
今ソフトバンクを使っているけど、毎月の料金をもっと安くしたいからいい乗り換え先はないかな〜?
ソフトバンクを今利用している方の中には、毎月の料金が高いので見直したいと思っている方も多いのではないでしょうか?
そういった方におすすめなのが、ワイモバイルへの乗り換えの検討です。
ワイモバイルに乗り換えることで、ほとんどの場合、月額利用料金を抑えられるだけでなく、格安SIMにおいてトップレベルの通信品質・通信速度を利用できます。
本記事ではソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えの流れやメリット・注意点を中心に解説します。
ソフトバンクユーザーで毎月の携帯料金にお悩みの人は、ぜひ参考にしてください。

この記事で分かること
・ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える際のポイント
・ソフトバンクとワイモバイルのプラン比較
・ワイモバイル乗り換え後に使えなくなるサービス
ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えの流れ

ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える手順は、わずか4ステップで完了します。
それぞれのポイントを解説します。
ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える際の流れ |
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1. 乗り換えの準備をする
まずは、申し込みにあたって必要なものや情報を揃えて、申込の準備から行いましょう。
■ MySoftBankの契約者情報を確認する
ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える場合は、現在ソフトバンク側で登録している住所や契約者の氏名の内容があっているかの確認が必要です。
もし、引っ越しや結婚などで、登録している情報と異なっている場合は、「My SoftBank」から適宜必要事項の変更を行いましょう。
ここで変更を怠った場合、ワイモバイルへの申し込み時の審査でエラー等が起きて、かえって時間がかかる可能性もあります。
■ 支払方法
ワイモバイルの支払い方法は、いずれも契約者本人名義の「クレジットカード」もしくは「口座振替」が選択可能です。

また、ソフトバンクと支払い方法が同一かつ名義人も変更がない場合、変更手続きは不要です。
▼ ワイモバイルの支払い方法
- クレジットカード
- 銀行口座の情報
ただし、家族でまとめて代表者が決済を行いたいなど、本人名義以外の支払い方法を利用したい場合は、別途「支払名義人同意書」を用意することで受付できる場合もあるようです。
■ 手持ちの端末がワイモバイル動作確認済みかどうか(SIMのみ購入の場合)
ワイモバイルへの乗り換え後もソフトバンクで使用中の端末を利用したい場合は、手持ちの端末がワイモバイルでも利用できるかどうかを確認します。
「SIM動作確認済機種」はワイモバイルの公式サイトで機種名やキャリアなどで検索して確認することが可能です。
動作確認とはスマートフォン端末が問題なく機能するかどうかを確認することで、格安SIMの会社が行った調査をクリアしたものが、動作確認済みの端末として記載されます。
なおソフトバンクからの乗り換えでは、乗り換え前にSIMロック解除手続きを同時に行っているため、別途SIMロック解除手続きをする必要はありません。
2. ワイモバイルへ乗り換えの申し込み
SIM動作確認済機種の確認や必要なものの用意を終えたら、乗り換え手続きを行います。
手続きのステップは以下のとおりです。
- 契約プランやオプションを選択する
- お客さま情報を入力する
- 同意事項を入力し、申し込みが完了
- 申し込み完了メールを受け取る
SIMのみ購入の場合
先述した、「手持ちの端末がワイモバイル動作確認済みかどうか(SIMのみ購入の場合)」で、利用予定の端末がワイモバイルにも対応していることを確認したら、契約するプランやかけ放題などのオプションを選択しながら申し込みを進めます。
▼ SIMのみの申し込み手順
1. 申し込み回線数、利用予定の安末を選択する
2. 契約方法のご利用中の携帯電話会社を「ソフトバンク」で選択する
3. プランやオプションを選択
4. 「My SoftBank」から引き継がれた内容を確認し、申し込みを進める
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■ 端末とセットで購入する場合

