WiFiの引っ越し手続きガイド！そのままにしておいてもいい？継続はどうする？迷っている方は必見

引越し先でWiFiを使う方法は4つ

引越し先でWiFiを使う方法4つ
引越しのタイミングでWiFiを新規契約する 引越しのタイミングでWiFiを乗り換える 契約中のWiFiをそのまま継続する 引越し先の無料WiFiを使う

現在、契約中のWiFiがある方におすすめなのは「乗り換え」です。もし引越し先で従来と同じWiFiを継続利用できたとしても、一度は他社への乗り換えも検討してみてください。

その理由は、多くのWiFiが乗り換えユーザーを対象としたお得なキャンペーン・割引を実施しているためです。

また、新しいプランの方が月額料金も安い傾向があるため、毎月の通信費を今より抑えられるかもしれません。

手続き①引越しのタイミングでWiFiを新規契約する

現在、インターネット回線を何も契約していない方は、引越しのタイミングでWiFiを新規契約しましょう。

引越し先でWiFiを新規契約するメリット

WiFiの新規契約は手間がかかるものの、高額キャッシュバックや割引などの強力なキャンペーンを利用できるケースが多いです。

時期によっては、期間限定で「新生活キャンペーン」や「学割キャンペーン」を実施していることも。

引越し先でWiFiを新規契約する注意点

WiFiの新規契約には時間がかかります。

特に光回線は回線工事をする必要があるため、実際にWiFiを使えるようになるまで2～3ヶ月かかる可能性も。また、工事不要で使えるポケット型WiFiやホームルーターも、端末が手元に届くまで数日を要します。

引越し当日から新居でWiFiを使いたい場合は、スケジュールに余裕をもって手続きしましょう。

手続き②引越しのタイミングでWiFiを乗り換える

契約中のインターネット回線が引越し先では使えない場合や、他社のお得な回線が気になっている方は、引越しを機に思い切ってWiFiを乗り換えましょう。

引越しのタイミングでWiFiを乗り換えるメリット

多くのWiFiが、乗り換えユーザーを対象とした魅力的なキャンペーンを実施しています。

高額キャッシュバックがもらえたり月額料金の割引が受けられたりするため、すでに契約中のWiFiを移転先で使うよりお得になる可能性も。

WiFiを乗り換える注意点

WiFiの乗り換え手続きは以下の流れで進めましょう。この順序を誤ると、WiFiを使えない空白期間が生じてしまうため気を付けてください。

また、乗り換え元のWiFiで未払いのものがないか確認することも大切です。例えば、分割払いしていた光回線の工事費や、WiFiルーターなどの端末代の残債を抱えてはいないでしょうか。

これらの支払いが残っている状態で解約手続きをした場合、未払い分を一括請求されてしまいます。注意しましょう。

乗り換えの基本的な流れ
乗り換え先の申し込み手続きをする。 手続き完了のお知らせが届く。 乗り換え先のWiFiが使えるようになったことを確認する。 乗り換え元のWiFiを解約する。

手続き③契約中のWiFiをそのまま継続する

契約中のWiFiを気に入っている場合は、引越し先でもそのまま継続利用しましょう。

引越し先でWiFiを継続するメリット

同じWiFiを継続利用するメリットは、手間がかからないことです。引越し作業は何かと慌ただしいものですから、作業が少しでも減らせるのは助かりますよね。

ただし、キャッシュバックなどのお得なキャンペーンは利用できないケースがほとんどです。

引越し先でWiFiを継続する注意点

インターネット回線は、対応しているエリア・物件が決まっています。そのため、必ずしも引越し先で同じ回線が使えるとは限りません。引越し先でも継続利用が可能かどうか、早めにチェックしておきましょう。

また、継続利用するWiFiが光回線である場合、引越し先でも回線工事が必要です。引越し先の物件で工事が可能かどうか、事前に確認してくださいね。

なお、工事費はキャンペーンなどで無料になるケースが多いです。

手続き④引越し先の無料WiFiを使う

アパートやマンションなどの集合住宅の中には、入居者専用の無料WiFiを用意している物件もあります。

引越し先の無料WiFiを使うメリット

無料WiFi付きの物件に入居すれば、自分で契約先を探して手続きする手間を省けます。また、インターネット代もかかりません。

そのため、引越し作業の負担を少しでも軽くしたい方や、通信費を節約したい方に適しています。

引越し先の無料WiFiを使う注意点

無料WiFiの契約者は物件の管理者です。そのため、入居者が自分の意志で契約先やプランを選ぶことはできません。

また、1つの回線を大勢の入居者で共有することになるため、タイミングによっては通信速度が著しく遅くなる恐れもあります。

入居者用の無料WiFiはとても便利です。しかし、WiFiの利用頻度が高い方は、光回線やポケット型WiFi、ホームルーターなどを別途契約することをおすすめします。

引越しのタイミングでWiFiを新規契約する手続き方法

引越し時にWiFiを新規契約する場合、契約するサービスによって手続き方法が異なります。光回線やホームルーター、ポケット型WiFiの新規契約方法について見ていきましょう。

