
格安SIMに乗り換えたいけど回線品質やサポートはしっかりしたところを選びたいな〜
auを利用しているユーザーが料金を安くしたいと思った場合、格安SIMへの乗り換えを検討するという方も多いのではないでしょうか?
そんな方にはauからUQモバイルへの乗り換えがおすすめです。
現在UQモバイルで提供されている料金プランは、auよりも安い最安990円/月から利用できるため、スマホ料金を安くしたいauユーザーからの注目が集まっています。
また、UQモバイルはauのサブブランドでもあることから、高水準のau回線を利用できるので、auから乗り換えても引き続き快適にスマホを利用できます。

auからUQモバイルに乗り換える流れは、次のとおりだよ。
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auで使用していたスマホは、SIMロック解除不要で継続利用できる!
UQモバイルへの乗り換えはMNP予約番号も発行不要
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SIMロック解除不要な場合は飛ばして問題なし
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端末セットの申し込みや、eSIMも選択可能
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eSIMの場合は差し替え不要
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「my UQ mobile」から簡単に行える
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プロファイルのインストールなどを行えば完了!
この記事では、auからUQモバイルへの乗り換えの流れやメリット、注意点などを解説します。
auからUQモバイルへの乗り換えがおすすめな人や、乗り換えにベストなタイミングも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事で分かること
- UQモバイルへ乗り換えることで得られるメリット・デメリット
- オンラインか店舗のどちらで手続きをするのがお得?
- UQモバイルへ乗り換え後のメールアドレスや分割支払いの対応状況
auからUQモバイルへの乗り換える際の流れ

50GB超過後は最大120kbps |
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10分以上は22円/30秒 |
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auからUQモバイルへの乗り換える手続きの流れは以下のとおりです。
auからUQモバイルへの乗り換え手順 |
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auからUQモバイルへの乗り換えは、オンラインだけでなく、auショップやUQスポットなどの店舗でも手続きできます。
乗り換え手順は意外とシンプルなので、初めて乗り換える方は、こちらで流れを把握しておきましょう。
①使っている端末がUQモバイル対応かをチェックする
UQモバイルはauと同じ回線を使ったサービスなので、基本的にauで販売されている端末のほとんどは継続して使えます。
しかし、発売から期間を経てすでにサポートも終了している端末などは、一部機能が制限されている可能性もあります。
そのため、現在auで使用しているスマホを継続利用したい場合は、今使っている端末がUQモバイルに対応しているか、UQモバイル公式サイトの「動作確認端末一覧[1]」で確認しておきましょう。

「動作確認ページ」では、データ通信や通話などのサービスごとに対応状況が記載されており、この後の手順で解説する「SIMロック解除」が必要かどうかまで確認できます。
全ての項目で「○」もしくは「不要」と記載のある端末については、問題なく利用できると保証されているので、安心して使い続けられます。
こちらに記載のない端末でも、UQモバイルを問題なく利用できる場合もありますが、動作確認がされていない以上、自己責任での利用となるので注意しましょう。
※[1]:UQモバイル「動作確認端末一覧」
②必要に応じてSIMロックを解除する
先述したように、UQモバイルへ乗り換える際に、auで購入したスマホをそのまま利用する場合は、ほとんどの機種でSIMロック解除が不要なので、次の手順へ進んで問題ありません。
ただしauで購入した場合であっても、iPhone 6sやiPhone 7など、比較的古い機種を利用している場合は、SIMロック解除の手続きが必要です。
SIMロック解除が必要な機種は以下のとおりです。
- iPhone 7/7 Plus
- iPhone 6s/6s Plus
- iPhone SE(第1世代)
- 2017年7月以前に発売されたauのスマホ
SIMロック解除の方法
今使っている端末にSIMロック解除が必要な場合、「My au」もしくはauショップで解除手続きが可能です。
ただし、auショップでSIMロック解除を行うと3,850円の手数料がかかるので、SIMロック解除は「My au」から自身で手続きをすることをおすすめします。
「My au」からの手続きであれば、24時間受付可能なだけでなく、手数料も無料で解除が可能です。
au端末のSIMロック解除する手順 |
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▼ IMEIの確認方法
Android | 「設定」→「デバイス情報(もしくは端末情報)」 ※機種によって設定メニューの表記が異なります |
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iPhone | 「設定」→「一般」→「情報」 |
IMEIは上記の方法で見つけられなかった場合、端末の外箱に記載されているので、そちらもあわせてご参照ください。

IMEIは15桁の数字で記載されているからメモで残す時にも間違えないようにしないとね!