オンラインストアから購入したい機種を選択すると、申し込み画面に進められます。
▼ 端末セットの申し込み手順
5. 機種の容量やカラーを選択する
6. 契約方法のご利用中の携帯電話会社を「ソフトバンク」で選択する
7. プランやオプションを選択
8. 「My SoftBank」から引き継がれた内容を確認し、申し込みを進める
注意事項などを読んだ上で内容に問題ないかを確認し、問題なければ「申し込む」を最後に押すと完了です。
申し込み時に審査が入る場合もありますが、完了してからは端末が到着するのを待ちましょう。
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3. SIMカードの差し替え
SIMカードを選択した場合は、My SoftBankに登録した住所にSIMカードが届きます。
端末の電源をオフにしてから、iPhoneの場合は側面の小さな穴にSIMピンを差し、SIMカードトレーを引き出してください。なお、SIMピンは基本的に端末が梱包されている箱に入っています。
Androidスマホの場合は各端末の取扱説明書に従い、差し替えましょう。
SIMピンが必要な場合もあります。画面上に「無効なSIMカードです」と表示されることがありますが、その際はメールに記載されている解除コードを入力してください。
4. 回線の切り替え
回線の切り替えは、オンラインか「カスタマーセンター切替窓口」への電話で行います。
オンラインの場合、受付後、最大15分ほどで切替えが完了します。
Webサイトでの手続きに必要な情報は以下のとおりです。
- Web受注番号
- 携帯電話番号
- 契約時に設定した4桁の暗証番号
回線の切り替えが終わったら、SIMのみを購入した場合には、別途APN設定が必要です。
APN設定は案内書の手順に従って行うと、通常は数分で完了します。ただし、端末によってはWi-Fi環境が必要になる点は注意しましょう。

申し込み手順も複雑でなくて、すごく簡単だね!
ソフトバンクとワイモバイルの違い

ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えることで、月々の携帯料金が安くなる以外にもおすすめポイントはあります。
ワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドという位置づけであり、ソフトバンク回線を他社の格安SIM事業者よりも広く利用できます。
それによって、格安SIM事業者の中ではトップレベルの水準の通信品質や通信速度で利用ができるのが特徴です。
大手キャリアに近い通信品質・通信速度でありながら、料金は格安SIM寄りの設定であるため、両者の良いとこどりの存在といえるでしょう。
ソフトバンクとワイモバイルの違いをまとめると、大きく以下の4つです。
ソフトバンクとワイモバイルの比較するポイント |
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料金プランの違い
まずはソフトバンクとワイモバイルの料金プランの違いを見ていきましょう。
■ ソフトバンク

ソフトバンクの基本の料金プランは、以下の内容です。
ソフトバンクは基本的に月額1,078円の「基本プラン(音声)」と3種類の「データプラン」のいずれかをセットで契約します。
「基本プラン(音声)」に加え、通話料金はさらに使用した分だけ「22円/30秒」で課金されます。
メリハリ無制限 | ミニフィットプラン+ | |
---|---|---|
基本プラン(音声) | 1,078円 | 1,078円 |
データプラン料金 | 〜3GB:4,510円 無制限:6,160円 |
~1GB:3,278円 ~2GB:4,378円 ~3GB:5,478円 |
通話料金 | 22円/30秒(※家族間は無料) | |
通話オプション | 準定額オプション+:880円/月 定額オプション+:1,980円/月 |
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契約解除料 | なし |
ソフトバンクは小容量と無制限の中間にあたるデータプランの設定がなく、3GB以上利用する場合には無制限プランしか選択肢がありません。
たとえば、毎月使うデータ容量が15GBという場合でも、価格設定が高いメリハリ無制限プランを使うことになります。
■ ワイモバイル

