iPhoneで使えるおすすめの格安SIM9選! 選び方や乗り換え方も解説

格安SIMのアップ画像 格安SIM おすすめ

※ 記事内の情報は執筆・更新時点の内容です。
※ 価格の記載がある情報についてはすべて税込表記です。

月額料金をおさえられる格安SIMをiPhoneでも使えたら便利ですよね。この記事では、iPhoneにおすすめな格安SIMをご紹介します。iPhoneで格安SIMを利用する場合、毎月の負担を減らせるメリットがある一方で、回線の切り替え設定などを自身でおこなう必要が出てきます。具体的な手順も記事内で詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

◆この記事でわかること

  • iPhoneにおすすめの格安SIMがわかる
  • iPhoneで格安SIMを使うメリット・デメリット
  • iPhoneで格安SIMを使う際の選び方
  • iPhoneで格安SIMに乗り換える手順

◆iPhoneで格安SIMを使うメリット

  • 大手キャリアより月額料金が安く抑えられる
  • 端末セールが開催される場合がある
  • 中古端末の購入が可能
  • Apple Storeで端末を安く購入できる

iPhone向け格安SIMのおすすめ9選

iPhoneと格安SIM業者のロゴ画像

iPhoneと端末セットで購入が可能、できるだけ料金プランがシンプル、オンラインだけでなく店舗もあるような格安SIM・スマホ事業者をピックアップしました。
iPhoneの値段、各社のおすすめポイントもまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

▽iPhoneにおすすめの格安SIM簡易比較表

月額料金 iPhoneセット販売 直営店舗 ポイント
楽天モバイル 1,078円~3,278円 ・データの使用量で毎月の料金が3段階に変化
・アプリの利用で国内通話無料
ワイモバイル 2,178円~4,158円 ・ソフトバンクの回線を利用しているため、安定した通信速度を確保
・全国4,000店舗の取扱店でサポートを受け付け
・家族で使えば2回線目以降1,180円割引
mineo 1,298円~2,178円 ・余ったデータを他回線とシェア・他ユーザーにプレゼント
・全国のmineoユーザーから余ったデータをシェア
UQモバイル 1,628円~3,828円 ・データ消費がカウントされない節約モードへ自由に切り替え可能
・自宅のネットや電気をセットで契約するとさらに割引
OCN モバイル ONE 550円~1,760円 ・月額550円の格安SIMお試しプラン
・ドコモ回線を利用し安定した通信環境
BIGLOBEモバイル 1,078円~8,195円 × × ・エンタメフリーで21のサービスが通信量フリー
・余ったデータは家族でシェア
LINEMO 990円~2,480円 × ×※オンラインのみ ・LINEアプリの使用はデータ消費されない
・約8,500万曲聴き放題のLINE MUSICが半年間無料
IIJmio 850円~2,000円 〇※中古 × ・通信量を消費しない速度切り替えが可能
・必要な時に高速通信を選べるバースト転送機能
・家族間の通話は8.8円/30秒
イオンモバイル 803円~1,848円 ・全国200店舗のイオンにカウンターがあり気軽に相談可能
・SIMカードと端末を無料で1週間貸し出しサービス実施中
・契約期間の縛りや解除時の違約金はナシ

楽天モバイル

楽天モバイル
取り扱い機種 価格
iPhone 14シリーズ iPhone 14
Phone 14 Plus
iPhone 14 Pro
iPhone 14 Pro Max
131,800円~
148,800円〜
164,800円〜
181,800円〜
iPhone 13シリーズ iPhone 13
iPhone 13 mini
iPhone 13 Pro
iPhone 13 Pro Max
108,900円~
93,900円〜
144,800円〜
159,800円〜
iPhone 12シリーズ iPhone 12 93,900円〜
iPhone SEシリーズ 第3世代 62,800円〜

