格安SIMの料金は毎月安く利用できる代わりに、支払い方法がクレジットカードに限られているというところも珍しくありません。
そのため、大手キャリアで口座振替で支払っている方の中には、用途に合ったプランが見つからず、あきらめていたという方もいるのではないでしょうか?
しかし最近の格安SIMは、サービスが幅広く認知されてきたこともあり、クレジットカードだけでなく、口座振替に対応している格安SIMの選択肢も多くなりました。
この記事では、口座振替での支払いに対応している格安SIM(プラン・スマホ)おすすめ8社も紹介しながら、口座振替で申し込む際の注意点まで詳しく解説していきます。
格安SIMでも口座振替を利用したいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事で分かること
- 口座振替ができるおすすめの格安SIM
- 格安SIMを口座振替で申し込むデメリット・注意点
- 口座振替以外での申し込み方法
格安SIMは口座振替でも申し込める!

結論から述べると、一部の格安SIMでは、支払い方法を口座振替に設定して申し込むことが可能です。
口座振替に対応していれば、クレジットカードを作成できない人やクレジットカードの使用を避けたい人でも格安SIMを契約できます。
ただし、すべての事業者が口座振替に対応しているわけではない点には注意が必要です。支払い方法にだけこだわりすぎると、利用用途にあっていない用途や格安SIMを選んでしまう可能性もあります。
口座振替で支払うことができる格安SIMは増えつつありますが、対応状況を事前に確認しておきましょう。
口座振替に対応している格安SIM(プラン・スマホ)おすすめ8社
ここからは、口座振替に対応している格安SIMの中から、料金やサービス面などを比較して厳選したおすすめ8社を紹介します。
口座振替が選択可能な格安SIM |
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・UQモバイル ・ワイモバイル ・OCN モバイル ONE ・mineo ・ahamo ・LINEMO ・楽天モバイル ・X-mobile |
また格安SIMによっては、口座振り込みで利用するために条件が設けられているところもあるので、これらの適用条件も含めて解説していきます。
UQモバイル

auのサブブランドでもあるUQモバイルは、キャリアに近い充実したサービスと安定した速度が特徴の格安SIMです。
他の格安SIMとは異なり、全国のauショップでも申し込みやサポートが受けられるだけでなく、KDDIの通信網を優先的に利用できるので、安定した高速な通信も期待できます。
■ UQモバイルの料金プラン
※横にスクロールできます。
プラン | くりこしプランS+5G | くりこしプランM+5G | くりこしプランL+5G |
---|---|---|---|
データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
月額料金 | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
自宅セット割適用後の料金 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
データ増量オプション | +2GB | +5GB | +5GB |
節約モードと速度制限時の速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
自宅セット割の適用条件 | ・自宅セット割の「インターネットコース」または「でんきコース」に申し込む |
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使用回線 | au回線 |
データ繰り越し | 対応 |
通話料金 | 22円/30秒 |
通話オプション | ・月間60分かけ放題:月額550円 ・1回10分かけ放題:月額770円 ・24時間完全かけ放題:月額1,870円 ※60歳以上の場合は月額770円 |
eSIM | 対応 |
UQモバイルは、毎月使えるデータ量が異なる3つのプランから選択するだけの、シンプルでわかりやすいプランとなっています。
また、大手キャリアのように2年目から料金が上がるなどもなく、1年目から基本料金は変わらず利用できます。
月間データ容量3GB〜25GBの小容量と中容量帯の利用者をカバーしており、仮にデータを使い切ったとしても最大1Mbpsで引き続き利用できるので、ネット閲覧等の用途であれば問題なく利用できるでしょう。
■ UQモバイルの特徴
UQモバイルはauのサブブランドでもあるので、格安SIMと分類はされながらも、大手キャリアに近い高品質な回線が高速でストレスなく利用できます。
また、auで販売されたスマホであれば、面倒なSIMロック解除も不要で使い始めることができる利便性も強みに挙げられます。
これらの理由からauからUQモバイルへ乗り換える方も多くいるとされています。
さらに、UQモバイルでは、余ったデータ容量を翌月まで繰り越すことができたり、低速で通信をする代わりにデータ容量を消費しない「節約モード」といった機能も無料で適用されるので、毎月のデータ量を無駄なく使い切ることができる点もおすすめのポイントです。
他にもauでんきやauひかりなどとのセット割「自宅セット割」を適用すれば、auの高品質な回線を最安月額990円から利用可能です。
■ UQモバイルでの口座振替の詳細
口座振替の設定方法 | 店舗: キャッシュカード原本の持参すれば即日設定可能 |
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オンラインショップ: ・乗り換えの場合は「口座振替」を選択可能 ・新規の場合は店舗での申し込みが必要 |
|
口座振替手数料 | 無料 |
注意点 | ・初回引き落としまでに最大2ヶ月前後かかる場合がある ・オンラインショップは手続き方法によっては口座振替が選択不可 |
UQモバイルでは口座振替に対応していますが、新規で申し込みたい方は店舗での申し込みが必須条件となります。
一方で乗り換えの場合は、店舗でもオンラインショップでも口座振替を選択して申し込みが可能です。
ただし、後日届く口座振替依頼書へ記入をして返送してからの登録となるので、申し込みのタイミング次第では最大2ヶ月前後はコンビニでの請求書払いとなる場合もあるようです。
新プランがスタート!
ずーっと月額990円〜
ワイモバイル

ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルは、ソフトバンク回線と遜色ない通信品質を誇っており、格安SIMの中でもとくに速度が速くストレスなく使えるのも大きな魅力の1つです。
また同じサブブランドであるUQモバイルが、auショップでもサポートを受けられるのと同様に、ワイモバイルでも、全国約4,000店舗以上のソフトバンクショップやワイモバイルショップなどで申し込みやサポートを受けることができる点も魅力です。
■ ワイモバイルの料金プラン
※横にスクロールできます。
プラン | シンプルS | シンプルM | シンプルL |
---|---|---|---|
データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
月額料金 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
割引適用後の月額料金 (家族割またはおうち割 光セット) |
990円 | 2,090円 | 2,970円 |
データ増量オプション | +2GB | +5GB | +5GB |
データ容量超過後の速度 | 最大300Kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
割引の適用条件 | ・家族割:家族での利用 ・おうち割 光セット:ソフトバンク 光またはソフトバンクエアーの利用 |
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使用回線 | ソフトバンク回線 |
データ繰り越し | 対応 |
通話料金 | 22円/30秒 |
通話オプション | ・1回10分かけ放題:770円 ・24時間かけ放題:1,870円 |
eSIM | 対応 |
ワイモバイルは、3GBの「シンプルS」、15GBの「シンプルM」、25GBの「シンプルL」の3つのプランから選べる、ソフトバンク回線対応の格安SIMです。
シンプルMとLでは、速度制限がかかった場合でも最大1Mbpsの中速で利用できるので、普段使い程度であればデータ容量の上限を気にすることなく通信を行えます。
また、各プランのデータ容量では少し足りないという方は、「データ増量オプション」に加入することで、毎月のデータ量を最大5GB追加することもできます。もちろん、データが余ってしまっても、翌月までの繰り越しにも対応しています。
■ ワイモバイルの特徴
ワイモバイルは、大手キャリアの一つであるソフトバンクの自社回線をそのまま利用しているので、5Gにも対応した安定かつ高速な通信を格安で利用できます。
また、全国に4,000店舗以上ある取扱店で申し込みや相談ができる点も魅力ですが、オンラインショップでは端末セット・SIMのみの申し込みで大幅割引やポイント還元のキャンペーンを行っており、重視するポイントによって様々なサービスや特典が受けられます。
さらに、家族割か「おうち割光セット(A)」の適用で、毎月1,188円の割引を最大10回線まで適用できるため、さらに通信費を抑えられる可能性があるのもうれしいポイントです。
■ ワイモバイルでの口座振替の詳細
口座振替の設定方法 | 店舗: 以下を用意した上で来店することで即日申し込みが可能 ・契約者本人名義のキャッシュカード ・本人確認書類 ・金融機関届出印 |
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オンライストア: ・新規・乗り換え問わず申し込み時に「口座振替」を選択で申し込み可能 |
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口座振替手数料 | 無料 |
注意点 | ・利用可能な金融機関は限られている ・オンラインの場合、実際の引き落としは申し込みの翌月26日頃から引き落とし開始となる |
ワイモバイルでは店舗での申し込みだけでなく、オンラインでも新規・乗り換えで口座振替の申し込みが選択可能です。
申し込み時に口座情報を入力することで、申し込み月の翌月26日頃から毎月引き落としが行われるようになります。
また、ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えを行う場合は、支払い情報が引き継がれるので、現在ソフトバンクを口座振替で利用中の方は、改めての登録は不要です。
ただし、オンラインストアで申し込む際に、以下のいずれかに当てはまる場合は「口座振替」が選択できないので注意しましょう。
・機種のみを一括払いで購入する場合
・ソフトバンクからワイモバイルへのりかえ、かつ支払方法を引き継がない場合
・eSIMで契約する場合
最短翌週に振込!
最大20,000円キャッシュバック!
OCN モバイル ONE

