ホームルーターとモバイルルーター(ポケット型WiFi)のいずれも、工事不要でインターネット通信ができるWiFiです。
自宅メインかつ通信制限にかかりたくないひとり暮らしの方や、外出先でネット回線を使いたい方に人気があります。
店舗で申し込めば当日、オンラインで契約すれば最短翌日から使えます。
そこで本記事では、ホームルーターとモバイルルーター(ポケット型WiFi)のメリットとデメリットについて、まとめて紹介します。ホームルーターとモバイルルーター(ポケット型WiFi)、どっちを申し込むかお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
- 【結論】自宅ならホームルーター・持ち運ぶならモバイルルーター(ポケット型WiFi)
- おすすめホームルーターランキング
- おすすめモバイルルーター(ポケット型WiFi)ランキング
- ホームルーターとモバイルルーター(ポケット型WiFi)の7つの違い
- ホームルーターのメリット
- ホームルーターのデメリット
- モバイルルーター(ポケット型WiFi)のメリット
- モバイルルーター(ポケット型WiFi)のデメリット
- 無線式WiFiルーターのメリット|ホームルーター・モバイルルーター(ポケット型WiFi)共通
- 無線式WiFiルーターのデメリット|ホームルーター・モバイルルーター(ポケット型WiFi)共通
- どちらにするか迷ったときに検討したい3つのポイント
- ホームルーターとモバイルルーター(ポケット型WiFi)の併用も検討しよう
- ホームルーターとモバイルルーター(ポケット型WiFi)を併用するポイント
- 無線式ルーターを併用するなら「革命セット」がおすすめ
- まとめ
【結論】自宅ならホームルーター・持ち運ぶならモバイルルーター(ポケット型WiFi)

ホームルーターもモバイルルーター(ポケット型WiFi)も、いずれも工事なしにインターネット通信を利用できる方法です。
どちらにするか迷ったときは、自宅で利用するならホームルーター、持ち運びをメインとするならモバイルルーター(ポケット型WiFi)を選びましょう。
ルータータイプ | おすすめユーザー |
---|---|
ホームルーター |
|
モバイルルーター(ポケット型WiFi) |
|
おすすめホームルーターランキング

おすすめホームルーターのスペックは以下のとおりです。最大速度は理論値ですが、最大速度が速い端末は実測値も速くなる傾向がうかがえます。
※横にスクロールできます。
ホームルーター | ロゴ | 詳細 | 費用 | 通信速度 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月額料金 | 端末代金 | スマホセット | 端末名 | 最大速度 | 実測値 | |||
ドコモ home 5G | ![]() |
詳細 | 4,950円 | 71,280円 |
|
HR02 | 4.2Gbps | 126.18Mbps |
GMOとくとくBB WiMAX | ![]() |
詳細 | ~24ヶ月:3,553円 ~35ヶ月:4,103円 36ヶ月~:4,708円 |
21,780円 |
|
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 | 2.7Gbps | 92.58Mbps |
ソフトバンクエアー | ![]() |
詳細 | ~12ヶ月目:3,278円 13ヶ月目~:5,368円 |
71,280円 |
|
Airターミナル5 | 2.1Gbps | 75.5Mbps |
参考:NTTドコモ公式サイト・NTTドコモ|home 5G HR02
参考:GMOとくとくBB WiMAX 公式サイト
参考:SoftBank Air|家庭用Wi-Fi/ホームルーター
[1位]ドコモ home 5G

キャンペーン情報
- ドコモスマホとセットで最大1,100円割引
(最大20回線まで永年適用) - 端末代金が実質無料
- Amazonギフト券18,000円プレゼント
口座振替 | 海外利用 |
---|---|
○ | × |
端末レンタル | キャッシュバック |
× | ○ |
プラン名 | ドコモ home 5G | |
---|---|---|
契約期間 | なし | |
基本料金 | 4,950円 | |
端末 |
回線タイプ | ホームルーター |
端末名 | HR 02 | |
最大速度 | 下り | 4.2Gbps |
事務手数料 | 3,300円 | |
初期費用 | なし | |
解約金 | なし | |
端末代金 | 39,600円 実質無料 |
ドコモのホームルーター「HR02」は、最大速度4.2Gbpsの高速通信が可能です。5Gに対応していない4Gエリアでも、最大速度1.7Gbpsの高速通信に対応しています。
ドコモ home 5Gを利用しているドコモスマホユーザーのうち、ギガプランを利用している方は、home 5G セット割が適用されます。
スマホの月額料金が1台あたり最大1,100円 割り引かれるため、通信料を抑えてホームルーターを利用したい方にもおすすめです。
[2位]GMOとくとくBB WiMAX

