイルには家族割があり、要件に該当すれば2回線目以降の基本料金が安くなります。
家族割には適用条件があるため、該当するか確認してみるとよいでしょう。
ここでは、ワイモバイルの家族割についてご紹介します。
家族で申し込むとお得になるサービス
ワイモバイルの家族割は、正確には「家族割引サービス」です。
サービス内容としては、家族がワイモバイルを指定料金プランで契約すると、2回線目以降の基本料金が割引されます。
例えば両親と子供1人の3人家族で利用している場合、父親が主回線だとすると、母親と子供の利用分の基本料金がそれぞれ割引対象となります。
| ワイモバイルの家族割の適用イメージ | |
|---|---|
| お父さん（主回線） | ×（割引対象外） |
| お母さん（副回線） | ⚪️（割引対象） |
| 子供（副回線） | ⚪️（割引対象） |
ちなみに「家族」の定義は、同居していれば血縁でなくても適用可能など、適用範囲が広いのも特徴です。
なお、ここまでは家族で利用する場合を例に挙げましたが、1人で複数回線を申し込む場合も割引が適用されます。
| 複数回線を持つ場合の家族割の適用イメージ | |
|---|---|
| 1回線目（主回線） | ×（割引対象外） |
| 2回線目 | ⚪️（割引対象） |
ただし、主回線と2回線目以降で割引対象の料金プランは指定されており、加入するプランによって割引金額も異なるため注意が必要です。
最大9回線まで割引対象
家族割では2回線目以降の基本料金が安くなり、最大9回線まで割引対象になります。また適用される「家族」の範囲は広いため、家族でワイモバイルでまとめるほどお得です。
同一名義で複数回線契約している場合も申し込みができます。例えば、主回線をプライベート用に契約し、仕事用として2回線目以降を契約するといった場合、仕事用の基本料金が割引になります。
割引金額は契約により異なる
ワイモバイルの家族割は指定の料金プランがあり、指定プラン以外に加入しても割引にはならないため注意が必要です。
また、対象のプランごとに割引金額が異なり、月額550円または1,188円の割引になります。
▼ 家族割対象プラン（主回線）
- シンプル（S/M/L）
- スマホベーシックプラン（S、M、R、L）
- データベーシックプランL
- Pocket WiFiプラン2（ベーシック）
▼ 家族割対象プラン（2回線目以降）
| 毎月1,188円割引 |
|---|
|
| 毎月550円割引 |
|
家族割適用後のシンプルS/M/Lの料金
※横にスクロールできます。
| シンプルS | シンプルM/ | シンプルL | |
|---|---|---|---|
| 基本料金 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
| 割引額 | 1,188円 | ||
| 家族割適用後 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
例えば、シンプルプランSは月額基本料金が2,178円ですが、1,188円割引になるため、適用後は月額990円と安くなります。
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ワイモバイルの家族割を適用するための条件
ワイモバイルの家族割は加入すれば誰でも適用になるわけではなく、次のような条件があります。
- 指定料金プランに加入する
- 「家族」もしくは同じ住所であることが確認できる
- 家族確認書類を提出する
指定料金プランは、最新のプランか以前からあるプランかで割引金額が異なります。
それぞれの内容について、詳しくみていきましょう。
指定料金プランに加入する
ワイモバイルの家族割の適用は、以下のような指定料金プランに加入することが条件です。
| 1回線目 |
|---|
|
| 2回線目以降 |
毎月1,188円割引：
毎月550円割引：
|
これ以外のプランは割引対象ではないので、加入の際はよく確認しましょう。
ちなみに家族割は、主回線と2回線目以降の請求先が異なっている場合でも適用されます。
3人家族がシンプル（S/M/L）のプランに加入した場合の料金をみてみましょう。
| 主回線の月額料金 | 2回線目以降の月額料金 | |
|---|---|---|
| シンプルS（3GB） | 2,178円 | 900円 |
| シンプルM（15GB） | 3,278円 | 2,090円 |
| シンプルL（25GB） | 4,158円 | 2,970円 |
家族割には適用期間が設けられていないので、条件を満たしている限りは永年割引を受けられます。
家族または同一の住所に住んでいる
家族割の「家族」となる適用条件は、血縁・婚姻であるか、同じ住所で生計を同じくしていることで、書類による確認が必要です。
| ワイモバイルでの家族割適用の“家族”の定義・適用範囲 |
|---|
・血縁者・婚姻者
・同住所に住んでいることが確認できる人
|
血縁・婚姻の家族は親等数の制限がなく、別の住所であっても問題ありません。そのため遠くに住んでいる従兄弟（いとこ）や叔父・叔母でも条件を満たしていれば対象になります。