引越し先で光回線を開通させたいときの手続き方法

まずは光回線を契約しましょう。おすすめの光回線は後ほどご紹介します。

そして引越し先・引越し日が決まり次第、回線工事の手配を進めてください。工事日程は1～3ヶ月後になることが多いです。引越し直後からWiFiを使いたい場合は、スケジュールに余裕を持って申し込みましょう。

なお、回線工事は基本的に家主の立ち会いが必須です。作業は1時間ほどで終わりますが、工事実施日は必ず在宅している必要があります。

また、引越し先が集合住宅である場合は、大家さんや管理会社に工事の許可を取らなければいけません。勝手に工事を進めるとトラブルに発展しかねないため注意してください。

工事後は工事担当者の案内に従って初期設定などを行えば、WiFiが使えるようになります。

引越し先でホームルーターを新規契約する手続き方法

ホームルーターの新規契約は、基本的にオンライン上で行います。しかし、難しい手続きは一切ありません。利用したいホームルーターの公式サイトにアクセスし、画面の指示に従って必要事項を入力していくだけです。

おすすめのホームルーターは後ほどご紹介します。

なお、ホームルーターによっては、登録した住所以外の場所での使用が禁止されているものもあるため注意が必要です。

ドコモ homo 5G	登録した住所以外では使用不可。登録住所以外での利用を複数回繰り返した場合、解約される可能性がある。
モバレコエアー	登録住所以外では使用不可。登録住所と実際に使っている住所が異なる場合、契約者への通知後、利用停止になる。
WiMAX	契約時の住所以外の場所でも使用可。

いずれも引越し前に契約することはできますが、ドコモ home 5Gやモバレコエアーを利用する場合は、引越し後に登録住所の変更手続きを必ず行いましょう。

一方、WiMAXのホームルーターは、登録住所を変更しなくても引越し後の住所で問題なく利用できます。

ただし、住所変更の手続きは早めに行ってください。WiMAXからのお知らせが昔の住所宛てに送られてしまうためです。

引越し先でポケット型WiFiを新規契約する手続き方法

電波さえあれば、場所を問わず通信できるポケット型WiFi。

光回線やホームルーターとは異なり、登録住所を気にする必要がありません。引越し当日からWiFiを使いたい場合は、ポケット型WiFiがおすすめです。

ポケット型WiFiの新規契約も基本的にオンライン上で行います。契約したいポケット型WiFiの公式サイトにアクセスし、画面の指示に従って必要事項を入力していくだけです。

引越しのタイミングでWiFiを乗り換える手続き方法

次に、引越しと同時にWiFiを乗り換える場合の手続き方法を見ていきましょう。なお、WiFiを乗り換える際の基本的な流れは以下の通りです。

乗り換えの基本的な流れ
乗り換え先の申し込み手続きをする。 手続き完了のお知らせが届く。 乗り換え先のWiFiが使えるようになったことを確認する。 乗り換え元のWiFiを解約する。

引越し先で光回線を乗り換える手続き方法

光回線には大きく分けて3つのタイプがあり、タイプごとに乗り換え方法が異なります。

なお、いずれにしても引越し先での回線工事は必須です。スケジュールに余裕を持って手続きを進めましょう。

光回線のタイプ	内容
フレッツ光	NTTによる光回線サービス。契約先はNTT株式会社。
光コラボ	NTT以外の会社が、フレッツ光と別のサービスを組み合わせて提供している通信サービス。契約先はNTTではなく、光コラボレーション事業者。ドコモ光など。
独自回線の光回線	自社が保有する回線網などを使用。NURO光など。

