auの基本料金が高く、auから格安SIMへの乗り換えを検討している方もいるのではないでしょうか。
結論、あまりデータを利用しない方の場合、格安SIMを利用したほうが月額料金が下がることが多いです。
本記事では、auから格安SIMに乗り換える手順や、デメリット・メリット、おすすめの格安SIMを紹介します。
この記事で分かること
- auから格安SIMへ乗り換えるメリット
- auから格安SIMへ乗り換えるデメリット
- auからの乗り換えにおすすめの格安SIM
- auから格安SIMへ乗り換える手順
SIMのみ契約&au PAY利用で
最大20,000円相当の
auPAY残高還元!(不課税)
①SIMのみ契約特典で最大10,000円相当
②au PAY残高支払い特典で最大10,000円相当
※au povoからの乗り換えは対象外
auから格安SIMへ乗り換えるメリット
ここではauから格安SIMへ乗り換える以下の3つのメリットを紹介します。
- メリット1:月額基本料が安くなる
- メリット2:同じau回線を利用できる
- メリット3:料金プランがシンプルで分かりやすい
- メリット4:au契約解除料は不要
最大のメリットは、料金の節約が期待できる点です。以下ではそれぞれのメリットについて詳しく解説します。
メリット1:月額基本料が安くなる
auから格安SIMへ乗り換えるメリットの1つ目は「月額基本料が安くなる」ことです。
利用しているプランにもよりますが、月額料金は3,000~4,000円ほど安くなる可能性があります。
auとUQモバイル、mineoの料金を以下の表にまとめました。
※横にスクロールできます。
au | UQモバイル | mineo | |
---|---|---|---|
プラン | スマホミニプラン 5G/4G | ミニミニプラン | デュアルタイプ5GB |
月間データ量 | 3~4GB | 4GB | 5GB |
月額料金 | 6,215円 | 2,365円 | 1,518円 |
年間合計 | 74,580円 | 28,380円 | 18,216円 |
auとの差額(月額) | ー | 3,850円 | 4,697円 |
auとの差額(1年間) | ー | 46,200円 | 56,364円 |
auからUQモバイルやmineoといった格安SIMに乗り換えると、月額約5,000円なので年間だと約60,000円の節約に繋がります。
さらに、格安SIMは小容量向けのプランが充実しているという特徴から、データをあまり利用しない方ほど、auから格安SIMに乗り換えると大幅に月額料金を下げられます。
ただしauでの料金が高い場合、不要なオプションへの加入や、キャリア決済での支払いが料金が高い理由であることもあります。
auの料金が高いと感じた場合、まずは支払っている月額料金の内訳を確認することをおすすめします。
不要なオプションに加入していない場合や、キャリア決済を利用していなければ、大幅に料金を下げられるでしょう。
メリット2:同じau回線を利用できる
格安SIMの中にはau回線を利用している格安SIMがあります。
同じau回線であればSIMロックの解除をすることなく、簡単に乗り換えできます。
▼ au回線を利用している格安SIM(一例)
- UQモバイル
- mineo
- IIJmio など
ドコモ回線やソフトバンク回線など、違う回線の格安SIMブランドを利用したい場合は、今使ってるauのスマホのSIMカードロック解除を行う、もしくはSIMフリーの端末を購入するなどしましょう。
メリット3:料金プランがシンプルで分かりやすい
格安SIMの料金プランは、auよりもシンプルで分かりやすいのも特徴です。
ちなみにauの料金プランは以下の通りです。
- 使い放題MAX 5G/4G
- 使い放題MAX 5G with Amazonプライム
- 使い放題MAX 5G/4G DAZNパック
- 使い放題MAX 5G/4G Netflixパック
- 使い放題MAX 5G ALL STAR パック2
上記のように同じ無制限のプランでも複数の種類があり、ピタットプランは使ったデータ量に応じて料金が変動します。