OCN モバイル ONEは、NTTコミュニケーションズが提供する、月間データ容量500MBから選べるドコモ回線対応の格安SIMです。
セットスマホが格安で販売されていることや、ドコモの「エコノミーMVNO」として、全国のドコモショップで取り扱いがされていることが大きな特徴です。
■ OCN モバイル ONEの料金プラン
500MB ※最大10分/月の無料通話付き |
550円 |
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1GB | 770円 |
3GB | 990円 |
6GB | 1,320円 |
10GB | 1,760円 |
使用回線 | ドコモ回線 |
---|---|
データ繰り越し | 対応 |
通話料金 | 22円/30秒 ※OCNでんわ使用時:11円/30秒 |
通話オプション(OCNでんわ) | ・トップ3かけ放題:935円/月 ・10分かけ放題:935円/月 ・完全かけ放題:1,430円/月 |
eSIM | 非対応 |
OCN モバイル ONEでは月間で使えるデータ量が10GBまでと、比較的小容量なデータ量を中心にサービスを展開しています。
ドコモ回線の格安SIMとして有名なahamoは、20GBもしくは最大100GBのように、中容量から大容量を使用したい方にはちょうどいいですが、10GB以内の比較的小容量に収まる方は、OCN モバイル ONEを選択した方が毎月の費用を抑えることができます。
■ OCN モバイル ONEの特徴
OCN モバイル ONEはドコモと同じNTT系列のサービスであることから、ドコモ回線を使用した格安SIMの中ではトップレベルで高速で利用できる点から長く人気を得ています。
また、頻繁に行われる端末セールなどで、他社よりも安くiPhoneやAndroidスマホをセット販売している点も評価を得ているポイントでしょう。
さらにデータ繰り越しやデータシェア、データチャージなどの便利な機能が充実しているのも、OCN モバイル ONEの大きな特徴の1つです。
とくに「MUSICカウントフリー」は、加入手続きを済ませれば追加料金なしで、データを消費することなく、Amazon musicやSpotifyなどの音楽ストリーミングサービスを思う存分楽しめます。
■ OCN モバイル ONEでの口座振替の詳細
OCN モバイル ONEの支払方法は「原則クレジットカードのみ」とされています。
しかし、クレジットカードを持っていないなどの理由で、申し込みが難しい方はカスタマーズフロントへ問い合わせるように案内がされています。

こちらに電話で問い合わせて相談をしたことで、後日「口座振替依頼書」が送られてきて、返送をしたら口座振替で申し込みが行えた方もいるようです。
通常の申し込みよりも時間がかかる可能性もありますが、気になった方は以下の問い合わせ窓口へ連絡をしてみてください。
OCN モバイル ONE カスタマーズフロント |
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電話番号:0120-506506 受付時間:10:00~19:00(日・祝・年末年始を除く) |
基本料が月額550円〜
mineo

mineoは関西電力系列の株式会社オプテージが提供する、ドコモ・au・ソフトバンク回線のトリプルキャリアに対応した格安SIMです。
最近では格安SIMの満足度調査でも、「顧客総合満足度」で第1位を獲得するなど、ユーザーからも高い評価を得ています。
■ mineoの料金プラン
▼ マイピタ(固定データ容量プラン)
データ量 | 音声通話+データ通信 (デュアルタイプ) |
データ通信のみ (シングルタイプ) |
---|---|---|
1GB | 1,298円 | 880円 |
5GB | 1,518円 | 1,265円 |
10GB | 1,958円 | 1,705円 |
20GB | 2,178円 | 1,925円 |
パケット放題 Plus | +385円 ※10GB以上のコースを選択している方は無料 |
▼ マイそく(低速無制限プラン)
音声通話+データ通信 (デュアルタイプ) |
データ通信のみ (シングルタイプ) |
|
---|---|---|
スーパーライト (最大32kbps) |
250円 | ー |
ライト (最大300kbps) |
660円 | |
スタンダード (最大1.5Mbps) |
990円 | |
プレミアム (最大3Mbps) |
2,200円 | |
データ使い放題 (24時間) |
330円/回 |
※月曜~金曜の12〜13時のみ、最大32kbpsに速度を制限
※3日間で10GB以上利用時に混雑回避のための速度制限が適用
使用回線 | ・ドコモ ・au ・ソフトバンク |
---|---|
データ繰り越し | 対応 |
通話料金 | ・通常通話アプリ:22円/30秒 ・mineoでんわ:10円/30秒 |
通話オプション | ・10分かけ放題:月額550円 ・24時間かけ放題:月額1,210円 |
mineo独自パケットサービス | ・ゆずるね。 ・フリータンク ・パケットギフト ・毎月パケット増量特典 パケ増し |
eSIM | 対応 |
mineoの料金プランは、大きく2種類から選択可能です。なお、mineoでは大手3キャリアの回線がそれぞれ利用できますが、どのキャリアの回線を選択してもプラン料金は同じです。
「マイピタ」は、普段利用しているデータ容量から自分の用途に近いものを選択するだけで利用できるシンプルな料金プランです。データ量は必要最低限の1GBから多くの人に十分な20GBまで幅広く選択可能です。
また、旅行などで一時的にたくさん通信を行いたい場合は、1回24時間限定の「データ使い放題」も高速通信で利用可能です。
もう一つのプランの「マイそく」は、32kbps〜最大3Mbpsの低速に制限される代わりに、毎月のデータ量が無制限で利用できるプランです。
日常用途でもできるだけ快適に利用したいのであれば、最大1.5Mbpsの「スタンダード」以上のコースを選択しておけば問題ないでしょう。
■ mineoの特徴
mineo最大の特徴は、データ容量に関する独自サービスが充実している点です。ほかの格安SIMにない独自のサービスが数多くあります、
例えば、ユーザー同士で余ったデータをシェアできる「パケットシェア」や、データの引き出しができる「フリータンク」、余ったデータをプレゼントできる「パケットギフト」などの独自サービスがあります。
またドコモ・au・ソフトバンクの大手3キャリアの回線すべてに対応しており、乗り換えの際に今のスマホにSIMロックがかかっていても、同じキャリアの回線を選択すればSIMロック解除不要で利用できます。
格安SIM初心者にとっては、様々な情報をユーザー同士で共有できる「マイネ王」が利用できる点も見逃せません。
■ mineoでの口座振替の詳細