フレッツ光と光コラボは事業者が異なるため、月額料金などに差があります。しかし、利用する通信回線は同じものなので、対応エリアや通信速度には違いがありません。

一方、「独自回線の光回線」は、フレッツ光や光コラボとは違う独自の回線を利用していることもあり、通信速度が速い傾向にあります。

ただし、フレッツ光や光コラボのように全国展開はしていません。利用可能地域が非常に限られています。

【移転転用】フレッツ光から光コラボへ乗り換える方法

フレッツ光から光コラボへ乗り換えることを「転用」といいます。以下は、フレッツ光で移転手続きを行ってから光コラボへ転用する「移転転用」の手順です。

移転工事は立ち会いが必要です。引越し後、必ず工事に立ち会える日程を指定しましょう。

転用の基本的な流れ
NTTフレッツに問い合わせ、「転用承諾番号」を取得 転用承諾番号の取得後15日以内に光コラボに申し込み、移転工事日を決める 現住所での利用終了日が決まり次第、プロバイダを解約する 引越し後、移転工事を行う フレッツ光の接続設定を行う

【事業者変更】光コラボから他社の光コラボへ乗り換える方法

光コラボを契約中の人が他社の光コラボへ乗り換えることを「事業者変更」といいます。引越し時に光回線の事業者変更を行う手順は以下の通りです。

事業者変更の手続き完了後、これまで契約していた光コラボは自動的に解約されます。

事業者変更の基本的な流れ
契約中のプロバイダに問い合わせ、「事業者変更承諾番号」を取得 事業者変更承諾番号の取得後15日以内に他社の光コラボに申し込み、工事日を決める 新しい光コラボへの切り替え手続きが自動で行われる 引越し後、回線工事を行う 新しい光コラボの接続設定を行う

フレッツ光・光コラボ ⇔ 独自回線の光回線の乗り換え方法

独自回線の光回線からフレッツ光・光コラボへ乗り換える手順は以下の通りです。

契約中のフレッツ光・光コラボは、独自回線の光回線の開通日が決定してから解約することをおすすめします。

なお、独自回線の光回線からフレッツ光・光コラボへ乗り換える場合は、上記と真逆の手続きが必要です。

解約新規の基本的な流れ
独自回線の光回線を新規契約し、工事日を決める フレッツ光・光コラボを解約 引越し先で回線工事を行う 新しい光回線の接続設定を行う

ポケット型WiFi・ホームルーター ⇔ 光回線の乗り換え方法

まずは引越し先で光回線を新規契約し、インターネットにつながることを確認しましょう。その後、契約中のポケット型WiFiやホームルーターを解約してください。

光回線からポケット型WiFi・ホームルーターへ乗り換える場合も同様です。まずはポケット型WiFiやホームルーターを新規契約し、インターネットにつながることを確認してから光回線を解約しましょう。

引越し先でホームルーターを乗り換える手続き方法

引越しを機に、契約中のホームルーターから他社のホームルーターへ乗り換える手順は以下の通りです。

乗り換えの基本的な流れ
乗り換え先のホームルーターを新規契約 新規契約したホームルーターでWiFiが使えるようになったことを確認する 乗り換え元のホームルーターを解約

乗り換え先のホームルーターで違約金負担キャンペーンなどを実施している場合は、③の後に手続きをすることになります。

なお、上でも触れましたが、ホームルーターによっては、登録住所以外の場所での使用が禁止されているものもあるため注意が必要です。

例えば、ドコモ home 5Gとモバレコエアーは登録住所以外での使用が禁じられています。
登録住所は変更が可能ですが、変更できる回数に上限が設けられていることもあるため気を付けてください。

一方、WiMAXのホームルーターは契約時の住所以外の場所でも使用可能です。

引越し先でポケット型WiFiを乗り換える手続き方法

契約中のポケット型WiFiから他社のポケット型WiFiへ乗り換える手順は以下の通りです。

ホームルーターの乗り換え方法とほぼ同じです。乗り換え先のポケット型WiFiで違約金負担キャンペーンなどを実施している場合は、③の後に手続きをしてください。

乗り換えの基本的な流れ
乗り換え先のポケット型WiFiを新規契約 新規契約したポケット型WiFiでWiFiが使えるようになったことを確認する 乗り換え元のポケット型WiFiを解約

引越し先で使えるWiFiの種類

引越し先では主に以下4つのWiFiが使えます。それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分の環境に合っているものを選びましょう。

WiFiの種類
光回線 ホームルーター ポケット型WiFi 引越し先の無料WiFi

通信速度が速く安定している「光回線」

光回線では、光ファイバーケーブルを使ってデータの送受信を行います。物理的なケーブルを使用するため、電波を使って通信するポケット型WiFiやホームルーターよりも通信品質は優秀です。