さらに、auスマートバリューや家族割、au PAY カードお支払い割など複数の割引が適用されるので、複雑で分かりにくいです。
一方で格安SIMは、一ヵ月に利用できるデータ量に応じて金額が分かれている上に、割引内容がシンプルで分かりやすいです。
メリット4:auの契約解除料は不要
auは2022年3月末をもって全プランで契約期間を廃止し、4月以降の手続きでは自動更新の時期以外で解約しても違約金がかからなくなりました。
さらに、2023年5月より「MNPワンストップ制度」がスタートしたことで、大手キャリアからUQモバイルや楽天モバイルといったキャリア・サブキャリアの回線を中心に予約番号の発行が不要で乗り換えられるようになりました。
そのため、現在auで自動更新のある旧プランを利用している方でも、安心して格安SIMに乗り換えることが可能です。
ただし、解約月の料金はこれまでと同じく日割りにならないので注意しましょう。
例えば月初の1日に解約した場合、解約月のauを利用した期間が1日であっても、その月の1ヵ月分の月額料金が満額発生します。
また、乗り換え先の料金は、契約時点からの日割りで利用料金が発生することが多いので、その分二重の料金を支払うことになる可能性があります。
そのため、乗り換える場合は月末近くにするのがおすすめです。
auから格安SIMへ乗り換えるデメリット
auから格安SIMへ乗り換えることによるデメリットについてもしっかり把握しておきましょう。
主に大手キャリアから格安SIMへ乗り換えると、以下のようなデメリットが挙げられます。
- デメリット1:通信品質が落ちる場合がある
- デメリット2:auのキャリアサービスを一部利用できなくなる
- デメリット3:格安SIMによってはau回線を利用できない
- デメリット4:SIMロックの解除手数料がかかる場合がある
- デメリット5:店舗サポートがない場合が多い
デメリット1:通信品質が落ちる場合がある
auから格安SIMへ乗り換えることのデメリットの1つ目は「通信品質が落ちる場合がある」ことです。
auとUQモバイル、mineoの通信速度について、以下の表にまとめました。
※横にスクロールできます。
au | UQモバイル | mineo | |
---|---|---|---|
ダウンロード速度(下り) | 77.71Mbps | 76.09Mbps | 43.0Mbps |
アップロード速度(上り) | 13.69Mbps | 12.85Mbps | 10.04Mbps |
※みんそくによる直近3ヶ月の平均速度(2023年6月時点)
格安SIMはauよりも速度が遅く、mineoはauの半分ほどのダウンロード速度になっています。
また格安SIMは、利用する電波は大手キャリアと同じですが、大手キャリアの通信網の一部を借り受けて通信を提供している仕組み上、昼や夜の利用する人が多い時間帯には速度が落ちる傾向にあります。
そのため快適さを求めて通信品質を重視する場合は、auと同じKDDIがサブブランドやオンライン専用プランとして提供するUQモバイルやpovo 2.0がおすすめです。
UQモバイルやpovo 2.0では、auと同じ系列であることから、比較的回線面、速度面ともにキャリア回線に近い品質で利用できるとされています。
デメリット2:auのキャリアサービスを一部利用できなくなる
auはスマホと一緒に使える便利なサービスを数多く展開しており、格安SIMに乗り換えるとauのサービスを一部利用できなくなります。
auから格安SIMに乗り換えると、以下のようなキャリアサービスが利用できなくなります。
- データお預かりアプリ
- キャリア決済
- au WALLET残高確認
- KDDIまとめて請求
- auでんきポイント割引
- au HOME
auのキャリアメールやau PAYなどは継続して利用できますが、キャリアメールは有料です。
継続して利用したいキャリアサービスがあれば、auを解約する前に手続きをしましょう。
auのキャリアメールアドレスを使い続ける場合は有料!