参考・引用元:SIMロック解除のお手続き | au
③乗り換えに必要なものを準備する
auからUQモバイルへ乗り換える際に必要なものは、以下のとおりです。
▼ auからUQモバイルの乗り換え手続きに必要なものと情報一覧
- au ID
- メールアドレス
- 本人確認書類(運転免許証/パスポート/マイナンバーカードなど)
- 支払い情報(クレジットカード/口座振替)
なお、本人確認書類として「保険証」を提出する場合、「公共料金領収書」や「住民票」などの書類を別途用意する必要があります。
また、UQモバイルは口座振替での支払いにも対応はしているものの、オンラインショップからの申し込み時はクレジットカード支払いに限定されているので、注意しましょう。
④UQモバイルに乗り換えの申し込みをする
現在auで使っているスマホはそのままで、SIMのみ差し替えて利用したい場合は「SIMのみ申し込み」、UQモバイルへの乗り換えと同時にスマホも買い替えたい方は「端末セット申し込み」をそれぞれ選択しましょう。
SIMのみで申し込む

UQモバイルのオンラインショップにアクセスし、「SIMのみ」の申し込みを選択して申し込みを進めましょう。SIMは物理的に差し替える「SIMカード」もしくは、端末内蔵型の「eSIM」も選択できます。
ただし、「eSIM」は対応端末が限られるだけでなく、初期設定もやや複雑になるので、「eSIM」への変更の経験がある方を除いて、「SIMカード」を選択するのがおすすめです。そのため、今回の手順の解説も「SIMカード」を選択した前提で進めていきます。
なお、auからUQモバイルへ乗り換える場合、au PAY残高への還元は対象外なので注意をしましょう。

SIMの種類を選択したら、「au/povo2.0から乗り換え」にチェックを入れて申し込みを進めます。このあと「au ID」でログインを行い、画面の指示に従ってプラン内容の選択などを行います。
UQモバイルの料金プランは、下記の3種類から選択できます。
コミコミプラン+(33GB/月) | 月額3,278円 |
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トクトクプラン(1〜15GB/月) | 月額3,465円 |
ミニミニプラン(4GB/月) | 月額2,365円 |
このあと契約者の情報確認などを行ったのち、スムーズに進めば5〜10分程度で申し込み手続きは完了します。
その後UQモバイルで審査が行われ、問題なければSIMカードの発送手配が始まります。
SIMと端末セットで申し込む

UQモバイルオンラインショップにアクセスしたあと、販売中の端末の中からお好きな端末を選び、「お申し込み」をタップします。すると、端末のカラーや容量を選択する画面に移行するので、購入したい項目にチェックを入れましょう。
端末セットで申し込む場合も、申し込み画面に「契約方法」が表示されます。今回はauからの乗り換えになるため、「au/povo1.0から乗り換え」を選択しましょう。
その後の手続きは、SIMのみ申し込む場合と同じです。au IDでログインを行い、画面指示に従って手続きを進めましょう。
⑤UQモバイルのSIMに差し替える

- iPhoneの右側にあるSIMカードトレイの穴にSIM取り出しツールを差し込む
- トレイを引き出して、くぼみにはまっているSIMカードを取り出す。
- 新しく届いたSIMカードを切り離す
- 切り離した新しいSIMカードをSIMカードトレイのくぼみにあわせて入れる
- 1.とは逆の手順でSIMカードトレイをiPhoneに戻す
- SDカード/SIMカードスロットのカバーに爪をかけて引き出す
- トレイを引き出して、くぼみにはまっているSIMカードを取り出す。
- 切り離した新しいSIMカードをSIMカードトレイのくぼみにあわせて入れる
- 1.とは逆の手順でSIMカードトレイをスマホ本体に戻す
⑥回線を切り替える
UQモバイルのSIMカードへ差し替えたら、UQモバイルの回線を使えるようにする切り替え手続きを行います。
この手続きを行うことで、auのSIMカードから新しく契約したUQモバイルのSIMカードで電波を掴めるようになります。
▼ 回線の切り替え方法 |
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ただし、UQモバイルの回線は、回線切り替え手続きの完了後、最大で30分ほどで利用可能になります。
そのため、なるべく時間に余裕があり、自宅などの落ち着いた環境で作業できる場で行うようにしましょう。
回線切り替えを行ったあとは、通話料無料の発信テスト用番号(111)に電話をかけて通話テストをしたら、開通手続きが完了します。
⑦UQモバイルの初期設定とデータ移行を行う
回線手続きが終了したら、最後にUQモバイルの初期設定とデータ移行を行います。
初期設定は「APN設定」とも呼ばれるもので、、iPhoneではプロファイルのインストール、Androidでは簡単な情報の入力を行います。
また、auで使用していた機種をそのまま使い続ける場合は不要ですが、UQモバイルに変更したタイミングで機種変更も行った方は、必要に応じてデータ移行を行いましょう。
データ移行の主な方法 |