一方でワイモバイルでは3GB、15GB、25GBの3種類のデータ容量が用意されており、シンプルな設計です。
シンプルS | シンプルM | シンプルL | |
---|---|---|---|
データ通信量 | 3GB | 15GB | 25GB |
月額料金 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
通話料金 | 誰とでも定額:770円/月 スーパー誰とでも定額(S)1,870円/月超過分:22円/30秒 |
||
契約解除料 | なし |
ワイモバイルは、基本プランでは最大のデータ容量が25GB、データ増量オプションをつけても30GBが上限です。

ワイモバイルは安いだけでなくて、ソフトバンクよりも使いやすいデータ容量を選べるんだね!
通信速度と使用回線
前述したように、ソフトバンクとワイモバイルは同じ回線を利用しています。
ソフトバンクとワイモバイルの通信速度は、下記を参考に確認してみてください。
みんなのネット回線速度とは、日本各地でユーザーが測定した実際のネットの回線速度がわかる通信速度測定サイトのことです。直近3ヵ月に計測された、ソフトバンクとワイモバイルの測定結果の平均値は以下のとおりです。
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下り(ダウンロード) | 94.13Mbps | 72.48Mbps |
上り(アップロード) | 20.42Mbps | 17.29Mbps |
※2023年4月時点
※引用元:みんそく
ソフトバンクの方が実測値は速いものの、ワイモバイルも下りでは70Mbpsを超えており、かなりの水準であることがわかります。
一般的には最大でも20MbpsあればSNSや動画視聴などは快適に行えるとされており、両者の体感速度の違いを感じることはほとんどないでしょう。
サポート面
オンラインでのサポートのみを行う格安SIMは少なくありません。
しかし、ワイモバイルショップ・取扱店は全国に4,000店舗展開しています。

ワイモバイルの店舗ってあまり見かけないイメージがあるけど、そんなにたくさんあるの?
圧倒的な店舗数の理由としては、街中のソフトバンクショップのほとんどでワイモバイルも取り扱っているからです。
ソフトバンクショップであれば、日本全国に実店舗を展開されているため、直接申し込みたいという方にもおすすめです。
販売する端末の種類
ソフトバンクとワイモバイルが販売する端末の種類にどの程度違いがあるのか、ここでは発売中のiPhoneを例に比較してみましょう。
ソフトバンク | ワイモバイル |
---|---|
・iPhone 14 Pro / Pro Max ・iPhone 14 / 14 Plus ・iPhone 13 Pro / 13 Pro Max ・iPhone 13 / 13 mini ・iPhone SE(第3世代) |
・iPhone SE(第3世代) ・iPhone 12 ・iPhone SE(第2世代) ・iPhone 11 |
このようにソフトバンクでは最新機種の取り扱いがあり、販売する種類が豊富であることがわかります。
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える9つのメリット


ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えることで、料金が安くなる以外にもメリットはあるよ!
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるメリットは、主に以下の9点です。
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるメリット |
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それぞれの内容を解説していきます。
1.月額利用料金が安くなる
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えると、月額利用料金が安くなる点が最大のメリットといえます。それぞれの料金比較は以下のとおりです。
▼ ソフトバンクの料金プラン
メリハリ無制限 | ミニフィットプラン+ | |
---|---|---|
データ容量 | 無制限 | 1〜3GB |
月額利用料金 | 7,238円 ※3GB以下の月は1,650円割引 |
~1GB:3,278円 ~2GB:4,378円 ~3GB:5,478円 |
▼ ワイモバイルの料金プラン
シンプルS | シンプルM | シンプルL | |
---|---|---|---|
データ容量 | 〜3GB | 15GB | 25GB |
月額料金 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
毎月使用するデータ容量が3GB以内に収まる場合、ワイモバイルの方が月額利用料金が安くなるでしょう。
また3GBを超える場合も、ソフトバンクではメリハリ無制限しか選択の余地がなく、15GB前後の利用でも月額料金が7,000円を超えてしまいます。
一方でワイモバイルでは、使用するデータ容量に合ったプランを選べるため、たとえば毎月のデータ容量が25GBに収まる人であれば、月額料金を大きく下げることができます。
2.格安SIMの中でトップレベル通話品質を誇る
ワイモバイルがソフトバンクと同じ回線を利用しているため、ソフトバンクの方がやや回線速度が速いものの、ワイモバイルもかなりの水準であることはすでにお伝えしました。
ここでは、先ほどと同じように「みんなのネット回線速度」での平均値を、ほかの格安SIM各社と比べてみましょう。
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下り (ダウンロード) |
72.48Mbps | 55.6Mbps | 57.05Mbps | 81.18Mbps | 58.14Mbps |
上り (アップロード) |
17.29Mbps | 14.63Mbps | 25.84Mbps | 14.63Mbps | 11.81Mbps |
※2023年4月時点
ワイモバイルの回線速度は、格安SIMの中でもトップクラスの水準であることがわかります。
3.ソフトバンクの店舗でサポートを受けられることも
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドであるため、ワイモバイルショップのほか、ソフトバンクショップでサポートを受けられることもあります。
そもそも、一般的な格安SIMは店舗のサポートを行っていないところが多い中、ワイモバイルショップは全国各地に展開しています。
そのうえ、ソフトバンクグループが保有する圧倒的なショップ数を活かし、ワイモバイルのサポートも受け入れているため、安心感が大きい点がメリットといえるでしょう。
4.今のソフトバンクの端末を使い続けられる
ワイモバイルはソフトバンクと運営会社が同じであるため、ソフトバンクからの乗り換えの際にSIMロック解除をする必要がありません。
そのまま、今のソフトバンクのスマホを使い続けることが可能です。
またソフトバンクで端末料金を分割で支払っていた場合、ワイモバイルに乗り換え後も分割払いを継続できるのもポイントです。
解約時に、残金を一括で支払う必要がありません。
5.違約金や手数料がかからない
2022年2月1日以降、ソフトバンクでは契約更新月以外に解約する場合でも、基本的に契約解除料は無料になりました。これにより乗り換えが気軽にできるようになったといえるでしょう。
またワイモバイルを新規契約をする際、通常は3,300円の事務手数料がかかりますが、ソフトバンクからの移行時は無料です。
なお、ワイモバイルでも解約時の違約金はかからないため、乗り換え後も解約のタイミングに悩むことはないでしょう。
6.かけ放題のプランがお得
ワイモバイルの国内通話料は原則30秒ごとに22円かかりますが、「だれとでも定額」「スーパーだれとでも定額(S)」のオプションをつけるとかけ放題になります。
それぞれ月額のオプション料金は770円と1,870円のため、お得な価格でかけ放題プランをつけられます。通話の機会が多い人は、かけ放題プランへの加入を検討するとよいでしょう。
7.テザリングが無料で使える
ワイモバイルでは、テザリングが無料で使えます。申し込みの必要もありません。テザリングとは、スマートフォンやタブレットを、モバイルWi-Fiルーターとして利用できるオプションサービスのことです。
テザリングを利用すると、Wi-Fi環境が必要なゲーム機やパソコンも外出先で使うことが可能です。
8.Yahoo!プレミアム会員になれる
ワイモバイルユーザーはYahoo!プレミアム会員になれるのも、ワイモバイルに乗り換えるメリットの1つです。Yahoo!プレミアム会員の主な特典には、以下のようなものがあります。
Yahoo!プレミアム会員のメリット |
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ソフトバンクを使っていたときに、ヤフー関連のサービスをよく利用していた方は、引き続きYahoo!プレミアム会員を利用できるワイモバイルへの乗り換えがおすすめです。
9.1年間無料でデータ増量オプションがつけられる
「データ増量無料キャンペーン2」を実施中の現在、データ容量を増量できる「データ増量オプション」を1年間無料でつけられるのもメリットです。
「データ増量オプション」はワイモバイルの「シンプルS/M/L」につけられる、通常は月額550円かかるオプションを指します。
キャンペーンは、このオプションにはじめて申し込むタイミングでのみ適用される点に注意しましょう。
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える際の7つの注意点