ただし、利用するためには自宅の回線工事をしなければいけません。引っ越し先の集合住宅に光回線設備が導入されていない場合は、管理人や管理会社に工事の許可を取る必要があります。

工事不要の置き型WiFi「ホームルーター」

引越しが多い方、一人暮らしでWiFiが欲しい方、自宅用の工事不要WiFiが欲しい方には、ホームルーターがおすすめです。

ホームルーターは、コンセントにつなぐだけでWiFiが使えるようになります。そのため、光回線のような回線工事は必要ありません。

また、持ち歩くことはできないものの、通信の安定性はポケット型WiFiよりも優れています。

自宅外へ持ち運べるコンパクトルーター「ポケット型WiFi」

自宅外でもWiFiを使いたい方には、小型で持ち運びが可能なポケット型WiFiをおすすめします。アウトドアが好きな方や、カフェなどで勉強や仕事をよくする方におすすめです。

ただし、光回線やホームルーターに比べると通信の安定性に劣ります。通信品質を重視したい場合は、光回線やホームルーターを選択した方が良いでしょう。

引越し先の無料WiFi

引越し先に入居者専用の無料WiFiが用意されている場合は、それを利用するのもひとつの手です。面倒な手続きを省けますし、通信費も節約できます。

ただし、複数の入居者で1つの回線を共有することになるため、時間帯によっては通信速度が著しく遅くなってしまうかもしれません。

在宅仕事でオンライン会議によく出席する方や、オンラインゲームを本格的にプレイしたい方などは、自分で光回線やホームルーターを契約した方が良いでしょう。

引っ越し先のWiFiにおすすめの光回線3選

引越し先のWiFiとしておすすめの光回線は以下の3つです。

いずれもスマホのセット割が利用できます。特にこだわりがなければ、スマホの契約先に合わせて選ぶことで通信費を節約できますよ。

おすすめ光回線
ドコモ光 auひかり NURO光

ドコモ光

ドコモ光は、ケータイキャリアのドコモが提供している光コラボ系のサービスです。

ドコモ光のメリット

ドコモのスマホユーザーがドコモ光を契約すると、「ドコモ光セット割」が適用され、毎月のスマホ代が最大1,100円割引されます。

また、ドコモのスマホを契約している家族と「ファミリー割引」グループを組むことで、グループメンバー全員がドコモ光セット割の対象に。グループ代表者の3親等以内であれば、離れて暮らしている家族もグループに登録できます。

ドコモ光のデメリット

ahamoユーザーとirumo（0.5GB）ユーザーは、ドコモ光セット割を受けることができません。

しかし、毎月の支払いでdポイントを貯めることは可能です。そのため、これらのプランを契約している場合でも、ドコモ経済圏の方にとってはお得な光回線と言えます。

ドコモ光が向いている人

ドコモ光はドコモユーザーに一押しの光回線です。スマホのセット割が利用できますし、毎月の支払いでdポイントもどんどん貯まっていきます。

また、全国展開しているドコモショップで対人サポートを受けられる点も、メリットのひとつと言えるでしょう。

auひかり

ケータイキャリアのauが提供している光回線サービスです。ドコモ光に似ていますが、光コラボ系のサービスではありません。

auひかりは自社で保有している通信回線と、NTTの「ダークファイバー」を利用しています。ダークファイバーは、フレッツ光や光コラボが普段使っていない予備回線にあたる回線です。利用者数が少ないため混雑しにくく、通信速度も速い傾向にあります。

光回線	通信速度の実測値（下り/上り）
フレッツ光	274.91Mbps/233.2Mbps
ドコモ光	278.53Mbps/263.15Mbps
auひかり	528.41Mbps/495.64Mbps
NURO光	579.63Mbps/ 550.25Mbps

みんなのネット回線速度に投稿された直近3ヶ月の実測値平均を記載

auひかりのメリット

auもしくはUQモバイルのスマホユーザーは、スマホのセット割が適用されます。これにより、スマホの月額料金が毎月最大1,100円割引されるため非常にお得です。

これらの割引は、同居している家族はもちろん、遠方に住んでいる50歳以上の家族にも適用されます。

auひかりのデメリット

auひかりのマンションタイプはほぼ全国で利用できますが、戸建てタイプは一部エリアに対応していません。非対応エリアは、山梨県を除く東海甲信地方、関西地方、沖縄県です。