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写真や電話帳などは上記を用いることで簡単に移行を行えますが、LINEなどのアプリをインストールして利用するサービスは別途再インストールとアカウントのログインが必要になるので注意しましょう。
auからUQモバイルに乗り換える10のメリット

auからUQモバイルに乗り換えるメリットとしては、以下の10点が挙げられます。
auからUQモバイルに乗り換えるメリット |
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auからUQモバイルに乗り換える最大のメリットは、なんといっても月額利用料金が安くなる点にあるでしょう。
そのほか、通信品質が安定していることや、解約手数料や違約金がかからないことも魅力です。それぞれ、順番に解説していきます。
①月額料金が安くなる
毎月大量のデータ容量を使う人を除き、ほぼすべてのケースでauからUQモバイルに乗り換えることで月額料金が安くなります。
下記の表は、auとUQモバイルの料金プランを比較したものです。
※横にスクロールできます。
無制限:7,458円 ※データ使用量が1GB以下の月は5,808円 |
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33GB:3,278円 ※10分以内かけ放題つき |
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〜4GB:2,365円 |
auのデータ無制限プラン「使い放題MAX 5G/4G」以外では、UQモバイルのほうが、より多くのデータ容量を安く利用できることがわかります。
たとえば、auでもっとも安い「スマホミニプラン+ 5G/4G」では、月に1GBしか使用しなくても料金は4,708円です。
一方、UQモバイルの「コミコミプラン+」であれば、33GBまで使えて「スマホミニプラン 5G/4G」の1GBよりお得な3,278円で利用できます。さらに、コミコミプラン+には10分以内の通話かけ放題も無料でついてくる点も嬉しいポイントです。
また、月3GBまでの使用で考えても、auでは「スマホミニプラン+ 5G/4G」で3GB/6,358円かかりますが、UQモバイルなら「ミニミニプラン」を4GB/2,365円で使用できます。
このことから、データ無制限プランが必要ないのであれば、全員auからUQモバイルへの乗り換えがお得です。
②通信品質が安定している
UQモバイルはauのサブブランドの位置づけであるため、ほかの格安SIMと比較して通信品質が安定している点も魅力です。
通常、MVNOと呼ばれる格安SIMの事業者は、大手キャリアの回線を借りており、借りる量によって通信速度が変わります。しかしUQモバイルはauのサブブランドであり、auの回線を優先的に使えるため、平均速度も速いです。
ユーザーが測定した通信速度の結果がわかる、「みんなのネット回線速度(みんそく)」で確認した、UQモバイルとほかの格安SIMの回線速度は以下のとおりです。
下り(ダウンロード) | 上り(アップロード) | |
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UQモバイル | 118.5Mbps | 16.39Mbps |
ワイモバイル | 110.79Mbps | 17.6Mbps |
mineo | 56.4Mbps | 12.61Mbps |
イオンモバイル | 32.7Mbps | 4.71Mbps |
※2025年4月某日時点
UQモバイルの回線速度は、ほかの格安SIMと比較して最速クラスであることがわかります。
なお、ウェブサイトの閲覧や動画視聴に影響するのが「下り(ダウンロード)」で、50Mbpsを超えていれば支障なく利用できるといえます。
テザリングに対応している
UQモバイルは、テザリングを無料で利用できます。
テザリングとは、スマートフォンを一時的なWi-Fiルーターとして利用し、外出先などでもPCやゲーム機などをインターネットに接続できる機能です。
auはテザリングの利用開始前に申し込みが必要ですが、UQモバイルなら申し込み不要で使えるため、必要なときにサッと使えて便利です。
ただし、テザリングで使用したデータは、UQモバイルの月間データ量から消費されていくので、契約しているプランのデータ容量に気をつけながら利用しましょう。
③MNP予約番号の取得が不要で乗り換えの手間も少ない
一般的なスマホの乗り換えではMNP予約番号の取得が必要ですが、auからUQモバイルへの乗り換えでは発行不要です。
MNP予約番号とは、乗り換え後も電話番号をそのまま引き継ぐ「ナンバーポータビリティ」という制度を使う際に必要な10桁の番号です。
予約当日から15日間の有効期限が設けられ、期限を過ぎると再度取得しなければなりません。
auからUQモバイルへの乗り換えであれば、このような手間がないのもメリットです。また、auからの乗り換えであれば基本的にSIMロック解除が不要な点も大きなメリットといえるでしょう。
④auで使っていたスマホがそのまま使える
UQモバイルは、auで使っていたスマホをそのまま使えます。また、回線についてもau契約時と同じものを使用するので、つながりやすさなども変わりません。