キャンペーン情報
- 他社から乗り換えで最大40,000円キャッシュバック
- 新規申込で最大25,000円キャッシュバック
- 35ヶ月間の月額料金が割引
- au・UQモバイルのスマホセット割引あり
口座振替 | 海外利用 |
---|---|
○ | × |
端末レンタル | 回線タイプ |
× | WiMAX |
料金まとめ
プラン名 | GMOとくとくBB WiMAX |
---|---|
契約期間 | 2年(自動更新なし) |
データ通信量 | 無制限 |
月額料金 | 初月:1,089円 ~12ヶ月:3,784円 ~35ヶ月:4,334円 36ヶ月~:5,104円 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
解約料金 | 0円 |
端末まとめ
端末タイプ | ホームルーター | ポケット型WiFi |
---|---|---|
端末名※ | HOME 5G L13 | 5G X12 |
最大通信速度 | 4.2Gbps | 3.9Gbps |
端末代金 | 27,720円 | 27,720円 |
※取り扱っている最新の端末を記載しています。
GMOとくとくBB WiMAXでは、WiMAX2+とau 4G、au 5Gの3つの回線に対応しているホームルーターを利用できます。端末代金が低く抑えられているため、月額料金に加算しても負担が少なめです。
auやUQモバイルのスマホを利用している場合は、セット割が適用されてスマホの月額料金が割り引かれます。
いずれもスマホ1台あたり最大1,100円 [5]割り引かれるため、月々の通信料を抑えられます。
[3位]ソフトバンクエアー

キャンペーン情報
- 月月割で端末代金無料
- 最大10万円の他社違約金補填
口座振替 | 海外利用 |
---|---|
○ | × |
端末レンタル | キャッシュバック |
○ | ○ |
プラン名 | モバレコエアー | |
---|---|---|
契約期間 | なし | |
基本料金 | 5,368円 | |
端末 | 回線タイプ | ホームルーター |
端末名 | Airターミナル5 | |
最大速度 | 下り | 2.1Gbps |
事務手数料 | 3,300円 | |
初期費用 | なし | |
解約金 | なし | |
端末代金 | 71,280円 実質無料 |
ソフトバンクエアーも5G通信に対応しています。端末代金は71,280円 [6]と高めですが、36回払いを選択すると、月々分割代金と同額の割引が適用されるため、実質無料で購入できます。
ソフトバンクとワイモバイルのスマホを利用している場合は、セット割が適用され、スマホの月額料金が割り引かれる点も特徴です。
ソフトバンクスマホの場合は1台あたり最大1,100円、ワイモバイルのスマホの場合は1台あたり最大1,188円の割引です。
おすすめモバイルルーター(ポケット型WiFi)ランキング

外出先で利用することが多い方には、モバイルルーター(ポケット型WiFi)がおすすめです。月額通信料金や端末代金を抑えて利用したい方に、おすすめの通信会社を紹介します。
※横にスクロールできます。
モバイルルーター(ポケット型WiFi) | ロゴ | 詳細 | 費用 | 通信速度 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
月額料金 | 端末代金 | スマホセット | 端末名 | 最大速度 | |||
シンプルWiFi | ![]() |
詳細 | 4,290円 | 0円 | au | Speed Wi-Fi 5G X11 | 2.7Gbps |
限界突破WiFi | ![]() |
詳細 | 3,850円 | 15,000円 | なし | MAYA SYSTEM MR1 |
150Mbps |
5G CONNECT(縛りなし) | ![]() |
詳細 | 4,620円 | 20,400円(実質0円) | なし | Galaxy 5G Mobile Wi-Fi | 2.2Gbps |
5G CONNECT(2年契約) | 4,290円 |
参考:シンプルWiFi 公式サイト
参考:限界突破WiFi公式サイト
参考:5G CONNECT公式サイト
[1位]シンプルWiFi