※参照元:iPhone一覧 | 製品 | 楽天モバイル

楽天モバイルは、最新機種であるiPhone 14シリーズ全モデルを中心に、多くのiPhoneシリーズの取り扱いがある格安SIM販売会社です。iPhoneのほとんどのモデルでドコモ・au・ソフトバンクなど大手キャリアよりも機種代金が安く設定されており、お得に最新機種を手に入れることができます。

他社からの乗り換えなどで対象プランに加入すれば、最大24,000円分のポイント還元を受けられるため、販売価格よりもさらに安く購入することが可能です。また、アップグレードプログラムという購入システムが非常に便利です。48回の分割払いで機種を購入し、25ヶ月目で機種を返却すれば、残り24ヶ月分の費用が支払い不要になる仕組みです。機種代金の半額を支払うだけで済むため、費用負担を大きく減らせます。

◆楽天モバイルのポイント

  • 月額料金:1,078円~3,278円
  • データの使用量で毎月の料金が3段階に変化
  • 独自回線によりデータ制限なしエリア・高速通信を実現
  • アプリの利用で国内通話無料

※楽天モバイルの対応iPhone一覧

au回線エリアも無制限!
Rakuten最強プラン登場!

Y!mobile(ワイモバイル)

Y!mobile
取り扱い機種 価格
iPhone 12シリーズ iPhone 12
iPhone 12 mini
111,600円〜
71,280円〜
iPhone 11シリーズ iPhone 11 66,240円〜
iPhone SEシリーズ 第3世代
第2世代
73,440円〜
39,600円〜
iPhone XRシリーズ iPhone XR 26,400円〜
iPhone 8シリーズ iPhone 8 21,840円〜

※参照元:iPhone|Y!mobile – 格安SIM・スマホはワイモバイルで

ワイモバイルは、ソフトバンクがサブブランドとして展開している格安SIM販売会社です。ソフトバンク回線を利用できるため、十分な通信速度が確保されており、混雑する時間帯でも快適な使用感が評価されています。iPhone 12やiPhone SE第3世代は、他社からの乗り換えや新規契約で最大21,600円の割引となるため、検討する際は対象機種であるかを必ずチェックするようにしてください。

また、ソフトバンク認定中古品として過去モデルのiPhoneがオンラインストア限定でラインナップされており、最新機種にこだわりがなければおすすめの購入方法です。

◆ワイモバイルのポイント

  • 月額料金:2,178円~4,158円
  • ソフトバンクの回線を利用しているため、安定した通信速度を確保
  • 全国4,000店舗の取扱店でサポートを受け付け
  • 家族で使えば2回線目以降1,180円割引

※ワイモバイルの対応iPhone一覧

mineo(マイネオ)

mineo
取り扱い機種 価格
iPhone 13シリーズ iPhone 13 117,480円〜
iPhone 12シリーズ iPhone 12
iPhone 12 mini
92,136円〜
77,880円〜
iPhone SEシリーズ 第2世代 48,312円〜

※参照元:iPhone|端末|格安スマホ・SIM【mineo(マイネオ)】

mineoで格安SIMを購入すると、ドコモ・au・ソフトバンクから好きな回線を選ぶことができます。音声データSIMの料金は20GB容量で月額2,178円に設定されており、他社の20GBプランと比較すると半額以下になるケースもあるため、業界最安水準で格安SIMを購入できます。

格安SIMの利用が初めてで不安な方向けに、音声SIM200MBで1,100円のプランも用意されており、使い心地を試してから購入を検討することができるメリットもあります。

◆mineoのポイント

  • 月額料金:1,298円~2,178円
  • 余ったデータを他回線とシェア・他ユーザーにプレゼント
  • 全国のmineoユーザーから余ったデータをシェア
  • 格安SIM初めての方にお試しプランを用意

※mineoの対応iPhone一覧

データ量を気にせず無制限!
通話もできて月額250円〜

UQモバイル

UQ mobile
取り扱い機種 価格
iPhone 12シリーズ iPhone 12
iPhone 12 mini
89,855円〜
72,855円〜
iPhone SEシリーズ 第3世代 48,935円〜
iPhone 11シリーズ iPhone 11 44,235円〜