auユーザーがドコモやソフトバンク回線を使う格安SIMへ乗り換える場合、事前にスマホのSIMロックを解除しなければ、同じ端末を使用できない可能性があります。
しかしUQモバイルはauの回線を利用することから、2017年8月以降にauで購入した端末は、そのほとんどがSIMロックを解除せず、そのままUQモバイルで使用可能です。そのため、auから乗り換え後も今の端末をそのまま使いたいという人にとって、UQモバイルへの乗り換えはおすすめといえるでしょう。
ただし、auで使用していたスマホであっても、ごく一部の機種は事前にSIMロックの解除が必要になる点には注意をしましょう。
最新のiPhoneも動作確認済み
UQモバイルは数多くの機種が動作確認されており、発売されたばかりのiPhone 16eも動作確認済みです。
また、auから購入する場合は、ご購入後13カ月目~25カ月目までに返却で残債が免除になる「スマホトクするプログラム」も利用可能です。
▼ UQモバイルで利用可能なiPhone
- iPhone 16e
- iPhone 15
- iPhone 14
- iPhone 13
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone 12/12 mini など
UQモバイルでもiPhoneを購入することができるので、気になった方は合わせてチェックしてみてください。
⑤au関連サービスやサポートを引き継げる
auからUQモバイルへの乗り換えに際し、以下のサービスやサポートを引き継ぐことが可能です。
1. au IDの継続利用
auで利用していたau IDは、UQモバイルでも引き続き使用できます。これにより、au PAYや各種サービスの利用が継続可能です。
2. Pontaポイントの引き継ぎ
au IDを継続利用することで、Pontaポイントも引き続き貯めたり使用したりすることが可能です。
3. auメールアドレスの持ち運び
月額330円(税込)の「auメール持ち運び」サービスを利用することで、auのメールアドレス(@au.com/@ezweb.ne.jp)をUQモバイル移行後も継続して使用できます。
4. au Wi-Fiアクセスの利用
UQモバイルユーザーも「au Wi-Fiアクセス」を利用できます。専用アプリをインストールすることで、全国のau Wi-Fiスポットで高速インターネットが無料で利用可能です。
5. auショップでのサポート
UQモバイルの契約や各種手続き、機種変更、修理対応などは全国のauショップで受けることができます。これにより、対面でのサポートが引き続き利用可能です。
6. 端末の分割払いの継続
auで購入した端末の分割支払いが残っている場合、UQモバイルに乗り換えた後も、残債の支払いは引き続きauから請求されます。
7. 端末購入プログラムの継続
auの「アップグレードプログラムEX」などの端末購入プログラムに加入している場合、UQモバイルへ乗り換え後もプログラムは継続されます。ただし、特典を利用するための条件や手続きが変更される可能性があるため、詳細は事前に確認が必要です。
8. auかんたん決済の利用
UQモバイルでも「auかんたん決済」を利用することが可能です。乗り換え後、au IDにUQモバイルの電話番号を紐付けることで、ショッピングサイトやデジタルコンテンツの代金を通信料金と合算して支払うことができます。
これらのサービスを引き継ぐことで、乗り換え後もスムーズに各種サービスを利用することができます。
⑥固定回線との自宅セット割や家族割が適用される

UQモバイルでは、「トクトク/ミニミニプラン」の契約と、「対象の固定回線サービス」または「auでんき」に加入すると、「自宅セット割」が適用されて家族全員の月額利用料金が割引になります。
この「自宅セット割」を適用した場合の、各プランの料金は以下のとおりです。
ミニミニプラン (〜4GB) | トクトクプラン (〜15GB) | |
---|---|---|
月額利用料金 | 2,365円 | 3,465円 |
自宅セット割の割引額 | -1,100円 | |
自宅セット割適用後の料金 | 1,265円 | 〜1GB:1,177円 〜15GB:2,365円 |
UQモバイルとauひかりなどインターネットサービス、あるいはauでんきに申し込んだ状態で、My UQモバイルなどから自宅セット割の申し込みをすると割引が適用されるので、対象の方は申し込んでおきましょう。
また、「自宅セット割」との併用はできませんが、固定回線に加入していなくても家族でUQモバイルを2回線以上契約していれば、「家族セット割」が適用されます。
「家族セット割」を適用した場合の、各プランの料金は以下のとおりです。
ミニミニプラン (〜4GB) | トクトクプラン (〜15GB) | |
---|---|---|
月額利用料金 | 2,365円 | 3,465円 |
家族セット割の割引額 | -550円 | |
家族セット割適用後の料金 | 1,815円 | 〜1GB:1,727円 〜15GB:2,915円 |
UQモバイルでは、スマホ料金を「au Pay カード」で支払うと、各料金からさらに毎月187円が割引されます。そのため、よりUQモバイルをお得に使いたい場合は、支払い方法をau Payカードに指定しましょう。