キャンペーン情報
- au・UQモバイルのスマホセット割引あり
口座振替 | 海外利用 |
---|---|
× | × |
端末レンタル | 回線タイプ |
○ | WiMAX |
料金まとめ
プラン名 | かんたんシンプルプラン |
---|---|
契約期間 | なし |
データ通信量 | 無制限 |
月額料金 | 4,840円 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
解約料金 | なし(端末返送費はユーザー負担) |
端末まとめ
端末タイプ | ホームルーター | ポケット型WiFi |
---|---|---|
端末名※ | HOME 5G L13 | 5G X12 |
最大通信速度 | 4.2Gbps | 3.9Gbps |
端末代金 | レンタルで無料 | レンタルで無料 |
※取り扱っている最新の端末を記載しています。
シンプルWiFiの月額通信料金は4,290円です。端末はいずれも無料レンタルで利用するため、端末代金がかからない点が特徴です。
シンプルWiFiでは契約期間の定めがありません。そのため、いつ解約しても解除手数料は発生しません。
端末を分割で支払っているときは解約時に残債も清算しますが、シンプルWiFiは端末がレンタルのため、残債もなく、解約時の負担が少ないのも特徴です。
[2位]限界突破WiFi

キャンペーン情報
- 一括払いで端末代金2,300円割引
口座振替 | 海外利用 |
---|---|
○ | ○ |
端末レンタル | 回線タイプ |
○ | クラウドWiFi |
料金まとめ
プラン名 | 限界突破WiFi |
---|---|
契約期間 | なし |
データ通信量 | 無制限 |
月額料金 | 3,850円 |
契約事務手数料 | なし |
解約料金 | なし |
端末まとめ
回線タイプ | ポケット型WiFi | |
---|---|---|
端末名 | MR1 | |
最大通信速度※ | ~5GB | 下り:150Gbps 上り:50Gbps |
~10GB | 下り:4Mbps 上り:1.0Mbps |
|
10GB~ | 128kbps | |
端末代金 | 19,800円 |
※通信制限は毎日24:00にリセットされます。
限界突破WiFiは、auとソフトバンク、ドコモのすべての回線に対応し、エリアによって適した回線を使い分けるモバイルルーター(ポケット型WiFi)です。また、海外107ヶ国に対応し、SIMを挿入しなくてもそのまま利用できます。旅行や出張などで国内外を移動することが多い方にも適しています。
なお、端末代金は15,000円ですが、月々750円の24回払い[10]で支払うことも可能です。オンラインだけでなく店舗でも購入・契約が可能なため、しっかりと説明を聞いてから契約したい方にもおすすめです。
[3位]5G CONNECT

キャンペーン情報
- 30日間お試しキャンペーン
- 月額料金(3ヶ月分)を事前支払いで4ヶ月分の月額料金0円
口座振替 | 海外利用 |
---|---|
× | × |
端末レンタル | 回線タイプ |
○ | WiMAX |
- 2年契約プラン
- 縛りなしプラン
料金まとめ
プラン名 | 2年契約プラン |
---|---|
契約期間 | 2年(自動更新) |
データ通信量 | 無制限 |
月額料金 | 4,500円 |
契約事務手数料 | 4,400円 |
解約料金 | 4,500円 |
端末まとめ
端末タイプ | ホームルーター | ポケット型WiFi |
---|---|---|
端末名※ | HOME 5G L13 | 5G X12 |
最大通信速度 | 4.2Gbps | 3.9Gbps |
端末代金 | レンタルで無料 | レンタルで無料 |
※取り扱っている最新の端末を記載しています。
料金まとめ
プラン名 | 縛りなしプラン |
---|---|
契約期間 | なし |
データ通信量 | 無制限 |
月額料金 | 5,250円 |
契約事務手数料 | 4,400円 |
解約料金 | なし |
端末まとめ
端末タイプ | ホームルーター | ポケット型WiFi |
---|---|---|
端末名※ | HOME 5G L13 | 5G X12 |
最大通信速度 | 4.2Gbps | 3.9Gbps |
端末代金 | レンタルで無料 | レンタルで無料 |
※取り扱っている最新の端末を記載しています。
5G CONNECTは、契約期間なしと2年契約のどちらかを選択できます。2年契約の場合は3ヶ月に1回通信料金を支払うスタイルで、最初の15ヶ月間は低めの金額で利用できます。
また、端末は20,400円ですが、24回払いにすると分割料金分の割引が適用されるため、実質無料で購入可能です。端末代金なしに利用したい方にもおすすめです。
ホームルーターとモバイルルーター(ポケット型WiFi)の7つの違い