また一緒に暮らしていれば、結婚していない恋人同士などでも対象です。
家族確認書類を提出する
主回線と副回線の契約者名義が異なる場合、「家族割引サービス同意書」と家族の本人確認書類の提出が必要です。
家族割引サービス同意書は主回線契約者の同意で、必要事項を記入して提出します。なお家族確認書類は同住所と別住所で異なります。
| 同住所の場合 | 契約者それぞれの本人確認書類で、同住所が確認できるもの（運転免許証・パスポート・マイナンバーカードなど） もしくは家族全員の氏名が記載された健康保険証 |
|---|---|
| 別住所の場合 | 同性の場合：契約者それぞれの本人確認書類 別姓の場合：家族であることが確認できる以下の書類のいずれか（発行から3ヶ月以内の原本であること）
もしくは家族全員の氏名が記載された健康保険証 |
なお、主回線と副回線の契約者名義が同じである場合は、必要書類の提出は必要ありません。
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ワイモバイルの家族割に申し込む方法
ワイモバイルの家族割に申し込む方法は、My Y!mobileか店舗、オンラインストアの3種類があります。
ただし、オンラインストアでは、新規契約で申し込む回線を副回線とする場合のみ申し込みが可能です。
また、My Y!mobileから申し込む場合はSMSを受信する必要があり、スマホがすぐに操作できる環境で手続きするようにしましょう。
ここでは、ワイモバイルの家族割に申し込む方法について「新規申し込み」・「追加申し込み」・「複数回線申し込み」に分けてご紹介します。
新規申し込みをする場合
家族割を新規で申し込む場合、My Y!mobileまたはワイモバイルショップでの手続きになります。
ワイモバイルショップで申し込む
ワイモバイルの店舗で申し込みをする場合は混雑時に待たされないよう、できるだけ事前の来店予約がおすすめです。
主回線・副回線となる契約者全員で来店する場合、それぞれの本人確認書類と家族確認書を持参します。
主回線・副回線のどちらかの来店が難しい場合で、それぞれ持参する書類が異なります。
▼ 来店時に必要な持ち物
| 主回線となる契約者のみ来店する場合 |
|
|---|---|
| 副回線となる契約者のみ来店する場合 |
|
ワイモバイルショップでの申し込みは、契約事務手数料3,850円が申し込む人数分必要です。同意書や委任状などの用意も必要になるため、手間やコストを省くにはオンラインでの手続きをおすすめします。
My Y!mobileからの申し込む
「家族割引サービス」の申し込み画面から手続きをします。
ワイモバイル回線を利用中のスマホであれば、Wi-Fiをオフにすると自動でログインができます。
追加で申し込む場合
家族割に加入すると、家族割引グループが作られます。すでにある家族割引グループに副回線を追加する場合、My Y!mobileまたはワイモバイルショップで手続きします。
ワイモバイルショップでの申し込み
契約で必要になる書類は、新規申し込みの場合と同様です。
主回線の契約者、副回線に加入する人のどちらかの来店が難しい場合にそれぞれ持参する書類も同じであり、本人確認書類のほかに同意書・委任状を用意しなければなりません。
同意書や委任状がないと契約できないため、事前に用意するのを忘れないようにしましょう。
My Y!mobileからの申し込み
新規申し込みの場合と同じく、「家族割引サービス」の申し込み画面から手続きをします。
ワイモバイル回線を利用中のスマホであれば、Wi-Fiをオフにすると自動でログインができるので便利です。
複数回線を申し込む場合
同一名義で複数回線を申し込む場合、My Y!mobileまたはワイモバイルショップで手続きします。
ワイモバイルショップでの申し込み
契約者本人が来店する場合と、代理人が来店する場合とで必要書類が異なります。
| 契約者が来店する場合 |
|
|---|---|
| 契約者以外が来店する場合 |
|
代理人が申し込みする場合は委任状が必要になるため、注意しましょう。
My Y!mobileからの申し込み
新規申し込みの場合と同じく、「家族割引サービス」の申し込み画面から手続きをします。
ワイモバイル回線を利用中のスマホであれば、Wi-Fiをオフにすると自動でログインができるので便利です。
ワイモバイルの家族割と併用できる割引はある？
ワイモバイルの家族割は、他の割引サービスと併用できます。2023年8月現在、適用できる割引は「おうち割でんきセット」のみです。それ以外の割引サービスとは併用できません。
おうち割でんきセットはどちらも適用条件があるため、まずは該当するかを確認してみましょう。
ここでは、ワイモバイルの家族割と併用できる割引サービスについてご紹介します。
おうち割でんきセットと併用できる
ワイモバイルの家族割はおうち割でんきセットと併用できますが、適用条件があります。まずはどのようなサービスなのかをみていきましょう。
おうち割でんきセットとは
ワイモバイルの家族割は「おうち割でんきセット」との併用も可能です。
