3GBってすぐに使い切ってしまいそうだけど、どうなんだろう?
毎月の携帯料金を大きく抑えられる格安SIMですが、比較的小容量のプランを中心にしているところが多いため、3GB前後の容量を選択できるところが多くあります。
実際、3GBあればLINEやSNSなどと、少しのネット検索までの用途であれば十分な容量であり、2台目のスマホに使うプランとしてもおすすめです。
▼ 3GBのプランがおすすめの人
- 毎日スマホを触る時間がそれほど多くない人
- 動画や音楽は自宅などのWi-Fiがある環境を利用できる人
- 2台目のサブスマホや通話メインで利用する人
しかし、3GBのプランを取り扱う格安SIMは数多くあり、どこを選べばよいか迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで、3GBプランを取り扱う格安SIMの中でおすすめの9社の特徴や料金、利用できるキャンペーンについてもまとめて紹介します。
また、そもそも自分は3GBで足りるのかと感じている方に、各用途で毎月どれくらい利用できるかについても解説しているので、是非参考にしてみてください。
この記事で分かること
- 毎月3GB利用できれば十分な用途・使い方
- 3GBプランを扱うおすすめの格安SIM
- 格安SIMを選ぶ際のポイント
- 大手キャリアから格安SIMへ変更する際の注意点
3GBプランで十分?利用できる目安を解説
ライトユーザーを中心にぴったりな用途である月間3GBですが、実際毎月利用するとなるとどれくらい利用できるのでしょうか?
よくあげられる使い方のパターンを次の4つに分けて、利用の目安を紹介します。
メッセージの送受信 (添付ファイルあり) |
約6,270通 |
---|---|
ウェブページの閲覧 | 約10,470ページ |
YouTubeなどの動画視聴 | 約13.5時間(中画質) |
音楽のストリーミングサービス | 約750曲分 |
メールやLINEでのメッセージの送受信
メッセージの送受信 (添付ファイルあり) |
約6,300通 |
---|
※メールで1通あたり約500KBで計算
LINEなどのメッセージアプリやメールを使ったやり取りだけなら、3GBあれば月間で6,270通の送受信が可能です。
1日あたりに換算すると毎日約200通の送受信が可能なので、メッセージの送受信がメインで他の用途でも多少使う方であれば3GBのプランで問題ないといえるでしょう。
もしも、メッセージのやり取りに用途を限定するのであれば、2GBや1GBといったさらに小容量プランの格安SIMを検討してみることで、より安く利用できるかもしれません。
ウェブページの閲覧
ウェブページの閲覧 | 約10,470ページ |
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※1ページあたり約300KBで計算
ウェブページの閲覧をメインで利用する場合、3GBでは月間で約10,500ページを閲覧できます。
こちらも1日あたりに換算すると約350ページ程は閲覧可能です。
普段どれくらいのウェブページを閲覧しているかを意識しながら利用している方は、ほとんどいないかと思いますが、3GBあれば先述したメッセージの送受信とウェブページの閲覧といった組み合わせの使い方でも問題ないでしょう。
ただし、アニメーションや画像の多いサイトでは、1ページを表示するデータ量も比例して大きくなるので、注意しましょう。
YouTubeなどの動画視聴
動画視聴 | 約13.5時間(中画質) |
---|
YouTubeなどの動画視聴をメインで利用する場合、標準画質(360p)では月間約13.5時間は利用できます。
こちらは1日あたりに換算すると視聴可能な時間は約27分です。
また動画視聴では、画質が高くなるほどデータ消費量も増えます。
例えば、より高精細なHD(720p)やフルHD(1080p)で視聴すると、データ量もかなり増えてしまいます。データ消費量を抑えたい人は画質の設定を見直しておくといいでしょう。
画質 | 1時間あたりのデータ使用量(目安) |
---|---|
240p | 約240MB(0.24GB) |
360p | 約240MB(0.24GB) |
480p(SD) | 約540MB(0.54GB) |
720p(HD) | 約720MB(0.72GB) |
1080p(フルHD) | 約1.2GB |
Netflixのようなストリーミングサービスで映画やドラマを視聴する場合も、1時間以上の作品が多いうえ、画質も720p(HD)や1080p(フルHD)の設定になっていることが多いので、3GBのプランでは視聴はあまりおすすめできません。
また、インスタグラムやTikTokといった動画・画像中心のSNSも併用していると、月間で利用できる目安の時間は更に少なくなります。
自宅にWi-Fi環境などが整っている方であれば、うまく使い分けることで動画も楽しめるとは思いますが、外で動画を楽しみたいという方は、20GBや無制限といったより大容量プランを選択することをおすすめします。