※参照元:iPhone|格安スマホ/格安SIMはUQ mobile(モバイル)【公式】

UQモバイルは、大手キャリアに負けない通信速度と安定性に定評がある格安SIM販売会社です。取り扱いのiPhoneは 12シリーズ、SEシリーズ、11シリーズで、特にSEシリーズは格安SIM販売会社の中では最安値水準で手に入れることができます。

UQモバイルではクレジットカード払い以外に口座振替にも対応しており、クレジットカードを持たない方でも安心して格安SIMを利用できる点はメリットといえます。格安SIMとネット通信や電気をあわせて契約すると月々の料金が割引されるため、セット契約でさらにお得に利用できます。

◆UQモバイルのポイント

  • 月額料金:1,628円~3,828円
  • データ消費がカウントされない節約モードへ自由に切り替え可能
  • 自宅のネットや電気をセットで契約するとさらに割引
  • 人口カバー率99.9%のau回線を利用

※UQモバイルの対応iPhone一覧

新プランがスタート!
ずーっと月額990円〜

OCN モバイル ONE

OCN モバイル ONE
取り扱い機種 価格(MNP)
iPhone 13シリーズ iPhone 13
iPhone 13 mini
98,010円〜
80,410円〜
iPhone 12シリーズ iPhone 12
iPhone 12 mini
75,790円〜
76,835円〜
iPhone SEシリーズ 第3世代
第2世代
48,950円〜
37,840円〜

※参照元:iPhone一覧 | OCN モバイル ONE オンラインショップ | OCN

OCN モバイル ONEは、NTTコミュニケーションズがサブブランドとして運営している格安SIM販売会社です。通信にはドコモの回線を利用しているため、日本全国どこにいても安定した通信速度を実感することができます。

平日のお昼の時間帯は利用が急増して速度が遅くなることもありますが、WebサイトやSNSの閲覧、LINEメッセージでのやりとりなどはストレスなくおこなえます。10分以内の通話無料、上位3番号の通話無料、国内通話完全無料の3タイプの通話プランがあり、通話をメインに使う方に嬉しいサービスとなっています。

◆OCN モバイル ONEのおすすめポイント

  • 月額料金:550円~1,760円
  • 月額550円の格安SIMお試しプラン
  • ドコモ回線を利用し安定した通信環境
  • 通話頻度の多い方に寄り添う3つのかけ放題プランがある

※OCNモバイルONEの対応iPhone一覧

基本料が月額550円

BIGLOBEモバイル

BIGLOBE mobile

BIGLOBEモバイルの2022年12月現在、iPhoneの取り扱いはありませんでした。

※参照元:Apple(アップル) 端末一覧|格安スマホのBIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは、インターネットプロバイダ会社のサブブランドとして運営されている格安SIM販売会社で、ドコモとauどちらかの回線を選ぶことができます。BIGLOBEモバイルが今力を入れているキャンペーンが「エンタメフリーオプション」です。

音声データSIMを申し込みの方に限り、21のエンタメサービスを利用する際に通信量がかからないプランを提供しています。最大6ヶ月無料という太っ腹なキャンペーンを実施しています。

また、2回線目以降の月額料金が200円割引される家族割も実施しており、複数人で契約すると毎月の負担を減らすことができます。

★BIGLOBEモバイルのポイント

  • 月額料金:1,078円~8,195円
  • エンタメフリーで21のサービスが通信量フリー
  • 余ったデータは家族でシェア
  • 専用の通話アプリで通話料が9.9円/30秒

※BIGLOBEモバイルの対応iPhone一覧

IIJmio

IIJmio
取り扱い機種(中古) 価格
iPhone 13シリーズ iPhone 13
iPhone 13 mini
116,980円〜
84,980円〜
iPhone 12シリーズ iPhone 12
iPhone 12 mini
84,800円〜
68,800円〜
iPhone SEシリーズ 第3世代
第2世代
49,980円〜
27,800円〜
iPhone 11シリーズ iPhone 11 52,800円〜
iPhone 8シリーズ iPhone 8 21,010円〜