これまではauを解約すると、これまで利用していたauのメールアドレス(@ezweb.ne.jp/@au.com)は基本的に利用できず、キャリアのメールアドレス利用者は乗り換えの大きなネックとなっていました。
しかし、2022年より「auメール持ち運び」という月額330円のオプションサービスへ加入をすることで、格安SIMへ乗り換え後も継続して利用できるようになりました。
利用するには、以下のような条件があります。
- au解約後31日以内に申し込む
- au回線契約に基づき発行されたauIDを所持している
また支払い方法は、UQモバイル・povoでは引き続き通信料金と合算払いができますが、それ以外の格安SIMなどではクレジットカード払いのみとなります。
利用サービス | 支払い方法 |
---|---|
UQモバイル | 携帯料金と合算・クレジットカード |
povo | 携帯料金と合算・クレジットカード |
その他 | クレジットカードのみ |
デメリット3:格安SIMによってはau回線を利用できない
格安SIMによってはau回線ではなく、ドコモ・ソフトバンクの回線のみを提供しているサービスもあります。
また、auで購入したスマホを、ドコモ・ソフトバンク回線の格安SIMでそのまま利用する場合は、原則SIMロックの解除が必要になります。
手続きの手間や負担を減らしたい方は、au回線を利用している格安SIMを検討してみましょう。
デメリット4:SIMロックの解除手数料がかかる場合がある
auから格安SIMに乗り換える際、ドコモやソフトバンク回線の格安SIMを選択する際には、SIMロック解除が必要である点は先述しましたが、解除の手続き方法によっては手数料が発生するケースもあります。
▼SIMロック解除が有料になパターン |
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|
また、一方で下記条件を満たして乗り換えを行っていれば、SIMロック解除は不要です。
▼SIMロック解除が無料もしくは不要なパターン |
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|
SIMロック解除がされている機種か不安という方や、手続きが面倒という方はUQモバイルなどのりようがおすすめです。
デメリット5:店舗サポートがない場合が多い
格安SIMには実店舗がないところも多く、対面でのサポートが受けられない点がデメリットとしてあげられることが多くあります。
しかし、これから初めて格安SIMを利用する方を中心に、「契約する際はいろいろと相談したい」「問題が起きたときは直接サポートを受けたい」と感じている方も多いでしょう。
そういった方には、一部店舗でも申し込みなどが行える格安SIMがあるので、そちらを選ぶとよいでしょう。
au回線を利用できて、店舗も設けられている格安SIMは、以下の通りです。
UQモバイル | UQスポット/auショップ |
---|---|
mineo | 全国に196店(2023年6月時点) |
イオンモバイル | 全国200店舗以上のイオン |
auからの乗り換えでおすすめの格安SIM
auから乗り換えるときに、おすすめの格安SIMを6つ紹介します。
以下ではそれぞれの格安SIMのプランや料金などについて詳しく解説します。
UQモバイル
UQモバイルはauが提供しているサブブランドであり、通信環境が安定していることでも定評のある格安SIMです。
プランはデータ容量の異なる3つのプランのみなのでシンプルでわかりやすく、自分の利用状況に合ったプランを選択できます。
使わずに余ったデータは翌月に繰り越せるだけでなく、「節約モード」によりSNSなどを利用したときのデータ容量が消費されない点もおすすめポイントです。
UQモバイルのプラン
■ UQモバイルの新プラン
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コミコミプラン | トクトクプラン | ミニミニプラン | |
---|---|---|---|
データ容量 | 20GB | 1〜15GB | 4GB |
かけ放題 | 10分以内の通話かけ放題 | - | - |
月額料金 | 3,278円 | 3,465円 | 2,365円 |
データ超過時の速度 | 最大1Mbps | 最大300kbps | |
(A)自宅セット割 | - | -1,100円 | |
(B)家族セット割 | - | -550円 | |
(C)au PAYカード支払い割 | - | -187円 | |
(A)+(C)適用後 | - | 〜1GB:990円 〜15GB:2,178円 |
1,078円 |
(B)+(C)適用後 | - | 〜1GB:1,540円 〜15GB:2,728円 |
1,628円 |
オプション | 【24時間かけ放題】 通話放題:1,100円 【増量オプションⅡ】 20GB→25GB:550円 |
【24時間かけ放題】 通話放題:1,980円 【10分以内かけ放題】 通話放題ライト:880円 【最大月間60分かけ放題】 通話パック60:660円 【増量オプションⅡ】 トクトクプラン:550円(15GB→20GB) ミニミニプラン:550円(4GB→6GB) |
UQモバイルでは2023年6月から新たに始まった3つの新プランが選択可能です。
新プランでは、これまであまり恩恵が多くなかったセット割が復活し、家族やネット回線をまとめている方は更にお得に利用できるようになりました。
さらに、コミコミプランであればトクトクプランよりも使えるデータ量が多いにも関わらずより安いだけでなく、10分以内かけ放題も基本料に含まれる非常にお得な内容となっています。
データ容量は月額550円のオプションでそれぞれ5GB増量できますが(ミニミニプランのみ2GB)、キャンペーン適用で最大7ヵ月間は無料で利用できます。
UQモバイルのイチオシポイント
UQモバイルのおすすめポイント |
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|
UQモバイルにはデータ容量無制限プランはないものの、ミニミニプランであればデータ消費量がカウントされない「節約モード」が利用できます。
「節約モード」を有効にしている間は、最大速度が最大300kbpsに抑えられる代わりに、データ量を消費せずに利用できるので、少ないデータでも有効活用しやすいところがイチオシのポイントです。
また余ったデータ容量は翌月に繰り越せるため、データ消費が少ない月があっても無駄になりません。
他にもスマホはそのままでUQモバイルのSIMだけで申し込んでもキャンペーンが適用されるなど、お得に乗り換えできるのもメリットです。
mineo(マイネオ)
mineo(マイネオ)は、関西電力グループの株式会社オプテージが提供する格安SIMです。au・ドコモ・ソフトバンク回線の3キャリアの回線に対応しています。
データ利用量ごとに料金プランがある「マイピタ」と、最大通信速度で選ぶデータ無制限プラン「マイそく」があります。
音声通話にも対応したデュアルタイプは1,298円から利用でき、データ通信のみなら880円からと格安です。
通信速度よりも大容量の通信を選びたい方は、格安SIMでは数少ない無制限プランの「マイそく」がおすすめです。最大3Mbpsまでの速度に制限される代わりに無制限で利用できます。
データ量を気にせず無制限!