音楽のストリーミングサービス
音楽のストリーミングサービス | 約750曲分 |
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※1曲あたり約4分で約4MBを使用するとする
定額で音楽が聴き放題になるSpotifyやApple musicのような音楽のストリーミングサービスでは、3GBでは月間で約750曲分も楽しむことが可能です。
こちらは1日あたりに換算すると約24曲分、1曲あたり4分とすると毎日約1時間半程度は聴き続けても問題ないことになります。
そのため往復1時間前後の通勤、通学の時間や休日に音楽を聴き続けていても、多くの方は問題なく利用できるでしょう。
格安SIMの3GBプラン!おすすめ9社で比較
月間3GBを利用できる格安SIMの料金プランを紹介します。
なお、格安SIMでは、音声通話を利用できる通話ありプランと、データ通信のみのプランに分けて提供していることがあります。
データ通信のみのプランでも、LINEのような同じ通話アプリを使っている相手であれば、インターネット回線を使って音声でのやり取りが可能です。
少しでも月額料金を抑えたかったり、番号を用いた通話を利用する機会が少ないのであれば、データ通信のみのプランも検討してみましょう。
▼ 3GBのプランの料金一覧
音声通話プラン | データ通信のみプラン | |
---|---|---|
楽天モバイル | 1,078円 | ー |
LINEMO | 990円 | ー |
UQモバイル | 2,365円 ※4GB |
ー |
ワイモバイル | 2,178円 | ー |
mineo | 1,518円 ※5GB |
1,265円 ※5GB |
povo2.0 | 990円 (有効期限:30日) |
ー |
X-mobile | 1,628円 | ー |
イオンモバイル | 1,078円 | 858円 |
LIBMO | 980円 | 858円 |
楽天モバイル
小容量プランの料金 |
---|
Rakuten最強プラン(3GB):1,078円 |
月額料金 |
|
---|---|
利用回線 | 楽天回線/au回線 |
データ量超過後の速度 | 低速にはならない ※料金は使ったデータ量に応じて変化 |
事務手数料 | 3,850円 |
解約違約金 | 無料 |
支払い方法 |
|
5G回線 | 対応 |
eSIM | 対応 |
2023年6月からプラン内容がリニューアルした「楽天モバイル」は、無制限のイメージが強いかもしれませんが、3GBの小容量プランでもお得に利用できます。
なお、新プランでは月額料金は従来プランのままで、楽天回線エリアだけでなく、au回線エリアも無制限で利用できるようになったので、つながりやすさが大きく改善しました。
1ヶ月のデータ使用量が3GBを超えると、自動的に20GBまでで2,178円の料金が適用されます。また、20GB以降も3,278円を上限で無制限で利用できるので、毎月のデータ使用量に応じた料金を払うことになり、無駄がありません。
楽天モバイルで利用できるキャンペーン
楽天モバイルでは、以下のキャンペーンを利用できます。
キャンペーン名 | キャンペーン内容 |
---|---|
iPhoneトク得乗り換え! | 対象のiPhone購入で最大22,000円分ポイント還元 |
スマホトク得乗り換え! | 対象のAndroidスマホが最大32,000円分お得に購入可能 |
Rakuten Hand 5G/Rakuten WiFi Pocket 2C 1円キャンペーン | Rakuten Hand 5GとRakuten WiFi Pocket 2Cに回線とセットで申し込むと、端末価格に割引が適用されて一括1円で購入可能 |
楽天モバイルをもう1回線お申し込みで3,000円分のポイントプレゼント! | 楽天モバイル利用中のユーザーが追加で回線を申し込むと、3,000円分の楽天ポイントを還元 |
楽天モバイルがおすすめの人
次のいずれかに当てはまる人には、楽天モバイルがおすすめです。
- 楽天関連のサービスを利用している人
- 最新のiPhoneやスマホも購入したい人
- 月によってデータ使用量が異なる人
楽天モバイルに契約している人は、楽天市場などで利用できるポイントの付与率が最大16倍になるなど、楽天関連サービスもお得に利用できます。
また、楽天カードを利用していると、iPhoneをお得に購入できる「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」を適用できるほか、さらに付与率が高くなりお得です。
楽天モバイルではiPhone 15シリーズやGalaxy S23といった最新のスマホも数多く取り扱っています。申し込みと同時に最新機種も購入したい方もチェックしてみてください。
また、データ使用量によって料金が決まるため、毎月のデータ利用量に波があるなど、月によってデータ使用量が異なる人にも使いやすい料金プランとしてもおすすめです。
au回線エリアも無制限!