ホームルーターとモバイルルーター(ポケット型WiFi)は、いずれも工事なしに利用できる無線式WiFiルーターです。
基本的には月額制で利用するなど、共通点も多くあります。それぞれの違いを知るために、次の7つのポイントに注目して説明します。
無線式WiFiルーター | ホームルーター | モバイルルーター(ポケット型WiFi) |
---|---|---|
対応エリア | 契約した住所のみ | 回線の対応エリアすべて |
月額料金 | 2,000円台~4,000円台 | 2,000円台~4,000円台 |
データ通信量 | 無制限 | 契約による |
通信速度 | モバイルルーター(ポケット型WiFi)より速め | ホームルーターより遅め |
5G対応 | 端末・エリアにより対応可 | 端末・エリアにより対応可 |
連続利用時間 | 無制限 | バッテリーによる |
同時接続数 | 多め。60台超のこともある | 15~16台程度 |
ホームルーターとモバイルルーター(ポケット型WiFi)の対応エリア
ホームルーターもモバイルルーター(ポケット型WiFi)も、契約したインターネット回線の提供エリア内でのみ利用できます。
また、ホームルーターは契約時に登録した住所以外では利用できないため、家のなかでは自由に持ち運べますが、引っ越し先や実家などに持っていっても利用できません。
引っ越しするときは、契約住所も変更する必要があります。
一方、モバイルルーター(ポケット型WiFi)は、対応しているインターネット回線の提供エリアなら、どこでも利用できます。自由に持ち運びができるため、外出先で使いたい方向きです。複数の回線に対応しているモバイルルーター(ポケット型WiFi)なら、利用できないエリアが減り、さらに便利です。
ホームルーターとモバイルルーター(ポケット型WiFi)の月額料金
月額通信料金は、どちらも2,000円台~4,000円台が一般的です。
ただし、端末料金を分割で支払うときは、分割代金が加算される点に注意しましょう。端末代金はモバイルルーター(ポケット型WiFi)のほうが安価な傾向にあるため、負担も低めです。
ホームルーターとモバイルルーター(ポケット型WiFi)のデータ通信量
ホームルーターは基本的にデータ通信量が無制限です。ただし混雑しているときは規制される可能性があります。
一方、モバイルルーター(ポケット型WiFi)は契約によって異なります。既定の通信量を超えると速度制限がかかる点に注意しましょう。また、短期間に大容量の通信をおこなうときも、速度制限がかかることがあります。
ホームルーターとモバイルルーター(ポケット型WiFi)の通信速度
通信速度はホームルーターのほうが速い傾向にあります。
内蔵されているアンテナの数もホームルーターが多く、通信の安定性もモバイルルーター(ポケット型WiFi)と比べて高い傾向にあります。
ホームルーターとモバイルルーター(ポケット型WiFi)の5G対応
ルーターそのものが5Gに対応し、なおかつルーターを置く場所が5G対応エリアであれば、5G通信を利用できます。
商業地や高速道路、鉄道を中心に5Gの基地局が作られているため、住宅地では対応が遅れる可能性があります。
そのため、自宅が5G対応エリアでない場合は、出かけるときに使うモバイルルーター(ポケット型WiFi)のほうが5G通信を利用しやすいでしょう。
ホームルーターとモバイルルーター(ポケット型WiFi)の連続利用時間
ホームルーターは電源をつないで利用するため、連続して通信できます。
一方、モバイルルーター(ポケット型WiFi)は内蔵バッテリーの寿命によります。バッテリーが空になると、利用エリア内でも通信できない点に注意しましょう。
ホームルーターとモバイルルーター(ポケット型WiFi)の同時接続数
ホームルーターのほうが同時接続数が多い傾向にあります。モバイルルーター(ポケット型WiFi)は最大15、16台程度だが、ホームルーターは60台超のこともあります。
ただし、いずれも同時に多くのデバイスを利用すると、送信できるデータ量が分散されるため、速度低下を招く点に注意が必要です。最小限の接続数で利用するのが、快適な通信のポイントです。
ホームルーターのメリット