mineoの支払い方法は基本的にクレジットカードに限定されています。
それでもmineoで口座振替を利用したい場合、mineoの運営元と同じオプテージが提供する固定回線である「eo光」を契約中で、こちらを毎月口座振替で支払っている必要があります。
つまり、実質的にmineoとeo光をセットで利用していることが条件となります。
なお、「eo光」は近畿2府4県+福井県の一部エリアでしかサービスが展開されていません。首都圏など、これらの地域以外に住んでる方は、mineoを口座振替で申し込むことはできないので注意しましょう。
データ量を気にせず無制限!
通話もできて月額250円〜
ahamo

ahamoは、ドコモが提供するオンライン限定の格安プランです。
先述したOCN モバイル ONEのようにグループ内の会社が提供するサービスでもないので、厳密には格安SIMではありません。
しかし、メイン回線と同等の高速通信が格安SIM並みの低価格で利用できるなど、快適に使える様々なメリットがあるので、特にドコモユーザーに検討してもらいたいサービスとしてご紹介します。
■ ahamoの料金プラン
データ容量 | 20GB |
---|---|
月額料金 | 2,970円 |
大盛りオプション | +80GB:1,980円 |
使用回線 | ドコモ |
通話料金 | ・1回5分以内の通話かけ放題:無料 ・超過後:22円/30秒 |
通話オプション | ・24時間かけ放題:月額1,100円 ・1GBデータ追加:550円 |
海外ローミング | 海外82ヶ国:20GBまで無料 |
ahamoは毎月20GB使えて月額2,970円の1つのプランのみを提供しており、プラン選びで迷う必要もありません。
また、他の格安SIMでは有料のオプションになることの多い「5分以内のかけ放題」が、標準でプランに含まれている点もポイントです。
さらに、大容量の通信を行いたい方は月額1,980円の「大盛りオプション」を追加することで、毎月最大100GBまで利用することもできます。
■ ahamoの特徴
先述したように、ahamoは格安SIMではないため、ドコモのメインプランと同等の高速かつ安定した通信が利用できます。もちろん5GやeSIMにも対応しています。
また、dカードでahamoの支払いをしていれば、毎月最大5GBまでデータが増量される特典も利用できるので、ドコモからahamoへ乗り換えたとしても使い勝手の部分ではほとんど変わらずに利用できるでしょう。
ただし、ahamoはオンラインでの申し込みやサポートに特化をしており、店舗ではサービスを受けることができません。また、元の料金が格安であることから、ドコモのようなセット割引も対象外となっています。
とはいえ、ドコモから移行したとしても以下の特典が利用できるので、ぜひ検討してみてください。
▼ ドコモからahamoへ乗り換え後も利用できるドコモ関連の特典・サービス
いつでもカエドキプログラム | ahamoへ乗り換え後もサービスを継続して利用可能 |
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みんなドコモ割 | 家族グループの人数としてはカウントされる ※ahamoユーザーは割引対象外 |
dカード/dカードGOLD | ahamoの支払い方法に設定することで、dカードであれば+1GB、dカードGOLDであれば+5GB毎月のデータが増量 |
Disney+ | ahamo/ドコモのギガプランとセットで加入すると、Disney+の月額料金990円が最大6ヶ月無料! |
■ ahamoでの口座振替の詳細
ahamoはオンラインから申し込みを進める際に、支払い方法で「口座振替」を選択することで、口座振替で利用することが可能です。
また、ドコモから移行する場合は、ドコモでも口座振替で支払っているのであれば、支払い情報が引き継ぎされるので、変更の手続きなく利用を開始できます。
ただしahamoの特徴でも述べたように、申し込みはオンラインからに限定されているので注意しましょう。
5分以内かけ放題込み
20GB使えて月額2,970円
LINEMO

LINEMOは、ahamoと同様にキャリアの格安プランという位置付けのプランであり、ソフトバンク回線を利用できるLINEMOでも、快適な通信速度で通信を行えます。
LINEMO最大の特徴は、LINEアプリをデータ消費なしで利用できる点です。
トークや音声通話、ビデオ通話もデータ消費0で使えるので、普段のLINEアプリの使用頻度が高い人は通信量の大幅な節約につながるでしょう。
■ LINEMOの料金プラン
※横にスクロールできます。
プラン | ミニプラン | スマホプラン |
---|---|---|
データ容量 | 3GB | 20GB |
月額料金 | 990円 | 2,728円 |
節約モード時と速度制限時の速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps |
データチャージ | 550円/1GB | |
使用回線 | ソフトバンク回線 | |
通話料金 | 22円/30秒 | |
通話オプション | ・1回5分以内の国内通話無料:月額550円 ※キャンペーンで 1年間無料 ・24時間国内通話がかけ放題:月額1,650円 ※キャンペーンで1年間1,100円 |
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eSIM | 対応 | |
機能 | LINEギガフリー対応 |
LINEMOの料金プランは小容量で3GB月額990円の「ミニプラン」、お手頃価格でちょうどいい20GBで月額2,728円の「スマホプラン」の2種類のプランが選べます。
また、5Gにも対応したソフトバンクの高速回線をそのまま利用できるので、通信速度や品質重視の方にもおすすめのサービスと言えます。
他にも、申し込みやサポートはオンライン限定ながらも、キャリアのオンライン専用プランでは唯一、留守番電話機能に対応するなど、サービス面でも比較的充実しています。
■ LINEMOの特徴
LINEMOの最大の特徴は、LINEのサービスのデータ使用分はデータ消費としてカウントされないという点です。普段使っているLINEのトークや音声通話などについては実質無制限で利用できるということになります。
また、データ容量を使い切って速度制限にかかっても、LINEのサービスの通信速度については変わらず高速で利用できます。
他にもLINE連携で毎月の料金や利用しているデータ量を確認できたり、20GBのスマホプランのみですが、対象のスタンプ・絵文字が無料で使い放題になる特典も用意されています。
さらに、LINEMOのキャンペーンはミニプラン・スマホプランともに申し込み時のキャンペーンが充実しており、最大月額料金の半年分相当のポイント還元や、招待した人もされた人もお得な招待プログラムなども実施しているので、キャンペーンでお得に申し込みたい方にもおすすめです。
■ LINEMOでの口座振替の詳細