Rakuten最強プラン登場!
LINEMO
小容量プランの料金 |
---|
ミニプラン(3GB):990円 |
月額料金 | 【ミニプラン】3GB:990円 【スマホプラン】20GB:2,728円 |
---|---|
利用回線 | ソフトバンク回線 |
データ量超過後の速度 | ミニプラン:最大300kbps スマホプラン:最大1Mbps |
事務手数料 | 3,850円 ※オンライン経由の申込時は無料 |
解約違約金 | 無料 |
支払い方法 |
|
5G対応 | 対応 |
eSIM | 対応 |
LINEMOでは月間3GBのミニプランと、20GBのスマホプランの2つのプランがあります。
いずれのプランも電話に対応しているため、データ通信のみのプランはありません。なお、国内通話は30秒あたり22円です。
データを使い切ると、ミニプランでは最大300kbps、スマホプランでは最大1Mbpsに速度制限を受けます。1GB単位で追加購入できるため、不便を感じるときは追加購入しましょう。
LINEMOでは、LINEアプリのトークや音声通話、ビデオ通話の利用に関しては、データ通信量に含まれません。そのため、LINEアプリを利用すれば、実質無料で通話やビデオ通話を楽しめます。
LINEMOで利用できるキャンペーン
LINEMOでは、以下のキャンペーンを利用できます。
キャンペーン名 | キャンペーン内容 |
---|---|
ミニプラン基本料最大12ヶ月間実質無料キャンペーン | ミニプランを新規契約もしくは乗り換えで申し込むと、基本料990円の6ヶ月分に相当するPayPayポイントを付与。さらにPayPay残高で1万円分の決済を行うと、2ヶ月分相当の2,000円分の残高を還元 |
5分以内の国内通話定額オプションが無料 | 5分以内の通話かけ放題のオプション「通話準定額」(月額550円)が契約から1年間無料 国内通話かけ放題のオプション「通話定額」(月額1,650円)が契約から1年間は月額1,100円へ割引 |
LINEMOがおすすめの人
次のいずれかに当てはまる人には、LINEMOがおすすめです。
- LINEを使う機会が多い人
- キャンペーンを活用してお得に申し込みたい人
- 通信品質も重視したい人
LINEMOはLINEの通信分がデータ使用量にカウントされ利用できるため、LINEを利用する機会が多い方におすすめです。
また、かけ放題プランとミニプランはキャンペーンを活用することで1年間安く利用できるため、検討している人にとってはお得です。
キャンペーンリニューアル
ミニプランが最大8ヶ月実質0円
UQモバイル
小容量プランの料金 |
---|
ミニミニプラン(4GB):2,365円 |
料金プラン | 【ミニミニプラン】4GB:2,365円 【トクトクプラン】15GB:3,465円 【コミコミプラン】20GB+10分以内の通話かけ放題:3,278円 |
---|---|
利用回線 | au回線 |
データ量超過後の速度 | 【ミニミニプラン】最大300kbps 【コミコミ/トクトクプラン】最大1Mbps |
事務手数料 | 3,850円 |
解約違約金 | 無料 |
支払い方法 |
|
5G回線 | 対応 |
eSIM | 対応 |
「UQモバイル」では、毎月使えるデータ容量が異なる3つのプランのみを展開しており、非常にシンプルなプラン体系です。
月間4GBまでの「ミニミニプラン」は、auひかりなどの対象の光回線を利用しており、なおかつauPayカードで支払うとセット割が適用されて、月額料金が1,078円になります。
なおトクトクプランでは月額2,178円(1ヶ月のデータ使用量が1GB以下なら月額990円)と割引されます。
一方で、コミコミプランに割引はありませんが、通常880円のオプションとして提供されている10分以内のかけ放題が基本料金に含まれており、追加料金無しで利用できるので、通話をする機会の多い人にはおすすめです。
UQモバイルで利用できるキャンペーン
UQモバイルでは、SIMのみ申し込みで最大10,000円分(不課税)のau PAY残高の還元を受けることができるキャンペーンが利用可能です。
還元額は、他社からのりかえで10,000円分(不課税)・新規契約で3,000円分(不課税)を受け取れることになります。