⑦節約モードでデータの消費なくSNSや音楽を楽しめる
月間4GBまでの「ミニミニプラン」のみ、「節約モード」というデータ通信量を節約できる独自の機能を利用できます。
「節約モード」とは、最大300kbpsの低速でデータを無制限利用できるサービスです。SNSやWebの閲覧、音楽のストリーミング配信などであれば、節約モードをオンにするだけで、データを消費することなく利用できます。
一方で節約モードを解除すれば、高速通信を利用してYouTubeや映画・ドラマなどのコンテンツを楽しむことが可能です。
⑧余ったデータを翌月にくりこしできる
UQモバイルでは、月間データ容量を使い切らなかった場合、余ったデータを翌月に繰り越すことが可能です。
例えば、月間データ容量が30GBのプランで当月に2GB余った場合、翌月は通常の33GBに加えて繰り越し分の2GBが追加され、合計35GBを利用できます。
ただし、繰り越したデータの有効期限は翌月末までとなり、翌々月には持ち越せないため、計画的な利用が推奨されます。
⑨データを使い切っても1Mbpsを使える
UQモバイルの「トクトクプラン」や「コミコミプラン+」では、月間データ容量を使い切った後でも、通信速度が最大1Mbpsに制限されるものの、引き続きインターネットを利用できます。
この速度は、標準画質の動画視聴やSNSの利用、ウェブ閲覧など、日常的な用途には十分な速さです。
ただし、さらに大量のデータ通信を行う場合や高画質の動画視聴をする際には、速度制限の影響を感じる可能性があります。
⑩リーズナブルな3つのプランから選べる
UQモバイルのプランは、10分以内かけ放題込みの「コミコミプラン+」や毎月のデータ利用量に応じて安くなる「トクトクプラン」などがあります。
旧プランの「くりこしプラン+5G」も3つのデータ容量から好きなものを選ぶ内容でしたが、かけ放題の追加は別途追加料金がかかるうえ、毎月使えるデータ量は全プラン固定されていました。
しかし、今回リニューアルしたプランでは、かけ放題が含まれていたり、データを使ったぶんだけ料金が発生したりと、さまざまな使い方ができるようになっています。
コミコミプラン+ |
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トクトクプラン |
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ミニミニプラン |
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■ UQモバイルの新プラン
※横にスクロールできます。
コミコミプラン+ | トクトクプラン | ミニミニプラン | |
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データ容量 | |||
かけ放題 | |||
月額料金 | |||
(A)自宅セット割 | |||
(B)家族セット割 | |||
(C)au PAYカード支払い割 | |||
(A)+(C)適用後 | 〜15GB:2,178円 |
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(B)+(C)適用後 | 〜15GB:2,728円 |
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オプション | 通話放題:1,100円 【増量オプションⅡ】 |
通話放題:1,980円 【10分以内かけ放題】 通話放題ライト:880円 【最大月間60分かけ放題】 通話パック60:660円 【増量オプションⅡ】 |
auからUQモバイルに乗り換える際の6つのデメリット

auからUQモバイルに乗り換える際の注意点は、主に以下の6つです。
UQモバイルに乗り換えをしてから、こんなはずではなかったと後悔することのないよう、1つずつ確認していきましょう。
auからUQモバイルに乗り換える際の注意点・デメリット |
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①大容量プランやデータ無制限プランがない
UQモバイルには、大容量プランやデータ無制限プランが無い点に注意をしましょう。
UQモバイルの基本プランは「ミニミニ/トクトク/コミコミプラン+」で、それぞれの基本データ容量は月間4GB、15GB、33GBです。
それでは足りないという方は、月額550円の「増量オプションⅡ」に加入することで、各プランの使えるデータ容量がそれぞれ毎月+最大5GBされて、毎月最大38GBまで利用できます。
プラン | ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン+ |
---|---|---|---|
通常データ量 | 4GB | 15GB | 33GB |
増量オプションⅡ追加後のデータ量 | 6GB (+2GB) |
20GB (+5GB) |
38GB (+5GB) |
合計の月額料金(+オプション料) | 2,915円 (+550円) |
4,015円 (+550円) |
3,828円 (+550円) |

auで無制限プランを使っている人は注意が必要だね!
