スマホが故障したら買い替えようと思っていても、なかなか故障せず何年も使い続ける方も多いのではないでしょうか?
一方で、新しい機種が発売される度に買い替えて、なんとなく無駄遣いをしているような感覚に陥っている方もいるでしょう。
実際のところ、スマホの買い替え時期はいつが適切といえるのでしょうか。
この記事では、そんなスマホの機種変更のタイミングについて知っておきたい情報をまとめて紹介しています。
料金プランを見直すときに検討したいおすすめの乗り換え先も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事で分かること
- 一般的な平均買い替え周期と買い替え理由
- スマホを買い替えを検討すべきタイミング
- スマホを買い替える前に準備しておくべきこと
【平均〇年】スマホの機種変更までの平均利用期間は?
まずは、一般的にどれくらいの頻度で携帯を買い替える人が多いのかから見ていきましょう。
2022年3月に内閣府で行われた消費動向調査によると、携帯電話(スマートフォン)の平均使用年数は4.6年でした。
グラフを詳しく見てみると、スマートフォンの普及が本格化した2011〜13年を除いて、平均使用年数は年々長期化しています。
このように年々使用年数が伸びている背景としては、使用年数の長期化の背景には端末価格の高騰に加えて、スマホの高性能化に伴う本体の長寿命化などが考えられます。
実際、現在ミドルレンジモデルとして発売されている機種の性能は、約4〜5年前に発売されたハイエンドモデルと同等レベルとされており、高負荷のゲームなどをしない限りは、十分な性能が搭載されています。
引用元:2022年3月 消費動向調査
スマホを買い替えた理由の2位は「故障」、1位は「〇〇」
消費動向調査のデータより、携帯電話やスマホを買い替えた主な理由は「上位機種への変更」が最多であり、3分の1以上の方が乗り換えや機種変更など、様々なタイミングでスマホを買い替えていることがわかります。
次に多いのが「故障による変更」(31.8%)であることから、使い方や機種にもよりますが、携帯電話やスマホの寿命は最長でも4〜5年程度と見ることができそうです。
また、AppleではiPhoneなどのiOSを搭載した端末では、1台あたりの想定使用期間を3年としていることを公表しています。
ただし、ほとんどの端末で想定使用期間の3年よりも長い期間使い続けられていることも公表されており、使い方などにも左右されますが、概ね3年以上使い続けても問題ないでしょう。
これらを踏まえて、新品の場合であれば3年に1度、あるいは4年に1度機種変更すれば快適に使えるといえそうです。
引用元:Apple
スマホの買い替えを検討すべき4つのタイミング
故障しない限りスマホを使い続けるのも1つの方法です。また、故障しても修理して、長く使い続けることができます。しかし、あまりにも長く使っていると、適切なサポートを受けられないことや使い勝手の悪さを感じることがあるので注意が必要です。
いつ買い替えるべきか迷ったときは、次のタイミングで機種変更を検討してみましょう。
スマホを買い替えるべきタイミング |
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それぞれ詳しく解説します。
1.電池持ちが購入当時よりも顕著に短くなったとき
スマホを長期間使用していると、購入した当時と比べて電池持ちが短くなることがあります。
特に次のような使い方を頻繁にしているときは、バッテリーの劣化が進みやすくなります。
- 使っていない通信(Wi-Fi/Bluetooth/GPSなど)が常に有効になっている
- 充電をしながらスマホを操作している
- 電波が弱い場所でスマホを使用し続けてている
- ディスプレイを必要以上に明るくしている
上記のような使い方をしていないにも関わらず、電池持ちが極端に短い場合はバッテリーの寿命が近づいている可能性があります。
バッテリーは消耗品なので、日々充電を繰り返すたびに充電できる最大容量も減少していきます。
例えば、リチウムイオンバッテリーは、充電を繰り返すことで使用可能な時間が減っていきます。
使い方や製品にもよりますが、約500回前後満充電を繰り返すと電池持ちが50~70%程度になると言われているので注意しましょう。
そのため次のような症状が見られたら、バッテリーの寿命が近づいていると考えられます。以下の状態を基準にバッテリーの交換かスマホの買い替えを検討してみるといいでしょう。
- 電池持ちが顕著に短くなった
- バッテリーが頻繁に熱くなったり膨張している
2.料金プランを見直すとき
過去の料金見直しや機種変更のタイミングで変更したプランを、今もそのまま使い続けているという方は多いのではないでしょうか?