さらに、au PAYご利用特典として、対象店舗でau PAYの利用額に応じて、さらに最大10,000円分(不課税)のau PAY残高が還元されます。
UQモバイルがおすすめの人
次のいずれかに当てはまる人には、UQモバイルがおすすめです。
- auひかりやauでんきなどのau関連サービスを使っている人
- 家族で利用する人
- 無駄なくデータ容量を使いたい人
UQモバイルでは、auの関連サービスを使っている人は月額料金の割引が適用されることがあります。家族のなかにUQモバイルユーザーがいる人も、割引が適用されることがあり、お得です。
また、データ容量が余ったときは翌月にくりこせるため、無駄なく使い切れます。無駄な料金を支払いたくない人にもおすすめです。
ワイモバイル
小容量プランの料金 |
---|
シンプル2 S(4GB):2,365円 |
月額料金 | 【シンプル2 S】4GB:2,365円 【シンプル2 M】20GB:4,015円 【シンプル2 L】30GB:5,115円 |
---|---|
利用回線 | ソフトバンク回線 |
規定データ量超過後の速度 | 【シンプル2 S】最大300kbps 【シンプル2 M】最大1Mbps 【シンプル2 L】最大1Mbps |
事務手数料 | 3,850円 ※オンライン経由の申込時は無料 |
解約違約金 | 無料 |
支払い方法 |
|
5G対応 | 対応 |
eSIM | 対応 |
ワイモバイルの料金プランは、データ量が異なる3つのプランから選ぶだけのシンプルなプランです。
基本料金自体は、他の格安SIMと比べるとやや高いものの、最小容量プランの「シンプル2 S」では、「おうち割」で月額1,650円、PayPayカード割で月額187円の割引が適用されることで、月額1,078円〜利用可能です。
▼ワイモバイルのプランに適用できる割引
※縦横にスクロールできます。
シンプル2 S | シンプル2 M | シンプル2 L | |
---|---|---|---|
月額基本料金 | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
おうち割光セット | -1,100円 |
-1,650円 | |
家族割引サービス(2回線目以降) | -1,100円 | ||
PayPayカード割 | -187円 | ||
割引適用後 | 1,078円〜 | 2,178円〜 | 3,278円〜 |
※家族割引サービスとおうち割光セットの併用は不可
なお、「家族割引サービス」は2回線目以降の適用となる点と、「おうち割」と「家族割」の併用ができない2点には注意しましょう。
ワイモバイルで利用できるキャンペーン
ワイモバイルをこれから申し込む際は、以下のキャンペーンを利用できます。
▼ 新規契約
大特価スマホ | 【Libero 5G Ⅲ】 定価21,996円→割引後3,996円 【XPERIA AceⅢ】 定価25,920円→割引後10,080円 【iPhone SE(第3世代)64GB】 定価73,440円→割引後51,840円 |
---|---|
タイムセール | 5~18歳の新規契約限定でPayPayポイントが、最大20,000円分還元 |
▼ 乗り換え
大特価スマホ | 【AQUOS wish2】 定価23,760円→割引後2,160円 【Libero 5G Ⅲ】 定価21,996円→割引後3,996円 【iPhone SE(第3世代)64GB】 定価73,440円→割引後51,840円 |
---|---|
タイムセール | 【OPPO Reno7 A】 定価14,800円→割引後5,980円 【iPhone 8 64GB(認定中古品)】 通常価格480円→割引後一括1円 |
ワイモバイルがおすすめの人
次のいずれかに当てはまる人には、ワイモバイルがおすすめです。
- ソフトバンク光やソフトバンクエアーを使う人
- 家族もワイモバイルを利用している人
- お得にスマホを購入したい人
ソフトバンク光やソフトバンクエアーを使っている人や、家族もワイモバイルを契約している方は、月額料金が割引されます。
また、スマホの価格が安くなるキャンペーンを開催していることが多いため、お得にスマホを購入したい人にもおすすめです。
iPhone 16シリーズ
ワイモバイルのSIMにも対応!