メリットの多いソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えですが、以下のような注意点もあります。
ソフトバンクからワイモバイル際の注意点 |
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順番に確認していきましょう。
1.大容量プランや無制限プランがない
これまで確認してきたように、ワイモバイルには大容量プランや無制限プランがないため、動画視聴やSNSの利用を頻繁に行う人には物足りない可能性があります。
ワイモバイルの基本プランのデータ容量は25GBで、オプションで増量しても30GBが上限です。
30GB以上の大容量通信や無制限で使いたい方はソフトバンクを継続する方がいいでしょう。
2.乗り換えによるキャッシュバックなどの特典が少ない
ワイモバイルは乗り換えキャンペーンを実施していますが、ほとんどは他社からの乗り換えを対象としたものでも、ソフトバンクからの乗り換えは対象外の傾向にあります。
たとえば、実施中の「人気機種の最新モデルが最大32,820円割引」となるキャンペーンも、ソフトバンクから乗り換えるケースでは適用外です。
乗り換えでキャッシュバックなどを受けたいと考える人は、ワイモバイルへの乗り換えは避けたほうがよいかもしれません。
3.購入できるiPhoneの機種の種類が少ない
先ほど、ソフトバンクとワイモバイルでそれぞれ取り扱いのあるiPhoneの機種を確認しましたが、ワイモバイルではiPhone 14 / 13シリーズの取り扱いはありません。
iPhoneの最新機種を購入したい場合には、ソフトバンクで機種変更してからの移行、もしくはApple StoreなどからSIMフリーの端末を購入しましょう。
4.機種の性能はソフトバンクよりも抑えめ
ワイモバイルで取り扱う機種の性能は、ソフトバンクよりも抑えめである点を知っておく必要があるでしょう。
たとえばソフトバンクでは「Google Pixel 7 Pro」や「Xperia 5 Ⅳ」など、高性能な最新機種も取り揃えています。
その一方で、ワイモバイルは「AQUOS wish2」や「Xperia Ace Ⅲ」といった、コスパを重視した端末が多い傾向がみられます。
他にもワイモバイルではさまざまなスマホを取り扱っているので、気になった方はチェックしてみてください。
5.ソフトバンクのキャリアメールの引き継ぎが有料
ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えでは、ソフトバンクのキャリアメールを引き継ぎが有料であることに注意しましょう。継続して利用するには月額330円もしくは年額3,300円がかかります。
「メールアドレス持ち運び」サービスへの加入は、ソフトバンクの契約を解約した日から31日以内に申し込む必要があります。期日を過ぎると引き継ぎができなくなるため、希望する場合は早めに手続きをしましょう。
6.家族割やおうち割光セットをそのまま継続できない
家族でソフトバンクを使っていて「新みんな家族割」が適用されていた場合、1人だけワイモバイルに乗り換えると適用から外れます。
また、家族全員がワイモバイルに乗り換えた場合は、一定の条件を満たすと「家族割引サービス」の対象となりますが、ソフトバンクの「新みんな家族割」とは別のサービスであるため、再度申し込みが必要です。
そのほか、ソフトバンク光やソフトバンクエアーと、ソフトバンクの携帯電話の両方を契約する「おうち割光セット」が適用されます。
スマートフォンの月額利用料金が1,188円安くなるこの割引は、ワイモバイルに移行しても適用することが可能です。
ただし乗り換えのタイミングで一度解除されるため、ワイモバイルの契約時に再度申し込みが必要であることをおさえておきましょう。
7.ソフトバンクで残ったデータの引き継ぎができない
ソフトバンクで使いきれなかったデータをワイモバイルに引き継げないことも、注意点に挙げられます。乗り換えのタイミングによっては、当月にデータ容量が余る可能性があります。
しかし、残ったデータをワイモバイルに引き継ぐことはできず、ソフトバンクの月額利用料金も満額請求されることを知っておきましょう。
ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換え後も使える4つのサービス