このような状況の方の中には、当時と今で毎月利用するデータ量や通話頻度などが変わったことで、使い方とプランがあっていないという場合があるでしょう。
例えば、既定のデータ通信量が少なく、毎月追加でデータを購入している場合は、料金が割高になっているかもしれません。反対にデータ通信量が毎月余り、翌月に繰り越してもさらに余ってしまう…といった状態が続いていることもあるでしょう。
料金プランの見直しが必要なときは、ついでに機種も変更するのはいかがでしょうか。また、プランだけでなく通信会社も見直すことができるかもしれません。
通信会社によっては、他社からの乗り換え時に機種代や月額料金が安くなるキャンペーンを実施しており、上手く利用すれば、使い方に合った料金プランが選べるだけでなく、お得に新しいスマホを入手することも可能です。
乗り換える際のおすすめの見直し先はこのあと詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
3.OSやアプリのサポートが終了したとき
スマホのOSやスマホ内で使用しているメインアプリのサポートが終了したときは、機種変更のタイミングです。サポートが受けられないと、不具合が発生しても解消できなくなります。
発売から3年以上経過したスマホは徐々にサポートが終了していくので、3年を超えて使用している方はまだサポートが適用されているか確認しておきましょう。
4.端末購入プログラムを利用して購入したスマホが2年前後経過したとき
各携帯会社が提供している端末購入プログラムを利用すると、スマホの料金が最大半額になります。携帯会社にもよりますが、2年経過したタイミングで返却すると
端末購入プログラム名 | プログラム内容 | |
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ドコモ | いつでもカエドキプログラム | 残価設定型の24回分割分割払いで購入して、23ヶ月目以降に返却すると、残りの残債の支払いが免除 |
au | スマホトクするプログラム | 残価設定型の24回分割分割払いで購入して、25ヶ月目以降に返却すると、残りの残債の支払いが免除 |
ソフトバンク | 新トクするサポート | 48回分割分割払いで購入して、25ヶ月目以降に返却すると、残りの残債の支払いが免除 |
楽天モバイル | 買い替え超トクプログラム | 48回分割分割払いで購入して、25ヶ月目以降に返却すると、残りの残債の支払いが免除 ※楽天カードで支払うことが条件 |
ただし、いずれもスマホを携帯キャリアに返却することが適用条件となります。
スマホを手元に残しておきたい場合は、プログラムの利用はおすすめできません。
【オンライン限定】
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Rakuten最強プラン登場!
料金を見直す際におすすめの乗り換え先【5選】
格安SIMでは回線品質に不安という方には、キャリアごとに提供されている格安プランも選択肢に入れてみるといいでしょう。
ドコモを利用している方であればahamo、auを利用している方であればpovo2.0やUQモバイル、ソフトバンクを利用している方であればLINEMOがおすすめです。
いずれのプランも通信速度や品質ともに各キャリアの回線と同等なので、安心して利用できます。
話題になっている楽天モバイルと一緒に比較していきます。
▼ 5つのサービスの比較
ahamo | povo | LINEMO | UQmobile | 楽天モバイル | |
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使用回線 | ドコモ | au | ソフトバンク | au | 楽天モバイル |
料金プラン データ容量 |
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データ量超過後の速度 | 1Mbps | 128kbps | ミニプラン:300kbps スマホプラン:1Mbps |
トクトクプラン:1Mbps コミコミプラン:1Mbps ミニミニプラン:300kbps |
ー |
通話料金 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
かけ放題 |
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事務手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 3,850円 | 無料 |
契約期間/解約違約金 | なし | なし | なし | なし | なし |
海外利用 | 可能 20GBまで |
可能 期間・データ容量による |
可能 | 可能 期間・データ容量による |
可能 2GBまで |
申し込み方法 |
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オンライン | オンライン |
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支払い方法 |
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5G | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
テザリング | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
楽天モバイル
「乗り換えると手数料がかかるのでは?」と不安に感じている方には、楽天モバイルがおすすめです。
楽天モバイルは事務手数料がかからないので、初月から通常の月額料金と機種代金だけで利用できます。
初期費用(事務手数料) | 0円 |
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月額料金 |
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使用回線 | 楽天回線、au回線 |
通話料金 |
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楽天モバイルの料金プランは、2023年6月にリニューアルされたことでも話題の従量制プラン「Rakuten 最強プラン」のみです。
これまで、無制限で利用できるのは楽天回線エリアのみで、それ以外のパートナー回線エリア(au回線エリア)では、月間5GBを超えると、パートナー回線エリアのみ月末まで最大1Mbpsに制限されていました。。
しかし、2023年6月に新たに始まった「Rakuten 最強プラン」では、このパートナー回線エリアについても制限が撤廃され、完全無制限で利用可能です。
さらに、料金は据え置きなので、引き続き破格の3,278円で無制限で利用できます。
また、Rakuten Linkアプリを使うと、国内通話も無料で使い放題です。新プランになってさらにお得になった楽天モバイルをぜひ検討してみてください。
au回線エリアも無制限!