※参照元:SIMフリースマートフォン端末ラインアップ|格安SIM/格安スマホのIIJmio

IIJmioは、フルMVNOの仕組みを採用している格安SIM事業者です。通信の安定性に定評のある会社です。格安SIMをサービスとして提供する場合、MNOと呼ばれるドコモやauといったキャリアから通信回線を借りてきますが、フルMVNOであるIIJmioは独自の回線を保有しサービスを提供できるため、安定した速度のある通信を可能にしています。

中古にはなりますが、他社からの乗り換えでiPhone 13シリーズなど新しい機種でも16,000円近く割引を受けられるケースがあり、お得に手に入れることができます。

★IIJmioのポイント

  • 月額料金:850円~2,000円
  • 通信量を消費しない速度切り替えが可能
  • 必要な時に高速通信を選べるバースト転送機能
  • 家族間の通話は8.8円/30秒

※IIJmioの対応iPhone一覧

LINEMO

LINEMO

LINEMOはソフトバンクのオンライン専用新料金ブランドのため、ソフトバンクの回線が利用でき、ストレスのない通信環境が特徴的なサービスです。名称から想像する方もいるかもしれませんが、LINEの利用が優遇されており、データ使用量がカウントされません。メッセージはもちろん電話もデータフリーで使えるため、通信制限で使いづらいといったトラブルがありません。

料金プランも月額990円と2,480円とシンプルでわかりやすいサービスとなっているため、利用中のiPhoneで使うのにおすすめの格安プランです。なお、格安スマホの販売はしていないため、LINEMOを利用する際は自身でiPhoneを用意する必要があります。

★LINEMOのポイント

  • 月額料金:990円~2,480円
  • LINEアプリの使用はデータ消費されない
  • 5分以内の国内通話が1年間無料
  • 約8,500万曲聴き放題のLINE MUSICが半年間無料

※LINEMOの対応iPhone一覧

キャンペーンリニューアル
ミニプランが最大8ヶ月実質0円

イオンモバイル

イオンモバイル
取り扱い機種 価格
iPhone XSシリーズ iPhone XS 63,580円〜

※参照元:端末一覧|イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】

イオンモバイルは、イオングループが運営するスマートフォンサービスです。全国200店舗あるイオンに専門のブースを構えているため、普段の買い物ついでに気軽に相談することができます。

格安SIMを初めてご利用する方のために、月額803円からの格安プランも用意しています。利用期間の制限や解約金はなく、他社への乗り換え時に料金もかからないため、安心して使える点がメリットです。

★イオンモバイルのポイント

  • 月額料金:803円~1,848円(さいてきプラン)
  • 全国200店舗のイオンにカウンターがあり気軽に相談可能
  • SIMカードと端末を無料で1週間貸し出しサービス実施中
  • 契約期間の縛りや解除時の違約金はナシ

※イオンモバイルの対応iPhone一覧

iPhoneで格安SIMを使うメリット

格安SIMを使うメリットは毎月の負担を抑えられるだけでなく、端末を安く購入できる機会を得られることです。

大手キャリアより月額料金が安く抑えられる

iPhoneの取り扱いがある格安SIM販売会社では、機種の販売代金を大手より安い価格で設定している場合が多いです。そのため端末代金と月額料金の両方を安く抑えられるメリットがあります。家族割など複数人で契約することでよりお得になるキャンペーンも実施しています。

割引キャンペーンを上手に利用することで、場合によってはキャリアの半分以下もしくは3分の1になることも多いです。携帯にかかる負担を軽減できるため、格安SIMが大いに役に立ってくれるでしょう。