引越し先が戸建ての方は注意してください。

auひかりが向いている人

auひかりは、スマホのセット割が使えるauユーザーやUQモバイルユーザーにぴったりの光回線です。

また、通信速度が速いことから、速度を重視したい方にもおすすめできます。

NURO光

NURO光はソニーネットワークコミュケーションズが運営している光回線です。光コラボ系のサービスではありません。

NURO光のメリット

NURO光の最大の強みは通信速度の速さです。

光回線	通信速度の実測値（下り/上り）
フレッツ光	274.91Mbps/233.2Mbps
ドコモ光	278.53Mbps/263.15Mbps
auひかり	528.41Mbps/495.64Mbps
NURO光	579.63Mbps/ 550.25Mbps

みんなのネット回線速度に投稿された直近3ヶ月の実測値平均を記載

NURO光はNTTの予備回線であるダークファイバーと、「G-PON（ジーポン）」という通信規格を採用しています。

仕様上、NTTやKDDI の光回線が採用している通信規格「GE-PON（ジーイーポン）」の通信速度は下り最大1Gbpsです。これに対し、G-PONでは下り最大2Gbpsの速度を実現できます。

そのため、通信速度を重視したい方には、NURO光は特におすすめの光回線です。

また、NURO光ではスマホのセット割も利用できます。

NURO 光とNUROモバイルを同時に申し込むと、NUROモバイルの月額基本料金が12ヶ月間792円割引に。

そして、ソフトバンクユーザーがNURO 光を契約すると、ソフトバンクの「おうち割 光セット」が適用され、毎月のスマホ代が最大1,100円安くなります。

NURO光のデメリット

NURO光は対応エリアがかなり限られています。都道府県の全地域でNURO光を使えるわけではないので、契約前に自宅が対応エリア内かどうか、必ず確認してください。

NURO光が向いている人

NURO光は、通信速度を重視したい方に最もおすすめの光回線です。その圧倒的な速さは、フレッツ光や光コラボ系のサービスとは比べものになりません。

また、ソフトバンクユーザーやNUROモバイルに乗り換える予定の方にもおすすめの光回線です。スマホのセット割が適用されれば、毎月の通信費を抑えることができます。

引っ越し先でも使える！おすすめホームルーター4選

引越し先でおすすめのホームルーターは以下の4つです。それぞれ使用している電波が違うため、対応エリアも異なります。

おすすめホームルーター
Broad WiMAX ドコモhome 5G モバレコエアー エックスWiMAX

どのホームルーターも基本的に全国で利用可能です。しかし、建物の立地によっては通信できない可能性もあるため、契約前に必ず対応エリアを確認してくださいね。

なお、いずれも月間データ容量は無制限です。

Broad WiMAX

Broad WiMAXは口座振替に対応しているWiMAXプロバイダです。

月額料金が業界最安級(※)の「ギガ放題コスパDXプラン」（2年契約）と、契契約期間の縛りなしWiFiとして、「ギガ放題縛りなしDXプラン」の2つのプランを提供しています。

Broad WiMAXのメリット

Broad WiMAXでは、auのauスマートバリューやUQモバイルの自宅セット割が利用できます。どちらも毎月のスマホ代が最大1,100円割引されるため、auユーザーやUQモバイルユーザーの方は非常にお得ですよ。

また、Broad WiMAXは違約金負担キャンペーンも実施しています。

現在契約中のインターネット回線からBroad WiMAXへ乗り換えるときに発生する違約金を、Broad WiMAXがキャッシュバックで還元してくれるキャンペーンです。

キャッシュバック額は最大19,000円。WiMAXへお得に乗り換えたい方はぜひ活用しましょう。

Broad WiMAXのデメリット

Broad WiMAXは、申し込み方法によっては20,743円の初期費用がかかってしまいます。

初期費用を0円にするためには、指定のオプションに加入し、口座振替ではなくクレジットカード払いを選択する必要があるため注意しましょう。

指定のオプションは有料ですが、Broad WiMAX契約後にいつでも解約可能です。

Broad WiMAXが向いている人

Broad WiMAXは、現在WiMAX以外のWiFiを使っている人で、WiMAXへの乗り換えを検討している方におすすめです。違約金負担キャンペーンを実施しているため、乗り換え時の経済的な負担を最小限に抑えることができます。