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ahamo
「ahamo(アハモ)」はドコモが提供するオンライン特化の格安プランです。
ahamoは月間20GBと100GBが利用できるプランがありますが、基本情報は以下の通りになります。
▼ ahamoのプラン概要
料金プラン |
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データ容量 |
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データ量超過後の速度 | 1Mbps |
通話料金 | 22円/30秒 |
かけ放題 | 5分かけ放題:無料 かけ放題:1,100円 |
使用回線 | ドコモ |
事務手数料 | 無料 |
契約期間 | なし |
解約違約金 | なし |
海外利用 | 可能(20GBまで) |
提供元 | ドコモ |
申し込み方法 |
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支払い方法 |
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5G | 対応 |
テザリング | 対応 |
ahamoは大手キャリアのドコモが提供するオンライン限定の格安プランです。
ahamoの基本プランは月間20GBを2,970円で利用できるほか、追加で月額1,980円の「大盛りオプション」を追加することで、基本プランに+80GBが追加された合計100GBを月額4,950円で利用できます。
ドコモのeximoと比較をすると、eximoは3GBまでの利用で5,665円、3GB以上利用すると7,315円の月額料金がかかってくるので、月間3GB以上データ通信を行う場合はahamoの方がお得に利用できることが分かります。
またahamoは1回あたり5分以内の国内通話かけ放題が標準でついてくる点も特徴になります。
同じく大手キャリアの低料金プランであるpovoやLINEMOは5分かけ放題が有料オプションになり、無料で通話できるサービスはないので、かけ放題が無料な点もahamoのメリットです。
ただし、ahamoでデータ容量を超過した場合は最大1Mbpsまで通信速度が低下してしまうので、月間100GB以上データ通信を行っている場合には、ドコモの無制限プランであるeximoの方が快適に利用できる可能性がある点に注意が必要です。
5分以内かけ放題込み
20GB使えて月額2,970円
povo
「povo」はauが提供する、サポートも申し込みもオンラインに限定された格安プランです。
povoの特徴は基本料金が無料であることと、データのトッピングを自由に選択できる点です。
そこからユーザーの使い方に合わせて、データ容量や通話オプションなどさまざまなオプションをトッピングとして追加することで、独自のプランを作っていく低料金プラン体系になります。
povoについて、基本情報は以下の通りです。
▼ povoのプラン概要
基本料金 | 0円 |
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トッピング |
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データ容量 | 1GB〜無制限 |
データ量超過後の速度 | 128kbps |
通話料金 | 22円/30秒 |
かけ放題 |
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通信回線 | au |
事務手数料 | 無料 |
契約期間 | なし |
解約違約金 | なし |
海外利用 | 可能(期間・データ容量による) |
提供元 | au |
申し込み方法 | オンライン |
支払い方法 | クレジットカード |
5G | 対応 |
テザリング | 対応 |
povoは基本利用料金が0円で利用でき、そこにデータ通信が可能になるトッピングを追加したり、通話かけ放題のトッピングを追加して自分だけの料金プランを構築できる点が魅力です。
povoのトッピングは以下のものがあり、データ追加トッピングだけみても1GBから無制限まで幅広いデータ容量を選択でき、かつデータ容量ごとに利用できる日数も異なるので、幅広いプラン構築が可能です。
povoのトッピング一覧
▼ povoのトッピング一覧
データ使い放題(24時間) | 330円 |
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データ追加1GB(7日間) | 390円 |
データ追加3GB(30日間) | 990円 |
データ追加20GB(30日間) | 2,700円 |
データ追加60GB(90日間) | 6,490円 |
データ追加150GB(180日間) | 12,980円 |
【期間限定】データ追加300GB(180日間) | 19,500円 |
【期間限定】データ追加200GB(180日間) | 14,800円 |
【期間限定】データ追加120GB(365日間) | 20,000円 |
【期間限定】データ追加50GB(30日間) | 4,000円 |
【期間限定】データ追加30GB(30日間) | 3,480円 |
【エントリーセット】 データ追加0.5GB(3日間) +特典(通話ボーナス) |
220円 |
海外データトッピング | 14種類から選択 |
5分以内通話かけ放題 | 550円 |
通話かけ放題 | 1,650円 |
DAZN使い放題パック(7日間) | 925円 |
smash. 使い放題パック(24時間) | 220円 |
ただしデータトッピングを追加しない間は最大通信速度は128Kbpsになってしまう点と、180日以上トッピングを追加しない場合は利用停止になってしまう点には注意が必要になります。
povoは基本的には定期的にトッピングを追加する必要があるので、トッピングも最小限で利用したいと考えている場合には注意しましょう。
またトッピングを追加して使い切ったり有効期限が満了したら、都度トッピングを追加する必要がある点も必要です。
たとえば毎月20GB程度のデータ通信を行いたい場合に「データ追加20GB(30日間)」のトッピングを追加しても、30日間が経過したりデータ通信量が20GBを超えた場合にトッピングは自動更新されないので、あらためてトッピングを自分で追加しないとデータ通信が行えません。
povoは定期的にどれくらいのデータ容量を使ったか、トッピングはどうなっているかの確認を行うことが推奨されるので、こまめなプラン管理ができる方におすすめです。
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LINEMO
「LINEMO(ラインモ)」はソフトバンクが提供するオンライン限定の格安プランです。
LINEMOには月間3GBの「ミニプラン」と、月間20GBの「スマホプラン」の2種類が提供されています。
▼ LINEMOのプラン概要
料金プラン |
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データ容量 |
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データ量超過後の速度 |
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通話料金 | 22円/30秒 |
かけ放題 |
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使用回線 | ソフトバンク |
事務手数料 | 無料 |
契約期間 | なし |
解約違約金 | なし |
海外利用 | 可能 |
提供元 | ソフトバンク |
申し込み方法 | オンライン |
支払い方法 |
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5G | 対応 |
テザリング | 対応 |
LINEMOの最大の特徴として「LINE」のデータ通信量をデータ通信量としてカウントせずに利用できる点があげられます。
LINEMOのプランでは通話かけ放題が有料でしか利用できませんが、普段からLINEで通話をしている場合には通話かけ放題がなくても通話料を無料にできます。
また普段スマホではデータ通信をあまり行わない場合には月額990円で利用できる点も特徴です。
キャンペーンリニューアル
ミニプランが最大8ヶ月実質0円
UQモバイル
「回線速度」に不安に感じている方には、UQモバイルがおすすめです。
UQモバイルは格安SIMの中でも通信品質が良いので、安くしたいけど速度を気にしている方には安心して使っていただけます。
初期費用(事務手数料) | 3,850円 |
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月額料金 |
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使用回線 | au回線 |
データ量超過後の速度 | トクトクプラン:1Mbps コミコミプラン:1Mbps ミニミニプラン:300kbps |
UQモバイルの料金プランは、従量制プランと定額制プランがあります。
使用に応じてプランを決める事ができ、あまり使わない人は、従量制のトクトクプランで1GBまでのデータ利用だと990円で収まりますし、存分に使い方は20GB定額のコミコミプランで3,278円で使っていただけます。
もし、使い過ぎて速度制限にかかっても、コミコミプランとトクトクプランは最大1Mbpsですので、メールやLINEなどのメッセージアプリ、画像の少ないWeb閲覧などは問題なくできます。
また、店舗での受付もしているので、何かあった際に店舗でのサポートも受けることができるので、初めて格安SIMにされる方や今後のサービス面で不安な方はとてもおすすめです。
スマホを買い替える前にしておくべきこと
スマホの買い替えは携帯会社の店舗でもできますが、オンラインで購入して自宅で機種変更することも可能です。
また、近年はデータ移行などの店頭サポートは有料となっているため、料金を抑えたい方は自身でデータ移行ができるように備えておくことも必要となります。
スマホ買い替えの前に、次の3点を実施しておきましょう。
- データのバックアップを取っておく
- 今のプラン内容を確認する
- スマホの利用状況も把握しておく
それぞれのポイントを説明します。
データのバックアップを取っておく
データ移行がスムーズに行くとは限りません。
何かの拍子にデータがすべて消えてしまうということもあるため、必ず買い替え前にデータのバックアップを取っておきましょう。
バックアップデータはSDカードに保管することもできますが、データ量が多いときはクラウドサービスも利用できます。
大手キャリア各社では、クラウドサービスを提供していることがあるため、利用できないか確認しておきましょう。