LINEMOでは、支払い方法の選択時に「口座振替」を選択し、必要な口座情報などを登録することで、毎月の料金を口座振替で支払うことができます。
また、ソフトバンク・ワイモバイルからLINEMOへ移行する際は、現在設定している引き落とし口座の情報をそのまま移行することもできるので、手間も少なく乗り換えが可能です。
口座振替手数料 | 無料 |
---|---|
注意点 | ・My Menuより変更の場合:原則翌月の口座振替より変更 ・ゆうちょ銀行は翌々月の口座振替より変更(月末に申し込みの場合のみ) ・ゆうちょ銀行以外は月末21時以降に申し込みの場合、翌々月の口座振替より変更 ・支払方法変更申込書を郵送の場合、変更完了までに最大2ヵ月前後かかる。 |
キャンペーンリニューアル
ミニプランが最大8ヶ月実質0円
楽天モバイル

楽天モバイルは2020年にサービスを開始した新しい携帯キャリアです。
自社で回線を整備してサービスを提供しているため、分類上はドコモやauなどと同じ大手キャリアですが、月額料金は格安SIM並みの料金で利用できることから、近年人気を集めています。
また、楽天モバイル専用アプリ「Rakuten Link」から電話をかければ、どれだけ通話をしても通話料が無料なのも他社にはない大きな人気のポイントです。
■ 楽天モバイルの料金プラン
▼ 楽天モバイルの料金プラン
〜3GB | 1,078円 |
---|---|
〜20GB | 2,178円 |
20GB〜無制限 | 3,278円 |
▼ 楽天モバイルの料金プラン概要
支払い方法 | クレジットカード:○ 口座振替:○ デビットカード:○ |
---|---|
通話料 | 22円/30秒 |
かけ放題 | ・15分以内(標準)通話かけ放題:+1,100円/月 ※Rakuten Linkアプリからの発信で24時間かけ放題(無料) |
速度制限 | 楽天回線エリア:無制限 パートナー回線エリア:5GBを超えると最大1Mbps |
eSIM | ○ |
解約金 | なし |
事務手数料 |
楽天モバイルは、毎月利用したデータ量に応じて月額料金が決まる「従量制」のプラン1つのみを提供しています。
そのため、無制限でどれだけ使っても3,278円と大手キャリアの半額近い月額料金で大容量プランが利用できるだけでなく、通信が少ない月は自動で最安1,078からと格安SIM並みの安さで利用できます。
また、格安SIMでは無制限で使える代わりに、速度制限や24時間限定のオプション等で提供されることも多いですが、楽天モバイルであれば、5Gにも対応した高速回線をそのまま無制限で利用可能です。
通話については、「Rakuten Link」アプリを通じてSMSの送信や電話の発信を行うだけで、通話料もSMS送信料も無料で利用できます。
■ 楽天モバイルの特徴
楽天モバイルはプランの特徴でも先述したように、高速の無制限通信が格安に利用できる点以外にもおすすめできるポイントはいくつもあります。
例えば、大手キャリアならではの強みとして、最新のiPhone 14シリーズから型落ちのiPhoneシリーズまで幅広い機種をセット購入することが可能です。ちなみにiPhonesシリーズについては、大手キャリアの中では最安価格で販売されている点も魅力の一つと言えるでしょう。
他にも全国各地に展開されている店舗での申し込みやサポートが受けられたり、申し込むだけで3,000円以上のポイント還元を受けられるなど、キャンペーンやサポート面でも充実しているところも特徴です。
■ 楽天モバイルでの口座振替の詳細