mineo
小容量プランの料金 |
---|
マイピタ(5GB):1,518円 |
月額料金 | 【マイピタ】 1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 【マイそく】 スーパーライト(最大32kbps):250円 ライト(最大300kbps):660円 スタンダード(最大1.5Mbps):990円 プレミアム(最大3Mbps):2,200円 |
---|---|
利用回線 |
|
規定データ量超過後の速度 | 最大200kbpsに速度制限(マイピタの場合) |
事務手数料 | 3,300円 |
解約違約金 | 無料 |
支払い方法 |
|
5G対応 | 対応 |
eSIM | 対応(ドコモ/au回線のみ) |
mineoでは毎月のデータ使用量の上限が決まった「マイピタ」と、データ使用量に上限がなく、最大速度が制限されている「マイそく」の2つのプランがあります。
いずれも音声ありとデータ通信のみに使い分けられるため、選択肢が豊富です。
また、利用回線は契約時に選択できます。三大キャリアを利用している人なら、回線はそのままで格安SIMに乗り換えられます。
mineoで利用できるキャンペーン
mineoでは、以下のキャンペーンを利用できます。
キャンペーン名 | キャンペーン内容 |
---|---|
紹介アンバサダー制度 | 紹介する人:電子マネーギフトを受け取れる 紹介された人:契約事務手数料無料、購入端末に応じた電子マネーギフトを受け取れる |
mineoがおすすめの人
次のいずれかに当てはまる人には、mineoがおすすめです。
- 3大キャリアから乗り換えて安くしたい人
- 格安SIMを初めて利用する人
- 高速通信にこだわらない人
mineoは三大キャリアの回線を利用できるため、乗り換え後も回線をそのまま利用したい人に適しています。
また格安SIMを初めて利用する人にとっても、「マイネ王」といった独自のコミュニティなど、サポートも豊富で不安なく利用できるでしょう。
ほかにも高速通信にこだわらない人であれば、マイそくで低速通信プランを選ぶと、料金を抑えて上限なしに通信できます。
データ量を気にせず無制限!
通話もできて月額250円〜
povo2.0
小容量プランの料金 |
---|
1GB(7日間):390円 3GB(30日間):990円 |
月額料金 | データ使い放題(24時間):330円 1GB(7日間):390円 3GB(30日間):990円 20GB(30日間):2,700円 60GB(90日間):6,490円 150GB(180日間):12,980円 |
---|---|
利用回線 | au回線 |
規定データ量超過後の速度 | 最大128kbps |
事務手数料 | 無料 |
解約違約金 | 無料 |
支払い方法 | クレジットカード |
5G対応 | 対応 |
eSIM | 対応 |
povo2.0には月額料金がなく、データ容量ごとに決まった料金を先払いする方式です。
たとえば3GBのプランに契約すると、3GBを使い切るまで利用できます。ただし、プランごとの制限時間・日数を超えると、データ容量が残っていても使えなくなります。
また、トッピングを追加していない間の基本料金は0円なので、毎月の利用するデータ量に波がある方にも使いやすいプランと言えます。
povo2.0で利用できるキャンペーン
povo2.0では、以下のキャンペーンを利用できます。
キャンペーン名 | キャンペーン内容 |
---|---|
ギガ活 | 対象店舗で買い物をすると、内容に応じたpovo2.0で利用できるデータ量がもらえる |
お試しトッピング | 期間限定でさまざまなトッピングを購入できる |
▼ 現在実施中のお試しトッピングの一例
120GB(365日) | 20,000円/回 |
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1GB(180日) | 1,260円/回 |
300GB(180日) | 19,500円/回 |
5GB(30日間) +「イコノイジョイCH」コラボ特典 |
1,500円/回 |
お試しトッピングの内容は不定期で追加されており、以前には「無制限」をお得に追加できるトッピングも行われている事もあったので、申込時にはぜひチェックしてみることをおすすめします。
povo2.0がおすすめの人
次のいずれかに当てはまる人には、povo2.0がおすすめです。
- オンライン申し込みやサポートに抵抗がない人
- 毎月のデータ使用量に波がある
povo2.0はauが提供するプランではありますが、オンライン専用プランなのでauショップなどの店舗で申し込むことができません。
そのためオンラインでの申し込みや問い合わせなどをオンラインで行うことにサポートに抵抗のない人向きのサービスといえるでしょう。また、月額料金がなく、データを都度購入する必要があります。毎月のデータ使用量に波がある人や、期間限定で利用したい人にもおすすめです。
新規契約・乗り換えはこちら!