また、口座振替が利用できるため、クレジットカードを持っていない方にもおすすめです。

ドコモhome 5G

ドコモ home 5Gは、ケータイキャリアのドコモが販売しているホームルーターです。

端末代が71,280円と高額ですが、36回の分割払いにすることで毎月割引が適用され、実質0円で購入できます。

ドコモhome 5Gのメリット

ドコモのスマホユーザーがドコモ home 5Gを契約すると、「home 5G セット割」の対象になります。これにより、スマホの月額料金が永年最大1,100円割引に。

この割引はファミリー割引グループを組んでいるメンバー全員に適用されます。

ドコモhome 5Gのデメリット

ドコモ home 5Gは登録住所以外では使うことができません。公式サイトには以下の注意書きが掲載されています。

引用：ドコモ公式サイト

登録住所以外の場所で利用したい場合は、事前に住所変更の手続きが必要です。

ドコモhome 5Gが向いている人

ドコモ home 5Gは、ドコモユーザーにおすすめのホームルーターです。home 5G セット割が適用されれば、毎月のスマホ代を節約することができます。

また、満29歳以下の方にもおすすめです。「home 5G U29 デビュー割」が適用され、最大12ヶ月間、月間データ量が30GB以下の場合、月額料金が1,760円割引されます。

モバレコエアー

モバレコエアーは、ケータイキャリアのソフトバンクが販売しているホームルーターを、株式会社グッドラックが提供しているアライアンスモデルのホームルーターです。

モバレコエアーのメリット

ソフトバンクユーザーもしくはワイモバイルユーザーがモバレコエアーを契約すると、セット割が適用され、毎月のスマホ代が割引されます。

スマホ	割引サービス	毎月の割引額
ソフトバンク	おうち割 光セット	1,100円
ワイモバイル	おうち割 光セット（A）	1,188円

モバレコエアーのデメリット

モバレコエアーは登録住所以外では使えません。公式サイトには以下の注意書きが掲載されています。

登録住所以外の場所で利用する際は、事前に住所変更の手続きを行いましょう。

引用：ソフトバンク公式サイト

モバレコエアーが向いている人

モバレコエアーは、ソフトバンクユーザーやワイモバイルユーザーにおすすめのホームルーターです。

セット割の対象になれば、毎月のスマホ代が大幅に割引されます。

エックスWiMAX

エックスWiMAXはX-mobileが運営しているWiMAX プロバイダです。

オンラインでの申し込みがおすすめですが、全国にあるX-mobileの実店舗でも契約できます。オンライン手続きに不安がある方におすすめです。

エックスWiMAXのメリット

WiMAXの最新ホームルーター、Speed Wi-Fi HOME 5G L13を実質0円で購入できます。

本来、Speed Wi-Fi HOME 5G L13の端末代金は27,720円と高額です。しかし、エックスWiMAXでは端末代を36回の分割払いにすることで、毎月割引が適用されて実質0円になります。

なお、端末代金は一括払いすることも可能です。

エックスWiMAXのデメリット

エックスWiMAXは、キャッシュバックなどのお得なキャンペーンを実施していません。

とはいえ、もともとの月額料金が安いですし、36ヶ月間使い続ければ端末代も実質0円になります。目を引くようなキャンペーンはないものの、十分お得に契約できるWiMAXプロバイダと言えるでしょう。

エックスWiMAXが向いている人

WiMAXの最新ホームルーターを実質0円で購入したい方におすすめです。

また、X-mobileの実店舗では対面サポートが受けられるため、自宅の近くに実店舗がある方にも向いています。

引っ越しが多い人におすすめ！ポケット型WiFi 4選

引越し先でおすすめのポケット型WiFiは以下の4つです。それぞれ使用している電波が違うため、対応エリアも異なります。

おすすめポケット型WiFi
Broad WiMAX 限界突破WiFi Mugen WiFi 5G CONNECT

いずれも全国で利用可能です。ただし、地域によっては通信できない可能性もあります。契約前に必ず対応エリアを確認してください。

Broad WiMAX

Broad WiMAXのポケット型WiFiはデータ容量無制限です。しかも、2年契約のギガ放題コスパDXプランの月額料金は業界最安級

コスパの良いポケット型WiFiを探している方におすすめです。

Broad WiMAXのメリット

Broad WiMAXでは違約金負担キャンペーンを実施しています。

現在契約中のインターネット回線からBroad WiMAXへ乗り換える際に請求される違約金を、Broad WiMAXがキャッシュバックでサポートしてくれるキャンペーンです。