楽天モバイルでは、申し込みの段階でクレジットカード、口座振替に対応しているだけでなく、デビットカードや楽天ポイントの支払いに対応しているのも嬉しいポイントです。
ただし、楽天モバイルで口座振替を利用する際は注意点が2点あります。
1つ目は毎月の口座振替での引き落とし時に、毎月110円の手数料が発生します。これまで紹介してきた格安SIMでは、口座振替手数料が無料のところも多かったですが、楽天モバイルの場合はかかるので注意しましょう。
2つ目は製品代金の支払いには利用できないという点です。楽天モバイルでは、分割、一括ともに端末購入代金の引き落とし先に口座振替は設定できません。どうしても端末を購入したいという方は、クレジットカードを登録するか代金引換で申し込むようにしましょう。
以下で楽天モバイルで利用できる支払い方法をまとめました。
月額利用料 | 製品代金(分割/一括) | |
---|---|---|
クレジットカード デビットカード |
○ | ○ |
口座振替 | ○ | × |
代金引換 | × | ○ |
楽天ポイント利用 | ○※ | ○※ |
※楽天ポイント利用はクレジットカード・デビットカード支払い時のみ利用可能
au回線エリアも無制限!
Rakuten最強プラン登場!
X-mobile

X-mobileは、全国に店舗を持つ、ドコモ回線に対応した格安SIMです。
全てのプランも標準で「5分以内のかけ放題」が付属してくることに加え、プランの選択肢の豊富さや店舗でも申し込みができるなど、他の格安SIMよりも申し込みのしやすさやお得さに力を入れた格安SIM です。
■ X-mobileの料金プラン
0GB | 1,078円 |
---|---|
1GB | 1,408円 |
2GB | 1,518円 |
3GB | 1,628円 |
4GB | 1,738円 |
5GB | 1,848円 |
6GB | 1,958円 |
7GB | 2,178円 |
8GB | 2,288円 |
9GB | 2,398円 |
10GB | 2,508円 |
15GB | 2,618円 |
20GB | 2,728円 |
使用回線 | ドコモ |
---|---|
データ繰り越し | 対応 |
通話料金 | 22円/30秒 |
通話オプション | ・10分かけ放題:月額550円 ・24時間かけ放題:月額1,650円 |
そのほかのオプション | ・キャッチホン:月額330円 ・留守番電話:月額440円 ・X-mobile 端末補償:月額770円 ・X-mobile 持込み補償:月額770円 |
eSIM | 非対応 |
多くの格安SIMのプランは1GBの次に大きいプランは5GBのように、その間の容量の選択ができませんが、X-mobileの料金プランは、1〜10GBまでは1GB刻みで細かくプランを選択することが可能です。
また、全てのプランに「5分以内のかけ放題」がついてくるので、スマホはほとんど使わないという方であれば、月額1,408円から5分以内の通話かけ放題と通信を利用することができます。
小容量以外でも、15GBや20GBといった中容量プランについても、大手キャリアのオンライン専用プランよりも安く、最安に近い料金から利用できるという点でこちらもおすすめです。
■ X-mobileの特徴
X-mobileは、格安SIMではかなり珍しく、全国各地に店舗を設けています。また店舗数についても公式ショップや正規代理店も含めると、格安SIMでは業界最多の店舗数となっています。
また、安定性や通信速度に定評のあるドコモ回線を使用しているので、通信エリアや通信速度の面でも心配が要りません。
他にもOPPO Reno7 Aといった最新機種のセット購入も可能なので、端末も一緒に購入したいという方にもおすすめです。
■ X-mobileでの口座振替の詳細
口座振替の設定方法 | 店舗: キャッシュカード+本人確認書類+銀行届出印で申し込み可能 |
---|---|
オンライン: ・口座振替非対応 |
|
口座振替手数料 | 無料 ※口座登録手数料で別途22,000円が発生 |
注意点 | ・初回引き落としまでに最大2ヶ月前後かかる場合がある ・オンラインショップは手続き方法によっては口座振替が選択不可 |
X-mobileは口座振替にも対応していますが、口座振替で手続きを進めるためには店舗での申し込み手続きが必要です。
また、口座登録手数料として一度だけ22,000円と高額な手数料が発生する点には注意が必要です。
格安SIM
店舗数No.1
ドコモ回線が使えて口座振替にも対応した格安SIM

今回ご紹介した口座振替が選択できる格安SIMの中で、ドコモ回線が利用できる格安SIMは以下の通りです。
・OCN モバイル ONE
・mineo
・ahamo
・X-mobile
ドコモで購入したスマホをそのまま格安SIMでも利用したい場合は、ドコモ回線を使用した格安SIMを選択することで、SIMロック解除等の手間もなくスムーズに乗り換えることができます。
なお、ドコモで利用している携帯電話番号を引き継いで乗り換えたい場合には、「MNP予約番号」の取得をする必要があります。
ちなみに、この中で唯一ドコモからahamoへの以降については「MNP予約番号」の取得も不要なため、プラン変更の要領で簡単に手続きを行うことが可能です。
ahamoは回線品質の高さだけでなく、ドコモ関連サービスでの特典の多さも魅力の回線なので、ぜひ検討してみてください。
▼ ドコモ | MNP予約番号取得窓口
窓口 | 受付時間 |
---|---|
My docomo | 9:00~21:30 |
電話ドコモ電話から:151 一般電話から:0120-800-000 |
9:00〜20:00 |
ドコモショップ | 店舗営業時間に準拠 |
5分以内かけ放題込み
20GB使えて月額2,970円
au回線が使えて口座振替にも対応した格安SIM