KDDIからの乗り換えはこちら!
X-mobile
月額料金 | 1GB:1,408円 2GB:1,518円 3GB:1,628円 4GB:1,738円 5GB:1,848円 6GB:1,958円 7GB:2,178円 8GB:2,288円 9GB:2,398円 10GB:2,508円 15GB:2,618円 20GB:2,728円 30GB:4,268円 50GB:6,578円 |
---|---|
利用回線 | ドコモ回線 |
データ量超過後の速度 | 最大128kbps |
事務手数料 | 3,300円 |
解約違約金 | 無料 |
支払い方法 |
|
5G対応 | 対応 |
eSIM | 非対応 |
X-mobileの料金プランは1〜10GBまでは1GB単位で細かく選択できるため、使い方にあわせたプランを選ぶことが可能です。
ドコモ回線を使用しているため、繋がりやすさや回線エリアについてもほとんど気にせず利用できるという点もポイントです。
X-mobileがおすすめの人
次のいずれかに当てはまる人には、X-mobileがおすすめです。
- 対面店舗で申し込みたい人
- 通話をする機会が多い人
X-mobileは全国に100以上の店舗があります。そのため、格安SIMを使いたいけれどもオンラインでの申し込みが不安という人にもおすすめです。
また、すべてのプランに5分以内のかけ放題が含まれているので、通話をする機会が多い人にもおすすめと言えます。
5分かけ放題込み!
20GBで月額2,728円!
イオンモバイル
月額料金 | 1GB:858円 2GB:968円 3GB:1,078円 4GB:1,188円 5GB:1,298円 6GB:1,408円 7GB:1,518円 8GB:1,628円 9GB:1,738円 10GB:1,848円 20GB:1,958円 30GB:3,058円 40GB:4,158円 50GB:5,258円 |
---|---|
利用回線 | au回線、ドコモ回線 |
データ量超過後の速度 | 最大200kbpsに速度制限。1GB単位で追加購入可能 |
事務手数料 | 3,300円 |
解約違約金 | 無料 |
支払い方法 | クレジットカード(イオン系列のみ) |
5G対応 | 対応 |
eSIM | 非対応 |
イオンモバイルは、データ容量や電話対応の有無によってさまざまなプランを選択できます。余ったデータは翌月に繰り越せるため、迷ったときは多めのプランを選びましょう。
イオンモバイルで利用できるキャンペーン
イオンモバイルでは、以下のキャンペーンを利用できます。
キャンペーン名 | キャンペーン内容 |
---|---|
イオンモバイル 紹介トク | イオンモバイルユーザーによる紹介で申し込みをすると、以下WAONポイントを還元 紹介者:3,000ポイント 被紹介者:1,000ポイント |
店舗限定エントリーパッケージご契約特典 | 音声ありのプランや、家族シェア向けの音声ありプランの契約で、WAON2,000ポイント付与 |
イオンモバイルがおすすめの人
次のいずれかに当てはまる人には、イオンモバイルがおすすめです。
- 店舗で契約したい人
- 家族でデータ容量をシェアしたい人
- 毎月使用量が変わる人
イオンモバイルはイオンの店頭で契約できます。
また、店舗での契約を希望する人におすすめです。ほかにも家族でシェアできる音声ありのプランもあります。家族でデータ容量をシェアしたい場合にもおすすめです。
イオンモバイルは会員用のマイページから、何度でも無料でプランを変更できます。データ使用量が月によって変わる人も、プランを適切に変更すれば、無駄なく使うことが可能です。
LIBMO
小容量プランの料金 |
---|
3GB:980円 |
月額料金 | 3GB:980円 8GB:1,518円 20GB:1,991円 30GB:2,728円 |
---|---|
利用回線 | ドコモ回線 |
データ量超過後の速度 | 最大200kbps |
事務手数料 | 3,300円 |
解約違約金 | 10,450円 ※最低利用期間(1年)以降の解約は無料 |
支払い方法 | クレジットカード |
5G対応 | 非対応 |
eSIM | 非対応 |
LIBMOでは音声通話対応のプランが月額980円から利用できます。
また、余ったデータ容量は翌月に繰り越しできます。どのプランがよいか迷ったときは多めのプランを選びましょう。
LIBMOで利用できるキャンペーン
LIBMOでは、以下のキャンペーンを利用できます。
キャンペーン名 | キャンペーン内容 |
---|---|
生活応援キャンペーン | 最大2年間プランに応じたポイントが毎月付与される |
かけほ割(ドコモショップ向け) | かけ放題プランをドコモショップで契約すると、最大2年間月額料金が割引される |
LIBMOがおすすめの人
次のいずれかに当てはまる人には、LIBMOがおすすめです。
- 店舗で申し込みたい人
- 通話をする機会が多い人
LIBMOはドコモショップで申し込めます。店舗で申し込みたい人におすすめです。
また、ドコモショップでかけ放題プランに申し込むと、最大2年間月額料金が割引されるので、通話をする機会が多い人も検討してみましょう。
格安SIMの3GBプラン!選び方のポイント
3GBプランのある格安SIMは多数あります。どの通信会社にするか迷ったときは、以下のポイントに注目してみましょう。
3GBプランを選ぶ際に注目すべきポイント |
---|
|
使い方にあっているか
メールやSNSのチェック、インターネット検索などがメインの使い方であれば、1ヶ月のデータ通信量は3GBで収まる可能性が高いです。
一方、テザリングや動画視聴、オンラインゲームなどの使用が多い人は、3GBでは足りないと考えられます。
ただし、自宅などのWi-Fi環境で動画やアプリのダウンロードをすれば、格安SIMのプランは1ヶ月3GB程度でも問題ない可能性があります。使い分けができる環境なら、1ヶ月3GB程度のプランもおすすめです。
3GBを超えたときの制限速度も要確認
無制限プランを除き、毎月の決まったデータ量を超えると速度制限がかかります。
速度制限時の通信速度は格安SIMによって異なりますが、急に低速通信になって慌てることがないよう、3GBを超えたときにどの程度の通信速度が適用されるのか確認しておきましょう。
通信量を超えたときは、翌月まで低速通信が適用されます。
しかし、X-mobileなどのように、追加で購入できる格安SIMもあります。契約プランにかかわらず快適に利用したい方は、追加で購入できる格安SIMを選びましょう。
格安SIM | データの追加購入 | 追加データの料金 |
---|---|---|
LINEMO | 〇 | 1GB:550円 |
UQモバイル | 〇 | 100MB:220円 500MB:550円 |
ワイモバイル | 〇 | 0.5GB:550円 |
mineo | 〇 | 100MB:55円 |
povo2.0 | 〇 | 1~180日で追加トッピング可能 |
X-moile | 〇 | 1GB:550円 |
イオンモバイル | 〇 | 1GB:528円 |
LIBMO | 〇 | 1GB:330円 |
音声通話プランかデータ通信のみのプランにするか
以下の通信会社なら、音声通話プランとデータ通信プランを選択できます。
- mineo
- イオンモバイル
- LIBMO
それぞれのプランでできることは以下のとおりです。
プラン | 音声通話 | SMS | データ通信 |
---|---|---|---|
音声通話 | 〇 | 〇 | 〇 |
データ通信のみ | × | × | 〇 |
音声通話対応SIM
使用中の携帯電話番号を引き継ぎたい場合や、通話も利用したい場合は、音声通話対応のSIMがおすすめです。
音声通話対応なら、三大キャリアからの乗り換える場合も、使い勝手に大きな違いはありません。
また、電話番号をそのまま使えるため、電話がかかってくることが多いときにも問題なく応答できます。
データ通信SIM
月額料金を抑えたい人や、2台目のスマホやタブレット、ポケット型Wi-Fiで利用する人であれば、データ通信のみのSIMがおすすめです。
メインとなる1台目のスマホがあり、通話ができるなら、2台目はデータ通信のみで問題ないでしょう。
サービス内容の充実度
料金だけでなく、サービス内容にも注目してみましょう。
ご自身が重視する内容によって選ぶことで、満足度が高くなります。
たとえば、次のように選んでみるといいでしょう。
- 店舗でサポートを受けたり、相談をしたい
→X-mobile、ワイモバイル、UQモバイル - 特定のサービスを無制限で利用したい
→LINEMO(LINE)
使用するスマホが使えるか
使用中のスマホをそのまま使用したい場合は、引き続き利用できるかも確認しておきましょう。