②auメールアドレスを使い続けるには月額330円かかる
UQモバイルへ乗り換えたあともauのキャリアメールアドレスを使い続けるには、月額330円かかるに注意が必要です。
auユーザーの場合、UQモバイルへ乗り換え後、31日以内に「auメール持ち運び」というオプションに加入することで、auのメールアドレスを引き続き利用できます。オプション料金の月額330円は、クレジットカードで支払うこともできるほか、毎月のUQモバイルの利用料金とも合算可能です。
しかし、せっかくau利用時よりも料金を下げたのに、メールアドレスのために毎月オプション料金を支払い続けるのはもったいないと感じる人は少なくないでしょう。
そのように感じた方は、UQモバイルへ乗り換える前に、GmailやYahoo!メ-ルなど無料で利用できるフリーメールアドレスを取得しておくことをおすすめします。
現在、各種サービスにauのキャリアメールアドレスで登録している場合は、乗り換え前にフリーメールアドレスへ変更しておきましょう。
③auからUQモバイルへのMNP乗り換えはau PAY残高還元の適用外
UQモバイルで実施しているau PAY残高還元キャンペーンは、auからUQモバイルへMNPで乗り換える場合、適用対象外になることがほとんどです。
auからUQモバイルに乗り換えても、契約先はUQモバイルもauもKDDIであることには変わりありません。そのため、手数料などがかからない代わりに、乗り換え時のau PAY残高還元は対象外になってしまうのです。
乗り換えでのau PAY残高還元は、通常、他社からの乗り換えを促進する目的であるため、auからの乗り換え時にはau PAY残高還元が適用されない傾向にあります。
④一部の端末は使えない可能性あり
すべての端末がUQモバイルに対応しているわけではないことにも、注意が必要です。
UQモバイルで動作確認されている対応機種を確認すると、auで販売されているスマホのほとんどは、いずれもUQモバイルに対応していることがわかります。
またAndroidも対応機種が増え続けており、Google PixelやXperia、Galaxyといった人気シリーズはほぼ対応しているといえるでしょう。
しかし、一部の機種は非対応の可能性があります。必ず「動作確認端末一覧[1]」を確認しましょう。
※[1]:UQモバイル「動作確認端末一覧」
⑤最新iPhone・Androidの購入や機種変更ができない
UQモバイルでは現状、iPhone 16 / 15シリーズの上位モデルを取り扱っていないので、高性能の最新iPhoneの購入や機種変更ができません。
Androidに関しても、リーズナブルでコスパの良いラインナップが中心で、「Galaxy S25 」や「Xperia 1 VI」といった高性能の最新モデルは取り扱っていません。
ただし、UQモバイルはauで販売されているスマホをそのまま使用できるので、最新iPhoneやAndroidをUQモバイルで使いたい場合は、auや他社で事前にSIMフリーのスマホを購入しておきましょう。
⑥auスマートバリューは適用対象外
auでは、auひかりとauスマホをセット契約すると「auスマートバリュー」が適用され、毎月最大1,100円がauスマホの料金から永年割引されます。
しかし、UQモバイルではauスマートバリューが適用されないので、auから乗り換えると割引は廃止される点に要注意です。
ただし、UQモバイルに乗り換えてからもそのままauひかりを契約していれば、「自宅セット割」が適用され、プランに応じて月額料金から毎月最大1,100円が割引されます。
auからUQモバイルの乗り換え時にお得なキャンペーン
auからUQモバイルに乗り換えるときに使える際は、以下のキャンペーンを利用できます。
<auからUQモバイルへ乗り換える際に利用できるキャンペーン>
- 下取りサービス
- オンラインショップスペシャルセール
下取りサービス
UQモバイル下取りサービス

UQモバイルでは、MNPで新規申し込み・機種変更のタイミングで不要になった端末を下取りしてもらえるサービスを実施中です。
破損や動作不良なしの通常品だけでなく、画面割れなど外装破損・ディスプレイの表示不良がある端末も対象です(下取り価格は異なります)。
下取り対象機種は、下取り価格とあわせて一覧公開されています。
下取り方法 | 還元方法 |