今回ご紹介した口座振替が選択できる格安SIMの中で、au回線が利用できる格安SIMは以下の通りです。
タイトル(ない場合はトルトメ)
・UQモバイル
・mineo
auで購入したスマホをそのまま格安SIMでも利用したい場合は、au回線を使用した格安SIMを選択することで、SIMロック解除等の手間もなくスムーズに乗り換えることができます。
なお、auで使用している携帯電話番号を引き継いで乗り換えたい場合には、「MNP予約番号」の取得をする必要があります。
ただしauのサブブランドでもあるUQモバイルについては、auからの移行に限り予約番号の発行が不要なことに加えて、auショップからも申し込みが可能です。
低容量のプランで安く抑えたい方や、低速でも無制限で利用できる回線を選びたい方は「mineo」、回線速度やサービス面重視の方は「UQモバイル」といったように選ぶといいでしょう。
▼ au | MNP予約番号取得窓口
窓口 | 受付時間 |
---|---|
My au | 9:00~20:00 |
電話0077-75470 | 9:00〜20:00 |
auショップ | 店舗営業時間に準拠 |
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ソフトバンク回線が使えて口座振替にも対応した格安SIM

今回ご紹介した口座振替が選択できる格安SIMの中で、ソフトバンク回線が利用できる格安SIMは以下の通りです。
・ワイモバイル
・mineo
・LINEMO
ソフトバンクで購入したスマホをそのまま格安SIMでも利用したい場合は、ソフトバンク回線を使用した格安SIMを選択することで、SIMロック解除等の手間もなくスムーズに乗り換えることができます。
なお、ソフトバンクで利用している携帯電話番号を引き継いで乗り換えたい場合には、「MNP予約番号」の取得をする必要があります。
しかし、ソフトバンクのサブブランド・格安プランとして提供されているワイモバイルとLINEMOについては、ソフトバンクからの移行であれば「MNP予約番号」は発行せずに移行可能なのでおすすめです。
ワイモバイルとLINEMOの最も大きな違いは、店頭でのサポートを受けられるかどうかです。
料金の安さか手厚いサポートのどちらを重視するかという視点で選んでみるといいでしょう。
▼ ソフトバンク | MNP予約番号取得窓口
窓口 | 受付時間 |
---|---|
My SoftBank | 9:00~20:00 |
電話ソフトバンク電話から:*5533 一般電話から:0800-100-5533 |
9:00〜20:00 |
ソフトバンクショップ | 店舗営業時間に準拠 |
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楽天モバイル回線が使える格安SIMはある?

2023年現在、楽天モバイル以外で楽天回線を使用したサービスは提供されていません。
そのため楽天回線を使用したい場合は、楽天モバイルの一択となります。
ただし先述したように、楽天モバイルでは毎月の利用料金の支払い方法に口座振替を選択可能なので、特に大手キャリアからの乗り換えで料金を安くしたいという方は検討してみるのがおすすめです。
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格安SIMを口座振替で申し込むデメリット・注意点

口座振替は、クレジットカードを取得できない人や使用したくない人にとって大変便利な支払い方法です。
しかし、格安SIMを申し込む際は、口座振替の注意点も理解しておかなければ、支払い方法の選択を後悔することになりかねません。
ここからは、格安SIMを口座振替で申し込む以下7つのデメリット・注意点をピックアップして紹介します。
審査基準が厳しくなる
格安SIMの審査内容は公表されていませんが、一般的に口座振替の審査基準はクレジットカード払いより厳しくなる可能性が高いです。
口座振替はクレジットカード払いよりも未納リスクが高く、料金が支払われなかった場合に督促コストが発生してしまいます。そのため、支払い能力があるのか確認するための審査が、どうしてもクレジットカード払いより厳しくなってしまうのです。
とはいえ、過去に何度も料金を滞納していたり、金融事故を起こしていたりしなければ、基本的に問題なく契約できます。
それほど恐れる必要はありませんが、口座振替を支払い方法に指定した場合は、クレジットカード決済より審査が通りづらくなることに注意しましょう。
契約完了まで時間を要する
格安SIMの支払い方法を「口座振替」に選択した場合、業者によっては口座振替依頼書が必要となります。そのため、クレジットカード払いよりも契約完了までに時間がかかってしまうのです。
口座振替依頼書が必要な業者の場合、郵送で用紙を送る必要があるため、申し込み完了までにおよそ1〜2ヶ月の期間を要します。
また提出した書類に不備があると、再度郵送してもらったり、再提出が必要だったりと、さらに時間がかかってしまうでしょう。
口座振替を支払い方法に設定した場合は、クレジットカード払いなどよりも契約完了までに時間がかかる点に注意が必要です。
データ専用SIMしか申し込みできない場合がある
口座振替が可能な格安SIMでも、データ専用SIMしか対応しておらず、通話機能付きSIMではクレジットカード払いしか選択できない場合もあります。
クレジットカード払いが主流である格安SIMでは、口座振替をデータ専用SIMの契約でのみ受け付けている事業者がいくつかあるので、申し込む前に確認しておきましょう。
オンラインで申し込みできない場合がある
格安SIMによっては、口座振替の設定をオンラインで受け付けておらず、電話や店頭で手続きしなければならない場合があります。
電話がつながるタイミングを見計らったり、店頭に出向く手間が増えたりするため、オンラインで手軽に申し込みしたい人にとっては大きなデメリットに感じるでしょう。
とはいえ、電話や店頭で手続きすれば、直接サポートを受けられることにより、疑問をすべて解消してから利用を開始できます。
書類の郵送にかかる期間などを考慮すると、オンラインよりも手続きが早く済む場合もあるかもしれません。
口座振替手数料がかかる場合がある
格安SIMで口座振替を支払い方法に設定する場合は、引き落としの際に毎回およそ110〜220円の口座振替手数料がかかる場合もあります。
1回分であれば少額ですが、年間に換算するとおよそ1,320〜2,640円と無視できない金額になってしまうのです。月額料金が安いという格安SIMの恩恵が少し薄れてしまいます。
とはいえ、口座振替手数料が無料の格安SIMも多いので、費用を少しでも抑えたいなら事前に確認してから申し込みしてください。
口座振替の登録までは請求書払いとなり手間がかかる
口座振替で申し込みした場合、支払い方法が登録されるまでは請求書払いとなり、毎回コンビニや銀行に出向くなどの手間がかかってしまいます。
先述したとおり、口座振替を指定した場合は申し込みが完了するまでにおよそ1〜2ヶ月かかるため、最低でも1〜2回は郵送される請求書を使い料金を支払わなければなりません。
できる限り手間を減らしたい人は、口座振替の登録までにかかる期間を確認してから、請求書払いの回数が少なく済む格安SIMに申し込むといいでしょう。
スマホ端末の分割購入ができなくなる場合が多い
格安SIMの申し込みと同時にスマホ本体を購入する場合、支払い方法を口座振替に設定してしまうと、端末を分割購入できなくなる可能性が高くなってしまいます。
口座振替は、事業者にとって未納リスクが高い支払い方法のため、スマホ代金を一括払いのみとしている格安SIMが多いのです。
格安SIMで口座振替を設定し、スマホ本体をセットで購入しようと検討中の人は、一括払いで購入できる端末に変更するなど、工夫が求められます。
格安SIMでの口座振替以外の支払い方法