格安SIMが使用している回線によって、対応できる機種も異なります。また購入したキャリアと異なる端末を利用している場合は「SIMロック解除」も必要になります。
- 対応回線
- SIMカードの種類
対応回線
SIMフリースマホであれば問題ありませんが、キャリアのスマホを利用する場合は、乗り換え後も同じ回線を利用できるかチェックしておきましょう。
たとえば、ドコモで購入したスマホはドコモ回線の格安SIMではそのまま利用可能です。一方でauやソフトバンク回線の格安SIMならSIMロック解除が必要になります。
SIMカードの種類
格安SIMに乗り換えるときは、eSIM以外はSIMカードの差し替えが必要です。
差し替えなしで利用したい人は、eSIMで申し込むかキャリアのオンライン専用プランで申し込むのがいいでしょう。
eSIMは手続きをオンラインでできるため、SIMカードのように送付されるのを待つ必要がありません。
以下の通信会社なら、eSIMに対応しています。
- 楽天モバイル
- LINEMO
- UQモバイル
- ワイモバイル
- mineo
- povo2.0
大手キャリアから格安SIMに変更するときの注意点
月額料金だけをみると、格安SIMは大手キャリアよりもお得です。
しかし、料金以外の要素もチェックしておくことが必要です。乗り換えるときには、次の3つの点に注意をしてください。
- 割引が適用されなくなることがある
- キャリアメールが有料になることがある
- 速度が遅くなる可能性がある
割引が適用されなくなることがある
同じ通信回線を利用する場合でも、格安SIMに変更することで割引が適用されなくなることがあります。
たとえば、ソフトバンクからソフトバンクの格安プランLINEMOに乗り換えると、家族割やおうち割が適用されなくなってしまいます。
割引額が料金の差額よりも大きい場合は、かえって通信費が高くなってしまう点に注意しましょう。
キャリアメールが有料になることがある
大手キャリアに契約しているなら、キャリアメールは無料で利用できます。しかし、格安SIMへ変更後もキャリアメールを使い続けるときは、月額料金が発生することがあります。
ドコモ | 【ドコモメール持ち運び】 ドコモ解約後31日以内に申し込み。ahamoは同時申し込み。月額330円 |
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au | 【auメール持ち運び】 au解約後31日以内に申し込み。月額330円 |
ソフトバンク | 【メールアドレス持ち運び】 ソフトバンク解約後31日以内に申し込み。月額330円、年間3,300円 |
速度が遅くなる可能性がある
格安SIMは利用者も多いため、インターネット回線が混雑する傾向にあります。通信速度が低下する可能性もあるため、評判などをチェックしておきましょう。
また、5Gに対応していない格安SIMに乗り換えると、今まで5G回線を使っていた人なら速度が遅くなったように感じることがあります。5G対応かどうかも確認してください。
まとめ
▼ 3GBのプランがおすすめの人
- 毎日スマホを触る時間がそれほど多くない人
- 動画や音楽は自宅などのWi-Fiがある環境を利用できる人
- 2台目のサブスマホや通話メインで利用する人
この記事では、格安SIMで3GBを契約する場合について解説しました。格安SIMの選び方について迷ったときは、まずは以下を確認してください。
- 通話ありのプランとデータ通信のみのプランのどちらを選ぶか
- 規定通信量を超えたときの速度制限と、追加データを購入できるかどうか
- 使用中のスマホをそのまま利用できるか
格安SIMを選ぶなら、料金プランを変更しやすいものが使いやすいかもしれません。
自動的に調整されるものや、余ったデータを翌月に繰り越せるもの、追加でデータを購入できるものなどを選ぶと、データ容量を無駄なく利用できます。
また、使用中のスマホをそのまま利用できるかどうかもチェックしてみてください。SIMの種類が異なるときや、対応機種でないときは、新しくスマホも購入しなくてはいけません。
格安SIMは料金が安い分、通信回線が混みあいやすい傾向にある点も注意が必要です。記載されている最大速度だけで判断するのではなく、実際に使用している人の口コミなどもチェックしてみると、より満足度の高い乗り換えを実現できるでしょう。