おうち割でんきセットとは、ワイモバイルと対象の「でんき」サービスをまとめて利用した場合、スマホの利用料金が最大10回線まで毎月110円割引になるサービスです。
対象となるワイモバイルのプランと「でんき」のサービスは、以下のとおりです。
| 対象のプラン | 「でんき」のサービス |
|---|---|
|
|
電力会社を変えても送電網や設備は今まで通りで、電気の品質は変わりません。
また原則として工事や初期費用も不要です。さらに電気代はスマホ代とまとめて支払うこともできます。
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ワイモバイルの家族割が適用されているか確認する方法
ワイモバイルの家族割で請求（支払方法）をひとつにまとめている場合、適用されているかについては「My Y!mobile」で確認できます。手順は、以下のとおりです。
- 確認したい携帯電話番号でMy Y!mobileにログインする
- 「請求内訳の開示設定」の項目で「請求内訳開示設定」を「開示する」に設定する
「開示する」と設定することで、家族や異なる名義の別回線の請求内容を確認できるようになります。
確認したいときはMy Y!mobileにログイン後、「契約確認・変更」のタブをタップし、下にスクロールして「割引・キャンペーン」の項目で確認します。
ワイモバイルの家族割を申し込む際の注意点
ワイモバイルの家族割を申し込む際は、いくつか注意したい点があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
| ワイモバイルの家族割を申し込む際の注意点 |
|
おうち割光セット（A）と併用できない
家族割と「おうち割光セット（A）」との併用はできません。
おうち割光セット（A）とは、ワイモバイルとソフトバンク光もしくはSoftBank Airをセットで使うことで申し込める割引サービスです。
ソフトバンク光とSoftBank Airの概要は、以下のとおりです。
| ソフトバンク光 | 光回線を利用した超高速・安定のインターネット接続サービス |
|---|---|
| SoftBank Air | 置き型機械を設置するだけで工事不要でWi-Fiを利用できる無線通信サービス |
これらのいずれかを利用していれば、おうち割光セット（A）に申し込みができ、ワイモバイルスマホの1回線目から月額1,188円が割引されます。
割引金額は家族割と同じですが、1回線目から割引されるという点が大きな違いです。対象となるのはシンプルS/M/Lで、一人あたり毎月1,188円割引がされます。
そのため、例えば家族4人で使っていれば合計で毎月最大4,752円の割引になります。
ただし、ソフトバンク光の加入でワイモバイルのおうち割光セット(A)を適用させるには、以下の3つのオプションへの加入が必要です。
- 光BBユニットレンタル
- Wi-Fiマルチパック
- 固定電話
オプションの合計は2,152円ですが、おうち割光セット（A）が適用されると550円になり、おうち割光セット（A）の加入でお得になるという点は変わりありません。
ソフトバンク光もしくはSoftBank Airを契約しており、かつシンプルS/M/Lに加入している場合、主回線も割引になるという点で家族割よりもおうち割光セット（A）の方がお得です。
ソフトバンクとワイモバイル間では適用できない
ワイモバイルとソフトバンクは同じ運営会社であり、ワイモバイルはソフトバンク回線を利用している格安SIMなので、まったく別のサービスです。
そのためソフトバンクで契約しているスマホには、ワイモバイルの家族割を適用できません。家族にソフトバンクの利用者、ワイモバイルの利用者がそれぞれいる方は注意しましょう。
ソフトバンクを利用している家族が家族割を適用したい場合、ワイモバイルに乗り換えなければいけません。
これを機にソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えもあわせて検討してみるといいでしょう。
割引になるのは2回線目以降
家族割が割引になるのは2回線目以降で、主回線は割引対象外です。あくまで副回線で利用する家族がお得になるサービスです。
また、主回線を解約した場合は家族割の適用もなくなるので注意しましょう。主回線は変更することができるので、家族割を継続したい場合は、主回線を変更した後で解約手続きを進めましょう。
適用している家族割をいったん解除してから、あらためて主回線にしたい携帯番号を指定して家族割に申し込みましょう。
【まとめ】ワイモバイルの家族割を上手に利用しよう
ワイモバイルの家族割は、2回線目以降の回線が割引されるサービスです。
家族は親等数の制限なく、同居していない場合も適用できるため、適用範囲が広いというメリットがあります。My Y!mobileからの申し込みであれば、手続きも簡単です。
適用になる指定プランによって割引金額は異なるので、よく確認して家族割に申し込みましょう。
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