最大19,000円（非課税）のキャッシュバックがもらえるため、WiMAXへの乗り換えを検討している方はぜひ活用してくださいね。

Broad WiMAXのデメリット

Broad WiMAXは、申し込み時の設定によっては20,743円の初期費用がかかってしまうことがあります。

初期費用を0円にするためには、指定の有料オプションに加入し、口座振替ではなくクレジットカード払いを選ばなければいけません。

なお、オプションはBroad WiMAX契約後に自由に解約することができます。

Broad WiMAXが向いている人

Broad WiMAXは、引越しを機にWiMAXへ乗り換えたい方に向いています。違約金負担キャンペーンを利用すれば、違約金を気にすることなくWiMAXへの乗り換えが可能です。

また、Broad WiMAXは口座振替に対応しているため、クレジットカードを持っていない方にも適しています。

限界突破WiFi

限界突破WiFiの月額料金は、ずっと3,850円のままです。数ヶ月後に値上がりすることもありません。

対応エリアはドコモ・au・ソフトバンクの4G LTE。1日あたり5GBまで高速通信が可能で、それ以降は10GBまで最大通信速度が下り4.0Mbps、上り1.0Mbpsに制限されます。10GB超過後の通信速度は最大128kbpsです。

限界突破WiFiのメリット

限界突破WiFiは1日あたり10GBまで利用可能です。また、データ利用料に応じて通信速度は制限されるものの、月間データ容量の制限はありません。

1日あたり10GB使えれば十分な方には打ってつけのWiFiです。

限界突破WiFiのデメリット

メリットとしても取り上げたことですが、限界突破WiFiは1日あたり最大10GBしか使えません。また、5GBを超過した時点で通信速度が制限されてしまいます。

動作が重たいオンラインゲームやオンライン会議を頻繁にする人には不向きなWiFiと言えるでしょう。

限界突破WiFiが向いている人

限界突破WiFiは1日10GB使えれば問題ない人に向いています。

10GB あれば、YouTubeの標準画質の動画は約47時間再生できますし、Zoomで20時間以上のビデオ通話が可能です。ほとんどの人にとっては十分な容量なのではないでしょうか。

また、限界突破WiFiは口座振替に対応しています。そのため、クレジットカードを持っていない方や、クレジットカード払いを利用したくない方にもおすすめです。

Mugen WiFi

Mugen WiFiは2年契約のポケット型WiFiです。月額660円のオプション「2年間縛りなしプラン」を契約すると、2年未満で解約しても解約金がかかりません。

対応エリアはドコモとau、ソフトバンクの4G LTEで、月間データ容量は100GBです。

Mugen WiFiのメリット

Mugen WiFiでは、最大10,000円のキャッシュバックがもらえるキャンペーンを実施しています。お金は14ヶ月目と23ヶ月目に5,000円ずつ2回に分けて振り込まれるため、満額受け取りたい方は短期間で解約しないようにしましょう。

また、Mugen WiFiは初回契約のユーザー限定で、30日間のお試し利用が可能です。「ポケット型WiFiに興味はあるけど、ちゃんと使えるのか不安」という方にぴったりですね。

Mugen WiFiのデメリット

メリットでもあげた通り、Mugen WiFiは30日間のお試し利用が可能です。しかし、30日間の利用データ量が20GBを超過してしまうと、解約時に解約金9,900円がかかってしまいます。

また、お試しで使っていた機器に欠品・欠損があった場合は、22,000円の追加費用が発生するため、取り扱いには十分な注意が必要です。

Mugen WiFiは月間100GBあれば足りる人に向いています。

また、月額550円の口座振替オプションを契約すれば、口座振替の利用も可能です。クレジットカードを持っていない人でもポケット型WiFiを契約することができます。

5G CONNECT

5G CONNECTは、WiMAXのポケット型WiFiをレンタルで使いたい方におすすめのサービスです。対応エリアはWiMAX +5Gと同じくWiMAX 2+とau 4G/5G。データ容量は無制限です。

`5G CONNECTのメリット

5G CONNECTでは利用する端末をレンタルできるため、端末代がかかりません。解約時に機器一式を返却する必要はありますが、通常2万円ほどかかる端末代金が0円で済むのはお得ですよね。

また、5G CONNECTではプラスエリアモードを月額0円で利用できます。他社では通常1,100円かかるため、プラスエリアモードをよく使う予定の方にはぴったりのサービスと言えるでしょう。