端末セールが開催される場合がある

格安SIM販売会社では定期的に端末セールが開催されているため、タイミングを合わせて購入を決めることで、iPhoneをよりお得に手に入れることができます。

たとえば楽天モバイルでは、他社からの乗り換えと対象プランを契約することで24,000円分のポイント還元を受けられます。

ワイモバイルでも他社からの乗り換えで端末代金が最大21,600円の割引になるキャンペーンを実施中です。また、端末代金の支払いを分割払いに設定し、総額の半分を支払い終えたタイミングで機種を返却することで、残り半分の代金の支払いが無料になるキャンペーンなどもあります。

中古端末の購入が可能

iPhone 8の画像

大手キャリアにはない格安SIMのメリットとして、中古端末の取り扱いをしている点があげられます。たとえばワイモバイルやUQモバイルでは認定中古品という製品枠を設定しており、リユースされたiPhone端末などが販売されています。

中古品であるため端末には使用感が見受けられる場合がありますが、最新端末にこだわりがなければ、お得に携帯端末を手に入れることができます。各会社でクリーニングや初期化をおこない、万一の際には交換もしてくれます。保証プランへの加入など、安心して利用するためのサービスも充実しています。

Apple Storeで端末を安く購入できる

iPhoneは大手キャリアでも取り扱いがありますが、端末価格が高いほか、契約条件が多数あるなどデメリットに感じられる点が多くあります。できるだけ端末を安く購入したいなら、格安SIMを利用し、端末をApple Storeで購入するのも一つの手段です。

Apple Storeなら端末価格が最安値となっているケースが多いため、経済的な負担を軽減できます。ただし、格安SIMのキャンペーンの対象外になるケースもあります。事前にどのような割引を受けられるのかを調査する必要があります。

例えば、取り扱いiPhone端末料金が業界最安水準である楽天モバイルでは、iPhone13(128GB)の価格は108,900円ですが、Apple Storeでは107,800円で手に入ります。

昔のiPhoneにも使える

格安SIMは、昔使っていたiPhoneに使用することも可能です。現在使用していないiPhoneに格安SIMを挿入することで、再度使えるようになるケースがあります。ただし、SIMロックがかかっていると格安SIMを使用できないため、ロックを解除するなど格安SIMを使うための準備をする必要があります。

また、昔のiPhoneが購入予定の格安SIMで正常に使えるかを確認するため、各業者の対応端末一覧のページを事前にチェックすることをおすすめします。

iPhoneで格安SIMを使う際のデメリット・注意点

iPhoneとSIMの写真

格安SIMの利用は月額料金を抑えられるメリットがありますが、一方で通信速度が遅くなるなどのデメリットがあるため注意してください。

通信速度が遅くなる傾向がある

格安SIMに変更したことで多くの人が感じるデメリットが、通信速度が遅くなる傾向にある点です。格安SIMを販売する会社の多くが大手キャリアから回線を借りてサービスを提供しているため、時間帯などによって通信が遅くなるケースがあります。

Wi-Fiなどのネット環境にない場所の使用、データ制限を超えて利用をしている場合には速度制限がかかるため、ストレスを感じるかもしれません。動画視聴やゲームなど、長時間の使用になる場合には使い方に気をつける必要があります。

購入可能な端末が限られている

格安SIMを販売する会社では、SIMとiPhoneのセットで購入することで割安になるキャンペーンを実施しているケースが多々見受けられますが、購入可能な端末が限られている場合があります。

最新機種のiPhone14を購入できるのは、格安SIMの中では楽天モバイルのみです。先代モデルであるiPhone13を取り扱っている格安SIMの会社もそう多くはありません。入荷待ちのケースも多々あるため、購入を検討している際は、入荷時期などを各社に問い合わせなければなりません。

SIMロック解除ができるか確認

格安SIMを使用するには、端末のSIMロックが解除されてあることが条件となります。SIMロックとは、端末を購入した会社の回線でなければ通信ができなくなる仕組みのことです。

大手キャリアではSIMロックがかかっている場合が多いため、事前に解除手続きをする必要があります。格安ISMを購入する際は、事前にSIMロックが解除されているかを確認しておきましょう。

iPhone非対応の格安SIMは使えない

格安SIMには自分が所有している古いiPhoneが使えるようになるといったメリットがありますが、モデルによっては格安SIMが使えないケースもあるので注意してください。各社でSIMカードが使えるモデルをホームページなどに掲載していますので、格安SIMが使える端末なのかどうかをあらかじめ確認するようにしてください。