---|---|
店舗で下取り | 機種変更の場合:Pontaポイント還元 MNPの場合:機種代金から還元 |
郵送で下取り※ | Pontaポイント進呈 |
※UQオンラインショップで下取りを申し込んだ場合、郵送での下取りとなります。
■MNP新規のとき
【下取り額】
- 最大121,000円相当還元
【対象の料金プラン】
- 他社からお乗りかえと同時、または他社からお乗りかえの際、端末を購入せず、その後初めての機種変更と同時に、UQスマートフォン、iPhoneをご購入
- 今お使いの下取り対象機種が故障、水濡れがなく正常に動作すること
対象機種・下取り価格の確認もこちら
■機種変更のとき
【下取り額】
- 最大72,600円相当還元
【対象の料金プラン】
- 下取り対象機種からの機種変更でUQ mobileスマートフォンをご購入
- 今お使いの下取り対象機種が故障、水濡れがなく正常に動作すること
対象機種・下取り価格の確認もこちら
参考・引用元:下取りサービス|UQ mobile
オンラインショップスペシャルセール
UQ mobileオンラインショップ スペシャルセール

【対象機種】
端末名 | 契約方法 | 合計の最大割引額 |
---|---|---|
Redmi 12 5G XIG03 | 機種変更 | 3,850円 |
★最終更新:2025年1月9日。最新の対象端末は公式サイトでご確認ください。
【適用条件】
①UQ mobile オンラインショップにて対象機種をご購入
②対象の「料金プラン」および「故障紛失サポート(有料)」に新たにご加入、または継続してご加入中の方
③直近のご購入機種を2カ月目以上ご利用(機種変更の場合)
【対象の料金プラン】
- トクトクプラン
- コミコミプラン+
auからUQモバイルの乗り換えに関するよくある質問
auからUQモバイルへの乗り換えに関してよくある質問には、以下のようなものが挙げられます。
auからUQモバイルへ乗り換えた月の料金はどうなる?
auからUQモバイルへの乗り換えでは、初月の月額利用料金が日割り計算されます。また、以下のオプションも月の途中で加入した場合、日割り計算の対象となります。
<日割り計算対象のオプション>
- 電話基本パック
- 端末補償サービス
- メールサービス
- 割込通話サービス
ただし、上記4つ以外のオプションは月の途中で契約しても日割り計算にならず、満額請求されるので注意をしましょう。
auからUQモバイルへ乗り換えるベストなタイミングはいつ?
auからUQモバイルへの乗り換えは、基本的にどのようなタイミングでも可能です。
それでも、少しでもお得に乗り換えたいと考える人や、複雑な手続きが少なくなるタイミングで乗り換えたいと考える人もいるでしょう。
auからUQモバイルへの乗り換えにベストなタイミングとして挙げられるのは、以下の2つです。
▼ auからUQモバイルへの乗り換えにベストなタイミング
- 月末近く
- 端末代の支払いが終わったとき
月末近く
UQモバイルへの乗り換えは、月末近くの20日から25日頃がもっともおすすめです。
UQモバイルへの乗り換え時は、初月の月額利用料金が日割り計算されます。そのため、乗り換えた月の料金を少しでも安くするためには、月末近くがおすすめです。
また、UQモバイルは月の途中で契約しても、1ヶ月分のデータ容量がまるまる付与されます。「ミニミニ/トクトク/コミコミプラン+」の場合、余ったデータ量は翌月に自動繰り越しされるので、月末近くに乗り換えると、ほぼ満タンのデータ容量を翌月に繰り越せてお得です。
この点から、auからUQモバイルへの乗り換えは、月末近くがおすすめといえます。
端末代の支払いが終わったとき
auで購入した端末料金の支払いが終わったときも、UQモバイルへのベストな乗り換えのタイミングです。
auで購入した端末代金の支払いが残ったままUQモバイルに乗り換えると、UQモバイルに乗り換えたあともauから請求が続きます。その場合、auに対して端末の支払いをしつつ、UQモバイルに契約しているプランの料金を支払うことになり、管理がやや複雑になるでしょう。
支払管理が複雑になると支払い忘れが起きやすいため、auからUQモバイルへの乗り換えは、auで端末代の支払いが終わったタイミングがおすすめです。
auで使っていた端末代が残っているとどうなる?