ホームルーターには次のメリットがあります。それぞれについて見ていきましょう。
- 無線式ルーターのなかで最も速く安定している
- 基本無制限で通信できる
- 賃貸や集合住宅でも導入しやすい
無線式ルーターのなかで最も速く安定している
無線式ルーターには、ホームルーターとモバイルルーター(ポケット型WiFi)があります。
ホームルーターのほうが最大通信速度が速いことが多く、なおかつ通信が安定している傾向にあります。高速通信にこだわるなら、ホームルーターがよいでしょう。
基本無制限で通信できる
ホームルーターは、基本的には無制限で通信できます。データ通信量を気にせずに利用したいときにも、ホームルーターがおすすめです。
たとえばインターネットゲームや動画視聴は、データ通信量が増えがちです。無制限で利用できるホームルーターなどを利用しましょう。
賃貸や集合住宅でも導入しやすい
ホームルーターは、回線工事なしに利用できます。賃貸や集合住宅でも気兼ねなく利用できます。
なお、光回線を利用するときは回線工事が必要なため、管理会社や管理人のの許可が必要です。また、引っ越すときには原状回復の工事も必要になり、出費がかさむことがあります。
ホームルーターのデメリット

次の点は、ホームルーターのデメリットになることがあります。それぞれ解説します。
- 登録住所以外に持ち運べない
- 自宅用WiFiを求めるなら光回線の方が高性能
登録住所以外に持ち運べない
ホームルーターは、原則として登録住所以外に持ち運べません。屋外や実家などで利用したい方は、モバイルルーター(ポケット型WiFi)を選びましょう。
また、ホームルーターの契約中に引っ越すときは、登録住所の変更も忘れずにしてください。引っ越し先も回線の対応エリア内なら、問題なく利用できます。
持ち運びしたいならWiMAXがおすすめ
実家や屋外などでホームルーターを利用したいときは、WiMAXのホームルーターを検討してみましょう。
WiMAXのホームルーターは、提供エリア内かつコンセントさえあれば、どこでも通信することが可能です。
自宅用WiFiを求めるなら光回線の方が高性能
開通工事が可能で、転居予定がないなら、光回線がおすすめです。
ホームルーターはデータ通信量が多いときなどに通信制限を受けることがありますが、光回線は完全無制限で高速通信を利用できます。
また、インターネット回線を有線で宅内に引き込むため、ホームルーターよりもさらに高速かつ安定した通信が可能です。電話やテレビなどのオプションサービスも充実しているため、まとめて契約するとさらに便利になることがあります。
モバイルルーター(ポケット型WiFi)のメリット

モバイルルーター(ポケット型WiFi)のメリットは次のとおりです。各メリットを見ていきましょう。
- 外に持ち運べる
- 基本無制限で通信できる
- 賃貸や集合住宅でも導入しやすい
外に持ち運べる
モバイルルーター(ポケット型WiFi)は回線の対応エリア内なら、どこでも利用できます。外出先や旅行先でもインターネット通信を楽しめます。
また、ホームルーターは1kgくらいのものもありますが、モバイルルーター(ポケット型WiFi)なら100g程度で、持ち運びが苦になりません。
基本無制限で通信できる
モバイルルーター(ポケット型WiFi)も無制限で通信できるものもあります。
ただし、通信会社や契約内容によっては、一定のデータ通信量を超えると通信制限がかかるため注意が必要です。
賃貸や集合住宅でも導入しやすい
工事不要で利用できるため、賃貸や集合住宅でも導入しやすい点がメリットです。
また、回線の対応エリア内ならどこでも通信できるため、引っ越し先でもすぐにインターネットを利用できます。
モバイルルーター(ポケット型WiFi)のデメリット