APN設定が必要

新しい端末でデータ通信を開始するにはAPN設定が必要なのですが、格安SIMの場合は自身で設定をしなければなりません。APNとはアクセスポイントネームの略で、端末とネットワークを繋げる役割をはたします。大手キャリアの場合、あらかじめ設定されているため自分で操作する必要はありません。

iOSの場合、SIMを挿入後にWi-Fiにつなげてsafariを開きます。各社ごとに表示されるダウンロードページがありますので、APNプロファイルをダウンロードします。設定画面から、ダウンロードしたAPNプロファイルを端末にインストールすれば設定は完了です。

Androidの場合、SIM挿入後に設定画面からモバイルネットワーク設定に移動し、アクセスポイント名の設定画面から各項目にAPN情報を手入力します。入力完了後にデータを保存し、新たに設定したアクセスポイントへの接続が完了したら、設定は終了です。手入力をするため、誤字などに注意してください。

※APNの設定は、端末と格安SIMカードをセットで購入する場合は実施しません。SIMフリーのiPhoneと格安SIMを使う場合、利用しているiPhoneを別の格安SIM事業者にSIMのみ乗り換える場合に限ります。

iOSのアップデートは慎重に

格安SIMを利用する場合、iOSアップデートの際に動作不良が発生する場合があります。そのため、アップデートの案内が表示されてもすぐに実行はせず、情報収集をするなど少し様子を見ることをおすすめします。ウェブサイトなどで格安SIMの不具合に関する報告等を確認し、安定性をしっかりと確かめてからアップデートをおこなうことが大切です。

iPhoneで格安SIMを使う際の選び方

格安SIMの選び方について、ポイントとなる4つの視点をご紹介します。

データ容量を選ぶ

一つ目のポイントは、月に使えるデータ容量の違いです。各社ともデータの容量で契約プランが分かれていることがほとんどで、5GB・20GBの2タイプや300MB・1GB・5GB・10GB・20GBのようにお試しから豊富に使えるものまで多様なプランが用意されている場合もあります。

また、イオンモバイルのように、毎月プランを自由に変えられるケースもあります。自身の普段使用するデータ量を確認し、適切なプランを選択してください。

音声通話SIMかデータ専用SIMか選ぶ

格安SIMには音声通話SIMとデータ専用SIMがあります。格安SIMならではのプランであり、目的に応じた使い分けが可能です。データ専用SIMのメリットとしては、通話SIMと比べて料金が安いことや2台持ちしやすい点があげられます。

ただし、データ専用であるため電話での通話ができないデメリットがあります。電話ができないということは、SMS認証の利用はできませんので注意してください。

※データSIMは、SIMカードのみの購入を検討している場合に限ります。

各社適用キャンペーンや特典で選ぶ

格安SIMの月額料金はおおむね1,000円〜3,000円ほどに収まり、各社比較しても特段大きな差が出ることはありません。ですが、端末料金については同じモデルでも1万円〜2万円の差が出るケースがあります。

理由としては、会社によって端末割引キャンペーンが開催されている場合があるからです。特に他社から乗り換えるキャンペーンの場合、1万円〜2万円の割引が適用されるため、確認しておきましょう。

iPhoneで格安SIMに乗り換える手順を解説

iPhoneで格安SIMを利用する際は、以下の6ステップで乗り換えをおこないます。

※端末とのセットで購入する場合は異なる手順になりますので、各事業者にお問い合わせください。

SIMフリーの状態のiPhoneを用意

格安SIMを利用するには、SIMロックを解除したiPhoneを用意する必要があります。理由としては、購入した格安SIMの回線が、現在契約中の回線と異なる可能性があるからです。もちろん、ソフトバンクからワイモバイル(ソフトバンク回線)など、同じ回線を使用しているSIMであればSIMロックを解除せずとも利用は可能です。