最後に、格安SIMでの口座振替以外の以下、支払い方法について簡単にご紹介します。
クレジットカード
格安SIMで主流の支払い方法がクレジットカード払いです。
事業者側のリスクが少ない分、すべての事業者が対応しており、1枚持っていれば格安SIMの契約手続きをスムーズに進められます。
またユーザーにとっては、クレジットカードのポイントが貯まるというメリットもあります。
デビットカード
クレジットカードの使いすぎが不安な人は、預金口座残高の範囲内でのみ利用できるデビットカードを支払い方法に指定すると良いでしょう。
デビットカードは審査なしで発行できるため、クレジットカードの審査を通過できない人にもおすすめの支払い方法です。
ただし、デビットカードに対応している格安SIMは限られる点に注意しましょう。
デビットカードに対応している主な格安SIM(プラン・スマホ)
- UQモバイル
- ahamo
- LINEMO
- mineo
- 楽天モバイル
- ロケットモバイル
コード決済
コード決済とは、スマホにバーコードを表示させ、読み取ってもらうことで支払いが完了する決済方法です。
コード決済も、すべての格安SIMが対応しているわけではないので注意しましょう。
コード決済支払いに対応している格安SIM(プラン・スマホ)
- UQモバイル:au Pay
- ワイモバイル:PayPay
- LINEMO:PayPay
- ahamo:d払い
コード決済を利用する際は、スマホの通信速度が遅い場合に、パーコードの表示に時間がかかったり、残高の反映が遅れたりすることも理解しておく必要があります。
電子マネー決済
電子マネー決済とは、カードやスマホをレジの機械に通すだけで支払いが完了する決済方法です。
手軽で便利な決済方法ですが、Suicaなどの交通系電子マネーやWAONなどの流通系電子マネーは、格安SIMの利用料金の支払いに充てられない点に注意しましょう。
電子マネー決済に対応している主な格安SIM(プラン・スマホ)
- ahamo:iD
- ワイモバイル:PayPay
- LINEMO:PayPay
iDなどのクレジットカード情報を登録したスマホや、専用のカードで使えるクレジットカード系電子マネーであれば、一部の格安SIM料金の支払いに利用できます。
まとめ
口座振替は、クレジットカードを持っていない人にとっては大変便利な決済方法ですが、一部の格安SIMでしか利用できないことや、利用する場合の注意事項があるため、申し込む前に対応状況を確認しておく必要があります。
格安SIMの利用を検討中の人は、口座振替の特徴を理解したうえで、今回の記事で紹介したおすすめ事業者の中から最適のサービスに申し込みしてみてください。
格安SIM(プラン・スマホ) | 口座振替の適用要件・留意点 |
---|---|
UQモバイル | 新規申し込みは店舗のみ |
ワイモバイル | とくに無し |
OCN モバイル ONE | カスタマーへ電話連絡後、口座振替依頼書の提出が必要 |
mineo | eo光ユーザーのみ口座振替が可能 |
ahamo | とくに無し |
LINEMO | とくに無し |
楽天モバイル | 振替手数料が110円必要 |
X-mobile | 口座振替依頼料として22,000円が発生 |