モバイルルーター(ポケット型WiFi)には次のデメリットがあります。それぞれ説明します。
- 充電切れには注意が必要
- 使い方によってはコスパが悪い
充電切れには注意が必要
ホームルーターはコンセントをつないだまま利用しますが、モバイルルーター(ポケット型WiFi)はバッテリーで利用します。そのため、充電が切れると、回線の対応エリア内でも利用できなくなってしまいます。
出かける前に充電は必須です。また、本体の持ち運びに加え充電器も持つとなると、荷物がかさばる点にも注意が必要です。
使い方によってはコスパが悪い
スマホに接続する場合はデータ通信量が増える可能性があるため、大容量プランも検討しなくてはいけません。
また、月々のデータ通信量が30GB程度に収まるなら、モバイルルーター(ポケット型WiFi)を契約するよりもテザリングのほうが安く済むことがあります。
使い方によってはコスパが悪くなるため、インターネットの利用スタイルがモバイルルーター(ポケット型WiFi)に適しているか検討が必要です。
無線式WiFiルーターのメリット|ホームルーター・モバイルルーター(ポケット型WiFi)共通

ホームルーター・モバイルルーター(ポケット型WiFi)に共通したメリットとしては、次のものが挙げられます。それぞれ説明します。
- 工事不要でインターネット通信を利用できる
- 早ければ即日に利用できる
- 固定回線よりも月額料金が安価なこともある
工事不要でインターネット通信を利用できる
ホームルーター・モバイルルーター(ポケット型WiFi)いずれも工事不要です。
ルーターにSIMカードを挿入し、接続するインターネットデバイスにパスワードを入力するだけで、インターネット通信を利用できます。
早ければ即日に利用できる
店舗で契約すれば、即日利用も可能です。オンラインで契約する場合も、早ければ翌日に利用できます。
急いでいるときには、どちらもおすすめです。
固定回線よりも月額料金が安価なこともある
固定回線よりも安価な傾向にあります。
ただし、通信会社やキャンペーンによっては割高になることがあります。契約前に通信会社を比較しておきましょう。
無線式WiFiルーターのデメリット|ホームルーター・モバイルルーター(ポケット型WiFi)共通

ホームルーター・モバイルルーター(ポケット型WiFi)に共通したデメリットとしては、次のものが挙げられます。それぞれ説明します。
- 通信が安定しないことがある
- 通信制限を受けることがある
通信が安定しないことがある
ホームルーターもモバイルルーター(ポケット型WiFi)も、基地局とは無線でつながっています。そのため、有線で接続している光回線と比べると、通信が安定しない傾向にあります。
通信制限を受けることがある
光回線では通信制限がありません。ホームルーターも、無制限プランのモバイルルーター(ポケット型WiFi)も、原則としては通信制限はありません。
しかし、データ通信量が多すぎるときなどは、一時的に制限を受けることがあります。データ通信量がコンスタントに多い方は、光回線を検討しましょう。
どちらにするか迷ったときに検討したい3つのポイント

ホームルーターとモバイルルーター(ポケット型WiFi)のどちらを選ぶか迷ったときは、次のポイントに注目しましょう。それぞれのポイントにおける選び方を説明します。
- インターネット通信を利用する場所
- データ通信量
- インターネットデバイスの数
インターネット通信を利用する場所
家のなかだけでインターネットを利用するときは、ホームルーターがおすすめです。
一方、外出先でインターネットを利用する方は、モバイルルーター(ポケット型WiFi)が適しています。
また、外出先でも家のなかでも利用する場合は、持ち運び可能なモバイルルーター(ポケット型WiFi)を選びましょう。
データ通信量
通信量に制限がないほうがよいときはホームルーターが適しています。モバイルルーター(ポケット型WiFi)を選ぶときは、無制限プランがあるか確認しておきましょう。
一方、万が一に備えて無線式WiFiルーターを持っておきたい方には、モバイルルーター(ポケット型WiFi)がおすすめです。
通信量が少ないプランを選べば、月額料金を抑えられることがあります。
インターネットデバイスの数
家のなかにインターネットデバイスが多いときはホームルーターがおすすめです。
屋外で利用するときは1、2台のみ接続すると考えられるため、モバイルルーター(ポケット型WiFi)で十分です。
ホームルーターとモバイルルーター(ポケット型WiFi)の併用も検討しよう

ホームルーターとモバイルルーター(ポケット型WiFi)を併用するという選択肢もあります。
家でも外出先でも利用したいときは、併用が適しています。併用する前に、メリットとデメリットを把握しておきましょう。
併用するメリット
併用するメリットには、次のものが挙げられます。
- どこでもWiFiを利用できる
- セットプランでお得になることがある
どこでもWiFiを利用できる
家でも屋外でも利用するときは、モバイルルーター(ポケット型WiFi)がおすすめです。ただし、モバイルルーター(ポケット型WiFi)だけを利用すると、無制限プランでない限り、通信量が増えすぎる点が気がかりです。
併用すれば屋内外関係なくどこでも利用できます。通信量を気にせず利用したいときは、併用しましょう。
セットプランでお得になることがある
同じ通信会社でホームルーターとモバイルルーター(ポケット型WiFi)を契約すれば、月額料金がお得になることもあります。
料金が気になるときは、セットプランを提供している通信会社を検討しましょう。
併用するデメリット
併用のデメリットとしては、次のものが挙げられます。
- 通信費が高額になる
- 利用場所ごとに切り替える必要がある
通信費が高額になる
ホームルーターとモバイルルーター(ポケット型WiFi)の両方を契約すると、毎月の通信費が高額になります。
セットプランで割安になったとしても、ひとつのみを契約するよりは高額になることが多いです。
利用場所ごとに切り替える必要がある
併用するときは、自宅に帰ったときと出かけるときに使用するルーターを切り替えなくてはいけません。
つけっぱなしにしてしまうと、どちらの通信量も増えてしまい、通信制限がかかる可能性があります。ささいなことですが、毎回切り替えるのは面倒に感じるかもしれません。
ホームルーターとモバイルルーター(ポケット型WiFi)を併用するポイント

どこでもインターネットを快適に使うためにも、ホームルーターとモバイルルーター(ポケット型WiFi)の併用がおすすめです。より便利にお得に併用するポイントを紹介します。
同じ通信会社で申し込む
併用するときは、できれば同じ通信会社で申込みましょう。
契約がまとまると、解約時の手続きもシンプルになります。また、マイページがあるときは、1つのサイトで管理できるのもメリットです。
SIMの入れ替えも検討する
SIMカードをひとつのみ契約して、利用するルーターを差し替える方法もあります。端末は2つ必要ですが、契約はひとつのみのため通信料金を抑えられます。
ただしルーターのSIMカードのサイズが同じことが条件です。事前に確認しておきましょう。
複数の回線に対応しているサービスを選ぶ
複数の回線に対応しているサービスなら、ひとつの回線が混雑していても、別の回線で接続できることがあります。
ホームルーターとモバイルルーター(ポケット型WiFi)の両方が複数の回線に対応していると、さらに便利です。
無線式ルーターを併用するなら「革命セット」がおすすめ

ホームルーターとモバイルルーター(ポケット型WiFi)を併用するなら、革命セットがおすすめです。
革命セットとは、家ではソフトバンク回線を利用できるホームルーター[Airターミナル5]、外出先では月間100GBまで通信できるモバイルルーター(ポケット型WiFi)[ONE MOBILE]を使い分けるセットです。
端末料金 | Airターミナル5:月々1,980円×36回 ONE MOBILE:レンタル(無料) |
|
---|---|---|
月額料金 | 購入 | ~1ヶ月:880円 2~36ヶ月:3,630円 37ヶ月以降:7,568円 |
キャンペーン | 30,000円キャッシュバック |
参考:モバレコAir公式サイト
ホームルーターとポケット型WiFiを個別で契約した場合と比べると最大月額料金が7,458円安く利用ができます。スマホセット割は、ソフトバンクとワイモバイルで適用可能です。
まとめ
この記事では、ホームルーターとモバイルルーター(ポケット型WiFi)について解説しました。無線式WiFiルーターをお探しの方は、まずは以下を確認してください。
- 家のなかで利用するならホームルーター
- 外出先で利用するならモバイルルーター(ポケット型WiFi)
- 屋内外で利用するときはモバイルルーター(ポケット型WiFi)の無制限プランか、併用を検討する
使い勝手がよいのは併用ですが、料金がかさむ点が気になります。同じ通信会社を利用するなど、工夫してお得にインターネット通信を使いましょう。