MNP予約番号の取得

SIMフリーの端末を用意した後は、現在契約している携帯会社にて、MNP予約番号を取得します。MNP予約番号とは、通信会社を切り替える際に必要になる10ケタの番号のことです。現在お使いの電話番号を引き続き利用する際にも必要になります。

取得したMNP番号は、格安SIMを購入する際に新たな通信会社に通知します。MNP予約番号は、取得した日から15日間という利用期限があるため注意してください。

格安SIMへ申し込み手続き

MNP予約番号を取得したら、格安SIMの申し込み手続きに移ります。各社のオンラインストアから申込をおこなうのが一般的ですが、店舗を持つ会社であれば、直接プランを相談することが可能です。MNP予約番号の期限がありますので、期限が切れる前に申込ができるよう、計画的に手続きをすすめましょう。

届いたSIMカードをiPhoneに挿入

申込が完了したら、後日自宅にSIMカードが届きます。届いたSIMカードをiPhoneに挿入し、切り替えの手続きをおこないます。iPhoneの付属品であるSIM専用のピンを使用して、SIMカードが搭載されているトレーを取り出します。不要のSIMカードと新たなSIMカードを交換し、トレーを再度iPhone端末に戻します。

回線切り替え手続き

新たなSIMカードをiPhoneに挿入したら、回線の切り替えをおこないます。SIMを挿入するだけでは新たな回線を使用することができないため、自身で切り替えの手続きをする必要があります。

具体的な方法は、SIMカードと同封されている番号に連絡をするのみです。回線の切り替えには1時間弱ほどかかりますので、時間に余裕のあるタイミングでおこないます。

APN設定

最後にAPN設定をおこないます。APN設定とは、端末とネットワークを繋げるための手続きです。先述のとおり、iOSとAndroidでは若干手順が異なるため、慎重に手続きをすすめていきます。特にAndroidの場合は手入力の必要があるため、誤入をしないよう注意しながら設定しましょう。

格安SIMをiPhoneで使う場合のQ&A

iPhoneを安く購入できる格安SIMは?

iPhoneをできるだけ安く購入したいなら、楽天モバイルがおすすめです。最新機種の取り扱いがありますし、格安SIMの中でも最安水準で端末を購入することができます。他社からの乗り換えであれば24,000円相当の割引も受けられるため、通常よりもさらにお得にiPhoneが手に入ります。

中古でiPhoneを購入できる格安SIMは?

格安SIMのよいところは、中古iPhoneの扱いもある点です。OCN モバイル ONEやワイモバイルなどで中古iPhoneが販売されています。

OCN モバイル ONEの場合、iPhone 8が6,000円前後で販売されているケースもありお買い得となっています。

ワイモバイルであれば、認定中古品という枠を設定しており、万一の場合は交換対応もしているため安心です。

まとめ

iPhoneで使える格安SIMについて解説しました。手続きを自身でおこなうなど手間はありますが、端末料金も月々の負担もおさえられるため、お得にiPhoneを利用するなら格安SIMがおすすめです。

★iPhoneで格安SIMを使う際のデメリット・注意点

  • 通信速度が遅くなる傾向がある
  • 購入可能な端末が限られている
  • SIMロック解除ができるか確認
  • iPhone非対応の格安SIMは使えない
  • APN設定が必要
  • iOSのアップデートは慎重に

★iPhoneで格安SIMを使うメリット

  • 大手キャリアより月額料金が安く抑えられる
  • 端末セールが開催される場合がある
  • 中古端末の購入が可能
  • Apple Storeで端末を安く購入できる

★iPhoneで格安SIMを使う際の選び方

  • データ容量を選ぶ
  • 音声通話SIMかデータ専用SIMか選ぶ
  • 通信速度で選ぶ
  • 各社適用キャンペーンや特典で選ぶ

格安SIMにも各社でプランなどに細かな違いがありますので、よく比較検討し、自分に合った最適なSIMを選んでください。

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