ソフトバンクとワイモバイルの運営会社は同じであるため、他社から乗り換えるケースに比べると、継続して利用できるサービスが多いといえるでしょう。
ソフトバンクから乗り換えた後も使えるサービスは、主に次の4つです。
- メールアドレス持ち運びサービス
- PayPayの連携
- LINEのID検索
- おうち割光セット
それぞれのサービス内容を解説していきます。
①:メールアドレス持ち運びサービス
ソフトバンクとワイモバイルのいずれも、メールアドレス持ち運びサービスが使えます。以下のように、月払いと年払いから選択が可能です。
月額料金 | 330円/月 |
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年額料金 | 3,300円/年 |
メール持ち運びサービスを利用することで、これまで使っていたソフトバンクのメールのアドレスをワイモバイルでも使えます。
メールアドレスの変更によって、登録しているSNSなどのサービスのパスワード復旧に支障が出たり、メールで連絡を取っていた相手と連絡できなくなったりする可能性があります。
しかし、メールアドレスキャリアメールをそのまま使えると、これらの問題で悩まずにすむでしょう。
②:PayPayの連携
PayPayは、ソフトバンクのグループ会社が提供するスマホ決済サービスです。
そのためPayPayと連携することで、ソフトバンクユーザーもワイモバイルユーザーも、PayPayモールなどでの買い物時にポイントの付与率が高くなります。
毎週日曜日にPayPayで買い物すると、ソフトバンクユーザーであれば最大10%、ワイモバイルユーザーは最大5%のポイントが付与されます。また、ワイモバイルの利用料金にPayPay払いを選択することも可能です。
ただしワイモバイルとPayPayの連携は、ソフトバンクとPayPayとの連携時にはもらえる「長期継続ポイント」の付与対象にはならないことに注意しましょう。
③:LINEのID検索
ワイモバイルではソフトバンクで使っていたLINEもSNSも、そのまま使うことが可能です。
一部の格安SIMでは、LINEのID検索ができません。格安スマホではLINEのID検索に必要な年齢確認が不可能なためです。
しかし、ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドであるため、My Softbankを利用して年齢確認ができ、LINEのID検索が使えるというわけです。
④:おうち割光セット
先述したように、おうち割光セットはワイモバイルユーザーも対象になります。
おうち割光セットは「ワイモバイルのスマートフォン」と「ソフトバンク光」など、ソフトバンク系列のスマートフォンとネット回線をセット利用で適用される割引です。
これらのセット利用によって、ワイモバイルの月額利用料金が毎月1,188円割引されます。ワイモバイルに乗り換えた後、シンプルプランSで契約した場合は、スマートフォンを毎月990円で利用でき、大変お得です。
ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えがおすすめな人の3つの特徴

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えがおすすめな人の特徴としては、以下の3つが挙げられます。
▼ ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えがおすすめな人
- 毎月のスマートフォンの月額利用料金を減らしたい人
- 毎月のデータ消費量が30G未満の人
- Yahoo!プレミアム会員になることにメリットを感じる人
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えようか迷っている人は、ここから挙げる特徴に、自分が当てはまっているかどうかをチェックしてみましょう。
1.毎月のスマートフォンの月額利用料金を減らしたい人
ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えがおすすめな方は、毎月のスマートフォンの月額利用料金を減らしたい方です。
ここまでご説明してきたように、どちらが安いかという視点でソフトバンクとワイモバイルの月額利用料金を比較すると、ワイモバイルに軍配が上がることは間違いないでしょう。
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドであるため、ソフトバンクの回線を利用しつつ、ソフトバンクよりも安くスマートフォンを利用できます。
スマートフォンの月額利用料金を減らしたいけれど、通話品質は落としたくないという人はワイモバイルを選択しましょう。
2.毎月のデータ消費量が30G未満の人
毎月のデータ消費量が30GB未満の場合は、ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えがおすすめです。ワイモバイルは、データ増量オプションをつけた場合でも、最大で30GBまでしか使えません。
契約しているデータプランの容量を超えると、月末まで通信速度が低速化してしまうため、毎月のデータ消費量が30GBを超える場合は、ワイモバイル以外の格安SIMを検討するとよいかもしれません。
3.Yahoo!プレミアム会員になることにメリットを感じる人
ワイモバイルでは、ソフトバンクを解約した後もYahoo!プレミアム会員を継続できるため、こちらを利用したい方はワイモバイルに乗り換えるといいでしょう。
前述したようにYahoo!プレミアム会員は、Yahoo!ショッピングなどの買い物でいつでも+2%のポイント還元を受けられます。
そのほか、追加料金なしで雑誌110誌以上が読み放題、ヤフオク!出品時の落札システム利用料がお得になるなど、特典はさまざまです。
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ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える4つのベストなタイミング