また、端末購入プログラムを利用している場合は、乗り換え完了後、スマホを返却しなくてはいけません。
返却後はデータの取り出しはできないため、返却する前にバックアップを取り、貴重なデータが残っていない状態にしておきましょう。
今のプラン内容を確認する
現在、利用しているプランのデータ量や月額料金、オプションなどを確認しておきましょう。
データ量が多すぎる・少なすぎる場合は、毎月必要とするデータ量を遡って確認しておくことで、乗り換え後のプランや携帯会社を選びやすくなります。
次の項目をチェックして、適切な料金プランを選びましょう。
- 毎月データ量が余っているときは、小容量プランを検討する
- 毎月データを追加購入しているときは、大容量プランや使い放題プランを選ぶ
- オプションを活用できていないときは、次回からはつけない
- データプランを見直しても割高に感じるときは、別の携帯会社を検討する
また、データ量や月額料金を比較するときは、大手キャリアだけでなく格安SIMも検討に入れることがおすすめです。
通信回線に不安があるときは、現在利用中のキャリアの格安プランやサブブランドを検討してみましょう。
スマホの利用状況も把握しておく
現在のスマホの利用状況も把握しておきましょう。以下の項目をチェックしてみてください。
スマホを選ぶ前に今のスマホで確認しておくべき項目 | |
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本体容量 | 本体の保存容量のうち、アプリや写真のデータがどれくらいを利用されているか |
サイズや重量 | 今の画面サイズや重量に満足しているかどうか |
用途 | メイン用途はスマホの用途はWeb閲覧などライトな使い方なのか、もしくはオンラインゲームや動画視聴などデータを多く利用する使い方なのか |
保存容量が逼迫している時は、オンライン上にデータを保存できるクラウドサービスなどの活用も検討してみるといいでしょう。
また、今使ってるスマホの画面サイズが小さいと感じている、もしくは大きいと感じている方は、本体サイズを重視して機種を選んでみるといいでしょう。
また、オンラインゲームや動画視聴といった用途が多い方は、ゲーミングスマホや大容量あるいは無制限通信で使えるプランもおすすめです。
スマホの買い替え時によくある質問
スマホを買い替える際によくある質問とその答えをまとめました。ぜひご覧になり、疑問を解消してから機種変更を行いましょう。
スマホを寿命が過ぎても使い続けるとどうなる?
スマホが故障して動かないという場合を除き、いつまでも同じスマホを使い続けることは可能です。
しかし、電池持ちが悪くなってきたなどの明らかに寿命と思われる状態でも使い続けていると、次のような症状が見られることがあります。
スマホが寿命に近い場合に現れる症状 |
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スマホが故障してしまってからでは、データをバックアップできず、次のスマホに引き継ぎができなくなる可能性があります。
本格的に故障する前に新しいスマホに買い替えるようにしましょう。
また、中古スマホを購入した場合は、新品よりも短期間で故障する可能性があります。
動作が遅くなった、バッテリー部分が熱い、勝手にシャットダウン・再起動するなどの症状が見られたら、できるだけ早く修理をするか、買い替えるほうが良いでしょう。
買い換えるスマホを選ぶポイントは?
予算や用途に合わせてスマホを絞っていきましょう。例えば、写真を撮ることが多いのであれば、カメラ性能が高いスマホがおすすめといえます。
また、同じ機種を長く使い続けたいのであれば、サポート期間が今後も続く最新スマホがおすすめです。
型落ちの機種や中古スマホは安くお得に購入できるという点はメリットですが、発売から期間が経過している分、サポート期間が早期に終了してしまう可能性もあるので注意しましょう。
スマホだけでなく携帯キャリアも検討することで月々の料金を大きく見直すことができる可能性があります。スマホを分割で新たに購入するとプラン料金に上乗せで料金がかかってくるので、格安SIMや大手キャリアの格安プランも合わせて検討してみるといいでしょう。
また、端末価格が高価なiPhoneは安く買うために、あえて型落ちモデルや廉価機種を選ぶのもおすすめです。
まとめ
この記事では、スマホの買い替え時期、機種変更のタイミングについて解説してきました。
携帯電話(スマートフォン)の平均使用年数は4.6年ですが、買い替えの時期に正解はありません。
買い替えを迷った際は、まずは以下を確認してみてください。
- 今のスマホは使い始めて何年ぐらい経過しているか
- バッテリーの持ちが極端に悪くなっていないか
- OSアップデートなどのサポートがまだ続いているか
- 料金プランが使い方に対して適切であるか
買い替えをせずにいつまでも使い続けるという選択肢もありますが、サポートを受けられなくなったり、修理ができなくなったりする可能性があります。
スマホは消耗品なので、快適に使い続けるためにも定期的に機種変更することが必要です。
あわせて、買い替えのタイミングで携帯会社を変更することも検討してみましょう。格安SIMであれば毎月の料金を抑えて、スマホを利用できることがあります。
通信回線に不安を感じるときは、ahamoやpovo2.0、LINEMOなどの大手キャリアが提供している格安プランも検討できます。スマホだけでなく料金プランにもこだわって、スマホの買い替えを行いましょう。