通話もできて月額250円〜
mineoのプラン
▼ マイピタ
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データ量 (デュアルタイプ) |
1GB | 5GB | 10GB | 20GB |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 1,298円 | 1,518円 | 1,958円 | 2,178円 |
利用回線 | au・ドコモ・ソフトバンク | |||
通話料金 | 22円/30秒 | |||
契約初期費用 |
|
▼ マイピタ
通信速度 | 音声通話+データ通信 | データ通信のみ |
---|---|---|
スーパーライト (最大32kbps) |
250円 | ー |
ライト (最大300kbps) |
660円 | |
スタンダード (最大1.5Mbps) |
990円 | |
プレミアム (最大3Mbps) |
2,200円 | |
データ使い放題(24時間) | 198円/回 |
マイピタは、データ容量の異なる4つのコースから自分に合ったプランが選べます。「あまりデータは使わないから、毎月の料金を安くしたい」という人にピッタリです。
マイそくは、格安SIMでは少ないデータ無制限プランです。平日12時〜13時のみ最大32kbpsの超低速になるものの、データ容量を気にせず使えます。高速通信は必要ないけど、毎月データを多く使いたい人にもおすすめです。
mineoのイチオシポイント
mineoのおすすめポイント |
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|
mineoは、契約前に低料金でお試しできるのが他の格安SIMにないメリットです。
通話も行えるプランは月額1,100円から、タブレットなどでのデータのみであれば月額330円からで利用できるので、実際のつながりやすさや通信速度の確認ができます。
また、mineoには活発なコミュニティサイト「マイネ王」があり、わからないことがあれば「Q&A」で、先輩のmineoユーザーが相談に乗ってくれるのもイチオシポイントです。
他にもサポート体制も充実しており、オンラインチャットであればAIや専門オペレーターがすぐに対応してくれます。さらに、全国に対面で相談できる店舗の利用も可能です。
データ量を気にせず無制限!
通話もできて月額250円〜
IIJmio
IIJmioは、株式会社インターネットイニシアティブが提供する格安SIMです。
格安SIMサービスの中では比較的老舗でもあり、これまでのノウハウを活かした充実したサポートやサービス、業界最安値ともいえる料金が特徴です。回線は、auとドコモから選べます。
セット販売の格安スマホのラインナップも充実しており、乗り換えと同時に端末を購入したい人にもおすすめです。
また、申し込み時の割引のキャンペーンも充実しており、お得に乗り換えしたい人にもおすすめです。
IIJmioのプラン
※横にスクロールできます。
データ量 (ギガプラン) |
2GB | 4GB | 8GB | 15GB | 20GB |
---|---|---|---|---|---|
月額料金 | 850円 | 990円 | 1,500円 | 1,800円 | 2,000円 |
利用回線 | au・ドコモ | ||||
通話料金 | 11円/30秒 | ||||
契約初期費用 |
|
使いたい機能に応じて、SIMの機能やデータ容量を自由に選べるプランです。データのみのプランもあり、さらにお得です。5GBと10GBのプランは、2023年4月から価格据え置きでデータ容量が増量されました。
通話定額オプションもあり、かけ放題プランも選べます。割引キャンペーンが行われる場合もあるため、チェックしておくとよいでしょう。
IIJmioのイチオシポイント
IIJmioのおすすめポイント |
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IIJmioでは家族同士の通話は、事前申し込みの必要なく自動的に通話料が20%割引になります。その他にも家族間でデータのシェアやデータの受け渡しなども行うことができ、家族全員でまとめても利用しやすい格安SIMと言えるでしょう。
また、光回線の「IIJmioひかり」とセットで利用すると、毎月最大660円が自動で割引されます。
また、好きなタイミングで高速通信と低速通信の切り替えができ、メールやSNSなどを低速にすることでデータ容量の節約が可能です。
楽天モバイル
楽天モバイルは、自社回線を持つ大手キャリアの一つですが、格安SIM並みに料金が安いのが特徴です。
プランは1つのみですが、使ったデータ量に応じて料金が決まる従量制を取り入れているので、3GBまでの利用であれば月額1,078円、20GBまでは2,178円、それ以上は3,278円でデータ無制限で利用できます。
また大手キャリアであることの利点として、最新のiPhone14シリーズなど、他の格安SIMでは取り扱いのないような高性能モデルや最新モデルもお得に購入できます。
au回線エリアも無制限!