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは、以下に当てはまるようなタイミングに当てはまるほど、お得に感じられるでしょう。
- 毎月20日〜25日頃
- キャンペーンの実施中
- ソフトバンクの光回線を導入するとき
- 家族がスマートフォンを乗り換えるとき
1.毎月20日〜25日頃
ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えのタイミングとしておすすめなのは、毎月20日〜25日頃です。
理由としては、ソフトバンクの解約月の料金は日割り計算されないからです。
ソフトバンクでは、ワイモバイルへの移行した日が月初、月末にかかわらず、ソフトバンク分の月額利用料金が満額発生します。
一方で、ワイモバイルのプラン料金は移行初月の月額料金は日割り計算がされます。また、ワイモバイルのプランはデータが使いきれなくても、翌月に繰り越しされるので、使えるデータ量でも損をすることもありません。
このように、毎月20日〜25日頃のタイミングであれば、料金が日割り計算されないソフトバンクは1ヵ月に近い日数分を使うことが可能であり、ワイモバイルの料金は数日分で済みます。
2.キャンペーンの実施中
ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えキャンペーンを実施しているときは、そのタイミングを逃さずに乗り換えましょう。
ワイモバイルの乗り換えキャンペーンの多くは、ソフトバンクからの乗り換えが対象外です。
そのため、乗り換えを検討している時期に、ソフトバンクからお得に乗り換えられるキャンペーンを実施している場合は、終了前に乗り換えすることをおすすめします。
3.ソフトバンクの光回線を導入するとき
おうち割光セットが適用されるため、光回線の導入を検討しているタイミングも、ワイモバイルへ乗り換える良い機会といえるでしょう。
おうち割光セットは、自宅にソフトバンク光もしくはソフトバンク Airを導入した場合、その家に住むユーザー全員が毎月1,188円も月額利用料金が安くなるソフトバンクのセット割です。
このおうち割はワイモバイルに移行しても継続して適用が可能です。
家に光回線を引く予定がある場合は、そのタイミングでワイモバイルに乗り換えるとお得です。
4.家族がスマートフォンを乗り換えるとき
家族がスマートフォンの買い替えや乗り換えを検討しているときも、ワイモバイルに乗り換えるのに適したタイミングです。
ワイモバイルの家族割引サービスは、家族であれば2回線目以降の料金が毎月1,188円割引になるためです。
なお、血縁や婚姻関係でなくても同じ住所に住んでいれば家族割引サービスの対象となることを覚えておきましょう。
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ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換え時に使えるキャンペーン

ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換え時に適用されるキャンペーンが、他社から乗り換えに比べると少ないことはすでにお伝えしました。ここでは、ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換え時にも使える、以下の4つのキャンペーンをご紹介します。
- 下取りプログラム
- データ無料増量キャンペーン2
- LINE MUSIC6ヵ月無料キャンペーン
- 新どこでももらえる特典
キャンペーン期間が決まっている場合もあるため、気になるキャンペーンは早めに詳細をチェックしておきましょう。
下取りプログラム
ソフトバンクで使っていたスマートフォンを下取りしてくれるサービスであり、PayPayポイントの還元か、店頭での端末購入時の値引きのいずれかを受けられます。
下取りの対象機種に該当し、ワイモバイルでシンプルS/M/Lのプランを契約すれば対象となります。
ただし、使っていたスマートフォンの電源が入らなかったり、初期化されていなかったりすると下取りプログラムでの下取りの対象にならないため注意が必要です。
データ無料増量キャンペーン2
「データ無料増量キャンペーン2」は、契約プランのデータ容量を追加できる月額550円の「データ無料増量オプション」のオプション料金が1年間無料になるキャンペーンです。
シンプルS | シンプルM | シンプルL | |
---|---|---|---|
通常データ量 | 3GB | 15GB | 25GB |
増量分 | +2G | +5GB | +5GB |
合計 | 5GB | 20GB | 30GB |
シンプルSでは+2G、シンプルM/Lは+5GBが増量されます。
「データ無料増量オプション」を活用することで、最大30GBまでデータ量を増やすことができるので、できるだけ多く通信をしたい方は活用してみてください。
LINE MUSIC6ヵ月無料キャンペーン
ワイモバイルユーザーでこれまでLINE MUSICに登録したことがない人は、6ヵ月無料で利用できます。
通常、はじめて利用する場合の無料期間は1ヵ月のため、かなりお得です。
好きな曲が半年間も無料で聴き放題になるため、音楽好きな人は利用することをおすすめします。
新どこでももらえる特典
エントリー後に初期登録すると、対象期間中のPayPay支払いの買い物で最大20%相当、6,000円相当のPayPayポイントが戻ってくるキャンペーンです。
申込日から3ヵ月後の1日から15日の間に、ワイモバイルのサイトで特典の受け取り手続きをしている必要があるので、手続きを忘れないようにしましょう。
ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えに関してよくある質問

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えに関してよくある質問には、次の3つが挙げられます。

ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えようとしたら気になったのだけど、以下はどうなるの?
- 端末の残債はどうなる?
- 乗り換え後の機種変更は可能?
- 乗り替え時の月額利用料金は日割りになる?
それぞれの内容を確認していきましょう。
端末の残債はどうなる?
ソフトバンクで購入した端末代金の残債は、ワイモバイルに乗り換え後もソフトバンクで分割払いを継続可能です。
また、ソフトバンクの「新トクするサポート」で48回の分割払いで購入した方についても、13ヵ月目から25ヵ月目までにソフトバンクに端末を返却すると、最大24回分までの支払いが免除されます。
乗り換え後の機種変更は可能?
ワイモバイルに乗り換え後も機種変更は可能です。
ただし先述したように、ワイモバイルで取り扱っている機種はOPPO Reno7 AやXperia Ace Ⅲなど、やや性能を抑えたコスパモデルが中心のラインナップです 。
最新のiPhone 14シリーズや高性能な機種への機種変更も希望する場合は、乗り換え前にソフトバンクで購入しておくことでスムーズに以降が行えるでしょう。
乗り替え時の月額利用料金は日割りになる?
ワイモバイルで契約した初月の月額利用料金は、日割りで請求されます。
一方で、ソフトバンクは日割り計算が行われず、月初の解約であっても1ヵ月分の料金が請求される点に注意しましょう。
まとめ

ワイモバイルは、ソフトバンクの回線を他社の格安SIMよりも広く使えるため、格安SIMではトップレベルの通信品質・通信速度を誇ります。
そのため、大手キャリアに近い通信レベルでありながら、毎月の利用料金を安く抑えられる点が魅力です。
複雑に感じてしまいがちな乗り換えの手続きも、流れを事前に確認しとくことでスムーズに行えるでしょう。
ソフトバンクの毎月の料金を少しでも安く抑えたい人は、この機会にワイモバイルへの乗り換えを検討しましょう。
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