5G CONNECTのデメリット

5G CONNECTでは、WiMAXの最新機種は取り扱ってません。

2023年8月現在、5G CONNECTで利用できるポケット型は2021年4月8日に発売されたGalaxy 5G Mobile Wi-Fiのみです。しかし、WiMAX対応のポケット型WiFiは、同年10月15日にSpeed Wi-Fi 5G X11が、2023年6月1日にはSpeed Wi-Fi 5G X12が発売されています。

最新機種を使いたい方は、本記事でご紹介しているBroad WiMAXを契約した方が良いでしょう。

5G CONNECTが向いている人

5G CONNECTは、WiMAXのポケット型WiFiを端末代0円で使いたい方や、プラスエリアモードをよく利用する可能性がある方におすすめです。

Speed Wi-Fi 5G X12は取り扱っていませんが、最新機種であることにこだわりがない方であれば、特に問題はないでしょう。

ホームルーターとポケット型WiFiを併用するなら「革命セット」がおすすめ

ホームルーターとモバイルルーター（ポケット型WiFi）を併用するなら、革命セットがおすすめです。

革命セットとは、家ではソフトバンク回線を利用できるホームルーター［ソフトバンクエアー］、外出先では月間100GBまで通信できるモバイルルーター（ポケット型WiFi）［ONE MOBILE］を使い分けるセットです。

端末料金		Airターミナル5：月々1,980円×36回 ONE MOBILE：レンタル（無料）
月額料金	購入	～1ヶ月：880円 2～36ヶ月：3,630円 37ヶ月以降：7,568円
キャンペーン		30,000円キャッシュバック

参考：モバレコAir公式サイト

ホームルーターとポケット型WiFiを個別で契約した場合と比べると最大月額料金が7,458円安く利用ができます。スマホセット割は、ソフトバンクとワイモバイルで適用可能です。

契約中のWiFiをそのまま継続する手順

最後に、引越し先でも以前と同じWiFiを継続利用する場合の手続き方法を解説します。

契約中の光回線を継続する手順

光回線を現在の住所から引越し先へ移すことを「移転」といいます。光回線の移転手続きの流れは以下の通りです。

移転の基本的な流れ
契約中のプロバイダに問い合わせ、移転の申請をする 引越し後、移転工事を行う 光回線の接続設定を行う

①の申請は電話のほかオンラインでも行えます。

なお、移転の手続きには以下の情報が必要です。すぐに回答できるよう手元にメモを用意しておきましょう。

移転に必要なもの
引越し先の住所 引越し先の住居の種類（マンション、戸建て） 転出日（引越し予定日） 契約者の氏名、連絡先電話番号 連絡可能な曜日、時間帯

契約中のホームルーターを継続する手順

ホームルーターは契約時に利用場所の住所を登録します。引越しなどでホームルーターの利用場所が変わる場合は、住所変更の手続きをしましょう。

上でも触れましたが、ホームルーターによっては、登録住所以外では使えないものもあるため気を付けてください。

ドコモ homo 5G	登録した住所以外では使用不可。登録住所以外での利用を複数回繰り返した場合、解約される可能性がある。
モバレコエアー	登録住所以外では使用不可。登録住所と実際に使っている住所が異なる場合、契約者への通知後、利用停止になる。
WiMAX	契約時の住所以外の場所でも使用可。

WiMAXのホームルーターは住所変更の手続きをしなくても新居で問題なく使えます。しかし、WiMAXからのお知らせが昔の住所宛てに送られてしまうため、登録住所は忘れずに変更しておきましょう。

契約中のポケット型WiFiを継続する手順

ポケット型WiFiを利用している場合、引越し時に行うべきことは何もありません。ポケット型WiFiは、電波さえあれば場所を問わず通信できるためです。

念のため、引越し先の住所が対応エリア内かどうかは確認しておきましょう。

引越し前にWiFiを手配しておこう

引越し先でWiFiを使うためには、所定の手続きが必要です。

手続きの流れは、現在使っている契約を継続するのか、他社のサービスを新規契約するのかによって大きく異なります。事前に手順をよく確認しておきましょう。

引越し後、通信速度が速いWiFiを使いたい方には、光回線がおすすめです。ただし、光回線を利用するためには、自宅の回線工事をしなければいけません。

回線工事が難しい方は、ホームルーターを契約しましょう。コンセントにつなぐだけでWiFiが使えるようになります。

また、引越しが多い方には、場所を問わず気軽にWiFiを使えるポケット型がぴったりです。

いずれにしてもWiFiの手配には数日～数ヶ月かかります。引越しの日程が決まり次第、早めに手続きを始めましょう。