Rakuten最強プラン登場!
楽天モバイルのプラン
※横にスクロールできます。
エリア | 楽天回線エリア | パートナー回線エリア |
---|---|---|
料金 |
|
|
利用回線 | 楽天 | au |
通話料金 | 22円/30秒 | |
契約初期費用 | 0円 | |
キャンペーン |
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楽天モバイルの料金プランは「Rakuten 最強プラン」のみとシンプルで、料金はデータ使用量に応じて変動します。そのため利用するデータを少なく抑えた月は自動的に安くなるのが魅力です。
また、以前はパートナー回線(au回線)エリアの通信は月間5GBまでで、それ以降のパートナー回線エリアの通信は月末まで最大1Mbpsに制限されていました。
しかし、2023年6月から始まった「Rakuten 最強プラン」によってパートナー回線エリアの制限も撤廃され、高速通信を完全無制限で利用できるようになりました。
また、オリジナルアプリの「Rakuten Link」を使えば、アプリ経由の発信時の通話料が無料になり、相手が楽天モバイル以外でも無料になります。
楽天モバイルのイチオシポイント
楽天モバイルのおすすめポイント |
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楽天モバイルでは、楽天ポイントが貯まりやすいのがメリットです。
楽天モバイルを契約しているだけで、楽天市場の買い物時のポイント還元率が最大3倍にアップします。貯まったポイントは、楽天モバイルの支払いにも利用できます。
また、iPhone購入時に最大24,000円分のポイント還元が行われるなど、キャンペーンが充実している点も魅力です。
他にも格安SIMではネックとなりやすい店舗についても、楽天モバイルは全国に店舗があるため、対面で相談できるのも嬉しいポイントです。
au回線エリアも無制限!
Rakuten最強プラン登場!
povo 2.0
povo 2.0は、KDDIのオンライン専用ブランドです。基本料0円で、データや通話、コンテンツなど、「トッピング」と呼ぶサービスを自由に組み合わせて利用するのが特徴です。
必要なトッピングだけを選んで利用するため、無駄のない利用ができます。利用しない月は料金を0円にすることも可能です。
povo 2.0のプラン
▼ povoの料金プラン
※横にスクロールできます。
基本料金 | 0円 | |
---|---|---|
データトッピング | 1GB(7日間) | 390円/回 |
3GB(30日間) | 990円/回 | |
20GB(30日間) | 2,700円/回 | |
60GB(90日間) | 6,490円/回 | |
150GB(180日間) | 12,980円/回 | |
データ使い放題(24時間) | 330円/回 | |
通話トッピング | 5分以内通話かけ放題 | 550円/月 |
通話かけ放題 | 1,650円/月 | |
サポートトッピング | スマホ故障サポート | 830円/月 |
▼ povoの料金プラン概要
通話料 | 30秒/22円 |
---|---|
速度制限 |
以下の条件に当てはまった際に最大128kbpsに制限
|
支払い方法 | クレジットカード:○ 口座振替:× デビットカード:× |
eSIM | ○ |
対応しているiPhone | iPhone Xs以降 |
iPhoneのセット購入 | × |
解約金 | なし |
事務手数料 | |
5G対応 | 対応 |
その他 |
|
povoは基本料金が0円で利用でき、用途や使い方に合わせてデータ容量のトッピングを選びます。
データ量のトッピングには3GBの比較的小容量のものから有効期限が6ヶ月の150GBのトッピングなどが用意されており、様々な使い方に対応可能です。
さらに、1日だけ集中して大量のデータを利用したいときは、24時間限定の「データ使い放題」も便利です。
基本料金0円のため、データトッピングを利用しないときは料金がかかりません。ただし、トッピングを何も追加していない時は、データ通信速度は最大128kbpsに制限されます。
テキストのみのメール送受信やLINEメッセージのやり取りなどであれば利用可能ですが、注意しましょう。
povo 2.0のイチオシポイント
povo 2.0のおすすめポイント |
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povo 2.0では、「DAZN」「smash.」のサービス利用と視聴時のデータが使い放題となるトッピングも利用できます。データ容量を気にせず、好きなだけ動画を観たいときにおすすめです。
また、対象店舗で一定金額以上の商品を購入する、とデータ容量を受け取れるサービス「#ギガ活」でお得にデータ容量を増やせます。
格安SIMの多くは、本人名義で契約できるのが18歳からです。しかし、povo 2.0では13歳から利用可能で、成人時に名義変更する必要はありません。
新規契約・乗り換えはこちら!
KDDIからの乗り換えはこちら!
イオンモバイル
イオンモバイルは、イオングループが提供している格安SIMです。auとドコモの回線を利用しています。
使い方や家族構成に合わせ、音声・シェア・データという3つのプランから選べます。
全国にあるイオンの各店舗でサポートを受けられるため、格安SIMが初めての人でも対面で相談しながら乗り換えできるのがメリットです。
イオンモバイルのプラン
▼ さいてきプラン
0.5GB | 803円 |
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1GB | 858円 |
2GB | 968円 |
3GB | 1,078円 |
4GB | 1,188円 |
5GB | 1,298円 |
6GB | 1,408円 |
7GB | 1,518円 |
8GB | 1,628円 |
9GB | 1,738円 |
10GB | 1,848円 |
▼ さいてきプラン MORIMORI
20GB | 1,958円 |
---|---|
30GB | 3,058円 |
40GB | 4,158円 |
50GB | 5,258円 |
▼ 共通項目
通話料 | 11円/30秒 |
---|---|
その他 | 別途シェアプランあり |
イオンモバイルは小容量プランについては10GBまでが1GB単位で選択できるようになっており、使い方に合わせて細かく選択可能です。
また、「さいてきプラン MORIMORI」という比較的大容量のプランも提供されており、30GBや50GBといった比較的大容量も選択可能です。
他にも各プランで約300円前後だけ月額料金が上がりはしますが、複数のSIMカードでデータシェアができるプランも用意されており、家族でまとめたいという方にもおすすめです。
イオンモバイルのイチオシポイント
イオンモバイルのおすすめポイント |
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国内通話がかけ放題となる定額オプションサービスは、無制限や10分・5分から選べます。
また、インターネット回線を利用した定額通話オプションもあり、手頃な価格でかけ放題にできます。
高速通信のオンオフにより、高速データ通信容量の節約も可能です。
購入したスマホは初期設定済みで、自分で面倒な初期設定をする必要がありません。商品が届いたらすぐに使用できるのも、おすすめポイントです。
auから格安SIMに乗り換えるおすすめのタイミング
auから格安SIMに乗り換えるおすすめのタイミングは、以下の2つです。
それぞれのタイミングについて詳しく解説するので、当てはまるものがあればチェックしてみてください。
auの基本料金が高いと感じたとき
auから格安SIMに乗り換えるおすすめのタイミングの1つ目は「基本料金が高いと感じたとき」です。
auの現在新規受付中の料金プランの場合は、解約金がなくなったため、いつでも乗り換えできます。
基本料金を下げたいと感じた時に、格安SIMへの乗り換えを検討してみてください。
端末代の分割払いが終わったとき
auのスマホを分割払いで購入した場合、端末代を支払い切ったときに、格安SIMに乗り換えることをおすすめします。
まだ端末代を支払っている途中でauから格安SIMに乗り換えてしまうと、乗り換え後も重複で支払うことになります。
端末の残債を払える余裕がないのであれば、端末代の分割払いが終わったときに乗り換えましょう。
auと格安SIMはどちらがいい?
ここまでauから格安SIMへ乗り換えるメリットやデメリットを紹介してきましたが、まだauのままがいいか、乗り換えた方がいいか迷っている人もいるかと思います。
実際、格安SIMへ乗り換えるかauを継続すべきかどうかは利用状況や、何を優先するかにより異なります。
とにかく安さ重視という人は格安SIMへの乗り換えを、大容量通信やキャリアのサポートを利用し続けたいという人はauのままの方がよいでしょう。
ここでは、格安SIMへの乗り換えとauの継続、それぞれがおすすめな人を紹介します。
格安SIMへの乗り換えがおすすめな人
格安SIMへの乗り換えがおすすめな人は、以下のような人です。
格安SIMへの乗り換えがおすすめの人 |
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格安SIMのプランは1GB〜20GB以内の比較的小容量プランを取り扱っているところが多いので、毎月のデータ量が少なく収まる方ほど、様々な選択肢から選べるようになります。
また、auの小容量プランである「スマホミニプラン」では、割引を適用しても1GBまでで2,178円なのに対して、例えばイオンモバイルの同じ1GBのプランでは、858円と半額以下で利用できます。
このように携帯料金を大きく抑えたいと考えている方は、積極的に格安SIMを検討することをおすすめします。
またIIJmioやイオンモバイルのように、データシェアなどのサービスが大手キャリアよりも充実している格安SIMも多いので、タブレットなどとの2台持ちをしたい方にも格安SIMはおすすめです。
auを継続するのがおすすめの人
auをそのまま継続するのがおすすめなのは、以下のような人です。
auを継続するのがおすすめの人 |
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auでは5G対応の安定した高速通信を無制限で利用できる点が最大のメリットとも言えるでしょう。
また基本料金は高いものの、家族割やauひかりなど固定回線とのセット割などを適用すると、無制限プランが月額約5,000円からとお得に利用できます。
さらに、最新のiPhone 14シリーズやGalaxy S23など人気のハイスペックモデルがいち早く発売されるだけでなく、スマホトクするプログラムを活用することで、半額程度に負担を抑えながら購入することもできるので、最新機種を選びたい方もauがおすすめといえます。
他にも全国のauのショップで対面での手続きや、プラン見直しなどのサポートも受けられるので、格安SIMにも店舗はあるものの、親しみのあるショップを利用したいという方はauの継続を検討してみてもいいでしょう。
auから格安SIMに乗り換える手順
実際にauから格安SIMに乗り換える手順を、以下の5つのSTEPに分けて紹介します。
以下ではそれぞれの手順について解説するので、乗り換えるときの参考にしてみてください。
STEP1:auでMNP予約番号を発行する
格安SIMでも同じ電話番号を利用したい人は、auでMNP予約番号を取得します。
MNP予約番号の有効期限は15日であるため、取得したらすぐに格安SIMへの申し込みを行いましょう。
MNP予約番号はMy auや電話、auショップで取得できます。
STEP2:本人確認書類とクレジットカードを準備する
格安SIMを申し込むときに、本人確認書類と支払いに利用するクレジットカード(銀行口座情報)が必要です。
免許証やマイナンバーカード、パスポートなどが本人確認書類として利用できます。
STEP3:手持ちのスマホのSIMロックを解除する
利用したい格安SIMがau回線でない場合、スマホのSIMロックを解除する必要があります。
SIMロックを解除する場合は、My auやauショップで手続きしましょう。
auショップでSIMロックを解除する場合、3,850円の手数料が発生します。
STEP4:契約先の格安SIMの申し込みを行う
乗り換え申し込みに伴い必要なものが準備でき次第、利用したい格安SIMの契約窓口から、申し込み手続きを行いましょう。
申し込み前に、適用できるキャンペーンがないか、事前に確認しておきましょう。
STEP5:届いたSIMカードを挿入して開通手続きをする
格安SIMの申し込みが完了したらSIMカードが届きます。
届いたSIMカードをスマホに挿入して回線接続作業・初期設定を行います。
新しいスマホで格安SIMを利用する場合は、データを移してから格安SIMの回線接続作業をしましょう。
格安SIMの回線に接続できたら、auは自動的に解約されるので解約手続きは必要ありません。
まとめ
auの基本料金が高いと感じたときや、端末代金の分割払いが終わったときに、auから格安SIMへの乗り換えがおすすめです。
メリット |
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デメリット |
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また、乗り換えるときには、以下の格安SIMを利用するとおすすめです。
- UQモバイル
- mineo(マイネオ)
- IIJmio
- 楽天モバイル
- povo 2.0
- イオンモバイル
普段からデータをあまり利用せず基本料金を下げたい方は、格安SIMに乗り換えてみてください。