auで使っていた端末代の支払いが残っている状況でUQモバイルに乗り換えたとしても、これまでどおり分割で支払い続けられます。auを解約するからという理由で、端末の残債を一括払いする必要はありません。
また、「スマホトクするプログラム」や「かえトクプログラム」といった端末購入プログラムについてもUQモバイルへ乗り換えても引き継がれるので、機種変更を行ってから乗り換えても問題ありません。
UQモバイルの支払いはクレジットカードのみ?
UQモバイルの支払いは、クレジットカードのほか口座振替も選択できます。ただしオンラインで申し込む場合は、申し込みのタイミングではクレジットカードしか選べません。オンラインで支払い方法を口座振替にするには、以下の手順を踏みましょう。
- UQモバイルオンラインショップで料金プランや契約内容を選ぶ
- クレジットカードを登録する
- 端末やSIMカードが届いたら、初期設定などを行う
- my UQ mobileにログインする
- 支払い方法を口座振替に変更する
最初から口座振替でUQモバイルに乗り換えたい場合は、UQスポットをはじめとする店舗で乗り換え手続きを済ませましょう。
UQモバイルへの乗り換えがおすすめなauユーザーの特徴は?
auからUQモバイルへの乗り換えがおすすめな人の特徴として挙げられるのは、以下が当てはまる方です。
UQモバイルへの乗り換えを迷っている場合は、自分がこれらの特徴に当てはまっているかをチェックするとよいでしょう。
▼ UQモバイルへの乗り換えがおすすめなauユーザー
- 毎月の携帯料金を安くしたい人
- 格安SIMに乗り換えても通信品質は落としたくない人
- 1ヶ月のデータ使用量が38GB以内に収まる人
- auと同水準のサポートやサービスを期待する人
- 端末代金を払い終えた人
UQモバイルの「ミニミニ/トクトク/コミコミプラン+」の利用可能なデータ容量は、最大でも33GBに限られます。そのため、33GBを超えるデータ容量が必要な場合は、UQモバイルでは物足りなく感じるでしょう。
ただし、「増量オプションⅡ」に加入することで、利用できるデータ容量を最大38GBまで増やすことが可能です。
UQモバイルは、増量オプションⅡでデータ容量を増やしてもauより月額料金が安いので、1ヶ月のデータ使用量が38GB以内に収まる場合はauからの乗り換えをおすすめします。
オンラインで乗り換えるメリットとデメリットは?
まずは、オンラインで乗り換える際のメリットとデメリットをみていきましょう。
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オンラインで乗り換えを行うと、24時間自分の好きなタイミングで手続きを行えます。
UQモバイルの契約プランは基本的にシンプルな設計であり、不明点が生じた場合は、一度手続きをストップさせて、インターネットで情報を確認することもできます。
ただし、UQモバイルは口座振替に対応しているものの、オンラインショップ経由の申し込みでは、支払い方法として口座振替を選択できない点にも注意が必要です。
店舗で乗り換えるメリットとデメリットは?
UQモバイルを店舗で申し込む際のメリットとデメリットも確認してみましょう。
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店舗に来店しようとしても、特に週末は店内が混んでしまい、待ち時間が長くなってしまうこともあります。
待ち時間が生じるのを避けたい場合は、事前に来店予約をしておくとよいでしょう。来店予約は比較的簡単にできるため、待ち時間が生じることに抵抗を感じる場合は、念のため事前予約をしておくことをおすすめします。
まとめ
auからUQモバイルへの乗り換えにあたって、多くの方が気になるポイントについて解説してきました。
auからUQモバイルに乗り換えることで、一定の回線品質を保持したまま、月額料金を大きく抑えることができます。
また、auからUQモバイルへの乗り換えは、MNP予約番号が不要だったり、端末のSIMロック解除が不要だったりと、ほかの格安SIMへ乗り換えるより手間がかからない点も嬉しいポイントです。
auからUQモバイルへの乗り換え手順 |
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auからUQモバイルへの乗り換えは、自宅でゆっくりと行えるオンラインショップからの申し込みがおすすめですが、初めて格安SIMへ申し込む方や手続きは対面で行いたいという方は、店舗でも乗り換え可能です。
auを使い続けるよりもかなりお得に利用できるUQモバイルへこの機会に乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか?